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2014年10月01日
バーニャカウダ、秋刀魚の柚巻き挙げ、海老しんじょの湯葉巻き揚げ、アボカドと鮪のグリル、フォアグラの西京漬け、のっけ鮨ほか
新潮社の小林姐さんと範央クンと大宮0760で会食。文春の対談と、姐さんがブログを読んで一度ここに行ってみたいというオファーがたまたま重なって今日もこの店で食事することになっちゃったのだが、おふたりとも想った以上に満足なされた様子で、「入り口で非日常の異空間に入っていくような雰囲気がいいですよね〜」と姐さん。フォアグラの西京漬けに関しては「酒好きには堪らない味ですよねえ」と範央クン。何しろ酒の種類も豊富な店なので酒好きのおふたりには持ってこいのようでした。とにかく話題も豊富に盛り上がるなか、今日は私の迷惑メール問題もあって、何かとネット文化の話にもなり、ネットショッピングで迷惑メールが増殖するところから、今や自分では買わずに購入を他に依存する人もあるというような話やら、作家と編集者のやりとりも今や電話をあまり使わずメールがほとんどなので周りが雰囲気を察知できず、関係がギクシャクした場合にも先輩が適切なアドバイスをすることができなくなっているというような現状を聞かせてもらった。対面や会話といったことが非常に苦手な人も増えているようだし、対面しない分つい表現がカゲキになったり、攻撃的な文意に読めてしまったりして関係が余計に悪化するということも起こりがちのようである。素晴らしくベンリで自由に開かれたツールでもある一方、人間の関係性をがらりと変えてしまった側面もありで、この功罪半ばする過渡期を経て、人類全体がどんな感じになっていくんだろう?てなことは今や誰しも考えちゃうのかもしれません。活字をいっさい頼らず映像だけを情報の拠り所とする人間が完全にメジャーな層になった時代もまた、人類全体がどんな感じなのかはちょっと想像がつかないのであった。一方で天災多発地帯に住んでいたりもすると、先々のことなんて全く考えてられない刹那的な気分にもなるわけだけれど、姐さんたちは相変わらず「わざわざ大宮まで来て飲んで楽しかったね〜だけで帰るわけにはいきませんからね!」と、私にしっかり新作連載の催促をなさって帰られたのでした(^_^;)
2014年10月02日
鶏肉のハニーマスタードソース
QPで見た料理。超カンタンで結構おいしいのでオススメ。鶏もも肉をオリーブ油で皮目から焼いて火を通し、油脂を取り除いてから粒マスタード酒ハチミツ醤油を混ぜ合わせたソースをかけて煮詰めるだけ。焼きあがった肉はしばらく寝かしてからカットすること。付け野菜は好みでルッコラとお買い得だった岡山産のマッシュルームにした。
テレビで香港セントラルの映像を見ていたら母親がそばにやって来て「コレあんたと一緒に行ったとこと違うのん?どないなんのやろ……」と呟くので、あれ?ママ死んだんじゃなかったっけ……と気づいた瞬間に目が覚めて、何だか妙にセンチメンタルな今朝を迎えた私であります。いかにも母が本当に言いそうなことを言ってるリアルな夢で、確かに母と妹と三人で旅行した時は私がまだ二十代だったような気がするから三十年以上前なのかもしれないけれど、面影が残っている映像もあるように思う。当時はまだホントに返還されるとはとても思えないような雰囲気だったと記憶され、ブランド品がメチャ安だったのでそれ目当てに行く日本人も多かったはずである。返還後にどう変化したのかは知る由もないが、とにかく天安門事件の再来のようなことにならないのを祈るのみだ。天安門事件も早や四半世紀前のことになるわけだが、当時まさかあんな事態になるとは想像もできず、大変ショックを受けた覚えがある。ほとんどの人が想像し得なかったのではないかと思うのは(これは前にもブログに書いた覚えがあるが)当時橋本治氏が朝日に連載中のコラムで、現在世界的に見て最も理想的な革命を成し遂げて民主化を遂げつつある国として中国を絶賛された翌日に事件が起きたのを、あまりのタイミングに驚いてハッキリと記憶しているからである。あれから四半世紀も経った今では中国の民度も上がっているはずだから、いくら何でもあの事件を再現するようなバカな真似はしないと思いたいかれど、こんな時代にまだ情報操作をしようとする中央政府の民度はそんなに上がってないのかも?と思うと怖いものあがあります(-.-;)y-゜゜
2014年10月03日
豚肉と蓮根と茸の甘辛炒め
先月の22日に作った料理の豚バージョン。この時期レンコン好きにはアンコールしたいレシピでした。
御嶽山噴火による人的被害が戦後最大だったことには誰もきっと責任を取りようがないのだろうけれど、かすかにでも兆候はあったようだから、今後気象庁が提訴される事態も起きかねないのだろうか。ふつうだと登山の遭難は自己責任の部分が大きいように見えてしまうが、今回の場合は登山道が整備された比較的登りやすい山のようだし、遭難者の年齢もまちまちだから、ちょうど紅葉の季節だったことや晴天だったのが不運だったとしかいいようがなく、ご遺族の声を聞くと痛ましい限りである。それにしても、今やこの国に住んでること自体が自己責任だと海外からは言われそうなくらいリスキーな列島と化しており、すぐにまた台風18号による二次災害が懸念されるし、ほかの火山でも草津の白根山や蔵王が警戒されているのは如何ともしがたいのであった。確かに歴史的に見ても大きな噴火が起きる時は同時期に列島の各地で起きているので、ここ数年、もしくは数十年間は巨大地震も含めて列島が要注意モードなのであろう。こうした要注意モードの時期に物価が騰がるのは如何なものかで、わざとそういう政策を取った政権を選んじゃったのもまた多くの日本人の自己責任なのであった。江戸時代にもたまたま天災モードの時期に物価騰げる政策を取った政治家はいるわけだけれど、彼らは民衆に選ばれたわけでもないのに、その後しっかり責任を取らされて厳正に処罰されている。
ところで金融ジャブジャブ政策を取ったあとの収束がなかなかつかなかった米国もようやく景気が回復して来年にはなんとかお金の蛇口を止められるかに見えた今になって、なんと国内にエボラ出血熱がもたらされ、株価が急落しているのだから本当に世の中は何が起きるかわからないのである。日本の金融ジャブジャブ政策も、今や列島で一体いつ何が起きて破綻するかわからないが、その時は誰かが責任をしっかり取らされて厳正に処罰されたりするんだろうか(-.-;)y-゜゜
2014年10月04日
もろもろのお知らせ
晩ご飯は大宮高島屋恒例の北海道展でゲットした豪華な海鮮弁当。
今日来た郵便物の中にベネッセコーポレーションからの重要なお知らせが入っていて、私ベネッセと何か関係したっけ?と開封したら、だいぶ前に起きた顧客情報流出のお詫びの品に関することが書いてあって、私が先日メルアドの変更を余儀なくされた迷惑メール激増の原因ってコレだったんだろうか?という気がしても、ベネッセで一体何を買ったのかもさっぱり思い当たりません。
ところでゼンゼン話は変わって、去年NHKで放送された国際共同製作の「和食〜千年の味のミステリー」という番組の後編が11月にNHKBSで放送される旨、祇園「川上」の店主加藤氏からお知らせがありました。前編をご覧になって映像の素晴らしさに魅せられた方もいらっしゃると思いますが、後編は前編よりも「川上」がフィーチャーされているらしいので、「川上」ファンの方は是非ご覧になってください。フランスではすでに後編も放送されて好評とのことで、前後編併せて映画化もされ、それが東京でも上映されるそうです。
最後に私の作品に関するお知らせを。角川春樹事務所刊行の「並木拍子郎種取帳」シリーズ(一の富、二枚目、三世相、四文屋)がNHKラジオの新日曜名作座で一話30分のラジオドラマとして連続放送されます。「阿吽」「急用札の男」「一の富」「二枚目」「見出人」「恋じまい」の六話で、脚色は大橋康彦。出演は西田敏行、竹下景子。音楽は池辺晋一郎。収録はすでに無事終了し、昨日録音版が送られてきましたので、私はこれから聞くつもりで、皆様には放送日お知らせします。第一回の放送は来週の日曜10月12日で、一応11月16日までの毎日曜日となりますが、緊急報道や野球中継などで放送日が変更になることもあるのはご承知置きください。
2014年10月05日
牛タンしゃぶしゃぶ、フォアグラの西京漬け、バーニャカウダほか
翻訳家の松岡和子さんと大宮0760で食事。松岡さんはさいたま芸術劇場で明後日に初日を迎える「ジュリアスシーザー」の舞台稽古帰りで、もともと今日ウチにお泊まりなさる予定だったのだけれど、台風18号で関東が明朝に暴風雨圏内に突入するとあって、「私はまるで松岡さんのためにココへ引っ越してきたみたいですよねえ(笑)」と申しあげたのだった。松岡さんは以前この店のフォアグラ西京漬けを注文した時に品切れで食べ損なってらっしゃるので今回再チャレンジされたのだが、先日この店で対談かたがた同じモノを召しあがった平松洋子さんのお話をしたら「わたし週刊文春で連載してらっしゃる『この味』というエッセイの大ファンで、文章の締めくくりも素晴らしいし、あんまりおいしそうに書いてらっしゃるので、同じふうに作ってみたことが何度もあるのよ!」と仰言るし、先日半世紀ぶりにお会いした早苗.Gさんのお友だちの英文学者末松未知子さんも当然ながらやはりよくご存じだし、いつものことながらホント世間は狭いな〜と思うしかない。そこから翻訳の話をいろいろと伺い、果ては政治の話や人類の将来にまで話は及んだがもちろん馬の話が出ないはずはありませんでした。私も今日はさすがに乗馬はできなかったものの、昨日の午後ちょっと行って一鞍騎乗。1鞍だけとはいっても、反動の大きなアイドル系鹿毛のヤブサメ君を何とか乗りこなすべくマンツーマンレッスンを熱血指導のインストラクターHさんにお願いし、準備運動であぶみ上げの速歩をさせられてヘトヘトになったものの、おかげで騎座が少しは安定して馬をつかまえられるようになったらしく、右手前の駈歩で辛うじてなんとか径路が回れたのは何よりでした。
2014年10月06日
わかめとキュウリの酢の物、わかめと蓮根の炒め物、生たらこ
徳島産の湯通し塩蔵わかめが妙に美味しそうに見えたので、それが食べたいだけの献立にしたところが、塩抜きの加減が見た目でわかりずらく失敗して、随分しょっぱい酢の物と炒め物に(>_<)ゞ次はちゃんと作ります。
食事しながら見たNHK7時のニュースでは関東各地の映像に驚き、皆様のご無事を願うのみ。私が住んでる辺は例の如く、いつ来るのか、いつ来るのかと待ち構えている間に通り過ぎてしまい、本当に申しわけないくらい、雨風ともにそれほど激しくならずに済んだ。昨晩から一泊なさった翻訳家の松岡さんも「今回は格好の避難所だったわよ。ブログによくこっちは無事だって書いてらっしゃるけど、ホントにどこ吹く風って、こういうことよね。大宮恐るべしだわねえ」と仰言って、タクシーにも乗らずにさいたま芸術劇場の稽古場に向かわれたのである。かくして私の内陸安全神話はますます強固なものになりつつあるが、今回は御嶽山の二次災害が心配され、お昼にニュースを見た時はそれが免れたと知ってほっとしたものの次は福島原発が心配されて、台風が来るたびに自宅の心配は無用でも列島各地に心配のタネが尽きないことを思い知らされるのでした。
コメント(2)
本当に雨風の穏やかなところですね。家のほうは雨はかなり土砂降りでしたが風は弱めでベランダへの吹込みが前の台風とは違い雨台風の感じでした。中心気圧は結構強かったので、風の強さも覚悟していたのですが、所謂私の考える時化(風に煽られて波状に見える雨の降り方)の感じはありませんでした。暴風域が小さめだったのかな?と思いますが、ネットで確認した限り暴風域は広めの暴風域とより強い暴風域とで示されることが多いのですが今回は小さい中のより強い暴風域の表示が無かったので何でだろ?首を捻っています。
福島原発については今ほとんど汚染水漏れがささやかにありました。ぐらいの報道しか見かけていないので相変わらず政府も東電も困ったことが発生していてもひた隠しに全力を尽くしているのだろうなと考えています。これらを全てオープンにした上で再稼動を国民にお願いする事が出来るならまだ理解は出来るのですが(まっ絶対無いでしょうけど)。
今日の献立は炒め物の味が想像できません。出汁で炒め煮?かなとは思うのですが。今朝子様が失敗するのは意外でした。てへぺろでもいいのにとほこっとさせてもらいました。
投稿者 nao : 2014年10月07日 00:45
ほんまに災害列島ですなあ。中曽根さんはどの程度自分の国の災害状況を調べておられたんですやろ?こんな国に原子力発電を持ち込むにはかなり思い切りというか、くそ度胸がないと出来ません。
色んな意味で昔の政治家は凄いし怖いですね。
福島原発からは日々汚染水が漏れてるんでしょうね。完全に止まったと言う話は無いですから。
投稿者 お : 2014年10月07日 15:13
2014年10月07日
ジュリアス・シーザー
今夜さいたま芸術劇場で観劇した『ジュリアス・シーザー』は「お前もか、ブルータス」のセリフでよく知られているわりには日本での上演が意外に少ないのは、スピーチこそが人心を動かすという英国文化を強く反映した作品だからなのかもしれないと思っていた。ところが今回の蜷川演出による上演は、たとえば任俠物などにも相通する、この作品のホモソーシャル的な側面に光が当てられて、意外に日本人向きなのかもしれないと思わせてくれた。つまり任俠物に見られるような男の美学こそが今回の上演の醍醐味といえるし、阿部寛のブルータス、藤原竜也のアントニー、吉田鋼太郎のキャシアス、横田栄司のシーザー、それぞれフィジカル面でも男の美学を示すにふさわしい男優たちなのである。昔の日本人男優ではなかなかこれを着こなせなかったであろう小峰リリーのゴージャスな衣裳が彼らをいっそう引き立てているし、シーザーの暗殺で全員の白衣が鮮血に染まるシーンや、舞台全面に階段を配した装置を含めてビジュアル面ではかなりの満足度を与える上演となっている。タイトルロールのシーザーはすぐに暗殺されるので戯曲を読む限りではセリフも少ないし主役とは言いがたいのだけれど、舞台を見るとやはり彼がタイトルロールであることが納得されるだけの存在感があり、その存在感を示した点で横田栄司の健闘は讃えられてよい。逆にあまり有名な役ではないのに芝居全体を動かすキーマン的な役キャシアスは吉田鋼太郎がいつもながらに安定感のある演技を見せてくれている。ブルータスは行動が受け身に終始する難しい役ながら、私欲や私憤で行動はしない器の大きな人間という雰囲気を阿部寛はよく醸し出している。アントニーはこれぞスピーチで人心を掌握するという実に英国人的な役だけに、今回のような上演の仕方だと前半と後半で性根の解釈が難しくなって割を喰ってしまう憾みがあるのかもしれない。セリフに関しては初日だけに全員がまだ緩急のリズムを自家薬籠中のものとはしていないせいか、やや単調に流れるふしがあって、後半はもう少しセリフの間を取ってほしいようなシーンが目立った。英文を日本語にするとどうしても語数が増えるから、セリフの間を取ると上演時間が間延びしてしまう恐れがあるとはいえ、伝わることのほうを優先する選択もあるのではないかと思われた。
コメント(2)
「ジュリアス・シーザー」、初日の劇評を楽しみにしていました。はるか昔、購読の授業で読み、福田恒存訳を持ってますが、松岡和子さん訳も手に入れ、再来週の観劇が待ち遠しいです。
「新日曜名作座」、19時20分の放送だと録画する方がよさそうですね。滅多に聞かなくなりましたが、手仕事をしながらラジオを聴くのは好きですし、読んだ作品がどう脚色されるか、声優2人でどう演じるのか、期待がふくらみます。「和食 千年の味のミステリー後編」も楽しみで、次はいつになるか未定ですが、京都に行く時には又、ぜひ川上に伺いたいです。
投稿者 ウサコの母 : 2014年10月08日 22:41
ああー(溜息)。王様の耳はロバの耳になって貰えますか?。
本文がここ一週間ほどとても頭に入りにくくて気力が低下しています。それは、駐車場で接触事故を起こしたからで、保険会社の取り決めが向こうの不注意を問題とせず9割以上向こうの過失でなければ納得できないのに一番有効なのは保険上の取り決めと保険会社同士の力関係になりそうだからです。もう若くは無いけど全くの不条理だと口から火をだすように吼えていましたが疲れきりました。
たぶん、相手はこの一件で懲りなきゃまた次の事故を起こし怪我か死ぬかするだろうけど、私には関係ないし次は絶対係わり合いになりたくないよーとへこんでいます。(滅茶苦茶な愚痴を入れてすみません)明日からはすっぱり忘れるポイントにさせてください。
投稿者 nao : 2014年10月08日 23:21
2014年10月08日
桜肉のユッケ、野菜の盛り合わせ、ハラミの塩焼き、シャモのスモーク、牛スキしゃぶほか
幻冬舎のヒメと大宮東口の「喰心」で食事。
今日の夕方は池波正太郎記念文庫の鶴松氏、菅谷さん、台東区中央図書館の金山さんが来年九月に同図書館主宰で催される講演の打ち合わせでお越しになり、そのあとヒメとも来年7月に関西で行われる講演の打ち合わせとなって、何だか慌ただしく思いつつも、戸外で皆既月食をぼんやりと眺めながら、まあ一年先のことはホントのとこわかんないわよね〜という気にもなりました。
ヒメとは相変わらず色んな社会ネタを語り合う中で、イスラム国は一体どうなるんだろうという話から、ネットに流されている欧米人の衝撃的な処刑シーンをヒメが図らずも見てしまったことを聞いて、映像が氾濫する現代の状況そのものに対するさまざまな問題を考えさせられたのだった。とにかく今は何でもが映像で流れてしまうから、ある意味でごまかしや箔付けをすることもできにくい世の中なのは確かで、従来型の権威はもうぶっ飛んじゃってるきらいがあるとはいえ、「それにしても昨日私お昼にたまたま国会中継を見ちゃったんですけど、女同士でヘンなバトルやっちゃってて」とヒメ。「知ってるそれ、松島みどりのウチワでしょう」と私。「そうなんですよ。聞いててもうバカバカしいというか何ていったらいいのか、目を覆いたくなるって、ああいうことですよね」とヒメ。「女性も今や優秀な人たちが大勢いるのに、政治家になる女性って何であんな特殊な人が多いんだろう。彼女たちも経歴を見ると一応優秀な人たちのはずなのに、何だってあんなおかしな発言ばかりするんだろうかって、ホント理解に苦しむよね」と互いに言い合ってお別れしたのであります。
2014年10月09日
蓮根団子のスープ煮
前にQPで見た料理。鶏ひき肉を塩で調味して練り混ぜ、すり下ろした蓮根とカタクリ粉を加えて団子にし、フライパンで七分通り火を通し、ゴマ油を入れてチンゲンサイの茎を炒め、帆立貝のフレークと水を入れて五分ほど煮込み、酒塩醤油胡椒で調味し、チンゲンサイの葉を加えてサッと火を通して水溶きカタクリでまとめる。すり下ろした蓮根は汁ごと加える。やさしい味の煮物でレンコン好きにはオススメ。
料理しながらちらっと見たTVニュースで、山梨県知事が富士登山にヘルメット持参を提言しているのに驚き、やっぱりホントに噴火は間近なの!と思ったのは私だけなんだろうか。蔵王の火山活動も活発化している報道がなされ、紅葉シーズン真っ只中とはいえ、御嶽山の例をもってしても注意喚起に越したことはないという判断が働いたのだろう。先日の台風で首都圏に270万人もの避難勧告が出たのも恐らく前回の悪例を避けようという判断が働いたものとおぼしく、今日の地球と日本列島の状況に鑑みたら、たとえ空振りでも安全第一に越したことがないのは確かでであろう。もっともあんまりやると、また狼が来たといった油断にもつながりかねないのがこうした警報や注意喚起の難しさだろうか。とにかく今週末の連休も強力な台風が列島を直撃するとあって各地の観光には大打撃だろうし、それもまた景気が上向かない原因にされてしまうのかも?と思ったりすると、台風の影響を受けない地域ではせっせと遊んだほうがいいのかもしれません。
2014年10月10日
ニガウリの冷製、豆腐面、刀削麺
今日の夕方はLVMHのWEBマガジンの取材を受けたのだが、ルイ・ヴィトンとシャンパンのモエとブランデーのヘネシーが合体して今や一つの会社LVMHになっていることを、私は今回の取材を受けるまで寡聞にして知らなかったのだった。で、なぜそんな会社の取材を受けたかというと、麹町平河町に同社の新社屋が建つにあたって、麹町を舞台にした拙作の時代小説『老いの入舞い』に関する話を聞きたいとのことだったからで、インタビューに来られたライターの冨部さんは以前にも私の本を家庭画報で紹介された方なのだとか。今回はFacebookを通じて直に依頼があったのだけれど、一応文春の担当川田さんを通してお受けした次第だ。近頃はFacebookを通じてシンポジウムの依頼も直にあったりするので、本当にSNSの活用もハンパじゃなくなってきたよな〜と思ってしまうのでした。冨部さんは『老いの入舞い』を大変気に入って戴いたようなので、話もスムーズに進行し最後に「これってシリーズ化するんですよね」と言い置いて帰られた後、同行された川田さんからおもむろに「あのう、先日、平松さんとの対談で武田が伺った時は、とてもその話を切りだすような雰囲気じゃなかったみたいなんで、今日私が行くといったら、訊いといてといわれたんですがす」とのことで、案の定というべきか、とうとう続編連載のタイミングをどうするかの話になってしまった。「お宅に先に書く約束しちゃうと新潮社の小林姐さんが怒っちゃうんだよね」とか何とかごまかしつつも、シリーズ再開をどうするかは懸案事項でもあって、「ああ、そうこうしてる間に地震が起きちゃったりして」と私が言ったら「地震が起きても『オール』は出るんですよ。前の時だって私は校了してたんですから」と川田さん。それにしても出版界全体が斜陽化してるのに、というよりも斜陽化してるからこそなのかもしれないが、編集者も作家も昔より逆にメチャメチャ忙しくなっちゃってるみたいで、川田さんは明日やっと何ヶ月ぶりかに家で過ごす土曜日だそうだし、私は私で今週はけっこう色んなことがあってもうヘトヘトであります(◎-◎;)
ところで拍子郎種取帳シリーズのラジオドラマを放送する新日曜劇場はセリーグのクライマックスシリーズや日本シリーズの放送が入る可能性のある10/19、26,11/2の放送に関して順延となる場合もある旨NHKから連絡があったことをお伝えいたします。
2014年10月11日
おでん、丘わかめ
丘わかめは大分県産で茹でて食すと厚みのあるモロヘイヤという感じ。
今週はやはりノーベル賞ウイークといえそうな報道が目立ったが、今年ダメだった憲法九条は来年も候補にあがるんだろうか?というようなことが気になったのは、そもそもこの賞はスエーデンだかノルウエイだかの人たちが勝手にノミネートして選んでるんだとばかり思っていたら、憲法九条が平和賞候補になるに当たっては日本で運動した人がいたのからで、そうすると他の賞の候補に関してもやはり運動している団体とかあるんだろうか?とか、村上春樹の場合だったら日本の出版社と本屋さんが毎年運動してるんだろうか?とか、今までも想ってもみなかったことを色々と考えてしまったのであった。
平和賞はタリバンの襲撃を受けて奇跡的に命を取り留めたマララさんだったわけだが、彼女の事件に象徴されるように、これだけあらゆる情報が地球のすみずみにまで行き渡る時代になっても、世界の民度はいまだ非常なバラツキがあって同程度のレベルに達するのはなかなか困難なことを改めて考えさせられる。つまり文明の利器が加速度的に発達するからといって、人間のメンタリティーまでが加速度的に進化するわけではないということが、今後は世界中でますます深刻な問題になるのであろう。日本でいうとまだ戦国時代くらいの段階で核兵器を持っちゃう国とか部族とか集団とかもどんどん現れる一方、いわゆる先進諸国全体のメジャーな若年層のメンタリティーが幼稚化する傾向にもあるようだから、冷戦構造の時代とは全く違う一触即発の危機が頻発しそうでコワイ気が致します(-.-;)y-゜゜
コメント(1)
冷戦時代は2国の情勢だけを世界中が見ていれば良かった。両国の違いはイデオロギーだけで分かりやすかったです。
イスラム国が出来てイデオロギーよりも千差万別の宗教的違いが戦いの中に入って来て何が原因で戦争が起こるのか見えない。
戦争を見学するために出国する若者も居る時代、もし巻き込まれて死んだら遺体を引き取りに誰が行けるのか?その費用は誰が負担するのか?まあ。そこまで考えて行って無いと思いますし、それが怖い気がします。
投稿者 お : 2014年10月12日 22:35
2014年10月12日
鯵の押し寿司(大船軒製)
埼玉には台風の影響がまだ及ばない今週末も乗馬クラブは満杯で、私は90分レッスンを含めて3鞍騎乗。90分のお相手は最近のお馴染みアイドル系鹿毛のヤブサメ君で、径路の駈歩がまたしてもビュンと爆走して一瞬ひやっとするも、何とか抑え切れたのはやはり小柄な馬だからだろう。ドサンコ外乗でビュンビュン飛ばされてあぶみが外れても持ち堪えた経験があるから、スピードに昔ほど恐怖感がなくなったのかもしれない。とはいえヤブサメ君は小柄でもとドサンコよりずっと大きくて小柄なサラほどのガタイはあるわけだし、反動も大きいから何とかスピードコントロールをしないとリスキーなのは確かで、右手前の駈歩は相変わらず弾かれっぱなしで「いや〜これはちょっとキツイですわ〜」とインストラクターのHさんに言ったら「見てる私もキツイです〜」とのことでしたf(^ー^;もう一鞍は超お馴染みハイセイコーのお孫さんで、ご高齢馬体調伺いのための月一試乗だったが、「最近は疝痛を起こしたり熱出したりしてちょっと心配なんだよね〜」とオペラ歌手のSさんから聞いていたわりに、歩様もしっかりしているし、老いたりとはいえ駈歩で加速すると、やはり大柄な分、ヤブサメ君よりも迫力が感じられたりするのはまだまだ元気な証拠であります。
クラブを出たのは六時で、そこから向かった先はなんと東中野の映画館。今夜八時からNHK「千年の味のミステリー」のシネマ版試写会があったためだが、ギリギリ間に合うかどうかだったので、これは車中食するしかないと判断し、クラブへ行きしなに大宮駅で駅弁をゲット。鉄ちゃんの聖地である同駅は日本中の駅弁を売ってたりするのだけれど、今日は好きな鯵の押し寿司があったのはラッキー!というわけで、湘南新宿ラインのグリーン車(といっても日曜は500円くらいで乗れる)に乗り込んで鯵の押し寿司を食べながら、さらには携帯ラジオでNHK新日曜名作座『並木拍子郎種取帳』第一回の放送を聞きつつ試写会に駆けつけた次第。自作にもかかわらず、もう10年以上前に書いた作品だけに、ドラマ化されると、脚本の構成の仕方もいいのだろうけど、えっ、それでどうなるの?なんて思う一瞬があるくらい新鮮に聴けて、出演者も安定感のある方々だけだし、音だけだと想像力も刺激されて、ラジオって結構いいかもと思いました。
で、シネマ版のほうは松たか子の案内を抜きにしてナレーションだけで進行するため、却って話がわかりやすくなっているような気もしたし、またNHKでは放送できなかった祇園川上のロゴマークが入った看板がバッチリ映っていたのも結構でした(*^^)vもっとも私が期待していた後編のほうはなんと昨日が上映日で、大変な思いをして駆けつけたわりに、今日のはすでにNHK放送で見た分だったのはちょっとザンネンだったものの、映像がキレイなので海外の評判がいいのは肯ける。前後編併せての日本公開は年明けだそうです。
2014年10月13日
伊藤結花理さんを偲ぶ会
今年八月に急逝された漫画家の伊藤結花理さんを偲ぶ会が今日催されるかどうかはギリギリまで判断が延ばされたものの、台風の進行が思いがけず遅々とし、午後からの集いだったにもかかわらず、散会に至るまで台風の影響をほとんど受けなかったのは、故人の念力によるものかもしれないと思えるほどに、結花理さんはそうした不思議なパワーの持ち主でもあって、そのパワーの下に昔からさまざまな人たちが吸い寄せられていた、ということなのかもしれない。結花理さんをご紹介くださったのは元ミセス副編の福光さんだが、私がフリーライターになる際にその福光さんを紹介してくださったカメラマンの浅野さんと、その妹さんご夫妻、浅野さんのご紹介で友人となったイラストレーターの百田まどかさんご夫婦、百田さんのご近所だった窪田ご夫妻、窪田さんの友人増田氏と桐谷氏、元学研編集者の溝部さん、そして私の男女併せて十二名が武蔵浦和の増田邸で結花理さんの心優しきダンナ様を囲んで、さまざまな思い出話に話を咲かせたのだった。このメンバーは男女共に大変な料理の名手揃いでもあって、ひとり一品の持ち寄りでも前菜からデザートに至るまで素晴らしく美味しい料理が味わえたのも何よりで(写真はごく一部)、故人がきっとそれを望まれたであろうように、みんなで飲み且つ喰らいながら賑やかに和気藹々と故人を、そして早や四半世紀前にもなる自らの後期青春時代を偲んだものであります。
コメント(7)
この間のゆかりの偲ぶ会では大変お世話になりました。
突然のメールで恐縮です…大変誠に有り難うございます。(涙
物凄く感謝しております。有り難うございます。
投稿者 伊藤昌弘 : 2014年12月28日 00:05
この間のゆかりの偲ぶ会では大変お世話になりました。
突然のメールで恐縮です…大変誠に有り難うございます。(涙
物凄く感謝しております。有り難うございます。
投稿者 伊藤昌弘 : 2014年12月28日 00:05
この間のゆかりの偲ぶ会では大変お世話になりました。
突然のメールで恐縮です…大変誠に有り難うございます。(涙
物凄く感謝しております。有り難うございます。
投稿者 伊藤昌弘 : 2014年12月28日 00:06
松井様
誠に大変有り難うございます。
投稿者 伊藤昌弘 : 2014年12月28日 00:22
余計なお世話だと思いますが、正気ですか?。悲しすぎて気が狂いそうになっていませんか?。単なる感傷的な気分になってのことであるなら良いのですがこれが、後追い自殺の遺言になるような気分なら私はゆかりさんをよく知らないのですが、多分絶対にゆかりさんは怒ると思います。
投稿者 nao : 2014年12月29日 01:32
このブログは、送信ボタンを押した後、コメントが表示されるまで、だいぶ時間がかかるので、初めての方は戸惑って、数回押したのではないでしょうか?感謝の意を伝えたかったご主人に対して、このコメントは思いやりに欠けるのでは…。誰でも自由に書き込めるとは言え、ある程度、心配りが必要ではないか、と思い、老婆心ながら書かずにはいられませんでした。
投稿者 ウサコの母 : 2014年12月31日 21:42
ウサコの母様へ
私も最初からそう願っています。ただ、間違えて入れた場合謝る方が多いのに重ねて感謝のみ入れていることが引っかかり間違いであれば深謝する気持ちでコメントしました。
投稿者 nao : 2015年01月02日 02:46
2014年10月14日
鯖の甘酢ソース炒め
前にQPで見た料理。先にエリンギと茹で筍をフライパンで焼きつけて一旦取りだしておく。鯖は削ぎ切りにして塩胡椒し、カタクリ粉をまぶして炒め、脂を拭き取ってからニンニクと生姜のすり下ろしを入れ、エリンギと筍を戻し、酢砂糖ケチャップ醤油水を混ぜた合わせ調味料を入れる。鯖の腹骨や小骨は予め取っておくこと。
サッカーのアギーレ・ジャパンVSブラジル戦を見ながら食事。ネイマールがハットトリックどころか一人で4点も入れる大活躍だったが、6、7点入れていてもおかしくないような展開で、門外漢の私が見ても、彼はシュート力のみならずドリブルしろ、パス回しにしろ、ボールのキープ力にしろ、へディングにしろ、何より走力のスピードが抜群だし、他の選手陣も実力派揃いのブラジルが圧勝だったのは仕方がないにしても、せめて1点くらいは入れろよニッポン!!!なのであった(-_^:)こういうゲームを見ていると、やはりこのスポーツは農耕民族よりも狩猟や牧畜などの動物を追いつめたり追い込んだりするような原初生産に従事してきた民族に断然向いているとしか思えないのだけれど、日本も次のW杯に向かって武藤や南野や若い世代になんとか頑張って戴きたいものであります。
ところで昨夜の台風は事前に相当な脅しがあったわりに被害が少なかったのは何よりだが、福島原発で地下水のセシウム濃度が急上昇しているのは、案の定というべきか、とにかくこの問題が少しも解決していないことを日本人に想い出させるべく毎年台風が襲来するのではないかと思えるほどである。
でもって今日閣議決定された特定秘密保護法案の運用対象となる19の機関には原子力規制委員会も含まれていたりするわけなので、運用に関する具体的な事例について今後各政党やマスコミにぎゅうぎゅうツメてもらわないといけないのだけれど、どちらも今や四、五〇代のバブリーな世代が中心なので、ホントにちゃんとできるのかどうか甚だ疑わしい気がしないでもありません(-.-;)y-゜゜
2014年10月15日
海老とポテトのマヨネーズ炒め
呆れるほどQPらしい料理なのが面白くてそのマンマ作ってみた。厚めのイチョウ切りにしたジャガイモを電子レンジで加熱してからマヨネーズで焦げ目がつくくらいにじっくり炒めて塩を振りいったん取りだしておく。次ぎにまたマヨネーズで椎茸と皮を剥いた海老を炒め、ポテトを戻し、万能ネギを加え、マヨネーズとハチミツろ塩少々を混ぜたソースで調味するだけ。料理の先生がスポンサーの売上を考えて考案したとしか思えないレシピだが、物凄く簡単にできるのでマヨラーにはオススメ。
プロ野球CSF巨人VS阪神を見ながら食事。7回裏のピンチに藤浪が踏ん張れたのがすべてだろう。けっこう阪神の調子がいいようだから、日本シリーズの対戦がどうなるかはまださっぱりわかりません。
今日の衝撃的なニュースは12月上旬に世界でエボラ出血熱の感染者数が週一万人にも膨れあがるという報道で、倍々どころか十倍ペースで急増しているようだし、空気感染でないにもかかわらず非常に強い感染力があることは米国に二人目の感染者が出たことでも明らかだし、この分だと最近見た「猿の惑星〜ライジング」とか「アイ・アム・レジェンド」のストーリーもあながち荒唐無稽な夢物語とはいえない感じになってくるから恐ろしい(-_-;)ただ免疫を持っている人も出てきたようだし、アメリカで看護に当たって感染した女性の病状は安定しているという話だから、治療薬らしきものも使われていそうなことには少しほっとさせられます。
コメント(1)
エボラより怖いのは感染者やその家族に対する差別、批判、嫌がらせではないでしょうか。ハンセン病政策やインフルエンザ騒動の前例もあります。差別を恐れて適切な処置が遅れ、ますます感染が広がると思います。
アメリカのニュースで発病者の顔写真が出ていたことにビックリしました。
投稿者 tucci : 2014年10月17日 06:27
2014年10月16日
茸のパスタ、ブロッコリーと鰯缶のホットサラダ
パスタは椎茸エノキダケ舞茸エリンギの四種を使ってペペロンチーノ風にしたもの。ホットサラダは茹でたブロッコリーと鰯の缶詰に合わせただけで、前にTVで見て超カンタンだから時々作っている。
食事しながらプロ野球セリーグのCS戦を見ていたら、途中のBSニュースで上野由岐子の所属する女子ソフトボールチームがルネサスエレクトロニクスからビックカメラに移管されることになったという報道がなされ、改めて日本の半導体メーカーの不振ぶりを痛感させられたものである。ソニーもダメだし、クルマの多くは海外生産みたいだし、日本はメーカーで立国するのがいよいよ無理な段階に突入したのかもしれないなあと思いながら、ふと翻訳家の松岡和子さんから伺った話が想い出された。
「人間は年を取ったらキョウイクとキョウヨウが必要だって知ってる?」と松岡さんに言われて、若い時も教育と教養は必要なのでは?と思っていたら、「そうじゃなくて、今日行くところと今日の用事が必要なんだって、高齢者はみんなよく知ってるコトバらしいのよ〜」とのこと。要するに、人間年を取るとすることがなくなってしまうので、何とかすることを見つけないといけないという話のようなのだが、個人ばかりでなく国家にも同じことが当てはまって、先進国とは即ち老化した国家を意味するのかもしれないような気がしてきた。老化した国家にもはやモノ作りは許されず、マネートレーディングがあんまり上達しない民族の場合は、ギリシャやイタリアのように観光サービスで生き残りをかけるしかないのかもしれない。日本もまた観光立国をするために、カジノ構想までが本格的に取りざたされる昨今、本当に人間がやることなくなっちゃってるわけですよね〜と私はしみじみ思わずにはいられないのであります(-.-;)y-゜゜
コメント(1)
「新日曜名作座」、ラジオドラマは十数年ぶりで懐かしさと新鮮さが半々でした。初めのうちは俳優の顔が目に浮かんだものの、次第に話に引き込まれて気にならなくなり、原作とは一味違った世界が広がって、30分という時間もちょうど良く、楽しめました。原作では、楽しみだった料理の個所や着物の色や柄など、しばし読み進むのを止めて想像を巡らしましたが、音声では素通りしやすい気がするものの、視覚重視の日常から、たまにはラジオに耳を傾ける時間も心地よく、次回以降も楽しみです。
投稿者 ウサコの母 : 2014年10月16日 21:40
2014年10月17日
海老とふわふわ玉子焼きのセット
整体治療へ行く前に大宮ルミネ内の「石庫門」で食事。
今夜はもう五十歳になられたとは信じがたい寺門先生に、還暦を過ぎたにしては「お肌ぴかぴかですよ」と言われて気をよくした私であるが、そこから何となく老後の話とかになって、「リタイアーした人たちが長老とかご意見番風にでんと構えてくれたらいいんだけど、なんだか自分のことでイッパイイッパイな感じだからなあ」と先生は嘆かれるのだった。で、私が鋭く共鳴したのは「老後のことってにみんなお金のことが心配だっていうじゃないですか。でも、あれはそう言うとわかりやすいから言ってるだけで、ホントはもっと根源的な不安を抱えてるんだよね。それがちゃんとわかるともう少しラクになると思うんだけどな〜」というご意見でした。私も世論調査で今の政治に何を求めますかという問いに「景気対策」を挙げる人がいつも一番多いのが気になっていたのだけれど、あれもきっとそう言うのがわかりやすいから言ってるだけの人もいるに違いない。だから結局のところいつまでたっても不安や不満は解消しないということになるのだろう。考えてみれば、現代人は何に関してもわかりやすさの落とし穴にはめられることが多いのではなかろうか。かつては本質主義に対する実存主義によって解放されたように、これからは恐らく人間がわかりやすさの陥穽から脱出することを求められるのではなかろうか?なんて寺門先生の話から妙に哲学しちゃった今夜の私であります(^^ゞ
コメント(1)
景気対策が気になるのはわかるのですが、今の状況がにっちもさっちも行かない状況なのをわかっての夢物語?。実質アベノミクスの結果は物価上昇雇用賃金ごく一部で上昇あとはほぼ同じか以下では?。輸出で伸びる項目は今は農産物が一番の売りで、工業製品は、ほとんど底打ちだけど日本に生産設備を構えている中小企業が今一番チャンスかも?と思うけどなんとなく全て厳しい気がするのはまちがいでしょうか?。
あまりにもしつこいので自分でも嫌になりそうですが、原発の汚染がある農産物を全て疑わなければいけない状況が今あると思います。多分しっかり検査してるよね?と今何の明示もされていないものを疑いなく買っています。
明示されていないから疑わなければいけないのに、疑いすぎると自分が息苦しくなるから疑わない方向へ自分を導きたくなります。ここ半年か三ヶ月か忘れましたが放射線物質ゼロの表示を見なくなったのは何かの圧力がかかっているの?と・・・不気味です。
投稿者 nao : 2014年10月17日 23:49
2014年10月18日
とんかつ弁当
大宮駅前の「新宿さぼてん」でゲット。高齢化によるメタボを警戒しつつ揚げ物がときどき食べたくなるのは困ったものです(^0^;)
困ったといえば、今週は明治座の宣伝部あたりがオブチJrのとんだトバッチリで電話がジャンジャン鳴って困ってらっしゃったのかも?と思ったりする。とにかく、このニュースを最初に聞いた時は、一体どういうことなのかさっぱりわからなかったのは、たとえば芸能人の後援会だと芸能人のほうが持ち出しのサービスをしても罪に問われないからで、なるほど政治家は一般有権者ばかりでなく後援会にもサービスは利益供与になっちゃうのでご法度なわけね、と、ようやく理解したところで、だったらどんな人が何を求めて後援会に入ってるんだろう?てなことを考えだすと、今回の件はこの国の政治的民度の低さを図らずも露呈した事象としか思えないのであった。そもそもオブチさんの娘さんは、クリーンなイメージとか言われてるけど、その前に一体どういう理由で経産相になってるのか?果たして同世代の女性の中で抜群の能力と識見を有していると認められたことが過去に一度でもあったのか?この人にはオブチさんの娘さんであること以外の何があるんだろうか?な〜んてことを言いだすと、大半の政治家に同様の疑問符が飛びまくるわけで、要するに、これは日本社会だけの問題ではなく、金正恩や朴槿恵をも含めた東アジア全体の問題であるというふうに考えたら、若い人たちは初めてそのことのおかしさに気づくのだろうか?ともあれ野党も野党で、毎度突っ込みドコロは政治資金しかないわけか!!!と言いたくもなる。政府側の答弁も官僚の作文の朗読に過ぎないのがアベボン以下あまりにも目立っていて、本当のスピーチができないような民族に果たして民主政治なんてできるんだろうか?という疑問も常に私はもちろん日本を含めた東アジア全体に投げかけてみたくなるのでした(-.-;)y-゜゜
コメント(2)
小渕さんには私もなんとなく好感をもっていて、その理由はやはり「あまり自己顕示欲が強くなさそう」なイメージだったのですが、要するに小渕元首相の娘という事で、ぽっと出の人と違って「私が私が」とアピールする必要がなかったんですねー。
寄付や収支報告書未記載の問題には「秘書や担当者が勝手にやった」とか言わないでさっと身を退けば、またそのうち復活できるでしょうし。
しかし「下仁田ねぎ」とかで、「群馬の人」というのがあらためて印象付けられてしまいましたね。
投稿者 礼華 : 2014年10月19日 10:43
毎度毎度この手の政治家の利益供与のニュースを聞くたびに何をごまかしたいのだろうか?といつも思います。それが良くないことだとはわかってはいますが、政治家の金の問題はほぼ全ての政治家が隠していてたたけば埃が出そうな気がするからです。
私の偏見ではありますが、小渕元総理の娘だからと政治家をしている娘さんは全く好きではありませんが、誰かが足を引っ張りたかったのね。くらいの感想しか出て来ません。
投稿者 nao : 2014年10月19日 22:39
2014年10月19日
そうだ、軽井沢、行こう!秋編
良く言えばフットワークが軽い、悪く言うと落ち着きがないのは母譲りなのであるが、そんなわけで今週末はあまりにもイイお天気だったので、急に軽井沢で紅葉狩りをかねた乗馬を思い立った私である。で、なんといっても、シアターコクーンに行くのと全く同タイムで雲場池に行けちゃうところが大宮の素晴らしいところで、こんなに私向きの町って全国を探してもそうないかも、なのであった。朝の報道番組を途中まで見て新幹線に乗り込み、車中で昨日届いたゲラを校正している間に着いてしまい、まず雲場池で写メしたあと離山通りのカフェでしっかりモーニングセットが食べられるのだからスゴイと思いませんか。そこから旧軽銀座のバス停で北軽井沢行きのバスに乗って、白糸の滝ハイランドウエイの紅葉を車中で堪能し、北軽でいつもお世話になっている浅間クレールの真理先生に1鞍レッスンをお願いした次第。お相手はここのお馴染みプリンちゃんだったにもかかわらず、私の下手くそさに耐えかねて最後は草のやけ食いをされてしまいf(^ー^;、とにかく本当に上達しないことにあきれ返ってらっしゃるに違いない真理先生から、日頃通ってる乗馬クラブで友達になった中学生のナッちゃんが今や大学4年で就職まで決まった!と知らされて、つくづく年を取ったのを感じずにはいられない私でした(__;)
夕方は軽井沢に行けば必ずご連絡をする星野ご夫妻に「オゴッソ」でご馳走になりながら何かと話は尽きず、とにかく元テレビの名ディレクタだった星野氏は本当に世の中の流行りモノに何でも詳しいのだけれど、今日は話題のIR(カジノを核とする複合型娯楽施設)を推進させようとする勢力の裏面をいろいろと伺って、やっぱりそういいことだったのか〜と納得。これに関する利権を巡っては欲得ずくの政治家や、生き残りをコレに賭けようとする業界等々ありとあらゆる有象無象がたかる様子は別に話を聞かないでもある程度想像はついたのだが、その一端を伺うと全体像が非常にリアルに見えてきて、この間テレビの報道ではずいぶん口当たりのいい感じに語られていることや、アベ政権下で報道が急に表立ってきたことの理由がハッキリしたものである。ともあれ気になる方は今後の報道に要注目であろう。帰りの新幹線では雑音で途切れがちの音声によるNHKラジオの新日曜名作座を聴いているうちに大宮に着きました。ああ、何て盛り沢山な週末でありましょう(^^ゞ写真上段は雲場池、中段はプリンちゃんに乗った私。下段はオゴッソの〆で戴いた鯛のあら炊きとご飯セット。
旧軽銀座周辺の紅葉
白糸の滝ハイランドウエイ車窓の風景
乗馬クラブから見た浅間山
2014年10月20日
胡麻味噌もやし鍋
前にQPで見た料理。金胡麻を煎って擂り鉢で粘りが出るまで擂って(フードプロセッサーで簡単にできる)味噌と混ぜ合わせ、豆板醤と酢少々を加えて出汁でのばし、そこにニンニクのすり下ろしを加えて豚バラ肉入れ、アクを取ってもやしを煮て食す。
今日はまず松竹大谷図書館が同館の所蔵する江戸末期からの貴重な芝居番付をデジタル化するに当たっての基金募集サイトを下記にご紹介しておきます。今月 29 日に締め切りを控えて、目標額にあと一踏ん張りだそうなので、ご理解のある方はご協力のほどをお願い致します<(_ _)>
https://readyfor.jp/projects/ootanitoshokan3
同図書館は松竹株式会社の良心ともいうべき存在として初代館長以来女性だけで堅実な運営がなされているので私もこうして応援をするのだが、同じ女性だからといって何もオブチさんの娘さんや補色好みのオバサンを応援していたわけではないので今日のふたりの辞任は惜しいとも何とも思わないのであった。経産相の辞任に関しては原発がらみで足を引っ張られたのではないかと疑う向きも当然あるだろうし、そうなると補色オバサンの場合は性犯罪の厳罰化を唱えたことが、誰かその手でやましいところのあるバカ息子を抱えた有力政治家とか経済人に足を引っ張らせたのだろうか。
オブチさんの娘さんに関しては、そもそも少子化相の時に、自分で子供を産んだこと以外の何か画期的な政策を打ち出して少子化に断然歯止めがかかり、それが大変な功績として評価されていたというような事実があるんだろうか? 別にそういう事実が全然ないにもかかわらず、今回の経産相就任は、将来の総理候補として経験を積ませるための人事だとか噴飯モノの発言をした政治評論家なる劣悪な人種をはびこらせるマスコミの責任は大で、本当にこの国の政治的民度の低さは国民を一億総アホ化しようとしているマスコミの謀略ではなかろうかと思えてくる。
ともあれ謀略といえば、アベボン政権自体、集団的自衛権と特定秘密保護法案を軌道に乗せた段階でもう御用済み、というふうに日本を占領していた、あるいは今もしている某大国から判断されてるのかも?と勘繰ることだって出来そうである。株価が少し持ち直したくらいで、今や現実には何一つ巧く行っていないからこそ、一発逆転を図るべく、拉致被害者家族の反対を押し切り、焦りに焦って北朝鮮に訪朝団を派遣するように思えてならないのですが。
コメント(1)
知人、友人のキャリヤウーマンから普通のおばちゃんまでわたしの周りの女性陣皆さん怒ってはりまっせ。「女性登用、叔父さん政治家のペットやら安倍はんのイエスマンを大臣にして私らが払ってる税金から高い給料払わんといて欲しいわ。女にも賢い仕事の出来るんからアホまで居てる。わざわざ仕事の出来んアホ選んで女性登用なんて威張ってるから直ぐに辞任騒ぎになるねん」言うてはります(^◇^)
投稿者 お : 2014年10月21日 23:01
2014年10月21日
根岸散歩
畏友森まゆみさんとは長らくお会いしていないので久々に一度お目にかかりたいな〜と思っていたら、幸いポプラ社の倉澤さんが双方の担当編集者だったので今日の再会をセティングして戴いた。
森さんは今さら言うまでもなく「谷根千」の名編集長で、「根」は「根岸」ではなく「根津」なのだけれど、現在正岡子規の評論を「波」に連載中で当然ながら子規庵のある根岸周辺にも詳しいし、私は私で新聞連載を予定している江戸時代の小説に酒井抱一が重要人物として登場するところから、抱一が後半生を送った雨華庵の跡地を見たいということもあって、三人で根岸を散策することにしたのだった。で、森さんは急用のため日暮里駅での集合時間に間に合わなかったので、まずは二人で文政年間から続く羽二重団子の店 (写真上)でお茶をして、それから雨華庵跡を探したのだが、道がとんでもなく複雑で迷いまくって、ようやく所番地を見つけたのはいいけれど、そこは現在ネット上で見られる建物が新築マンションに建て替わっており、掲示板ひとつ見当たらないのでガックリ(v_v)とはいえ大体の位置関係が把握できたのを可としつつ、森さんと落ち合うことにした子規庵に急いで向かうも、これがまた迷いまくって根岸の道は恐るべし!と思いながらも、道を訊けば親切な方がわらわらと寄って来てくださることに旧き日本の町の良さを感じたものである。
ようやく子規庵に辿り着くと、そこには森さんのみならず、これまた江戸初期よりの老舗豆腐料理店として有名な「笹の雪」の現当主奥村雅夫氏がお待ちになっていて、なんともゴージャスな案内人おふたりから子規や抱一のことをいろいろと伺った次第。子規が晩年を過ごした家を解体修復しながらもそっくり残した子規庵はNHKドラマ「坂の上の雲」で見た通りの印象で、庭には子規が句に詠み込んだ植物が今でもしっかり栽培されていることにも感心し、庭に降りて森さんとツーショット(写真中)。
連載予定の小説は同じ江戸時代からの老舗料理店「八百善」をモデルしたものだというのは少し気が引けたのだけれど、「笹の雪」のご主人はそんなことをちっとも気にせず本当に親切にいろいろと教えてくださって、近くにある「永称寺」が根岸で唯一浄土真宗本願寺派の寺院だから、抱一に所縁のある寺に違いないとのご推測のもと、さっそくこのお寺を訪ねたところ、突然の訪問にもかかわらす、ご住職が現れてこれまた親切にいろいろと話してくださった。この寺の伝承によれば、抱一と谷文晁、大窪詩仏の三人がここに寄宿していた時代があって、三人による三幅対の絵も残されているとのこと。この絵は保管状態の問題もあって現在は非公開ながら、本堂にご案内戴いて抱一の書による聯を見せて戴いたのは、まさに僥倖ともいうべき成りゆきである。「笹の雪」のご主人からも江戸時代から明治にかけての根岸周辺地図を何種類かコピーで頂戴するなど、今回こちらは全く行き当たりばったりのリサーチだったのに、すべて僥倖といいたいような大変な収穫が得られたのは、やはり森まゆみさんという素晴らしい案内人のおかげであり、再会をお膳立てをして戴いた倉澤さんにも、改めてここに感謝を申しあげます<(_ _)>晩ご飯は当然ながら「笹の雪」であんかけ豆腐等をおいしく戴き(写真下)、そのあとまた森さんにご案内戴いた貝屋「うぐいす」では美味しい貝をふんだんに食べながらさまざまな社会問題を熱く論じ合い、次はふたりの共通の知人である翻訳家の松岡和子さんも交えての再会を約しつつお別れした次第であります。
庭から見た子規庵
抱一や谷文晁らが寄宿していたという永称寺
森さんに界隈をご案内戴く途中に現れた、明治の外交官、陸奥宗光が住んでいたままに保存された洋館
コメント(3)
こちらこそ、楽しい時間をありがとうございました。
酒井抱一、山谷の八百善、亀田鵬斎、谷文晁、地域雑誌30年の間に聞きかじったけどそれ以上調べなかった人たちのことがご一緒したおかげで何となく分かって勉強になりました。江戸に入ると骨がらみになると思って、近代だけに禁欲しておりますが、江戸は老後の楽しみにと思っていたらもう老後に入ろうとしておりまする。
私には明治の根岸、松井さんには江戸の根岸が浮かんでいる珍道中でした。懲りずに遊びにきてね。
投稿者 森まゆみ : 2014年10月22日 10:40
はしめでこのページを拝見いたしました
西東敬三と申します
小職の仕事はNPO法人江戸琳派継承会の裏方を務めております、理事長は酒井抱一家7代目酒井抱美です。
只今は江戸琳派絵画作品展の準備ですが酒井抱一・亀田鵬斎・谷文晁等々略歴から全ての資料作り三昧です。
先月から奥村雅夫様にも御縁が有りまして打ち合わせの会を重ねております。
是非 小説を楽しく拝読させていだきます
投稿者 西東敬三 : 2017年02月15日 17:28
はしめでこのページを拝見いたしました
西東敬三と申します
小職の仕事はNPO法人江戸琳派継承会の裏方を務めております、理事長は酒井抱一家7代目酒井抱美です。
只今は江戸琳派絵画作品展の準備ですが酒井抱一・亀田鵬斎・谷文晁等々略歴から全ての資料作り三昧です。
先月から奥村雅夫様にも御縁が有りまして打ち合わせの会を重ねております。
是非 小説を楽しく拝読させていだきます
投稿者 西東敬三 : 2017年02月15日 17:28
2014年10月22日
上方寿司、蓮根のサラダ
大宮高島屋の地下でゲット。
鹿児島県立甲南高校での講演を明後日に控えて、明日から鹿児島に旅立つので今晩の料理はカットした。
「銀座開化事件帳」シリーズで西南戦争を扱ったために熊本の田原坂周辺は取材したが、鹿児島までは足を延ばせなかったから、今回講演に先だって現地をいろいろ見てまわることにしており、そのため早朝に出発するので今夜はブログも早めに切りあげ、明後日の再開とさせて戴きます<(_ _)>
それにしても明日の関東は12月上旬の気温が予報されてセーターが要りそうだし、片や鹿児島の最高気温は25度という初夏の陽気らしいので、何を着て出かけるべきかめちゃめちゃ迷っております(^_^;)
2014年10月24日
鹿児島行
今度の旅行も晴れ女パワー全開(*^^)vだったのは写真でおわかりの通りだが、桜島は晴れていたら必ずよく見えるものではないようで、同行した集英社の伊藤さん曰く「私はこれで鹿児島に来るのは4度目ですが、山頂を見たのは初めてですよ!」と仰言るのだから、機内の眺めも含めて旅行中ほぼずっと山頂が見られた私はよほど相性が良かったのだろう。時間帯や見る角度によっても刻々と変貌するから見飽きることがなく、私は初会ですっかり惚れ込んでしまった桜島である。風土は人を作るというが、この鹿児島ほどそれを強く感じさせた土地は今までになかった気もする。琵琶湖より波立ちの少ない穏やかな錦江湾を抱きかかえるように列なる山々、時に荒々しく噴煙をあげる桜島の威容、周囲を縁取るいずれも一癖ありそうな溶岩製の奇山といったものは、自然の親和性と脅威の両面を併せ持ち、西郷隆盛という巨人を中心とした青年団を自ずと育んだことが想像された。市内至る所に西郷や大久保を始め近代日本をリードした人物の石碑や銅像が見られるばかりか、宣教師ザビエルの布教に所縁の碑もあれば、神話の熊襲を店名にした飲食店があるなどして、要は日本のさまざまな歴史的シーンをコンパクトなエリアにぎゅうっと詰め込んだような町だといえる。一ツ橋文芸振興会の田村さんと集英社の伊藤さんのご配慮により昨日23日は空港に到着次第タクシーでそれらの遺跡を次々と見てまわって城山観光ホテルに投宿。夜は市内の繁華街天文館で薩摩の黒豚黒牛のしゃぶしゃぶをたっぷりと戴いた。とはいえただ遊びに行ったわけではなく、今日24日は午前中に市の中心部にある甲南高校に赴いて、県内の高等学校で教鞭を執られる国語の先生方の前で1時間半に及ぶ講演をして、熱心にご静聴を戴いたのは何よりでした。
薩摩藩主島津氏の別荘 磯御殿
磯御殿から見た桜島
桜島の美しい景観と引き替えに絶えず降り積もる火山灰は市がゴミと共に収集して処分
市中で抜群に目立つ西郷隆盛の銅像
西郷隆盛生誕の地。周辺には大久保利通や東郷平八郎など明治を代表する人物の生家が密集
西南戦争で敗北を喫して政府軍から追われる西郷が潜んでいたとされる洞窟
明治維新150周年のカウントダウンイベントに催された、ふだんはめったに見られない示現流の実演
城山観光ホテルの窓から見た朝の桜島
城山から望んだ桜島と鹿児島市内
2014年10月25日
甘鯛の干物、ブロッコリーと玉ネギのサラダ
今朝は7時に起きて洗濯をして8時から執筆。午後はクラブで乗馬して、「それにしても松井さん元気だよね〜昨日まで九州だったんでしょ」とラン君ママにも言われたが、実際は相当に疲れていて、騎乗中にも生アクビが出まくりだったりしたにもかかわらず、敢えて今日クラブに行ったのは、明日から断食ウイークに突入するからであります。別にイスラム教徒になったわけではなくて、元ミセス副編の福光さんが自宅でやって成功された酵素ファスティングなるものを私も「してみむとてすなり」なのだけれど、6日間もの断食ができる時期を探すのが結構大変だったのは、人と六日間も会わない時期って一年のうちでもなかなか無いからなのであった。で、6日間の断食中は酵素剤と水ばかりで、断食後もしばらくは玄米粥とかで過ごさなくてはならないが、前日も油モノ等は控えるようにとのことなので今夜のメニューに相成った。断食を思い立った理由はまず近頃メタボ気味で膝に来たのがショックで、ベスト体重5キロオーバーを何とかしたいのもあるけれど、あわよくば脳血管をスリムにして例の顔面痙攣を止めたいというのもあるし、心身共に肥満ぎみな己れに喝を入れたい気持ちもあったりして、ホントに6日間もできるのかどうか不安もいっぱいながら、とにかく今後のブログはしばらその過程を記すつもりで、従って晩ご飯の料理はいっさい出て来ないことをお断り申しあげます<(_ _)>
コメント(2)
写真を見る限りでは、今の体重はベストではないか?と思いますが、今後のブログの内容が楽しみな反面、今朝子様は私の知る限りでは自分に厳しい傾向がありますので断食をするならその方法を監督する方がありますか?。世話焼きおばちゃんのように余計なお世話な可能性がありますが信頼できる人に駄目ストップと客観的に見てもらえる状況ですか?。(いつも心配性の出過ぎた意見ですみません)
投稿者 nao : 2014年10月26日 00:54
始めまして。松岡和子さんと、ちょっとした知人です。糖質(炭水化物ー食物繊維)を摂らないでいれば、確実に体重は減ります。ご飯、パン、パスタ、うどん、そば、芋系をやめてみてください。夜だけでもいいです。脂質は摂ったほうがいいです。人間の体はタンパク質と脂質でできています。糖質はわずか1%です。摂取しなくても肝臓が作ってくれます。お試しください。私もひざ痛でデスクワーク。体重が減って、楽になりました。10キロ減量楽々です。お肉や魚などをたっぷり、チーズや上質オイルたっぷりどうぞ。カロリーなんて関係ないのです。カロリー制限はもう古代の考えです。よけいなお世話失礼しました。
投稿者 銀水仙 : 2014年10月26日 11:38
2014年10月26日
絶食初日
酵素ファスティング初日は一種の拒絶反応のようなもので体調不良になったという話を元ミセス副編の福光さんに聞いていたので、執筆をしない日曜日から始めることにしたのだが、昨夜は10時に寝て今朝7時に目覚めるという久々の大休息を取ったため、全身が弛んだ結果その反動で目覚めてしばらくしたら例の如く猛烈な嘔吐が始まり、期せずして年に一度の絶食日と重なったからて昼間は酵素を飲むどころではなく、再び夕方の6時までこんこんと眠り続け、夜ようやく復活してこれを書いている私である。このブログを昔からお読みになっている方はよくご存じだと思うが、私は行動の落ち着きの無さも母譲りなら、完全休養をした途端それまでの疲れが一気に出て、回転を止めたコマのようにバッタリ倒れて起き上がれなくなるのもまた母譲りなのであった。というわけで明日はどうなりますことやら(^0^;)
2014年10月27日
断食2日目
今朝はすっきり目覚めて執筆も順調で、夕方は久々に氷川神社にお詣りを。とにかく食事を作ったり買い物に行ったりする時間がない分、仕事は捗るのであった。酵素の錠剤と液体を飲むだけでちっとも空腹を覚えないのは不思議なほどで、未来食ってこんな感じなのかも?と思いつつ、やろうとすればずっと続けられそうだけど、それでは人生があまりにもつまらない!ので、やっぱりフツー食に戻るわけだが、テレビで色んなご馳走が出て来ても、今日の段階では何を見ても食べたいと思わないのは、昨日胃液をどっさり吐きだしたせいかもしれない。ともあれ酷使していた内蔵を休めるにはいい機会であろう。頭の中もこんな風にデトックスできたらサイコーなのだが、そうなったらただのパーになるのかも(-。-;)
というわけで錠剤を飲み終わってから見たNHKのクローズアップ現代では、景気回復で経済好調と伝えられる米国で、なぜ現職のオバマ離れが起きているかについての分析をしていた。経済好調も結局は庶民の実感を伴わないものらしいことや、ちょっとした不手際が積み重なってトータルとしての統治能力の無さが問われているというのは、どこかの国の首相と同じなのかも?それなのにまだその首相を50パーセント以上もの人が支持してる国ってやっぱオメデタイのかも?とか思いながら見ていたのだが、あれだけ熱狂的に支持されていたのが手のひらを返すように見離される現代の民主主義政治のあり方についてもちょっと考えさせられるところがありました(-.-;)y-゜゜
コメント(6)
随分前から、このブログと共にあなたの本を読ませて貰っています。近頃、あなたが極左翼と判り、とてもがっかりしました。そんなに嫌なら中国でも朝鮮でも移住されてはいかがですか?さすが、左翼が多い京都の出ですこと。
投稿者 あなたは何人? : 2014年10月28日 11:07
↑うーんなんか感じの悪い書き方だな、捨て台詞で終わっているところもいやだな。いやな感じは狙いなんだろうが、不愉快ですね。
捉え方は人それぞれだけど。でもヒステリック過ぎて笑えもする。
投稿者 天 : 2014年10月28日 16:12
私もちょうどコーヒーを飲みながら読んだので、吹きそうになりました。^^;
いやぁ、いろんな方がいらっしゃるな・・・と。
お上を批判すると極左とはねぇ・・・いやぁ、笑った。
投稿者 hiroko : 2014年10月28日 21:16
あなたは何人?って日本人やから日本語で小説書いてはるんですがな。人それぞれ。まだ秘密保持法が通って無いのにこれでは、迂闊に政治批判出来ませんなあ。まあ、こんな方が安倍さん支持してはるんでしょうけど。しかし極左って古う~笑うしかおまへんな。
投稿者 お : 2014年10月28日 22:23
こういう方ってネット上には沢山おられるんですね。
左=中国、朝鮮とか左=京都っていう発想が短絡的だし、そこにゆがんだ差別意識が潜んでいるように感じられました・・・
投稿者 アンクル : 2014年10月29日 11:11
いや~本当にこんな人いるんですね~。自分と反対の意見にがっかりしたって?今は小学校でも賛成と反対に分かれて討論し、次に立場を変えて反対と賛成にチェンジして議論するという方法で問題の本質を見抜くという事をしています。これが相手の意見を尊重する訓練となり人間が思慮深くなる過程となります。小学校でですよ・・・
投稿者 ポンタ : 2014年11月01日 17:54
2014年10月28日
断食3日目
今朝もすっきり目覚めで執筆が捗りましたヽ(^0^)ノ
この酵素断食を教えてくださった元ミセス副編の福光さんからは、三日目あたりで多くの人が辛さを感じるというメールを頂戴したのだが、私は相変わらず、ベツに〜さほどの空腹も覚えないし、脱力感もないし、むしろ頭がシャープになって五感が研ぎ澄まされたような感じだから、なんだか最後までやり遂げられちゃうかもでした∈^0^∋
もっとも、この間は人に会うのは申しわけ無い気がして、今日も元米朝事務所の大島さんから30日にチケットが浮いちゃったお芝居のお誘いがあったにもかかわらず、断食中を理由にお断りをした次第。食事どころか、この間はカフェイン系の飲料もダメだから、見終わった後お茶すらご一緒できないのはイカンでしょう!なのである。それにしても、私はやっぱりこういうストイックなことや自閉的な過ごし方が向いてるタイプなんだろうな〜と、つくづく思います。
ところで昨日はNHKクローズアップ現代の終了直後に、エボラ熱がとうとう日本にも?というような緊急報道があって、アナウンサーの切迫した調子にドキッとさせられたものである。今回はまあ何事もなくてよかったけれど、今後もこうした報道がないとはいえない時代になったんだよな〜と、これまたつくづく思うのでした。
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突然の連絡で失礼します。当方、お父上が最近まで所属しておられた京都東ロータリークラブの会員で、親しくさせて頂いた医師です。
本日、お父上が受診されました。鼻汁が大量に出たので心配になって来たとのことでした。聴診所見に異常なく鼻汁も透明で、もう出ていないとの話しでした。他に所見は認められませんでしたが、体温が37.8℃であった為、気管支炎、肺炎に発展する可能性を考え、抗生剤を3日分処方いたしました。ご家族に連絡を差し上げようとしましたが、連絡先を覚えていないと言われるのみで、お一人で帰っていかれました。ご家族からの容態をお問合せください。
粟野菊雄
投稿者 あわの診療所 : 2014年10月28日 21:44
2014年10月29日
断食4日目
今朝は少し早めに目覚めてしまったのは、昨夜、京都の粟野先生が父の体調をご心配になってこのブログにご投稿を戴いたからで、とにかく9時まで待って電話をしても出ないので心配になり、すぐ妹に連絡をしたところ、妹が駆けつけようとして家を出る時に電話をしたら「もう熱もないし、体調もええから、今日はこれから四条でロータリーのお友だちに会うて百味会に一緒に行く言うたはるねん。ホンマ心配してアホらしなってしもた」とボヤいていた。で、私がもう一度かけたらすぐに出て、9時はまだ寝ていたとのことで、えらく鼻声だったが、やはり妹が言った通りなので、とにかく今日の外出は控えたほうがいいと忠告した次第。これに関しては「川上」の加藤氏からも電話があり、どうやらお客様の中でブログの書き込みをご覧になって、ご心配を戴いた方が他にもいらっしゃるようなので、まずは無事であることをお伝え致します。一応、父は甥っ子と毎日ケータイのワンギリで連絡を取り合うようにして、もしもの場合に備えているし、4日前に妹が家を訪ねた時は元気だったという連絡を貰っているので、何の心配もしていなかっただけに、今回は狼狽えてしまったものの、親身になってご連絡を戴いた粟野先生には感謝に堪えません。父が先生に家族の連絡先を言わなかったのは娘たちに心配をかけたくないという彼なりのダンディズム?なのかもしれないが、それで却って余計にご心配をおかけしたようで申しわけ無く思っている。「うちの一家はみな身内によそよそしいて他人みたいな気を遣う変わった家やさかい、よそにはなかなか理解してもらえへんのよ」と妹は常々いうのだった。
ところで今回ちょっと狼狽えたのは、もうすぐ母の一周忌で、去年、奥さんの一周忌にダンナさんが亡くなられた親戚があるからだった。実は私の断食も11月5日の母の一周忌に合わせて、ちょうどその日が最後の回復食の日になるよう設定している。パーキンソン氏病だった母は嚥下機能がダメになって食事ができなくなり、「川上の女将さんが、最後は何にも食べられへんようになるてホンマ気の毒やで〜」と妹の言ったことがどこかでひっかかっていたのかもしれないが、とにかくその日に合わせる形でスケジューリングしたのだった。で、その日は別に一周忌の法要なぞは催さず、新国立劇場でその名も「ご臨終」という芝居を観る予定にしています。
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いやはや、わが道を行く親には気苦労が伴いますよね。
ただ熱があったけれども復調している様子ですが、少し気になります。家の父は糖尿病の気があったのに感染症をこじらせて命取りになりました。畑で何時もなら汗を流す作業をしている時に、ぞくぞく寒気を感じていたのにそうだったのか。と聞き伝わった時は死んだ後でした。
高齢者が熱を出すのは様子を見て良くなる事も頻繁にあるとは思いますが、明らかに異常のサインを体が送っているので少し要注意ではないでしょうか?。
お母様はなんとなく最後に食べられる時を察知して食べたいものをリクエストしていたような気がします。多分その後が長かった可能性はありますが、家族に感謝してさばさば未練一切無く旅立ったような気がしています。
気のせいかもしれませんが。主人の姑を亡くしたときにも思ったのですが、罪悪感で一杯になったらいかんよ。死んだ後子どもが落ち込みすぎることなく、幸せを感じて生きて欲しいと親は思うよ。と義姉の罪悪感をきいた時思いました、(その時私も自己嫌悪するくらい落ち込んでいましたが)。
投稿者 nao : 2014年10月29日 22:37
老親が居ると何処に居てもおなかの底に、ドンと何かがあるような思いが続きますね。何時までも何事も無く過ぎて行ければ良いのですが。しかし親が亡くなると次は自分の番、これは幾つで親を見送っても同じ思い。ただ順番に逝けるのは親にとって幸せです。
私は祖父母同居、結婚してからは母と同居。つくづく思いますが身内だからこそ気を使い、よそよそしいくらいの付き合いのほうが息苦しく無くて良いと思います。特に同居の場合は親は何時までも親で子供の事は何でも知って居て当たり前の姿勢を崩さない。息が詰まりそうになる事もありますよ。
投稿者 お : 2014年10月29日 23:25
2014年10月30日
断食5日目
今日も執筆がサクサク捗ったのは、食事に要するもろもろの時間、たとえばTVでQP3分クッキングを見るといったようなことも(笑)カットされて、気が散らされることなく集中できるせいだろうが、それにしても通常通りの仕事をして、適度の運動(通販で買った超ミニミニのトランポリン)もして、なおかつこの5日間全く食事をせずに、さほどの空腹感もなく平気でいられるって我ながら驚異的であります(@_@;)
で、今日もNHKクロースアップ現代を見たら今年亡くなった経済学者・宇沢弘文博士の業績とその影響を取りあげていて、私は寡聞にして知らないことが多かったので非常に興味深く拝見し、何しろあの恐るべき市場原理主義者のM.フリードマンの危険性をいち早く見抜いて噛みついていた!一点だけを取っても、こういう人こそ日本人として生前もっともっと誇りにすべき存在だったのではなかろうか、という気がしたものである。
ブログにずっと写真が無いのは淋しいので、今日はお散歩中に撮った氷川参道の紅葉をアップしておきました。
ところで秋山監督が引退の花道を飾れたホークス優勝おめでとう\(^O^)/昨日は延長、今日も最後の最後までわからぬゲームを堪能しました!
コメント(2)
ミニミニトランポリンに?
そんなのがあるのですね。
部屋で使用すると天井まで届きませんか?
投稿者 tucci : 2014年10月31日 06:15
直径1mもないくらいのもので、そんなに高くは跳べず弾む程度です。ただ材質がトランポリンと同じというだけです。
投稿者 今朝子 : 2014年10月31日 20:53
2014年10月31日
断食ラスト・デー
六日間の断食は今晩でめでたく終了しました\(^O^)/ 明日からは玄米粥などの回復食を始めますが、この断食ならあと一週間、いや、ひと月でも保ちそうな感じかもです。
そもそも、これを教えて下さった元ミセス副編の福光さんは私に負けず劣らずというか、上まわるくらいのグルマンなので、彼女が達成できたくらいだから大丈夫だろう(失礼_(._.)_ ) というような安易なノリで始めて、初日は好転反応みたいなものが激しかったのでいささかびびったものの、アドバイスメールを戴いたりなどして余計な不安は解消され、二日目以降は極めて順調に推移しました。
それにしても、朝昼晩、酵素錠剤を十粒ずつと液剤を薄めたジュース一杯カロリーにして100kcくらいしか摂ってないのに、別にフツー通り仕事ができるって、どういうことなんだろう(?_?)
酵素の活動で肝臓に貯えられたグリコーゲンとか、体内の脂肪をブドウ糖に変えたりして、速やかに脳に供給してるらしいのだけれど、だったらふだん一体どんだけ余分なもんを貯えてたんや〜 といいたくなるほど空腹感を覚えないのにはビックリでした。
TVを見てると、CMを含めてやたらに食べ物が出てきますが、何を見ても別に食べたいという欲求が起こらないのもフシギで、私はもともと執着心が薄いほうとはいえ、食べることに関しては割合あるほうだと思ってたので、こんなふうに食欲まで無くしたら今後この世に私をつなぎ止める何があるんだろう? なんて考えちゃうくらいです(^_^;)まあ、もうちょっとしたらまたガンガン食べだすんでしょうが、
せっかく適度に体重が減ってくれてカラダが軽くなったので、なるべくこれをキープして老後に備えたいと思います。
そんなわけで別に人にはオススメはしませんが、私にはこの酵素ファスティングなるものが実に合ったようで、わざわざ断食道場なんかに行かなくても自宅で仕事をしながらできるのが何よりでした。一人暮らしの自由業を長く続けている人で、自己管理がきっちりできて、人に会わなくて平気、というよりも周りに人がいないほうがラクチンといったタイプの人間にはもってこいのダイエットかもしれません。