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2014年09月01日
豚キムチ
QPのレシピを参考に、ゴマ油で炒めて仕上げにすりゴマをからめてみた。
北海道は秋晴れ、関東は早くも秋霖モード?という感じで、今日の大宮は朝から晩までしとしと降り続け、とにかく涼しいし、筋肉痛は激しいものの、アタマはすっきりしていて、執筆の再開が思いのほか順調だったのは何よりである。
旅行中は昼間めいっぱい動きまわって、夜はよく食べ、よく湯に浸かり、毎晩早めに寝たため、テレビでニュースもほとんど見なかったくらいだが、代々木公園でデング熱が発生したことくらいは知っていて「本州はそろそろ熱帯化してきたようだから、早いとこ北海道に移住したほうがいいかもね」てな話にもなった。実際に最近は釧路へ移住する人が結構いるという具体例を炉端焼き「ひょうたん」のお母さんにも伺って、「これから土地が騰がるんで今のうちに買っといたほうがいいよ、なんて言う人もいるんだよねえ」と聞かされたので、ここはやっぱり翻訳家の松岡和子さんに早くセカンドハウスを買ってもらうしかない!と思った次第。それにしても代々木公園は私にとってなじみ深いスポットで、30年近く前に神南で編集事務所を構えていた頃は毎日のように散歩をしていて、当時から他国籍エリアになりつつあったのを知っているので、今回の発生もそうしたことと無関係ではないように思われた。グローバリゼーションにおけるマイナス面の一つが新たな疫病の蔓延であることは、幕末から明治にかけてコレラが流行した例にも明らかだし、今回はデング熱くらいで済んでまだマシだったのかもしれない。
2014年09月02日
ミートソーススパゲティー、コーンスープ
QPで見た通りに作ったミートソース。玉ネギとニンニクのみじん切りをオリーブ油でじっくり炒めてから合い挽き肉を加えてパラパラになるまで火を通し、赤ワインを入れて薄切りしたマッシュルームを炒め合わせ、野菜ジュース、ケチャップ、ウスターソース、塩胡椒で調味。スープは市販のレトルト製。
コワモテのイシバカ君の次はオブチさんちの娘はんが候補に挙がって、自民党の幹事長て一体全体どんなポストやねん(?_?)と思ったのは私だけだったんだろうか?結果どうやらタニガキさんに落ち着くみたいだから、アベボンも完全なパーではないようだし、一方でタニガキさんはまたもやビンボーくじを引く運命にあるのかもしれない。加藤の乱の時以来イイ人そうな政治家のイメージを崩さずにやってきたのはともかくとして、今回の幹事長ポストを引き受けたのは、どうも政治家としてはイイ人過ぎちゃうのが欠点かも、という印象を持たざるを得なかった。要は次の選挙に勝てばアベボンに花を持たせることになるわけだし、負ければ当然責任を取らされるので、どっちみち今後は自分の出番がないのを承知の上で引き受けたとしか思えない。ともあれイシバカ君が幹事長ポストを手放したことで彼の求心力がどの程度に下がるのかはまだ全く未知数ながら、京都の妹は「もうアベにはホンマにさっさと辞めてほしいねん。ええ気なっとる顔見てたら胸くそ悪いねん。まだイシバのほうがましやで〜」と前からしばしば言っており、私はそれを聞くつどサソリとムカデのどっちがマシかというような話に聞こえて仕方がないのでした(-.-;)y-゜゜
2014年09月03日
豚しゃぶとキャベツのラーパーツァイ風
QPで見た料理。茹で豚と茹でキャベツに千切りしたパプリカと生姜と輪切りした鷹の爪を載せて甘酢をかけ、仕上げに熱したゴマ油をかけるだけ。沸騰した湯に水を加えて70度くらいに温度を下げてから豚しゃぶ肉を入れて柔らかく茹でるのがポイント。甘酢は酢に砂糖と塩少々を入れて混ぜるだけ。
今日は内閣改造のニュース一辺倒だが、だからといって別に何とも思わなくなったのは、私が年を取っちゃったせいなんだろうか?それとも今や世の中的にも A さんの会社の人事異動がBさんにとっちゃ別にどうでもいいような感じで、所詮は自民党内の人事異動という風にしか見られていないんだろうか?ともあれ女性議員の活用といわれても、同性として支持したい気持ちに全くならない!!!人材をずらりと揃えたあたり、さすがに自民党というべきかもしれない。まあ女性に限らず、官僚の作文を間違えずに読めればOKみたいな大臣レベルもありそうな中、大いに期待したいのは、これまでも政調会長のポストで何かと物議を醸していた高市早苗総務相の官僚操作を逸脱したトンデモ舌禍くらいだろうか。気になるのは塩崎厚労相で、年金の運用に積極的な発言をしている人だから、株価の上昇にはつながるかもしれないけれど、われわれの年金を株運用なんかさせちゃってホント大丈夫なのか?という心配は誰しもあるのではなかろうか(-.-;)y-゜゜
コメント(1)
女性議員の活用、ホンマニ活用して欲しい議員さんて??です。
「なんでこの人が選ばれるの?」と思える人が国会議員にも地方議員にも多い。特に女性は「この人が政治的発言して誰が真剣に聞く?期待する?」と思える人が多い。そんな人たちが選ばれるのは女性の地位向上に繋がります?余計女性の尊厳を落とすようなものだと思います。どんな服装で歩こうとも痴漢行為は犯罪です。しかしわざわざ女性の地位を落とすような発言をする人を政治家にするのは間違ってると私は思います。
投稿者 お : 2014年09月03日 22:32
2014年09月04日
ゴーヤと茄子と厚揚げの甜麺醤炒め
QPで見た料理。縞目に剥いて乱切りにした茄子とゴーヤの薄切りを炒めて柔らかくなるまで火を通し、薄切りにした厚揚げと生姜の千切りを加えて炒め合わせ、甜麺醤、酒、砂糖、醤油、胡椒を混ぜた合わせ調味料で味付けし、仕上げにゴマ油をまわしかける。
これから錦織圭やクルム伊達が決勝に進んだら、テニスの全米オープンを中継するTV局が現れるんだろうか?今でもペイTVなら放送しているかもしれないが、それを見るためだけに加入する人は少ないだろう。それにしてもウインブルドンはNHKが毎年必ず放送してくれるのに、それ以外しないのは、やはりウインブルドンがテニス界ダントツの檜舞台だからなんだろうか?この世界のことは全くわからないのだけれど、ウインブルドンの中継は昔よく見ていて、その昔というのも、エドベリやベッカーやナブラチロワやグラフの時代だから相当に古くて、熱心に見始めたきっかけは、当時ロンドンのガイドブックを作るために現地へ何度か行って、行くのは必ず昼間の時間が長い六月で、行けばひと月くらい滞在して、その間にテレビを点けたらずっと中継をやってたことなのだから、いわば本場仕込みと威張っていいのかもしれない(^_-)-☆ウインブルドンの中継は深夜になるが、深夜に見るものとしてテニスが打ってつけなのはまず静かなこと。ジュースの応酬で行き詰まるような接戦を深夜に見ていると、双方の心理状態がさまざまに想像されて、小説を読むような醍醐味のあるスポーツだと感じたものだ。これに比べて野球は演劇を観るような面白さだし、サッカーの試合は初期のコンピュータゲームをするような感覚になるのであります(^o^)
2014年09月05日
カレー、レンコンの胡麻マヨ和え
カレーは市販のレトルト。クインズ伊勢丹で早生のレンコンを見て、昔からよく作るサラダ料理が急に作りたくなった。練りゴマとマヨネーズを混ぜたもので和えるだけだが、なぜかトマトを細かく切ったものと併せて食すとオイシイ。
今日の夕方は整髪をすべく、お昼に行きつけの美容院に電話をしたら、なんと担当の美容師さんが渋谷店のほうへ異動になったとか。カットが非常に巧い人で、料金がちょっと高めでも、モチがとても良くてリーズナブルだったから、急にいなくなられて少なからずショックだった(v_v) かといって、この歳になると渋谷まで追いかけていくのもシンドイし、同じ美容院だと、新たな担当者が気に入らない場合、すぐに止めるのもカドが立つので、とにかく今日のところは別の美容院に不見転で飛び込んだ次第。近所に気に入った美容師さんを見つけるのもなかなか大変で、以前、三茶で親しくなった美容師さんは銀座店に異動になったし、大宮で最初にお世話になった美容師さんは独立しちゃうしで、いい美容師さんほどキープするのが難しいようである。こちらとしては髪の癖や質をしっかり呑み込んだ上でカットしてほしいから、なるべく替えたくないのに、向こうのほうが勝手にいなくなっちゃうのだから困ったものだ。そういえば死んだ母親は数十年来かかりつけの美容師さんがあって、その方とはよく一緒に旅行するくらい親しかったので、葬儀の際にもお知らせしたのだが、今でも美容師さんは顧客とそうした親しい人間関係を結ぶ機会が比較的ありそうな感じが、話していて時々する職業である。思えば私はどんな相手であれ、何であれ、いつも追っかけるほどの情熱はないのだけれど、何であれ自分が変わらないのに相手の変わることが多すぎるように感じるのは、自分が組織に属していないせいなのだろう。文章の癖や文字遣いをある程度呑み込んだはずの担当編集者が変わるのも困りもので、ことに今後はこっちがだんだんボケちゃうかもしれないわけだから、松井さんにしては、この文章おかしくない?というような勘が働く馴染みの編集者を頼りにしたいところなのに、美容師さんと同じく、担当編集者はこれまただんだんと出世して編集長になったり部長になったりして担当を外れていかれることが多いのでした(v_v)
コメント(4)
本当に美容師さんは自分担当の方には同じ店に居て頂きたいですね。私も近所に幾つもありながら、ずっと駅前のお店に通ってもう25年近くなります。一度、担当の方が独立されて代わられたのですが、今の方に自分の髪の癖とかを覚えて貰うのに約1年かかりました。自分よりも若い方でないと困りますしね、歯医者さんも同じですね、自分よりも若くて上手な方を掴んでおかないと(^_-)-☆年に4回はメンテナンスで顔つなぎしてます(^-^)
投稿者 お : 2014年09月05日 22:43
レンコンはゆでてから和えていますよね?。生でレンコンを食べたことが無いので多分ゆでたほうが美味しいサラダになりそうだな?と自信がありません。
美容師さんは本当に回転速いですね。もう十年以上行く美容店でもう6回くらい担当が辞めたり移動になりました。2ヶ月くらい前にふっと不思議に思って年配の男性の美容師さんは何故ほとんどいないのか?聞いたらほぼ経営者になるか別の道に入ることが多いというお答えでした。気安く話せる美容師さんがいなくなるのは悲しいのですが遠くに行かれると追っかけるのもストーカーぽいし。(めんどくさいし)。
ぽへーと自然体で話せる美容師さんと長く付き合いたいのになかなか出会えないです。
投稿者 nao : 2014年09月06日 01:39
松井さんのお気に入りの方は皆さん出世されるんだ、素敵♪
と思って拝見していましたが、頼りの方に去って行かれると実際は寂しいものですよね。失礼しました。
投稿者 さくら : 2014年09月06日 12:36
昨日のコメントを入れた日の昼間に美容院に行ったのですが、あれ?担当が移動になりました。複雑ですが一駅となりの駅の近くなので担当を変わってもらうにあたってこの方!と思う方もいないし誘って貰ったので一回移動先の美容室にいってみることにしました。
妙にタイミングが合った出来事だったので少し勇気を出してみました。(追っかけるのはかっこ悪い感じがしていたので)。
投稿者 nao : 2014年09月07日 22:55
2014年09月06日
チキングリル、オクラ納豆和え
チキングリルは例のごとく魚焼きグリルで塩焼きにしたもの。これってカロリー減だしホントにベンリです∈^0^∋
けさの報道番組はコワモテイシバ君が出まくりで、新設された地方創生省に対する理解を求めていたが、まだビジョンらしいものは全く聞けず、結局はまたもや地方へのバラマキに終わるんじゃないか、という先行き不透明感は拭えなかった。もっとも講演や取材の仕事で地方を訪れるたびに、どこでも人口減少による寂れた印象を受けるので、本当に切迫した問題だという実感はあって、早く何とかしたほうがいいと常に思ってはいるのだけれど、専門の省庁を創るというようなことぐらいで解決できる問題ではないように思うのは、今や日本のみならず世界的にも人口の極端な都市集中が起きているらしいことがわかっているからである。最大の理由は、近代を象徴するマスプロ的な生産がコンピュータやロボットに取って代わられて人手が要らなくなる一方で、人口が急増する新興国が次々と人手を供給するからだろうし、好景気に沸く現在のアメリカでも富の偏在と格差は増すばかりだというから、結局はさまざまイノベーションが人類のごく一部を豊かにして多くを路頭に迷わせる皮肉な現象が今起きているということなのであろう。近代の産業革命が同様の富の偏在と格差をもらたし、それが少しは是正されるまでにそれなりの歳月と紆余曲折を経たことを思えば、人類は今度の問題も徐々に乗り越えて行くと信じたい。ただし日本は近代のマスプロ生産にあまりにもフィットし過ぎた国だけに、そこから離脱するのは容易なことではないかもしれない。けれど何としてもまずマスプロ的な発想を変えない限り、地方に未来が無いように私が思ってしまうのは、どこに行っても、包装紙が違うだけで中身はほとんど同じの土産品が氾濫している現実を見た時であります。
2014年09月07日
バーニャカウダ、宮崎牛の陶板焼き、葱サラダ、アボカドと鮪のグリルほか
乗馬の帰りに駅でバッタリ会ったオペラ歌手のSさんと大宮0760で食事。Sさんは『師父の遺言』をご購読になって、「今回はどうしても感想が言いたくなったんだよねえ。それがホントに巧く言えないんだけど、なんか凄く自分が勇気づけられたっていうか、自分と重なる部分とかがあるとかいうんじゃ全然なくて、それでも色んな人が色んな風に自分の人生と重ねて、ホントに書いて貰って有り難うと言いたくなるような本だと思っちゃったんだよねえ」と意外なほど嬉しい感想を聞かせてもらった。年齢が親子ほど離れたSさんに、そんなふうに読んでもらえたのは書き手として本望でもあるのだが、その言い方には自伝なるものの本質的な存在意義が実にコンパクトに示されているような気がして、NHK出版の加納さんからオファーを頂戴したことの意味や文春の山口さんから「この本はゼッタイ若い人に読んでほしいですよね」といわれたことがようやっと腑に落ちたような気がしたのでした。
ともあれお天気がイマイチな感じだった今週末も私は乗馬クラブに行って90分レッスンプラスもう一鞍騎乗。90分レッスンのお相手は最近のお馴染みヤブサメ君で、輪乗りの段階では結構落ち着いていたのに、途中で急に雨が落ちてきたあたりからちょっとそわそわし始め、しかしその後二頭立てで径路を回る段階では最初まったりペースで走ってくれて、小股なために先頭の馬から引き離されたので、私がちょっと焦って彼を焦らせ過ぎたのかもしれない。駈歩になった途端ヤブサメ君は「僕やろうと思ったらやれるんだよ!」という調子でいきなり猛スピードで爆走し始めたから、インストラクターのHさんが慌てて止めて即退場になってしまった。「松井さんあれでよく落ちなかったよね」と後で言われたくらい傍目にはヒヤッとするような駈け方だったらしく、私も一瞬ビックリはしたが、先週は北海道の外乗で駈歩を何キロもこなしてカラダがスピードに馴れていたせいもあったし、「カラダを起こして!」というHさんの大声が耳に飛び込んだので幸い無事に済んだものの、一歩間違えば落馬事故につながりかねなかったわけだから、どんなに馴れた馬でも油断は禁物である。ドサンコ牧場の角田さんは、とにかく乗馬は初心者でも日ごろから駈歩をしてある程度のスピードに馴れておかないと、アクシデントの際に咄嗟の対応ができないから却って危険なんですよと言われたが、確かにそれはもっともかもと思えるような今回のアクシデントである。今回改めて思ったのは、人間が危険を察知すると動物の本能で内蔵を守るべく前屈みの姿勢を取るが、乗馬は実はそれが厳禁だということだ。つまり前傾姿勢になるとますます馬に推進をかけ、スピードは上がるばかりで止まれるわけがないからして、危険なスピードを察知した際は即「カラダを起こす」しかないことはもちろんアタマでは十分わかっていても、その瞬間にハッと気づかせてくれる声がけがやはり必要とされるのだった。インストラクターはその瞬間に声がよく通る人であってほしいと私が常々願うのは、こういう時のためなのであった。
ヤブサメ君は退場になって自分が悪いことをしたと思ったのか、そのあと洗い場でしゅんとしていたのが可愛かったが、馬は馴れてくると可愛がってくれる人間を逆に甘く見て、ヘンにイタズラ心を起こして人間を試すような走りをしたがる子もいるから要注意だよね〜てな話を食事しながらSさんとしていたのは、今日のもう一頭のお相手ハイセイコーのお孫さんにも猛スピードで走られて落馬した経験があるからだが、今日は昨夜の雨で見た目よりずっと酷い状態の馬場だったから、さすがにスピードはほとんど出なかったものの、年齢のわりには力強い駈け方をして、ワタシもまだまだやれますわ的なアピールと、ワタシ嫌なことは嫌なのよ的なワガママぶりを存分に発揮してくれました(^0^;)
2014年09月08日
サンマの蒲焼き丼
ネットのレシピを参考に作ってみた。手先が不器用なため、サンマを三枚に下ろすのはクインズ伊勢丹の鮮魚コーナーにお任せf(^ー^; 薄く粉を振って表面を炒めてから酒醤油砂糖味醂を混ぜたタレを入れて煮からめただけ。下に大葉を敷いてグリルした青唐辛子を添えてみた。
食事しながら見たNHKの「クローズアップ現代」は授業にタブレット端末を使用するICT教育の問題を取りあげたが、先進諸国の多くがすでに八割程度導入している中で日本はまだわずか8パーセントくらいしか導入が進んでいないという現実にはちょっとビックリ。とはいえ四年前からすでに本格的な導入をしている韓国では、結局は表面的な情報の摂取に留まり、却って深い知識や本当の学力が身につかなくなったという反省が生まれ、全面的に見直す方針になったのだとか。片や日本は2020年までには一人一台を目指してこれから導入が本格化しそうな様子なのだけれど、従来の一斉教育を残した形での導入がそれなりの成果をもたらすのかどうかは甚だ疑問なツールであるように思われた。そもそも相当に以前から、まずマスプロ教育を脱却しない限り、日本の未来はないような気が誰でもしていたのではないかと思うのだけれど、一人一台を目指すみたいな発想自体がもうダメでしょう!と私は言いたくなるわけで、それもこれも所詮はマスプロ教育が生みだした優秀???な人材が官僚になっちゃうところに問題があるのかもしれません。ともあれこのツールを本格的に普及させるなら、ソフト面の整備もさまざまな点で本格化してほしいところである。
今日のTVニュースはやっぱりマスプロ教育を骨の髄まで受けて同化した脳ミソを抱えるテレビマンたちが一斉に錦織報道を展開したが、決勝の中継もWOWWOWのみらしいのは実にザンネンでした。これを機にWOWWOWの加入者がどっと増えたというのも実に日本らしくておかしい。あのジョコビッチを敗ったんだから、折角なら決勝はフェデラーと対戦してほしかったところだけれど、そういいながら私は無加入なので、来年のウインブルドンを楽しみにしております(-.-;)y-゜゜
コメント(3)
番組を見ていないのでよくわからないのですが、どんどん貧困が広がっていてパソコンもタブレット端末も買えない家庭もあるでしょうから「学校で一人1台ずつ使わせてもらえるのはありがたい」と思う親や、「自分にもチャンスがある」と喜ぶ子供もいるかもしれないと思いました。お金のあるおうちの子は私立に行くでしょうから公立だけでいいと思いますが。
投稿者 ぷみ : 2014年09月09日 00:40
ぷみ様へ
確かにそれはそうだと思います。もっとも一人一台になれば今よりずっと廉価にはなるでしょうが、それでも購入が難しい家庭がなくなることはないでしょうし。ただ私はどうも、明治以来、あるいはもっと昔もそうだったのでしょうが、海外発のツールが先にありきで、使う側の民度がそれに本当の意味では追いついていないまま背伸びして使っちゃうということを繰り返しがもたらす悪弊みたいなものがとても気になります。発想のオリジナリティー不足はそういうところに一番の原因があるように思っていて、日本は中国を嗤えるほど、ホントの意味で根本的なオリジナリティーがあるのかどうかはちゃんと考えた方がいいいような気がしています。この放送でとても意外に思ったのは早くに導入しながら見直す方針に転じた韓国で、それは政権交替に関連しただけのことなのか、あるいは人間に何か重要な変化をもたらすものとして敬遠し始めたのか、その点が気になるところでした。
投稿者 今朝子 : 2014年09月09日 22:24
タブレットの認識が誤解で無いと良いのですが、うちの子も進研ゼミというもののタブレットを最近使い始めました。ゲームを規制するらしいので始めたのですが、実際はそうでもなく一時間位で止めて新たに開いたらやりたい放題できているようです(長時間してしまう気持ちはわかりますが)。
電磁波や光のせいではないかと思うのですがテレビもタブレットも多分専門家に聞いたら一時間までなら問題無いがそれ以上使うと弊害が多くなるように聞いています。それに学習も試しにやってみたらクイズみたいで本人の知識や思考力を培うものとはお世辞にもいえません。その上計算をタブレットに書くのは紙より書きにくく変に気持ち悪くなりました(私が若くないためかも?)。それでも子どもに益より害が多い気がして使用時間を一時間か三十分にしたくて奮闘しています(ため息の出そうな毎日ですが)。
気を取り直して、焼肉美味しそう・・震災前後にいろいろと牛肉離れをするような報道があり、安いチェーン店しか家の近くにありません。獣のように焼肉は好きなのですが、以前あったお高いけど美味しかった焼肉やさんに帰ってきて欲しいです(諦めのため息)。
投稿者 nao : 2014年09月11日 02:27
2014年09月09日
銀ダラの西京焼き、カボチャの煮付、オクラ納豆、冷や奴
今日のメインはおかずではなくご飯で、話題のタニタの金芽米なるものを取り寄せて炊いてみた。微妙に中途半端な食感が気になってあまりオイシイとは感じなかったが、米を少なめにして炊いてもご飯になるとふつうの量になるのがフシギといえばフシギで、とにかく私は膝痛を発症して以来、少し減量を心がけねばと思ってこのお米を購入したのでした(^^ゞ
食事しながらTVで見たのはサッカーキリンチャレンジカップ日本VSベネズエラ戦で、ホントはテニス全米オープンをNHKが再放送した分の録画を見ようと思っていたのだけれど、結果がわかってるスポーツはやはりイマイチどうも見る気がしないもので、結局はこないだ全然イイとこなしでウルグァイに敗れたアギーレジャパンにしたのだが、これが意外とけっこう面白く見られる試合だった。前半は相変わらずディフェンスの不安満載で、相手も詰めのシュートが甘かったから何とか凌げた感じだったが、それでも攻撃はスピーディーだったし、後半ではウルグァイ戦でもアグレッシブなプレーで魅せた武藤が先制ゴールを決めてその後もよく攻撃に絡んでいたし、2点目は武藤と同年の柴崎が決めて、若手陣が監督の期待に応える活躍を見せたのは四年後に備えて頼もしい限りだろう。武藤は若くてカワイイからオバサン支持が集まるかもです(^◇^)
2014年09月11日
焼肉ほか
東銀座の「天壇」で馬トモ人事部のSさんと食事。
道東旅行をしたSから旅行代金の領収書を受け取りがてら慰労の食事会をするに当たって、肉好きのSさんを最初は茗荷谷にある熟成肉の名店「中勢以」にご案内しようとしたのだけれど、相変わらずゼンゼン予約が取れないのでこの店にした次第。ここはロースが結構おいしくて、特にミルフィーユロースという食べ方は非常に食べやすいので、焼肉が苦手な人でもいけそうです。
食事しながら現像した写真を見て、やっぱり知床はサイコーだったね〜なんて話をしていたが、「そうだ、わたし松井さんに伺いたいことができたんですよ!」と急にSさんが仰言るので何の話かと思ったら、「今度部下の結婚式で乾杯の音頭を取ることになって、そのスピーチをしなくちゃならないんですけど、一体どんなこと言ったらいいんでしょう?」とのこと。その部下というのも年齢差がわすかな男性だという話を聞いて、なるほど、世の中ホントに変わってきたんだよな〜という気がしたものである。「乾杯の音頭って大体男性が取るもんだと思ってたし、女性の上司が男性の部下の主賓として挨拶をするなんてことは、私たちの時代には考えられなかったからねえ。どんな話をしたらいいかといわれてもねえ……」とタジタジのわたし。「やっぱりそうですか」「結婚する部下の人となりとかわかってるわけ?」「いや、それが異動してきたばかりで何も」「あっ、そう。なら、馴れ初めとか訊いて、何かひっかかるようなエピソードとかあれば、それにからめて短くコメントしちゃうしかないわよねえ。で、最後に私もこれからそういうイイ出会いがしてみたいですね、なんて締めくくったら、いくらなんでもイタイわよね〜」「上司でそれはイタ過ぎませんか〜」なんてお互い大笑いしたのだけれど、こういう場合の対処の仕方とか文例集とかを、有村さんがやってる女性活躍省あたりがきちんと提出したらどうなんだろうか。
ところで今日うちを出る直前に東京23区に大雨洪水警報が出され、Sさんからも凄い豪雨ですが大丈夫ですか?というメールが入って、私自身は一粒の雨にも打たれず大宮もまったく降られた様子はなかったものの、東京は相変わらず異常気象に見舞われている模様です。
2014年09月11日
生湯葉、ズッキーニのおかか炒め、焼き椎茸、オクラ納豆
きのう調子に乗って焼肉を食べ過ぎたので、今晩のご飯は胃腸にやさしい精進メニューにしました(^^ゞ
大宮はお昼頃にちらっと雨が降ったくらいで済んだが、全国的には大荒れの天気だったようだから、今日があの9.11であることを想い出した人は日本にあまりいないのかもしれないが、ビン・ラディンがこの世から退場させられても、新たに「イスラム国」なるものが登場して、欧米が何をしようが、結局は根本的な解決にちっともならないことだけが、極東の人間には理解のできる中東情勢であった。
で、これに関連して先日ある方が下さったメールには、ビン・ラディンがアラブ最大の敵とみなしたのは世界的に金融経済を牛耳っている人びとでだったことが指摘されており、それは別に驚くに値しないわかりきった話のように思われたのだが、その理由として、イスラム教は金利という概念すら否定している宗教だという事実を指摘されたのにはビックリして、別に私は現在そうヒマしてるわけでもないのだけれど、さっそく岩波文庫の「コーラン」を購読して昨日電車の中で読み始めたのだった。そしたら確かに「アッラーは商売はお許しになった。だが利息取りは禁じ給うた」という一節があったではないか(!_+)「コーラン」を読んだのは今回が初めてだが(ふつう読みませんよねえ)旧・新約聖書のような物語性がほとんどなく全体的にご託宣のようなかたちを取る戒律集でありながら、アブラハムもモーゼもイエスもマリアも登場して旧・新双方の聖書の内容を踏まえていることで、キリスト教やユダヤ教と母胎を共にする宗教であることがはっきりと見て取れる。踏まえた上で当然ながらユダヤ教やキリスト教よりもイスラム教のほうが正統だと主張してやまないわけで、こうした感じは日本人にわかりやすい例だと、鎌倉時代の有力な新興宗教がすべて比叡山の天台宗を母胎とし、最後に登場した日蓮宗が最もアグレッシブで、浄土宗系と激しく争ったりしてるのと似ているかも、と思ったりした。とにかく同根だけに、いわば本家争いのような形で互いにぶつかり合うのだろうけれど、歴史上どうしても金融経済に特化した生き延び方をせざるを得なかったユダヤ教徒との軋轢は、「コーラン」が書かれた段階ですでに既成事実だったに違いない。世界中が金融経済に牛耳られてしまった現在、それを宗教的な戒律によって完全否定するとしたら、やはり国際的なテロに頼るしか方法はないのかもしれない、と思い当たって暗然とした(-.-;)y-゜゜
コメント(1)
「コーラン」は読んだことありませんが、「汝殺すなかれ」という戒律は無いんでしょうね・・。
投稿者 礼華 : 2014年09月12日 10:16
2014年09月12日
豚肉とゴーヤのぴり辛炒め
前にQPで見た料理。クインズ伊勢丹で国産の生キクラゲを見つけたので作ってみた。酒塩胡椒で下味してカタクリ粉をまぶした豚肉を生姜の千切りと一緒にサラダ油&ゴマ油で炒め、豆板醤を入れて香り立つまで火を通してから、先に蒸し炒めしておいたゴーヤとキクラゲと春雨を炒め合わせ、砂糖醤油オイスターソースで味付け。
昨日は社長の記者会見でついに完敗を認めた朝日新聞社だが、なんといってもこんなに危うい時代にあって頑張ってくれないと困るのに、右派勢力の思うつぼにハマッちゃった鈍くささが私には腹立たしいばかりである。フジサンケイや文春は鬼の首を取ったような騒ぎだったんじゃなかろうか。とにかく池上氏を敵に回したのは致命的、というより、池上氏でなくても、イマドキ活字メディアごときが個人を敵に回して勝てると思うのは大間違いで、そうした情報流通のありようが根本的に変わった時世を読む目のなさを含めて、ホント大丈夫なんだろうか?と案じられた朝日の首脳陣で、気になって社長の経歴を見たら、なんと私と同い年で同じ大学に通ってる人だったので、まあレベルが知れるような気がした反面、私と同い年でこの対応の遅れはマズイんじゃないの!とカツを入れたくもなる。もっとも結果的に吉田調書が公開されたのは、ケガの功名というべきかもしれない。
もうひとりの吉田さんがからんでいる問題については、その証言が完全な捏造と決まったところで、そうした事実は全くなかった!という、これまた真逆のイメージを世間にばらまこうとする勢力があることも注意しておく必要がある。日本は昭和三十年代になっても公娼制度を残していた特異な国で、戦地にもそれを適用したのが今日にツケとして回ってきたのだという認識をきちんと持たないと、問題はこじれるばかりであろう。それにしても江戸時代に成立した公娼システムを20世紀半ばまで引きずっていたというのは相当なもので、十九世紀の半ばになってもまだ農奴を市場で売買していたロシアに対して、だからいまだに民度の低いようなとこがあるのかもね、という偏見を私が持っているのと同様に、だから日本は女性の社会進出が遅れてるのね、と思われても仕方がないくらいに民度が低かった時代も日本にあったことを忘れてはならない。何もかも無かったことにはできないと知るべきなのである。
コメント(3)
朝日問題と慰安婦問題を同列にしてどちらも否定する論理は破綻していると思います。ストレスの多い戦地で禁欲生活していたとは到底思えません。公娼制度しかり、戦後はRAAを作った政府ですから。某さんは証拠は無いと言いますが、敗戦が決まったら都合の悪いことは証拠隠滅するものでしょう。
投稿者 tucci : 2014年09月12日 22:19
最近、読売新聞、産経新聞の攻勢が凄いです。私は以前勤めていた頃は日刊紙全紙読んだのですが(勿論仕事です)やはり朝日が自分の主旨に叶っていたので今は朝日新聞の宅配を頼んでます。
従軍慰安婦の話は証拠が無いですが、復員兵の方から若い頃色んな話を聞いています。一概に朝日を鬼の首を取ったように攻めるのは、やはり安倍政権だからでしょうね。今日TBS系列の関西のテレビ番組で「朝日新聞攻撃を自社の販売枠拡大しようとしている新聞社もいかがなものか」という話をしていました。文春、新潮の記事は何事であれ虱探しで攻撃材料を見つけて記事にしていると思ってます。他の出版は良い本も沢山あるのにねえ。
投稿者 お : 2014年09月12日 22:23
最近の週刊誌を読むたびに朝日新聞を糾弾する記事が必ずあったので不承不承反省を表したのかな?と今のところ思っています。ただ読売の紙面に比べて朝日はまだ読みたい記事があるし安部総理の応援歌?のような記事しか見つけられない読売に変更する気はありませんが。どちらかと言えば読売のほうがニュースソースは多そうなのにまとめ方に読売の譲れない主観が入るので外食でたまたま読める時に読んでいますが、つまらん!ので購読替えする気にはなりません。
池上氏は今のところ敵には回っていないような気がしますが、連載はやめるのかしら?とそれだけは気がかりです。
従軍慰安婦問題は、終戦時に燃えろよ燃えろとばかりに書類を悉く焼却しているのでしょう?証拠は隠滅しているから無かったことにしようとする政府の態度が一番悪いのでは?一度は謝っていますが、今の政府が悪いことは悪かった。しかしそれと国家の交渉はまた別の次元で交渉すると明確に表さないのが良くないのではないかと・・・。韓国もベトナム戦争時代に同じような事をしているようなのに日本の政府が問題にしないのはなぜでしょう?。(交渉するならここに踏み込んで交渉すれば日本だけしていた事として韓国に大義名分は与えないのでは?と頭を捻ります)。韓国人の常識と日本人の常識は違いますが人間としてあい向かえば向こうも言い逃れできないのに??ふしっぎー??(素人の浅知恵ですが)。
投稿者 nao : 2014年09月13日 00:53
2014年09月13日
牛タンのコチュジャン煮、カボチャの煮付け
牛タンのコチュジャン煮は先日行った東銀座の「天壇」でお土産にもらったもの。この店は毎回必ず何かお土産くれるが、今回は結構ボリュームがあって晩ご飯のおかずになりました∈^0^∋
今週イチバン驚いたのはスコットランドが独立するかもしれない!?というニュースで、かつてウエールズにも旅行したことのある私は、UKが必ずしも日本のような一つの国としてまとまっているわけではなく、言語も違うのは知っているのだけれど、それにしても、今さら独立???一体何があったの???と言いたくはなるのだった。来週たまたまロンドンで何かとお世話になった英国籍の女性と久々にお目にかかるので、これは是非とも訊いてみなくてはならないネタである。
スコットランドにつられるようにして、スペインのカタルニア地方までが独立を唱えているそうなので、EU連合が出来、グローバル化が進む反動として、というよりも、近代国家の枠組みを壊す試みが今後も世界中で巻き起こる可能性がないとはいえない気がする。要するにグローバル化が進めば進むほど、帝国主義に代表される近代国家のがっちりした枠組みは不要で、むしろ細分化された地域共同体がゆるやかな連携を保っていくほうが人類にとってより快適だというふうに認識されるかもしれないのである。日本でも本当の意味で地方創生をする気なら、いっそ独立をも視野に入れちゃうくらいじゃないと、所詮は紐付きの金を貰うだけのことになるのではなかろうか。
な〜んて随分スケールの大きな話の展開にしてからこれを書くのも何なのだが、私が今住んでいる大宮も、さいたま市から独立したがっている人たちがいるようで、昨日も駅前の街頭演説を小耳にはさんだら、大宮はもともと商業地で裕福な自治体だったのに、浦和と合併してからは立派な病院も何もかも浦和に持って行かれた上に、税金を浦和に吸い取られるばかりで全くいいところがない!悪くなる一方だ!というような趣旨だった。で、大宮医師会は決裂して浦和に医師の派遣をしなくなったのだとか、合併前までは市がひとりに2万円ずつくれてた???というような話を聞いて、やっぱり仲の悪さは相当なもんなんだ(^0^;)と呆れつつも、今の大宮でも十分住みやすい私としては、合併前の大宮ってどんなにイイ町だったんだろう!!!と思わざるを得ないのでした(^^ゞ
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かつてチャールズ皇太子がスコットランドのキルトを着ているのを見た時には、他民俗の衣裳でも王族が着るのに抵抗ないの?と思いましたが、くっついたり離れたり複雑な歴史があるようですね。
まあ昔のように戦争やって勝ったほうが乗っ取るという話になってないのは幸いですが。
投稿者 礼華 : 2014年09月14日 09:18
2014年09月14日
天ぷら冷やしうどん
乗馬の帰りに近所の讃岐うどん専門店で食事。
少し暑いながらも乗馬日和の今週末は90分レッスンを二回計4鞍騎乗。両レッスンともお相手は小柄なアイドル系鹿毛のヤブサメ君で、とにかく右手前の反動がハンパじゃないヤブサメ君を何とか乗りこなすのが目下の課題である。
先週は径路を回る際に爆走され、ややキケンな状態に陥ったので、今週の最初のレッスンは無理をして駈歩を出さずにマッタリと走らせることに徹した。二回目のレッスンはさすがに乗り慣れたこともあって、輪乗りの右手前は何とか持ち堪えたものの、上下動が大き過ぎて、おかげでメガネがどんどんずり下がって落ちる寸前まで行ったのは、まるで古いギャグコントのように皆さんの失笑を買いf(^ー^; やっぱりこれはゴーグルを付けなきゃダメかしらと思った次第。馬の反動が大きいと、騎乗したこちらのカラダも大きく弾んで馬の背にインパクトを与え、さらなる加速を生むから、径路の直線コースではまたもや速度オーバーで停止させられるはめに。この右手前の問題さえなければ、とても乗りやすいし、悪いクセもない性格のいい馬なので、なんとかそれを克服したいのであった。
ヤブサメ君の年齢は歯から見て16、7歳と推定されていて、人間でいうとそこそこオッサンなのに、何故か妙に若々しい感じのする、いわばトッチャンボーイ馬である。小柄で顔もカワイイし、人の手入れをよく受け容れて、お尻の穴を拭かれても気持ちよさそうにしている(私の知る限りそういう馬は滅多にいません)ので、人間のほうもマメに手入れをして、彼のカラダをいつもキレイにしている。結果、彼は人間といると快適だから、人間に対して甘えたしぐさや構ってほしいアピールをするし、それがまたカワイイから人間はますます彼のトリコになるという構造なのだろう、とにかくファンの方が結構いらっしゃって、直に手入れをしてくださったり、手入れの仕方を教えてくださったりするのだった。
同じクラブの馬でもこうしたファンの多い馬は幸せそうで、要するに愛される馬は可愛くなってますます愛されるようになるし、その逆パターンケースもあるのは何も馬に限った話ではないように思えるのでした(-.-;)y-゜゜
2014年09月15日
里芋と香味野菜の胡麻ダレかけ、豚肉の五香粉焼き
QPで見た料理。里芋は皮つきでレンジ蒸しにしてから皮を剥く。生姜の千切り、ミョウガの小口切り、カイワレを水にさらしてシャキッとさせ、小口切りにした万能ネギを加え、練りゴマ砂糖醤油酢を合わせたタレをかけて食す。豚肉は酒醤油砂糖少々と五香粉を混ぜたタレにしばらく漬け込んで焼くだけ。
世間は連休中でも私は仕事モードに切り換えた今日、朝はいつも通りに起きてコーヒーを飲みながらBSの海外ニュースと朝ドラを見てからPCに向かったのだが、海外ニュースでちょっと気になったのは、ドイツで反ユダヤ主義の台頭が相当深刻になっているらしい件である。メルケル首相がその問題を取りあげて強く非難したのは、もちろん脛に大きな傷を持つ国として当然の危機意識の現れだろうと思う。直接的にはイスラエルの苛烈なパレスチナ攻撃がきっかけだとしても、それが欧州全体に根強い底流としてある反ユダヤ主義に拍車をかけているのは当事者として非常に恐ろしいことであるに違いない。それにしても、グローバリズムの反動で世界中に民族主義が台頭するのはともかくも、それが21世紀になってもまだ民族差別につながるのは、いかなるイノベーションも人類の精神を成熟させることはできないということなんだろうか。これまた早熟になっちゃった人と、昔より幼稚化しちゃった人が二極化してるような気がしないでもありません(-.-;)y-゜゜
2014年09月16日
茸のパスタ、ルッコラと生ハムのサラダ
茸のパスタは色んな作り方をするが、今日はオリーブ油で玉ネギをじっくり炒めてから鷹の爪、おろしニンニク、エリンギ、シメジ、舞茸を入れて炒め合わせ、塩胡椒でシンプルに調味し、香り付けにほんの少し醤油を垂らしただけ。いつもならニンニクはみじん切りにするところだが、青森産のニンニクがめちゃ高かったので瓶詰めのおろしニンニクを代用した。全般に野菜が高い!ので、サラダもルッコラの他には玉ネギ、トマト、サニーレタスのみ。お中元でもらった柚ドレッシングで食す。
今日の昼間は原稿を書いている最中にケータイがあの懐かしい?ビービービーという不穏な音を鳴らしたので一瞬ドキッとしたが、うちの部屋はそんなに揺れず、ベランダのカメらも眠りこけていたので、まさかケガ人が出るほどの地震だとは思わなかった。こないだ栃木で起きたらしい地震もうちではゼンゼン気づかなかったのだけれど、関東がやたら揺れているのはやはり心配でならない。大正の関東大震災の時も前年と前々年に関東でそこそこ強い地震が予兆のように起きているから、とにかく油断は禁物であろう。
それより今日もっとビックリしたのは京都の妹からなんと緑内障になった!という報せをもらったことである(@_@;)近ごろ目がちょっと見づらくなってはいたがそれはそんなに気にせず、たまたま別の違和感があって眼科に行ったら、思いがけないショックな診断が下ったらしい。別の違和感は関係なかったものの、見づらくなっていたのはもろに緑内障のせいで、「ちょうど老眼になりかけやさかい、それで見づらいのやと思い込んでたんや。私らの年齢はそういうことがあるから注意したほうがええて、みんなに言うたげたいわ〜。それと私らみたいな主婦は要注意やで〜。会社の検診もないし、人間ドックとかもよっぽどのことがない限り行かへんさかい、気がつくきっかけがないのよ〜」とのこと。今回は別の違和感で早期発見につながったからいいようなものの、「一生目薬ささなあかんのはウットシイで〜遺伝に関係あるそうやから、お姉ちゃんも油断せんと気いつけや〜」と言われてしまいました(-。-;)
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妹さんが緑内障、でも痛みが出る前にわかりよかったですね。
目の異常って本当に自覚症状が出にくくて。
私も56歳の時に黄班膜欠損症で緊急手術をして失明だけは免れましたが、未だに右目は焦点を合わそうとするとそこだけ見えないので視力検査がつかれますし右目だけで字が読めません。
肩こりを知らなかったのですが、なんだか肩が凝る感じだと思い、ある日、障子を右目だけで見たら縦の桟がXに見える。テレビのキムタクの顔が半分潰れてる。ビックリして国立病院の眼科に行き点滴をしながら診察をしてもらったら黄班が欠損している!その間痛みもしょぼしょぼも全く無し。ある日突然です。知人にはいつもたまには片目で物を見た方が良い、と進めてます。
投稿者 お : 2014年09月17日 23:22
2014年09月17日
突き出し、八寸、お造り、鱧松茸鍋、佐賀牛のステーキほか
集英社の横山氏、伊藤さん、伊礼さん、眞田さんと北浦和の老舗料亭「玉屋」で会食。
「小説すばる」の担当編集者だった横山氏が編集長になられて、今日はそのご挨拶かたがた新担当の眞田さんをご紹介くださったのだが、眞田さんはなんとあの眞田幸村のご子孫なのだそうで、「眞田の子孫といえば、今でも上田で武者行列をしてらっしゃる方の一族なの?」と訊いたら「あれは直系の子孫で、うちは静岡に隠れ住んだ一族のほうなんですよ」とのこと。現在その静岡方面の一族は三十人くらいで冠婚葬祭等には必ず集まるようにしているとか、家紋はやはり六文銭で、男子の名前には「幸」の字を付けないようにしているとかいろいろと面白いお話が伺えた。ご本人もなかなか面白い方で、芝居がお好きとのことなので私のほうもその手の話を何かとさせて戴いた。新たに「小説すばる」の編集長になられた横山氏は、つい最近同誌の新人賞の選考会があって、初めての司会役を無事クリアしてほっとひと息なのだとか。「小すば新人賞の応募総数って今どのくらいなの?」と何げに訊いたら「それが千六百本もあったんですよ」と伊藤さんに答えられてビックリ。朝井リョウさんが出ちゃったおかげで新人賞の応募が一段と増えたらしいとはいえ予想外の本数でした(!_+)「で、とにかく僕としては、僕が編集長の間に是非とも松井さんに次の連載を始めてほしいんですよ。『壺中の回廊』は、僕としては三部作のつもりなんで」という激しいオファーを頂戴した私は「とにかく新聞が終わるまでちょっと待ってね」とまたしても同じ決まり文句で逃げを打ったのでありますf(^ー^;
2014年09月18日
カボチャの鶏そぼろあん、鮭の麹漬け、がんもどき
鮭の麹漬けもがんもどきも市販のもの。鮭はグリルしただけ。具沢山がんもどきは表面をぱりっと焼いて、醤油をかけて食す。カボチャは電子レンジで加熱して、酒砂糖醤油で調味して火を通し水溶きカタクリでまとめた鶏ひき肉をかけた。
今日いよいよスコットランドの独立をめぐる住人投票が始まったが、日本では今年にわかに降って湧いた話のような報道でも、現地ではそれなりの前哨戦というか、予兆のごときものが当然あったに違いないし、もっとずっと昔からの底流もあったのだろう。北海油田をバックにした経済的な独立を企てて福祉国家を目指すというのが本当の狙いだとしても、ひょっとしたらケルト系の人たちがアングロサクソンをあまり快く思っていなかった、というような感情的なことも背景の一部にはあるのかもしれない。ウエールズに旅行した際、民族の違いが見た目にもわりあいハッキリ感じ取れたのを想い出すのだけれど、やはり今さら国別れをするという選択にはよくよくの覚悟が必要だろうし、結果どうなるかはむろんブックメーカーの対象だけで済むはずはないのだった。
ところで別れるといえば、またまた分裂の危機に見舞われているらしい「みんなの党」だが、これもアベボンならぬナベボンが、オーナー風を吹かせすぎて、他の党員からあまり快く思われていなかった、というような感情的な問題もそれなりにあるのかもしれない。この期に及んでもナベボンからは「私が作った党をなぜ私が出て行かなきゃならないんだ!」的な発言が聞かれるのだけれど、それほど自分の党だと思い込んでいるなら、なぜ「みんなの党」なんてネーミングをしたのかご本人に訊いてみたいものであります(-.-;)y-゜゜
2014年09月19日
タコとズッキーニのパスタ、ピクルス、マグロの油漬け
ピクルス等は一昨日お会いした集英社の伊礼さんから頂戴したもの。パスタはQPで見た料理。ニンニクと鷹の爪を入れたオリーブ油で薄めの輪切りにしたズッキーニをじっくり炒めて軽く塩をし、そこに標準より1分短めに茹でたパスタと角切りにしたトマトを入れて火を通し、仕上げに蒸しダコを加えて塩と粗挽き黒胡椒を振る。タコは温める程度にして、火の通し過ぎで堅くしないのがポイント。
今日はスコットランドの独立が流れて、世界中で、ちぇっ、つまんない!と思った人もいただろうけど、経済的な大混乱は必至だから、まあ、ホッとした人のほうが多かったのではなかろうか。むろん当事者も双方が経済的なリスクを回避できたわけで、現代はいずこでも先立つものをリアルに考える人たちが勝利を収める傾向にあるのだろう。金は世界の回りものでもあるからして、風が吹けば桶屋もうかる式に、英国が安泰になったら円安に流れ、それがまた株高につながるのだからホクホクしてる人もあるに違いない。それにしても、株や投信や外貨預金、要は不労所得が多い人たちはこの間けっこう潤っているだろうに、個人消費がイマイチ低迷してるのはなぜなんだろう?円安でも輸出がそんなに伸びない
のは工場を海外に移転させた企業が思いのほか多かったことだとされるが、個人消費が伸びないのも金持ちは国内であまり使ってないということなんだろうか?それとも金を使う気にさせるほどの画期的新商品を国内企業はまだ生みだせていないということなんだろうか?私の周りでルンバを買ってる人は結構いるし、iPhone6には長蛇の列ができてるわけですが(-.-;)y-゜゜
まあ、どんなに大金持ちでもひとりの人間が消費できるモノの数ってたかが知れてるわけなので、やはり中間所得層のマインドが冷え込んでいる限り消費の伸び悩みは解消できないのだろうし、きっと問題は中間所得層が高齢化して消費意欲をかき立てるにも限度があり且つ将来不安が大きいことに違いない。でもって消費意欲が旺盛なバブル世代は目下子育てに一番お金がかかる時期なのかも。あと十年たてばバブル世代ももう少し余裕を持ってお金を遣えるのかもしれないけど、団塊が高齢化し過ぎて消費はほとんどが医療介護方面に消えていくだろうし、要は今が景気回復していないのだとすれば、一体いつするのか、黒田さんでも誰でもいいからハッキリ言ってほしいもんである。どんどんお札を刷りまくって自ら円の価値をどんどん下げてると、当然ながらお金持ちはどんどん円を手放して外貨を買うんじゃなかろうか。実際そうだという話を銀行の方から聞いたりもすると、目先の株価が騰がったくらいでアベノミクスが何とかなってるようにはとても見えないんですが(-。-;)
2014年09月20日
ニガウリの冷製、刀削麺
近所の西安料理店で食事。今週オープンした店で、西安に旅行した際、現地で食べた料理が意外とあっさり味で食べやすかったのを想い出したのと、中華は大概オープン時に一番イイ料理人がいて、だんだん劣化する傾向にあることを考慮し、何より今月一杯は 1 0パーセント割引という看板に釣られて入ってみた。そしたら世の中に私と同じ考えの人が多いのか、それとも例によって私が賑わし神になったのか、次から次へと来客があって扉口に立っている人まで増えてきたので、慌てて引き揚げた次第。で、肝腎の料理に関しては、刀削麺はまあまあだが、ニガウリの冷製が絶妙の塩加減で、ほかにも試してみたい前菜類がいろいろあったけれど、やはり独り中華には注文に限界がございました(^^ゞ
今日は午後から乗馬クラブにも行って、夕方の90分レッスンでお馴染みアイドル系鹿毛ヤブサメ君に騎乗。輪乗りではマッタリと左手前の駈歩をしてくれていたし、反動の大きい右手前の駈歩もなんとか乗りこなせたにもかかわらず、径路の直線コースになると私が用心しすぎて速歩に落としてしまい、ヤブサメ君は、な〜んだ、つまんないと悄気モードの表情に。用心しすぎたのは明日30年ぶりに会う人があるためと、そのあと吾妻流家元襲名披露公演に出向くためで、前の日に暴走されてうっかり落馬なんかしたらエライコッチャなのである。もっともヤブサメ君にちょっとくらい走られちゃったところで落馬することは滅多にないはずなのは、本来とても人の言うことをよくきく優等生だし、悪気が微塵もない馬だからで、今日はこのところケガでしばらく休会なさっていたヤブサメ君ママが復帰早々にカラダをきれい手入れなさっていたので彼も大満足の様子だった。ヤブサメ君ママ曰く「名馬とかいわれるのがいるけど、こんな子も名馬といわれていいんだよね」との発言には納得で、とにかく馬は人に信頼されてなんぼという風に、私のような下手の横好きは思っちゃうのであった。とはいえ気性が悪いわけではゼンゼンなくて、ただマジメで一途なあまりテンションがあがり過ぎてしまうので、気の毒ながらイマイチ信頼が置けなかったかつてのお相手小股黒鹿毛牝馬のヒメや、超ビビリ〜の芦毛牝馬ツブ嬢のような馬もあって、今日は二頭が一緒に馬場で待機している最中に、物音に驚いて共に動揺が甚だしく、暴れモードになったので見ていてひやっとしたものの、騎乗している方が冷静で事無きを得たのは何よりでした。
2014年09月21日
ディープな一日
今日は午後から英国でお世話になった早苗.Gさんとグランドアーク半蔵門でお目にかかって、ほぼ30年ぶり再会にもかかわらず、お互い「ゼンゼン変わってない!」言い合いながら猛烈な勢いで英国と日本の政治情勢や文化状況のあれこれを一気にシャベリまくってあっという間に3時間が経過。このホテルで会ったのは、お隣の国立劇場で早苗さんは文楽を、私は吾妻流の舞踊会を観るためだったにもかかわらず、話が面白すぎるのと切れ目なく続くので、お互い開演時間遅れるはめにf(^ー^; てなわけで早苗さんとの話はまた明日に詳しく書こうと思います。
吾妻流の舞踊会は先代吾妻徳穂の十七回忌と徳彌の二代目徳穂襲名、中村壱太郎の家元継承というトリプルな催しだったため、こういう場合は袱紗の包み方ってどっちにするべきなんだろう?とか、会の関係者におめでとうございますと挨拶していいんだろうか?とか日本人としてはムチャクチャ迷いながら、まずは入り口でお茶の阪本先生にお目にかかって、さっそく劇場の二階で供されるお薄を頂戴し、そのあとロビーで武智鉄二師のご夫人でもあった川口流の家元秀子師の一番弟子ともいえる川口牡丹さんとお目にかかってアレコレ話をし、中に入って席に着いたら隣に坂田藤十郎扇千景夫妻が着席されてこれまた久々にお目にかかったので何かと話をし、まだまだ超お元気なおふたりに圧倒されて、なんだか文化的にとってもディープな一日でした(^_^;)
吾妻流は良い意味で日本舞踊を晦渋でなくショーアップした流派なので、門下にも花のある舞踊家さんが多いように感じられて、素人さんの踊りの会風には見えないところがいい。今回は他流派からの客演である花柳寿美が先代徳穂写しで「赤猪子」を演じて、この有吉佐和子作の舞踊劇がとても現代性のある名作だと改めて感じさせた。吾妻門下でもある女優の竹下景子は「八月十五夜の茶屋」でコケティッシュな舞踊を披露し、幹部門弟の吾妻節穂は「玉兎」で達者なところを、二代目徳穂は荻江の「鐘の岬」で大きな舞いぶりを見せ、追い出しは新家元の徳陽(壱太郎)と坂東巳之助の「団子売」で次代を担う舞踊家の競演が楽しめた。徳陽はこの舞踊に関する限り腰高な難点をほとんど感じさせることなく女形としての和らか味が増して今後に期待が持てる。後ろ姿になるとうなじのあたりがお爺ちゃんの若い頃に
そっくりだなあと思いながら、そのことは当のお爺ちゃんには言いませんでした(^^ゞ
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八月十五夜の茶屋?あの沖縄が舞台のアメリカのミュージカルの?
最近、原作を読みました。土人のような描かれ方がちょっとねえ。「南太平洋」があたって作ったようですが。
投稿者 ikoka : 2014年09月22日 20:51
初代吾妻徳穂さんの華やかな舞台を子供の頃に一度だけ拝見した事があります。2代目を襲名されました元徳彌家元には壱太郎さんが舞台に出演されている時に何度もお目にかかって居ますが、舞姿は当然の事ながら立ち姿の美しさには、いつも惚れ惚れします。德陽さんはお祖父ちゃんのうなじとお母さんの立ち姿の美しさ、両方に似ておられますね。歌舞伎役者中村壱太郎と吾妻流家元を両立させるのは大変だと思いますが、何度かお話もさせて頂きましたが、とても頭の良い、受け答えもしっかりされた方なので、きっと両立させて行かれると思います。
来年は4代目鴈治朗襲名もあり成駒屋さんはおめでた続きですね。
投稿者 お : 2014年09月22日 22:53
お話の中身にわくわくしています。
今日はそれを待っていたのですが、台風情報のマスコミのわかりにくさに嫌気がさしてコメントします。台風情報で一番怖いのは中心気圧だと私は思います。それに伴う雨雲は気象予報士ではないので自信はありませんが、八月の集中豪雨を伴う可能性はあるもののこの中心気圧から推し量るとまずほとんど無いのではないかと思います。秋台風は足が速いので。
もう少しわかりやすい報道にしてくれても良いのにと思います。単に台風銀座の頃だった時に台風の状況を見て雨台風だの風台風だの庶民は言っていましたがそれのわかる情報は一切ありませんでした。とりあえず今回は雨台風のような気がしますが、足が速い分広島のような集中豪雨はあっても短時間ではないかと思っています。
今何号の台風がここにいるということも発生した時点から数行でも報道して欲しいのに新聞はほとんど全く後数日で暴風圏に巻き込まれるかも?みたいな時にしか報道してくれず妙な気分です。
投稿者 nao : 2014年09月22日 23:00
2014年09月22日
牛肉と蓮根と茸の甘辛炒め
前にQPで見た料理。酒醤油で下味した牛肉にカタクリ粉をまぶして炒め、いったん取りだしておく。拍子木切りにした蓮根を蒸し炒めにし、生姜の千切りと椎茸を炒め合わせて塩で調味し、肉を戻して万能ネギを加え、酒醤油ケチャップ蜂蜜胡椒ゴマ油カタクリ粉を合わせた調味料で味付け。
その昔、昭文社の旅行ガイドブックを何冊か一から手がけた経験が私にはあって、ロンドンに通算2ヶ以上滞在し、現地コーディネーターとして大変お世話になったのが昨日、四半世紀ぶりにお会いした早苗.Gさんで、彼女を紹介して下さった現在松竹在籍の前川さんには「それが松井さんによく似た方なんですよ〜松井さんもホントは早苗さんみたいに海外で暮らすほうが向いてるんじゃないかと思って」と言われたのをよく憶えている。これまた昔に作家の富岡多恵子さんから「あんたは日本人じゃないみたいなしゃべり方をする人やねえ」と言われた覚えもあって、要するに私は意外にも時候の挨拶から始まるような日本的なまだるっこしい会話がとても苦手な人間で、率直に一つのテーマを突っ込んで話さないと実はあんまり話したような気分にならないタイプなのであった。
早苗さんは当然ながら半分くらい英語も混じる日本人じゃないみたいなしゃべり方しかしない方なので、久々に会って懐かしいとかいう情緒的な挨拶は一切抜きで、話題はいきなりスコットランド問題に突入した。彼女の口からはスコットランドとイングランドの歴史が滔々と語られ、スコットランド人の郷土愛がいかに強く、また近年は医療と教育の分野で独自の路線を歩みつつあったにせよ、今回は英国の与党ばかりか野党を含めた四党首がこぞって独立に反対したのは、何もかもあまりにも準備不足だったからで、単に感情的な気運の高まりだけで独立しなくて結果的に大正解だったという説明を受けた。
スコットランドは社会福祉の充実を目指す方向に舵を切りたいらしいという報道が日本ではなされているので、英国の社会福祉はそんなに悪くなったのかと思いきや、早苗さんは自分の年金と亡き夫の遺族年金を併せた額がなんと年を追う毎に増額し!死ぬまで悠々自適の人生が約束されて、病気になっても入院、手術、クスリ代が全部タダ(!_+)というのだから、やっぱり保守党になってもユリカゴから墓場までの社会保障はちっとも揺らいでいないらしいのであった。日本の社会保障のお粗末さを訴えた私は「日本には本当に政治があるんでしょうかねえ?」と言われ、「議会制民主主義は人間同士がきちんとした会話をできるのが基本だと思うんですけど、日本人は日常でそれのできる人が少ないから、結局、その種の政治は無理なんじゃないかと思って」と答えたら「ああ、確かにそれは今朝子さんの仰言る通りだわ!」と大いに賛成されたというのも如何なもんでしょうか(-.-;)y-゜゜
現在70歳になられた早苗さんはネットもよく使いこなされており、拙著「師父の遺言」もアマゾンでゲットされ、私のHPもご覧になって、カメ好きなのもよくご存じで、なんとスワロフスキー会員限定版のカメの置物をお土産に頂戴したのは大感激だったが、武智先生のことも活け花に関する著作でよくご存じだったのには今回ビックリさせられたものである。
若い頃は日本で学生劇団にも所属したくらいの芝居好きで、現在はロンドンを離れシェイクスピアの生地ストラッド・アポン・エイボンにお住まいだと伺ったので、蜷川さんと会う機会があったかどうか尋ねたら、通訳の手伝いに参加したこともあるし、芝居に感激してサインをもらったこともあったのだとか。『タイタス・アンドロニカス』上演の際には現地の演出家による別バージョンとの競演になり、英国人の大多数が蜷川演出を支持したのだと教えて下さり、吉田鋼太郎の同級生だという英文学者の末松美知子さんのことはよくご存じだと仰言るから、翻訳家の松岡和子さんとも接点があるのかどうか訊いたところ、残念がらいまだご縁はないのだとか。「でも私はあの方の翻訳が一番好きなんですよ。なぜならあの方はverseとproseをみごとに書き分けて、その書き分け方が本当に巧いんですよ。私は福田恆存さんの訳も好きだったんですけど、福田さんはその区別をつけずにズルズル訳してらしゃるし、小田嶋さんはちょっと遊びすぎてらっしゃる感じだし、その点、松岡さんの翻訳は本当に素晴らしいです!」と絶賛された。早苗さんはMAを取得する際にシェイクスピアを原文で読んでらっしゃるわけだけれど、ゴメンなさい、松岡さん、私はこれまで翻訳家としてのお値打ちをそこまでちゃんと存じ上げずにお付き合いさせて戴いておりました<(_ _)>
2014年09月23日
生春巻き、さつま揚げ、グリーンカレー、パッタイほか
お茶の稽古の帰りに元ポプラ社の矢内さんと麹町のタイ・レストランで食事。
矢内さんは長らく稽古をお休みなさっていて、久々にお会いしたので、政治問題やら出版業界の内輪話やら何かと話は尽きなかったが、とにかく色んな意味で今この国に住んでるのはとてもリスキーだという認識では一致していて、「うちは妹と東西に分かれてたらどっちかは生き延びるという、眞田一族みたいな作戦を取ってるわけよ」と私。「松井さんは釧路とかにも家を持ったらいいじゃないですか。うちは八ヶ岳あたりに一軒欲しいなあとか思っちゃいますもん」と矢内さん。「で、息子はできたら高校くらいから留学して、もちろん向こうの大学に入って、国際結婚でもしてくれたら万々歳ですよ。とにかく何事もリスク分散が大切ですから」とのご意見を聞いていて、今こんなふうに考えるお母さんたちは結構増えてるかも、と思ったのでした(-.-;)y-゜゜
2014年09月24日
鯵の干物、茄子と油揚げの煮物
たまにはこうしたじみ〜な晩ご飯になります(^^ゞ
昨夜は矢内さんが小6の男児を持つお母さんとして世の中の動向を心配し、「どうしてあんな右翼的な人たちが急に表舞台へ出て来たんでしょう?」と憤慨なさっていて、グローバリゼーションの反動として民族主義の傾向が強まっているのは何も日本ばかりではないとはいえ、80年代に短期のドイツ留学をした矢内さんは当時のコール首相の演説を現地で聞いたことで、第二次大戦に対する責任の取り方を日本では誰も明言しなかった事実が却って強く印象づけられたのだという。そのドイツでさえネオナチの台頭や、ユダヤ人差別がいまだに蔓延っているらしい現状を思う時、人類はつくづく懲りない生物というか、進化と成熟の度合いがバランスの悪い動物としかいいようがない気持ちになる。ともあれ矢内さんの周りでは、およそ政治に関心を持つような人とも思えなかった若いお母さん達までが、だんだん現政権に不安を持ちだしているとのことで、それはむしろ当然というか遅すぎるような気もしたのであった。うちの妹はずっと以前から「アベはお姉ちゃんと一緒で子供がいてへんさかい、目先のことしか考えへんのよ〜結局、自分の名前を残したいちゅうことしか考えとらへんねんでえ」と口汚く罵っており、それを聞くたびに私はあんな男と一緒にせんといてほしいわ!!!と怒っているのでした(-_-#)
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昔は右翼=頭が悪い、恥ずかしいというイメージがありました。大学の偏差値もそんな感じでした。
いまは反知性主義が台頭している、というのを何かで見ました。
頭がよくて勉強ができる人たちが引っ張ってきた社会では自分は幸せになれないと気づいた人たちが反乱を起こしたのかと思います。頭がいい人たちがそれに不安を感じて何か言っても「既得権を失いたくない貴族の言い訳」にしか聞こえないので歯止めにはなりません。
彼らのヒーローである安倍首相から「国益を損なうからやめて」と言ってもらうしかないでしょう。
誰が彼にそう言わせることができるかわからないんですが。
投稿者 ぷみ : 2014年09月25日 10:33
妹さん、言いにくい事を言いはりますなあ(^◇^)しかし、近しい人が思いきって批判をしてくれる、それで人間バランスが取れるんやと思います。安倍ボンはあのゴッドマザーがついてる限り裸の王様。誰も何も言えないのでは無くて言わないんだと思います。
こんな事言ったら顰蹙を買いますが、子供達は40過ぎ、結婚はしてますが、幸いな事に孫が居ません。有難いと心から思いますわ。
投稿者 お : 2014年09月25日 10:51
妹さんの意見は90%ほど賛同することが多いのですが、今回は戴けません。アベボンが目先のことしか考えんのは全くその通りとは思いますが、子どもがいようがいまいがアベボンは器の小さい自分の満足のためだけに動く政治家で、もしも今朝子様が政治家になったらアベボンとは全く違った動き方をすると思います。(うまくいえませんが、他人の意見に全く耳を貸さない動き方はしないと思います)。
投稿者 nao : 2014年09月26日 23:56
2014年09月25日
刺身の盛り合わせ、レンコン饅頭、湯葉焼売、天ぷら、豚角煮、鮭かま、鯛茶
元米朝事務所の大島さんへ知床のお土産を渡しに行ったついでに鎗ヶ崎の「一芯」で晩ご飯。こんだけ食べて、この値段!というような店で、近頃はこうした和食系のリーズナブルなレストランが増えた分、従来の日本料理店は逆に高級化を図るか何かして別の活路を見いださないと大変かもね〜なんて話になった。
2014年09月26日
ナシゴレンとフォーのセット
整体治療の前に新宿ルミネ内で食事。いつもなら中村屋でカリーにするところだが、現在ビル移転に伴う長期休業中でした。
寺門先生も夏休み明けとあって、今日は各人にかなり気を入れた治療をなさって時間がかかったが、私はまた膝痛が始まったことを訴えたところ、ギャッと飛びあがるほど脛の筋を強く刺激されて、さらに鍼を刺して「ああ、これは肝臓系ですね」とのこと。肝臓系と言われたら、何か病気でしょうか?それとも食べ過ぎでしょうか?と訊かずにはいられなくなり、「いや別に、肝臓は筋肉の使い過ぎでもやられますから、遊びすぎでしょう」とアッサリ(^_^;)そんなわけで先月末に旅行した知床の映像をいろいろとお見せして「こんな熊が出そうな所に行くなんて、今朝子センセイは馬やってるからだろうけど、やっぱり度胸がありますねえ」と言われた次第。その後帰りに階段を降りたら膝痛がきれいサッパリ消えてるのにビックリ(*_*)寺門先生の鍼は相変わらず凄みがあるな〜と思いつつ、鍼は鍼灸の学校に行けば誰でも出来るというようなもんじゃないよね〜という気がしたのも相変わらずだった。もちろん習えばある程度はできるのだろうけど、巧拙は断然天性のものに違いなく、少なくとも私は誰にでも鍼をしてほしいとは決して思わないのであった。考えてみれば鍼に限らず、あらゆる業種業態に向いている人と不向きの人はどうしてもあるわけで、その向き不向きを無視してある程度の課程をクリアすれば誰にでも資格を与えるみたいな方式にはどこか無理があるような気が前からしているものの、それをいいだすと、では何にも不向きな人はどうしたらいいの?というような突っ込みが必ず来るので、これまたなかなか難しい問題ではあるのだった。
それにしても日立が年功序列型の賃金体系や昇進制度を来月から廃止するというニュースに驚いたのは、ええっ、まだ年功序列なんて制度が生きてたんだ!!!そんなものとっくに無くなってるもんだとばかり思ってた(-.-;)y-゜゜からなので、賃金はともかく、管理職に関してだけはゼッタイに向き不向きがあって、ただ年を喰ってれば人をマネージメントできるなんてもんじゃないよな〜という気持ちは、会社勤めを一度でもした経験のある人なら誰でもあるんじゃないかと思う。本人だって向かないことをするのは不本意だと思うのだけれど、ある程度年を取ったら「長」が付かないとカッコが付かないという思いのほうが強い方もこれまでは沢山いらっしゃったのかもしれない。国会議員の当選回数が何回か超えたら大臣にならないとカッコが付かないというセンスも同断である。最近はさすがにあんまり見なくなったが、一時はナントカ理事といった意味不明の肩書きをどっさり書き込んだ名刺をもらったりするたびに、私はなんだかその人を憐れんでいたもので、それって逆にカッコ悪いというセンスが持てないのは子供っぽいオッサンだよね〜としか思えないのであった。いずれにしろ日本には包装紙文化というか、形付け文化みたいな幼稚な傾向が大昔からあって、実質を伴わない肩書きが氾濫していたのだから(たとえば受領みたいなもの)それが現代に及んでいたのはフシギでもなんでもないわけである。かくして実質マネージメントをしないマネージメントの肩書きが氾濫し、全体として誰が責任取るのかわからないようなシステムを構築するのもまた日本の伝統かもしれないと思えるところが今となってはコワイのでした(-。-;)
2014年09月27日
スープカレー、適当サラダ
昨日新宿の中村屋で食べられなかったので、今日は市販品のスープカレーをゲット。レトルトにしてはややお高めだったので、何も考えずに温めて、ご飯の上にかけてから具が無い!ことに気づいて(゜◇゜)ガーン!これぞ覆水盆に返らずのバリエ、かけたカレーはパックに返らずでしたf(^ー^;
それにしても今やこの列島は何が起きてもおかしくないモードに突入したのは間違いないらしく、今日はご多分に洩れず御嶽山の噴火に驚かされた口である。登山していた方がいらっしゃるということは、やっぱり突然の噴火だったんだろうか。今年といってもだいぶ前になるが飛騨の群発地震とかにも関係があるんだろうか?とにかくマグマとかマントルとかの地下エネルギーによるものなのは噴火も地震も一緒なので、いたずらに不安を煽られちゃう感じは否めないのだけれど、今はただ噴火自体の早期収束を祈るのみだ。
今日はモンゴルの怪物が同郷の偉大な横綱に激突する相撲も注目されていたが、モンゴルという国の成り立ちに関して、日本の学校ではあまり習う機会がなかったように思う。モンゴルに限らず、アジア地域に関する学習が、少なくとも私たち世代は足りなさ過ぎた観があるのだけれど、モンゴルに関して多少とも知りたいとお思いの方には司馬遼太郎氏の『ロシアについて』(文春文庫)をオススメしたい。これは『モンゴルについて』と改題してもいいくらいにモンゴルの歴史や世界における位置づけが詳らかに書かれていて、何しろ司馬氏は大阪外語の蒙古語学科卒だから、日本でも有数のモンゴル通だったのだろうし、専門知識が大変に読みやすく書かれているのが何よりの本だ。
私は実はこれを80年代に読んでいて、今回改めて読み直してみたのは、新作の時代小説で脇役に登場させる予定の大田南畝が、長崎赴任中にたまたまロシア使節のレザノフと面会しているという史実があるので、その参考にしようとしたわけなのだけれど、いざ読んでみたら昔はあまりピンとこなかった箇所、たとえばモンゴルと中国とロシアの微妙な関係や、ロシアにおけるクリミア半島の位置づけ等が今日には非常にリアルに感じられてムチャクチャ面白いことに気がついたのだった。要するに80年代は日本が豊かで平和だった分、世界の混沌を身に浸みて感じることが少なくて、私は読んでもきちんと頭に入れてなかったことが判明したわけであります(^^ゞ
コメント(5)
お誕生日おめでとうございます!すがすがしい秋晴れで、最高の乗馬日和ですね。
御嶽山噴火は驚きで、いかに日本が自然の恵みと災害の危ういバランスの上で暮らしてるのか、実感します。災害報道の度、次は首都圏地震か、と身構えてしまい、外出時はサバイバル用品を携行しますが、後は運を天に任せるしかないのか。「ロシアについて」、面白そうで、早速探してみます。
投稿者 ウサコの母 : 2014年09月28日 11:01
お誕生日おめでとうございます。
これからの一年もお仕事、乗馬、亀などを楽しみつつ、お元気でお過ごしくださいませ。
ところで、以前にも出雲地方について、司馬遼太郎氏の著書が非常に興味深かったとコメントされていましたが、司馬遼太郎の後半生の著作(「街道をゆく」など)は、歴史書にはない歴史の真実がちりばめられていて、今朝子様のいわゆる「メチャクチャ面白い」ものが多くあります。
投稿者 礼華 : 2014年09月28日 11:56
お誕生日おめでとうございます。今日はご馳走でしょうか?外食でしょうか?。お誕生日のメニューが今年も楽しみです。
年功序列型は今の能力別と称してパートやら派遣やらの非正規職員でまかなう雇用体系よりは、弊害もありますがまだ庶民にとってはましな雇用体系ではないかと思います。現在の能力別といわれるものは実際には上が管理しやすく人件費をケチっているだけで実質は全く能力別ではなく差別意識を増強するだけの体系ではないかと思っています。
投稿者 nao : 2014年09月28日 23:03
追伸。私だけが感じるのかもしれませんが、どこの職場でも第三者が能力別の評価をするのならまだ信用できると思うのですが、そんなことをしている職場は聞いたことが無く、その職場の上司や管理職が評価するのであれば、人間だもの。公平な能力別ではなく上司の好き嫌いが絶対入ると思います。
投稿者 nao : 2014年09月28日 23:14
「能力別」といわれる方法が、現実としてはnaoさんのおっしゃるような方向に、
99%以上そうなっているのではという現実は否定しえない気がします。
ただし、それを黙って見過ごすのではなく、
友人知人との会話に持ち出すとか、自分だけでできる行動に反映するとか、
そういうことの積み重ねによって、「自分の」責任でできる行動から変えていければと、
はなはだ僭越ながら思わずにはいられません。
投稿者 YO : 2014年09月29日 02:12
2014年09月28日
馬と猿の誕生日
もはや「めでたく」と言っていいかどうかもわからぬ61歳の誕生日を迎えた今日は日曜だったので、昼間は素晴らしい好天の下やっぱり乗馬をしていた私(^^ゞ 近頃お馴染みのアイドル系鹿毛ヤブサメ君に騎乗して相変わらずの径路レッスンながら、今日は二頭立て走行で先頭が超ゆっくりの栗毛J爺さんだったために、ヤブサメ君もマッタリと走るしかなく、おかげで反動がメチャ大きい右手前の駈歩でもナントカ座りきれたのは何よりでした。ヤブサメ君の場合は「昔よくバクハツしてたのでとても怖くて乗れません」と仰言る方もおられるくらいに瞬発的爆走力がある馬だし、反動で弾かれると背中を刺激し過ぎて爆走させる恐れがあるから、そうならないよう一定のペースにコントロールするのが肝腎で、とにかく私としては誕生日に落馬なんてことにならなくて良かったのでした(*^^)v 今回は クラブハウスでお見かけした会員のTさんにお願いして騎乗中の写メも撮って戴いたのだけれど、これからは毎年誕生日前後に写真を撮ってもらって肉体的な衰えを騎乗姿勢の面からチェックしたい気がしている。
Tさんは私と同じハイセイコーのお孫さんファンでいらっしゃって、今日は月に一度のお孫さんご機嫌伺いの騎乗をなさっていて、最近はお孫さんが病気がちで心配だという話をオペラ歌手のSさんから聞いていただけに心配して「調子どうでした?」と訊いたら、「いや〜元気、元気。どんどんスピードあがって最後は止まらなくなりましたもん」とのこと。私もお孫さんにあやかって死ぬまで元気な肉体をキープしたいものであります(-o-)/
乗馬の後はさいたま新都心の映画館に急行し、大宮映画女子部の三村さん、ミミさんと「猿の惑星〜新世紀」を鑑賞してから「セラフィーナN.Y.」で食事(写真はここの名物ピッツァマルガリータ)。
「猿の惑星」シリーズは子供の頃から結構好きでよく見ているが、これもホントにいつまでも腐らないネタだよな〜と改めて思ったくらい、今回は極めて現代的な寓意に満ちて示唆に飛んだ佳作といえそうだ。要するにこの作品には、建国以来ネイティブアメリカンに始まってさまざまな未開(と彼らが思っている)の異民族との闘争に明け暮れているアメリカに切実なテーマが盛り込まれており、戦争を引き起こすのは、いずれの側も恐怖心が培う排他性であって、臆病なヤツや虐げられたヤツほどキケンという発想や、最後は身体能力の勝負になるという展開はいかにもアメリカンとはいえ、猿がなぜかとてもヒューマンしているストーリーは娯楽作品の王道を行くし、実写とCGの区別がほとんどつかない映像も見応えがありました。
2014年09月29日
フォアグラの西京漬けほか
今夜は「オール読物」誌に連載の「この人のいまの味」に関連してエッセイストの平松洋子さんと対談し、場所とフードはこちらが選定を任せられたので、建物の外観のウケ狙いで大宮0760のフォアグラ西京漬けにした次第。担当編集者の角田氏と武田編集長も同行されたものの、初対面とはいえ平松さんは話の引きだし方が大変上手な方なので、男性陣にはほとんど口を挟ませない勢いで、女性ふたり4時間ぶっ通しの面白いおしゃべりが楽しめた。『師父の遺言』の書評もして下さった平松さんは、もちろん私の素性をよくご存じの上で今回のオファーがあったわけだが、「川上」の娘に生まれて子供の頃からいわばプロの料理教育のようなものを受けているにもかかわらず、私がふだん料理をする際なぜ「キューピー3分クッキング」の言いなりになっているのかで「疑問符が飛びまくったんですよ」と仰言って、どうやらそこに一番興味を持たれたらしく、ナントカその点の解明を図ろうとなさっていた。私のほうは別にそれをそんなに深く考えたこともなかったのだけれど、平松さんに言わせると、そこが私自身の仕事と非常に深く結びついていて、キューピーは一種の浄化作用みたいなものを果たしているのではないか、とか言われているうちに、だんだん本人も自身がキューピー依存症のように思われてきて、今や誌上でそれをきちんと説き明かして下さることが切に待たれるような気持ちである。話題が豊富な平松さんはご自身でもいろいろな話を聞かせて下さったのだけれど、中でも興味深かったのは、投げ網で鴨猟をする際、猟師は一羽の鴨と一対一の真剣勝負をするような気持ちらしいという話であった。言われてみればナルホドと納得の話なのだが、これまた今まで考えてみたこともなかっただけに非常に新鮮な話として聞けた。とにかく何事に関しても興味の持ち方が面白い方なので、勢い話自体も面白い展開となり、こちらも初対面とは思えぬくらい打ち解けた本音トークができたのは幸いでした。
コメント(1)
キューピー・・・の件、私なりの見解ですが・・・
今朝子さまはいつも新しい食べ方を探している方だと思います。
いつもの食材をおきまりのレシピばかりで食べるだけなんてホント!つまらないと思っていらっしゃるのではないでしょうか?
たまたま傍にあるキューピーのレシピが季節のものを上手く使っているので参考にしているのでは・・ 実は私自身、食いしん坊でいつも新しい食べ方をさがしています。私はキューピーだけでなく
きょうの料理を昔から見ていますのでそちらのレシピをみることが
多いですが。自分で考えるより沢山のプロの料理家が考えた料理は
基本がしっかりしていてアレンジがうまいなあと思います。
料理本などのレシピを見ることなしに毎日料理を作っている人の
ほうが私には不思議です。
投稿者 naoko : 2014年09月30日 02:20
2014年09月30日
豚ひき肉と小松菜の炒め物、カニかま
炒め物は相変わらずのQP料理(^^ゞゴマ油でまずニンニクのみじん切りを炒め、豚ひき肉をパラパラになるまで炒め合わせて小松菜の茎、エリンギ、小松菜の葉を炒め合わせてオイスターソース酒醤油砂糖塩粗挽き黒胡椒カタクリ粉を混ぜた合わせ調味料をまわしかけるだけの簡単で安上がりな炒め物。ところがクインズ伊勢丹では京都産の小松菜が一束なんと¥480で売られているのに(゜◇゜)ガーン!水菜ならまだしも小松菜って関東のもんでしょうが!!ホントえぐい商売してるよな〜と思わざるを得ず、昨日お目にかかった平松洋子さんなら一体どう仰言るか伺ってみたい気がしたものである。もちろん、私はお安い埼玉産の小松菜を使いました。カニかまは一昨日お会いした三村さんに頂戴した北海道のお土産で、本物のカニの甲羅にぎっしり詰め込んだ豪華版おいしく戴きました∈^0^∋
今日は執筆が一段落したところで懸案のメール問題に取り組んだが、これがある意味で執筆よりも大変だったからもうグッタリである(-。-;)最近になってどうしたわけか迷惑メールが爆発的に増え、一日千通くらい来ちゃうので、いくら何でも放って置くわけにはいかなくなり、メールアドレスの変更を余儀なくされたのだけれど、プロバイダに連絡して電話の指示通りにするだけでも、今やセキュリティに入念だから手順がメチャメチャ複雑で、さらにそれをメールソフトに反映させるのがまた実に厄介だった。で、今からまた変更を関係各位に通知しなくちゃならないと思っただけでウンザリしてしまう(-_-;)
それにしても迷惑メールはすべて即ゴミ箱行きにしてるので、なぜ爆発的に増えたのかは全くナゾだが、ほとんどが詐欺メールで、しかもこんな文面に騙される人って世の中にホントいるの?と思わざるを得ない荒唐無稽な内容ながら、こうしたメールにも作り手があるわけで、それを仕事にしている人たちがいる現実を思えば、今や何もかもがベンリになり過ぎたおかげで人類にはやれる仕事が犯罪スレスレとかモロ犯罪とかしかなくなっちゃったのかも、と暗澹たる気持ちになります(-.-;)y-゜゜
コメント(2)
もうビックリですわ、小松菜が1束480円(@_@;)京野菜にすれば菜種菜(子供の頃、関西では小松菜を年寄りは菜種菜と言ってたように思います)が480円になるんですね。今年の夏は野菜が不足しているとかで東京では野菜の値段が高い!テレビのニュースで放送してましたが、いつも全国的な野菜不足の時でも東京方面は関西圏の倍近くの値段になってますね。どんな仕組みになってるんやろ?
投稿者 お : 2014年09月30日 22:30
迷惑メール、うちも1日に100件近い数。ネットを使って買い物をすると即座に数が増えます。情報流出・・・?25年前にネットセキュリティーの専門家に話しを聞いたとき「調べようと思えばパソコンに名前を打ちこむだけでできる」と言われぞっとしたことを思い出します。知らないうちに裸で外を歩いているような、すごい時代に生きているんだなあと感じます。
投稿者 ちえこ : 2014年10月01日 10:42