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2014年05月26日
中華総菜三点セット、おこわ、生ハムのサラダ
大宮高島屋地下でゲット。明日から講演旅行に出かけるので料理はしませんでした。
去年秋田県下の高校文芸部の大会で講演した際、同行された一ツ橋文芸教育振興会の田村次長の地元が出雲と伺って大遷宮の話で盛り上がり、出雲大社は是非とも参拝したい神社だと話したところ、今年さっそく出雲市の高校二校で講演するオファーを戴いた次第。
出雲大社にこだわりがあるのは別に今さら縁結びを願いたいからではなくて(笑)、以前祇園八坂神社の氏子だった私が今また大宮氷川神社の氏子となり、偶然にも双方共にご神体が素戔嗚尊であるところから、それこそ何やら不思議なご縁を感じて、一度はスサノオの本家本元に詣りたいと思っていたわけなのである。
出雲大社はスサノオの子孫にして婿でもある大国主命が天孫降臨族に国譲りをした際に引き替えに建てさせたという曰く因縁があり、要はその後アマテラス系に支配された日本のいわば反体制的なシンボルがスサノオ系の神社だったのではないかという気が前からしていたのだけれど、司馬遼太郎の「生きている出雲王朝」(「歴史の中の日本」中公文庫所収)という驚愕すべきエッセイを読んだことで、がぜん出雲という土地に対する関心も強まったのであった。
で、せっかく島根県に行くならこの際欲張って、早くに世界文化遺産に指定された石見銀山の史跡も訪ねて見学したい気持ちになり、講演の翌日に同地へ向かうことにしたのだけれど、昨日乗馬クラブで会ったオペラ歌手のSさんがたまたま最近ツアーで訪れた話を聞かせてもらい「とにかく覚悟しといたほうがいいわよ~遠くて、遠くて、モノスゴーク歩くからね」と脅されたのでした(^_^;)
ところで旅行中の気がかりは家に残す♀カメ千鳥のこと。リクガメは一週間やそこらはゼンゼン飲み食いしないでも平気な動物で、むしろ環境の変化に弱いため以前人に預けてもその間結局何も食べなかったらしいから、今回ベランダに少しエサを置いていけばカメ♂ 俊寛のほうはまず大丈夫なのだが、千鳥はちょうど産卵期に突入し、卵で内蔵が圧迫されることにより現在ほとんどエサを食べない状態でプランターの産室に入り、陣痛のたびに伸び上がってイキんではひっくり返って自力で起きあがりまたイキむことを繰り返すという毎日なのだ。この状態が帰宅するまで続いていればいいのだけれど、もし産卵してしまったら、狭い産室で例によって自ら卵を踏み潰してしまう恐れが多分にある。今回はしっかりドッキングした姿が目撃されて、有精卵の可能性が高いのでなおさら心配されるとはいえ、狭い場所に閉じ込めておかないと、ひっくり返った際になかなか起き上がれない上に、DVのキチク俊寬が情け容赦なく襲いかかって犯そうとするのだから始末に悪い。どんな動物も若い♂の性衝動をコントロールするのは難しいのである。それにしてもカメは寒かったり暑すぎたりエサがなかったりすると自動的にスイッチが切れて冬眠や夏眠をしてしまう省エネ動物だし、天敵も少なくて暢気そうだし、形状がとても可愛らしいし(と思うのは私だけ?)、何より全く自分勝手に生きてる感じの動物なので、もし好きなモノに生まれ変われるとしたら、私は断然カメだな~という気がしつつも、♀ガメにだけはゼッタイ生まれたくありません(-。-;)
ともあれ29日の夜遅くに帰宅するので、ブログの更新は30日に再開する予定です。現地の写真を乞ご期待(^O^)/
コメント (4)
私も馬の次にカメが好きです😊
投稿者 N : 2014年05月26日 22:35
松井さんが5月15日にご覧になった新国立劇場の『テンペスト』を私も5月19日に見ましたが、まったく良いとは思えませんでした。
理由は簡単で、役者がマイクを使っているからです。
ミュージカル以外の台詞劇でも、最近は少し大きい劇場だとマイクを使うようですが、これはプロ野球の「飛ぶボール」のようなもので、少しも面白くありません。
最初に見て「あれっ」と思ったのは、2010年の日生劇場での『カエサル』で、これは初舞台の役者が多いので、仕方ないかなと思いましたが。
今回、ラストのプロスペロー役の古谷一行の台詞にも少しも感動できませんでした。
結果的には、手抜きならざるを得ず、やはり究極のアナログ・メディアである芝居は、汗を流しての熱演こそが他のメディアに優る由縁だと私は思います。
こんなことを言う私は、鶴田浩二風に言えば「やはり古るーい人間でしょうかね」
投稿者 指田文夫 : 2014年05月27日 08:06
出雲大社はん、ご長男が高円宮家の女王様とご婚約、御めでたい時にお出でですね。私はそんなに日本中を旅行してるわけでは無いですが何故か出雲大社には縁があり3回も訪れてます。今年の1月にも参りました。辻井喬、(堤清二)氏の著作に稗田阿礼が日本書紀を叙述するにあたり最期は出雲に赴き、大和にだけ神が存在するのでは無い事を知る、と言った内容だったと思いますが、その本の影響で出雲神社には伊勢神宮よりも親近感があります。伊勢神宮のように権力を感じない大らかさがあるように私は思えます。
投稿者 お : 2014年05月27日 22:38
高円宮家の女王様と出雲大社千家国麿さんのご婚約を心からお祝い申し上げます。皇族と千家はご先祖が同じとか。これをもちまして、大和の国はひとつとなりました。
投稿者 皇記 : 2014年05月27日 23:46