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2014年05月23日
中華三点セット、おこわ、生ハムのサラダ
大宮高島屋の地下でゲット。明日から講演旅行のため料理はカットした。
去年秋田県下の高校文芸部の大会で講演した際、同行された一ツ橋文芸教育振興会の田村次長の地元が出雲と伺って大遷宮の話で盛り上がり、出雲大社は是非とも参拝したい神社だと話したところ、今年さっそく出雲市の高校二校で講演するオファーを戴いた次第。
出雲大社にこだわりがあるのは別に今さら縁結びを願いたいからでは全然なくて(笑)、以前祇園八坂神社の氏子だった私が今また大宮氷川神社の氏子となり、偶然にも双方共にご神体が素戔嗚尊であるところから、それこそ何やら不思議なご縁を感じて、一度はスサノオの本家本元に詣りたいと思っていたわけなのである。
出雲大社はスサノオの子孫にして婿でもある大国主命が天孫降臨族に国譲りをした際に引き替えに建てさせたという曰く因縁があり、要はその後アマテラス系に支配された日本のいわば反体制的なシンボルがスサノオ系の神社だったのではないかという気が以前からしていたのだけれど、司馬遼太郎氏のエッセイ「生きている出雲王朝」(「歴史の中の日本」中公文庫所収)の驚愕すべき逸話を読んだことで、がぜん出雲という土地自体に対する関心が深まったのであった。
せっかく島根県まで行くんだから、この際欲張りにも、早くに世界文化遺産に指定された石見銀山の史跡も訪ねて見学したい気持ちになり、講演の翌日に同地へ向かうことにしたのだけれど、昨日乗馬クラブで会ったオペラ歌手のSさんがたまたま最近ツアーで訪れた話を聞かせてもらい「とにかく覚悟しといたほうがいいわよ〜遠くて、遠くて、モノスゴーク歩くからね」と脅されたのでした(^_^;)
ところで旅行中の気がかりは家に残す♀カメ千鳥のこと。リクガメは一週間やそこらはゼンゼン飲み食いしないでも平気な動物で、むしろ環境の変化に弱いため以前人に預けてもその間結局何も食べなかったらしいから、今回ベランダに少しエサを置いていけばカメ♂ 俊寛のほうはまず大丈夫なのだが、千鳥はちょうど産卵期に突入し、卵で内蔵が圧迫されることにより現在ほとんどエサを食べない状態でプランターの産室に入り、陣痛のたびにイキんで伸び上がってはひっくり返って自力で起きあがりまたイキむことを繰り返すという毎日なのだった。この状態が帰宅するまで続いていればいいのだけれど、もし産卵してしまったら、狭い産室で例の如く自ら卵を踏み潰す恐れが多分にある。今回はしっかりドッキングした姿が目撃されて、有精卵の可能性が高いので、なおさら心配されるのだ。とはいえ産室に閉じ込めておかないと、ひっくり返ったらなかなか起き上がれなくなる上に、DV俊寬が情け容赦なく襲いかかって犯そうとするのだから始末に悪い。どんな動物も若い♂の性衝動をコントロールするのは難しいものである。それにしても、カメは寒かったり暑すぎたりエサがなかったりすると自動的にスイッチが切れて冬眠や夏眠をしてしまう省エネ動物だし、天敵も少なくて暢気そうだし、形状も可愛らしいし(と思うのは私だけ?)、何より全く自分勝手に生きてる感じの動物なので、もし好きなモノに生まれ変われるとしたら私は絶対カメだよな〜という気がする一方で、断じて♀ガメだけには生まれたくないと思うのでした(-。-;)
ともあれ帰宅は29日の夜遅くになりますので、ブログは30日に再開を予定しております。現地の写真を乞ご期待<(_ _)>