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2014年05月14日
塩鯖、茹で筍と茹でアスパラガスの味噌マヨ和え
昔からこの時期に決まって作る好きなモノの味噌マヨ和えです∈^0^∋塩鯖は沼津産。
かつて「事件は会議室で起きてるんじゃない、現場で起きてるんだ ! 」をキャッチフレーズみたいにしてたテレビドラマがあったが、集団的自衛権に関する有識者懇談会に出席してる人たちの中でも、いざとなったら戦闘機や潜水艦に乗ってくれる人がひとりもいそうにないのは言うまでもあるまい。でもって政府の経済財政諮問会議の下に設けられた「選択する未来」委員会も50年後に人口1億人程度を維持するために1人の女性が一生に産む子ども数に相当する合計特殊出生率を2.07程度に引き上げるっていうのだけれど、具体的に実現する方策みたいなものを想定しているのかどうか、物凄く気になってしまったのは、ナイジェリアの少女誘拐事件に関わったちょっといっちゃってる感じの宗教的リーダーが「女は学ばずに早く結婚しろ」と叫んでる映像が流れたからである。一度減少し始めた人口を維持するには、移民を積極的に受け容れるという方策しかないと思われるのだが、それにまったく触れずに出生率の目標だけが掲げられたことにはちょっと呆れてしまい、有識者会議といったって、どうせ役人の書いた作文がどっさりと積まれた前で、その場凌ぎの意見を聴取されてるに過ぎない人が多いのだろうけれど、とにかく現政権は日銀の超金融緩和策による円安誘導と、原発を他国に売り込むことと、武器輸出を緩和すること以外に日本経済を根本から建て直す何かをやってくれてるんだろうか?果たして必ずやってくれてるはずだと信じて、国民の60パーセント近い人が支持してるんだろうか?日本人全体にふつふつと疑問が湧いてくる今日この頃である。
ところで五十年後も今の人口をキープしたいという答申で、ふと想い出したのは『みつばちの大地』というドキュメンタリー映画の試写DVDだった。東京では五月末日から岩波ホールで、地方でも続々と上映されるようなので、虫が群がってる映像なんて絶対ダメ〜という人でなければ是非ともオススメしたい作品だ。現在世界中で起きているミツバチの謎の大量死が、別に謎でもなんでもなくて、人間の文明が複合的にもたらした必然であることが説き明かされる中で、彼らの減少は農業全体を破滅に追い込むという危機が語られるばかりでなく、彼らのコロニーのストレスフルな状態は人間社会の現実ともダブって見えてくる点が非常に面白いのである。で、なぜミツバチがそれほどストレスフルな状態に追い込まれたのかといえば、ここ数十年ほどで人類が極度の経済的な豊かさを追求し、それを決して手放そうとしないことが原因であるのは明らかで、そうした人類の状態をまるで『鏡の国のアリス』に出てくる赤の女王の言葉「同じところに居ようと思ったら全速力で走りなさい」のようだと表現したのを、私は人口一億キープ答申で想い出したのだった。人類全員が同じところに居ようと思ったら、早晩ミツバチのみならず地球の生命体が全部が喪われることになるのは間違いなさそうであります(-.-;)y-゜゜
コメント (1)
出生率を2.07%に引き上げるって、誰が引き上げるの?
有識者会議のメンバーに出産可能な女性が何人含まれてるんやろ?こんな事は産む当事者が関わらなかったら全く意味が無い。
安倍ボンにも子供居ない、出来なかったら実の親が育てる事の出来ない子供を数人養子にして育はったらよろしいねん。子供を産み、育み、一人前にする事が今の日本でどんだけ大変か分かるん違いますか。その上でその子を自衛隊に入隊させて、紛争まっただ中の国に派遣する。これほど安倍ボンが好きな「お国の為に」というフレーズと合う事おまへん。昔社会党の土井委員長の事を自民党の金庫番、金丸はんが「あの人は、お旦那が居ないから世間がわからん」と言ってましたが、その言葉すっくり安倍ボンに替えしますわ。
投稿者 お : 2014年05月15日 11:12