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2014年04月23日
アサリと紅ナバナのスパゲティ
紅ナバナは昨日Pメディアの三村さんから頂戴したもの。ふつうのナバナよりも柔らかくて甘みがあって美味しい!ただ火を通すと色落ちして、スパが醤油をたらしたみたいな色になってしまいましたが、調味料はまったく使っていません。ニンニクのみじん切りと鷹の爪を入れたオリーブ油でアサリを炒めワインを少々垂らしてナバナとミニトマトを加えて炒め合わせてからスパを入れただけです。
食事しながら見たNHKクローズアップ現代では子供たちの運動器不全、要するにしゃがめない子や手首の回らないような子が今や五割以上になりつつある問題を取りあげて、運動をする子としない子に二極化し、運動をする子のほうも早くから特定のスポーツに片寄るため、違ったパターンでやはり運動器不全になりやすいという調査結果を聞いて、そりゃ当然だよな〜と思われたものだ。ついこないだも、スマホをちゃんと操作してる年齢の子がバギーカーに乗ってるのを見て仰天したが、バギーカーからそのままマイカーの送り迎えに移行したら、足萎えになっちゃっても仕方なかろう。運動器不全の子供たちは早々と高齢者のようなロコモ症候群になりやすいのだそうで、日本全国介護を必要とする人しかいなくなっちゃう日もそう遠くないのかもしれないと思ったらぞっとする。要するに今や子供たちでさえ何げに遊んでたらそれなりに筋肉がついてくるといった環境にはなく、意識的にカラダを使おうとしないとカラダがちゃんと出来てこない状態に置かれているらしいのである。で、コワイのはこれってカラダの問題ばかりじゃなく、今や世の中ベンリになり過ぎて、アタマも意識して使おうとしなければ、どんどんアホ化しそうな気がすることである。昨日もみんなで今はホントにモノを憶えなくなったよね〜という話になり、PCやスマホで調べたら何だってわかるからまず最初から憶えようとしないし、わからないことがあるとすぐその場で調べて、すぐに忘れるの繰り返しで、頭や心に何も残らないような世の中になってしまったと嘆いていたのである。まあ、還暦を過ぎた年齢でならまだしも、若いうちからそんなふうだとしたら、しゃがめない子ができるのと同じパターンで異常なスカスカ頭の子になってしまいそうなのがコワイのである。カラダのゼンゼン使えない子がいる一方に十代アスリートが続々と出現しているのだから、このまま行くと人類の民主主義はいずれ滅んでギリシャの賢人政治みたいな世界に突入してしまうのかもしれない。その頃まではさすがに生きていないのが幸いですが(-.-;)y-゜゜
コメント (2)
機器の進化は人間の能力の退化をもたらすもの。それにしてもしゃがめないということは和式トイレが使えないということ?!いざという時困ると思います。
投稿者 tucci : 2014年04月24日 09:32
特定の空間に限定して、たくさんの大人で少数の子供を育てる、大奥の将軍世子みたいな状態に現代の子供の多くが置かれていると思います。
子供同士を野放しにしておくと、のびのび走り回る、飛ぶ、だけでなく、驚くほど狭い所にぎゅうぎゅうと入ったり、痛くないようにぶつかりあうために体をくねくねさせたりと、いわゆる「子供らしい」動きをたくさんします。
しゃがめない子供は、地面の草花やアリの行列をじーっと見ることなく小学生になったわけで、高画質のDVDでどれだけお勉強して世界中の動植物に詳しくなったとしても、将来情緒的に問題が出てくる子もいるのではと心配します。整形外科という、怪我のとき以外お世話にならない医師の意見は「健康」という視点で今まで大きく取り上げられることがなくここまで来たと思いますが、要介護者を増やさない対策として「ロコモ」に注目したおかげで、これからは子供にも対策が・・・?それが、「幼稚園や小学校で毎日ストレッチをする」授業や宿題になったりしないことを希望します。
投稿者 TAKA : 2014年04月24日 11:17