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2014年04月08日
キャベツと干しエビの炒め物、汲みあげ湯葉
QPで見た料理。短冊切りにしたニンジン、薄切りの椎茸、キャベツを炒め合わせて戻して刻んだ干しエビと戻し汁を加え、塩酒砂糖少々で調味して斜め薄切りにしたキュウリをプラスして胡麻油で香り付けする。汲みあげ湯葉は市販品。
国民投票の投票権が十八歳に引き下げられる案で大方の政党が合意したというニュースを聞いて、つい昨日の就職面接の話が想い出され、イマドキは二歳くらいの年齢差よりも個人差のほうが大きいんだろうなと思う一方で、この分だと憲法改正が、なんだか消費税値上げみたいに、どうしても避けられない既定事実化しちゃう恐れも感じずにはいられなかった。で、とにかく今の若い人たちが右傾化しているという見方も果たしてホントに当たっているのかどうか定かでないわけだけれど、昨日の文春のおふたりからは「たとえば就職面接で最近どんな本を読んだか訊かれたら『永遠の0』と答えといたら無難みたいな、なんだか空気読むみたいな感じでそうなってる子も多いんじゃないでしょうか」と聞かされて、その手の人は確信犯よりも結果的にもっと大きな災いをもたらすことが歴史的に見て大いに想像されるところなのであった。それにしてもKYという流行語が生まれた前後から、周りの空気を読んで同調するということが非常に重要視されてきた背景には一体何があるんだろうか?現実社会にコミットすることの少ない職業の人間には今一つぴんと来ないままなのだけれど、この国では自他の摩擦を避けるがために却ってそうした抑圧構造が生じやすいのもまた歴史的に証明されるところなのであります。
コメント (1)
ざっくり括って平成生まれの人たちのコミュニケーション能力は相当に高いと感じます。ただそれは相互理解よりも「どうしたらコミュニティーの中で孤立しないか」への対応という面に強いのが特徴的です。直接的影響は、ケータイ端末の浸透でしょうか。
高齢化、経済問題、激甚災害etc.から日本が保守化することはなかなか避けられないでしょうが、やがて彼ら平成生まれが社会の中核を担う時にどういう選択をするのかは分りません。ただ少なくとも「軍歌の足音が聞こえる」のような警句では彼らの心に届くものは少ないでしょう。
もちろん保守化が全て悪いわけでなく、右にも左にもダメな主張とそうでない主張とがあると思います。が、どちらも次の世代に繋ぎうる言葉を見つけ出せないでいる現状に茫洋としてしまいます...長々と失礼いたしました。
投稿者 nemo : 2014年04月09日 00:59