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2014年03月17日
海鮮チヂミ
市販のキットで作る。具材はニラ、玉ネギ、アサリのむき身、蒸し海老。QPは根三つ葉と帆立貝とイカを入れた豪華版でした。食べながら見たのは昨夜録画したNHKスペシャル「メルトダウン file 4 」。ベントの段階で思わぬ大量の放射能が洩れた事実を実験で検証し、原発の安全がいかに得にくいものかを改めて訴える内容だったが、誰が会長になろうと、NHKはまだまだ頑張ってこうした番組を作り続けてほしいものである。食事のしたくをしながら見た7時のニュースでちょっと驚いたのは、今やベビーシッターもネットで探す時代になっているという事実だった。子供がいない高齢者としては、事情も知らずに批判するつもりは毛頭ないし、自身も血縁や地縁はどちらかといえば鬱陶しいほうなのだけれど、それでもここまでそうした従来の縁をあてにしないで、これまで無縁な見ず知らずのネットユーザーを頼りにするという感覚は正直まるでわからないし、人間関係が何やら根本的に変わってきているという現実を再確認せざるを得なかったのである。
コメント (3)
夕方のニュースを見てビックリしましたわ。ネットだけで連絡取り合った、会った事も無い人間に自分の子供を預ける親もいるんだなあと。
しかも子供を引き取りに来た人間も会った事のない人間に頼まれて、多分バイトなんでしょうけど他人の子供二人を引き取りに来る、又親がその人間に自分の子供を託す。思わずため息が出ました。親を責めるつもりはないですが、人間関係を築けない人が多くなったんでしょうね。確かに人間関係が根本的に変わってきてると思わざるをえないですね。
投稿者 お : 2014年03月17日 23:08
松井さま、「お」さま。ネットで、住所もフルネームも知らない人に、さらには引き取りの見知らぬ男性に、ということで驚かれたとは思いますが、日本の保育環境はもう20年以上変わっていないと思います。当時はタウンページで探して預けました。資格講座を受けるとき、冠婚葬祭に出るときなど。電話で予約し実際に見た施設と、預けた保育者の態度はまちまちでしたが、経験があるプロの保育者は子育て初心者には心強いものでした。
同じ転勤族のお母さんの中には、第2子を流産しかけても上の子を預ける所もなく入院を断って妊娠中絶した人も、子供の通院に下の子を寝かしつけて出かけたら子供が入院することになり乳児が半日置き去りになった人もいます。
近年は自治体で保育ママ等の制度も作られてはいますが、登録制や予約制で、2人目を出産するときなどには間に合いません。
近所で知り合いになる人というと、公園か病院か保健センターで会った、同じ子育て中の人ばかりです。小学生~複数の子を育てていて、もう一人預かっても大丈夫、という環境のお母さんは「子供が同じ年」の友人を求めません。または、環境が整えられる人ほど正社員で仕事をしています。
子育て当時、アメリカでは高校生がアルバイトでベビーシッターをするという話を聞き、うらやましいような心配なような思いでした。その頃から今も変わらず感じるのは、日本は少子化を歓迎している、ということです。政治家や経済界は出来上がった人間は欲しいが、手間がかかる子供は社会から隔絶した家庭内(閉鎖的な地域社会・学校を含む)に閉じ込めて、行政に何も求めるなという気配がありありです。「イクメン」にも同じ気配を感じます。
近い将来、介護サービスが同じ状況にならないことを祈るばかりです。
投稿者 TAKA : 2014年03月18日 10:13
TAKAさん、お言葉の趣旨よくわかります。確かに政府は少子化対策と云う言葉を使いますが、育ち切った、それも身も心も健全な子供が欲しいだけで、幼児や心身に障害のある子供は全て親が責任を持て!というのが本心ですね。そしてそれは、もうすでに介護の世界でも始まっていますよ。友人、知人の中には親や本人が寝たきり状態で入院しても3カ月ごとに転院を強制され、挙句は「もう預かって貰える病院はありません、家で介護してください」と宣告され、家庭で二人の寝たきりの病人を介護されてる家もあります。戦前「産めよ増やせよ」との国の方針で産児制限は罪になりました。その頃も健全な戦える男性、軍需工場で働ける子供を軍閥政府は欲しかっただけです。根本は何も変わってないんですよね。
投稿者 お : 2014年03月18日 10:45