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2014年03月10日
スパゲティマルゲリータ
お茶の稽古に行く前に大宮の駅ナカで食事。
去年は母のこともあって欠席続きになり、今日はなんと七ヶ月ぶりのお稽古。おまけに御濃茶とあって、頂戴するだけでもたっぷり二時間かかり、私はこの間に太ったせいもあるのか珍しく足が痺れてしまい、阪本先生から「お点前のほうはどうえ?」と訊かれて即座にご遠慮しますと申しあげた次第。お隣の方もご遠慮なさったところで「そやねん、昼間のお稽古でも、みんな飲むだけで疲れてしもた言うて帰らはんねん」との先生の仰言りようがおかしくて思わず笑ってしまった。床の間のお軸は即中齋の立派な一行物ながら「梅花似照星」と書いてあるので、梅花???と思って眺めていたら「今回えらい失敗してなあ。これ桃のお軸のつもりで京都から持ってきたんやけど、よう見たら梅やってん」と仰言るのがまたまたおかしいのである。久々に伺っても和気藹々とした雰囲気は相変わらずで、すっかり気持ちがほぐれて帰宅できるのも、先生の鷹揚なお人柄の賜物だろうと思う。それにしても、お茶碗のお湯の量を見る際にわざわざメガネを外して覗き込まれるから、湯気で曇ったのかと思いきや、「このメガネなんやよう見えへんねん。遠いとこも近いとこもゼンゼン見えへんねん。外したほうがよう見えるねん」と仰言るので、それはもう度が合ってないんだから「メガネを替えたほうがいいんじゃないでしょうか」とハッキリ申しあげざるを得ず、とにかく何もかもが面白すぎる阪本先生のお稽古でした(^◇^)
コメント (1)
懐かしいです。お茶の稽古、もう随分お手前をしてません。若い頃、自分がお手前をする頃には足が痺れて、必死の形相でお水屋まで下がる時に「けつまずきなはんなや」と先生が仰られ顔が赤らみましたが今は立てないかも(^◇^)。
お茶事の手伝いで御料理を教えて頂いたり、言葉使い、気配りもそれとなく習えました。不肖の弟子で何も身についてませんが毎週一度の温かい刻が流れていました。
投稿者 お : 2014年03月10日 22:16