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2014年01月31日

豚肩ロースと白菜の洋風煮込み

QPのレシピ本で見た料理。豚肩ロース肉のブロックを1㎝くらいの厚みでスライスして軽く叩いてから塩胡椒を揉み込んで、潰したニンニクを入れたオリーブ油で表面を焼きつけるように炒めて、白ワインを振り、カップ二杯くらいのお湯を注いでローリエ、ローズマリー、タイム(はカットした)を添えて20分ほど煮込んだあと、ざく切りした白菜と二つに切ったマッシュルームを加えてさらに10分ほど火を通し、塩胡椒で調味。
黒田日銀の円安誘導が功を奏したものか、NHK今日の7時のニュースは物価がはっきりと上昇傾向に転じたことを報じ、多額の借金を背負ってる日本政府が借金額の実質的な減殺を目指して、インフレに誘導しようとするのは当然とはいえ、その結果をめでたいと思うかどうかは、これまた当然ながら個々の仕事や立場によって分かれるところだろう。ドルのジャブジャブ状態はバーナンキ議長の退任前に少しは回収するところまで漕ぎつけたようだけれど、果たして円のジャブジャブ状態はまだ始めたばかりなので、回収まではまだ間があるのだだろうし、米ドル回収による新興国の経済不安が再び円高を招く傾向にあるくらいだから、まだまだジャブジャブさせて平気なのかもしれない。とはいえ、ちょっと怖いなあと思ったのは、昨日うちに来られた某大手銀行員の方が、ドルで持ってたほうが将来は安心みたいな言い方をされて、哀しいかなお金持ちも企業も今やみんな資産を海外に逃がしていると指摘されたからで、大体の想像はついていて、はっきりそう聞かされたら、やっぱりね〜としかいえなかった。まさかとは思うけれど、そんなふうに円の人気が国内でどんどん下がり始めたら、円安の傾向は止まるところを知らず、結果将来ブラジルみたいに食料品の高騰を招くようにでもなったら、とんでもない話だよな〜と心配されるのでした。まあ、すぐそんな風になるとは思えないにしろ、もしそんなふうになったあかつきにはすでに日銀も政権もトップが交替していて、誰にも責任を取らせられないのだから、歴代の経済政策というものは実に罪深いものというべきか。その時点では G O Oの政策でも、あとから弊害の出た例が山盛りで世界の歴史は成り立っているはずであります。


コメント (1)


経済政策だけではないと思ひます。
ある時代の政策が間違つてゐたからといつて、のちのち、遡つて責任を問ふことはできません。
一政権前の政策なら、三木内閣になつて田中政権の責任を問うたやうに、前任者を逮捕、起訴することもできますが、数代前の政権の誤つた政策、または無作為の罪を問ふのは無理です。
それが人間社会の道理といふもので、いま生きてゐる世代に数代前の先祖の責任を問へないのと同じです。
いふなれば、人間といふものは将来の責任は免れるのですね。そのくらゐ、人間社会といふものはいい加減なものと言へないでせうか。だから面白いとも。

投稿者 田口武雄 : 2014年01月31日 21:48

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