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2014年01月03日
謹賀新年
新年最初のブログはやはり午年にちなんで馬の写真を並べてみました。で、正月三日のきょうはクラブで初乗りし、そのあと翻訳家の松岡和子さん、元ミセス編集部の福光さん、クラブの友人オペラ歌手のS さんをわが家にお招きして、これまた今年の年明けにふさわしい馬トモ四人衆で新年会。寄せ鍋をつつきながら、乗馬誌エクウス付録のDVDを見たりして、「ああ、馬の話をずっとしてられるってホント幸せだわ〜」という松岡さんのご感想がすべてを物語る数時間でした。
コメント(1)
松井さん、明けましておめでとうございます。本年もブログの更新、そして新しいご本の出版を楽しみにしておりますので、よろしくお願いいたします。
投稿者 ぱぐ : 2014年01月04日 20:22
2014年01月04日
ちり鍋
バリキャリのOさんのご自宅で新年会。
Oさんとは不思議なくらい電車の中や駅でバッタリ出会うことが多くて、今日もそのパターンでお食事に誘ったところ、一度わが家に来て下さいと言われ、図々しく伺ってご馳走になってしまいました<(_ _)>
ところでOさんは学生時代に歌舞伎研究会に所属してらしたくらいだから、昨夜放送された海老蔵の番組をしっかり録画。私は昨夜馬トモ新年会でうっかり録画もし忘れていたのだけれど、Pメディアの三村さんから「松井さんと(お茶の)阪本先生が海老蔵の番組にいて〜」というメールを頂戴したので、その録画を見せて貰うことに。結果、何が面白かったといって、海老蔵が水族館のウミガメを見ながら「目ぢからスゴイよな〜」とか「目張りってこう入れたらいいのか〜」とか変に感心してる姿がたまりませんでした(^◇^)
歌舞伎好きでもありながら専攻は西洋史だったOさんにはそれらの蔵書や絵画を見せてもらい、私のほうはは最近の映画で「鑑定士と顔のない依頼人」をお薦めするなど、何かと文系趣味の話の中に久々の恋バナも混じる歓談に時を費やした次第。
コメント(1)
お薦めの「鑑定士と顔のない依頼人」をさっそく見てきました。
面白かったです。
イタリア語の原題は、美術品をオークションにかける時の、「最高の出し物ですよ」という掛け声みたいな言葉らしいと知って、そっちの方がずっとセンスいいタイトルと思いました。
英語の題も同じで、「本日の目玉、最高の出し物ですよ」というようなものだけど、日本での題は、こうなっちゃったんですね。
原題の方がいろいろ意味深くて、いいと思うけど。
鑑定士と言われて、一瞬、鑑識課員米沢を連想しちゃったくらい、それが「いい仕事してますねぇ」の方だと、すぐに響いてこなかった。
題名をつけるのは難しいものですね。
内容は、とてもよかったです。
投稿者 せろり : 2014年01月05日 23:04
2014年01月05日
オムカレー
乗馬の帰りに人事部のSさんをお誘いして大宮東口の喫茶店で食事。
今週末も通常通り3鞍騎乗してお相手はすべて小柄な黒鹿毛牝馬のヒメ。とにかく小股なので、部班だと皆から遅れがちになるせいもあってなのだろう、ブヒブヒ鼻を鳴らしながら懸命に力走してくれる真面目な頑張り屋さんのヒメなのだけれど、頑張ってるうちにだんだんテンションが上がりすぎりわ、駈歩の反動が強くなるわで、制御しにくくなるのが玉にキズというべきか。要するにこちらの座る位置やバランスが崩れるために、ついつい手綱を引いてしまうことになり、その結果、馬はますます反動が大きくなり、こちらのカラダは前のめりになって危険極まりない走り方に突入。慌てて止めても、そこから先は敏感な牝馬にありがちのパニック状態に陥って、ちょっとした物音にもビクついてバッと駈けだすから、勢いこちらは前のめりでこわごわ乗るようになり、そうなると馬はますますパニックして収拾がつかなくなるという悪循環の繰り返しであった。インストラクター の I 氏から「手綱を前に出して後ろに腰をつける!」と瞬間的に的確な指示がとんだおかげで馬もようやく落ち着いてくれたとはいえ、このヒメで夜間レッスンに臨む勇気がちょっと萎えてまいそうな今週末のスリリングなレッスンでしたf(^ー^;
釧路のどさんこ外乗で意気投合した人事部のSさんとお会いするのは数ヶ月ぶりで、昇進した彼女はこの間モーレツな忙しさだったらしく、今日も新年会をするほどの余裕はないようだから駅前でお茶してお別れしたのだが、「女は偉くなってもイイことなんて何もないですよ〜」と仰言るのも半ば以上本音であろうと思われた。日本では近年にわかに女性の登用が盛んに叫ばれるようになり、もちろんそれを当然の朗報と受け取る向きもあるであろう反面、バリバリ働いて且つ子供もしっかり産めと社会から要請されている現代の若い女性たちってホント大変だよな〜と私は自分の世代を振り返って思わざるを得ない。「夫が家事を手伝ってくれるなんてことだけでどうにかなる問題じゃないですよねー」とSさんがぼやかれるのもむべなるかなであります。
コメント(1)
偉い人が「女性起用」と叫んでも、現場の直属の上司とうまくいくかどうかはまた別問題ですしねえ。意識改革というのはほんとにたいへんです。
投稿者 ぱぐ : 2014年01月06日 20:06
2014年01月06日
すき焼きモドキ
なぜモドキなのかというと、お正月用に買った肉がほんの少し冷凍庫に残っていたのを使っただけだからであります(^^ゞ
今日は私も本格的な仕事始めだが、三が日ににも著者校や映画評用のDVDチェックはしっかりやっていたのであった。ところで「鑑定士と顔のない依頼人」をオススメしたら、この長ったらしいタイトルについてご投稿を頂戴したが、英題The best offerとかけ離れたセンスのなさには私も不満を感じて、せめて「顔のない依頼人」だけにすればよかったのにと思っていたのだった。おまけにほぼ同時期に見て久々に泣けた中国映画の邦題が「グォさんの仮装大賞」だったのにもすっかり呆れてしまい ( この邦題を見て、泣けるような映画だと思えますか?)最近の映画宣伝部はリテラシーの欠如した連中ばっかりなのか ! と腹立たしくなり、さる業界通の方にこの問題について話したところ、「ああ、それはきっと宣伝部員のせいじゃないんですよ。最近は内容がはっきりわからないとお客さんが安心して観にこない傾向にあるらしくて、どこの社もシャレた題名より内容の説明みたいなタイトルを付けちゃうみたいなんですよね」と言われて啞然呆然(*_*)「それってテレビのミステリードラマを、新聞のTV 欄に載ってるサブタイトルで犯人がある程度わかったから安心して観るみたいな客層に向けてるのかしら?」と私。「そういう傾向ってどうやらアジアの中でも日本だけみたいなんですよね。確か韓国でも東南アジアでもただ『依頼人』というだけのタイトルで上映されてるんじゃなかったかなあ」と業界通の方。「それって日本人だけが相当なアホになっちゃってるってことなんでしょうか?」と私。「さあ、アホかどうかはともかく、内容がわからないものに対してお金を出す気がしないみたいな傾向はどんどん強くなってきてるのは確かみたいですよ」と聞いて、ひょっとすると食品偽装に大騒ぎしちゃう感じも同根なんだろうか?と思われたのでした。ともあれ「グォさんの仮装大賞」はタイトルからはちょっと想像できない結構な名画でした。近々観たいと思っているのは翻訳家の松岡和子さんからオススメ戴いたドキュメンタリー映画「祭の馬」だが、今年は午年なのでT V でもやたらと馬の映像が出てくるのはウレシイ。それにつけても亀年がないのは実にザンネンです(v_v)
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わたしも邦題に大不満のクチです。
宣伝部員というのは、自分の頭の程度に合わせて考えてるんじゃないかと思っちゃいますね。へんな邦題にうんざりするのもあって映画館は行かないし、DVDを借りることもないですねー(こういう客もいるわけです)。
投稿者 ぱぐ : 2014年01月07日 20:02
「鑑定士と顔のない依頼人」は、ホントにセンスのない邦題で、内容が素晴らしかっただけに、このダラダラした題名でどれだけ観客を損しているか!と怒っています。
実は友人から地下鉄の中で「一緒に見に行きましょう」と誘われたのですが、題名が聞き取れず、別の友人から誘われて見に行ってしまったのです(>_<)
「内容が分かりやすいような説明的な題名でないとなかなか見に行かない」との事ですが、やっぱり今の人達は本を読まないせいで想像力が発達せず、短くてセンスのよい題名には惹かれ無いのかと思うとナサケナイというか、がっかりです。
投稿者 礼華 : 2014年01月10日 11:41
2014年01月07日
アスパラガスのサラダ、サーモンのマリネ、リングイネほか
代々木で金の棒の治療を終えてから渋谷に出て東横のれん街の「ディーン&デルーカ」でゲット。
会社や組織や学校や家庭やさまざまな場所で、今年は一体どんな年になるんだろう?てな話が出ているに違いない今日この頃。私は年末からずっと車中の読書対象は三根生久大著「陸軍参謀〜エリート教育の功罪」なる文庫本で、これは 2 0年以上前に買って読んだのを、何故か今また再読してみたくなったのだった。著者は旧日本陸軍士官学校出の軍事評論家で、私はどういうわけか子供の頃から軍隊関係の本を読みあさっていて、その中でもわりあい面白く読めたので、何度か引っ越したにもかかわらず、そのつど蔵書に残していたらしい。
で、今回改めて読み直して実に面白かったのは何かといえば、当時最高のエリート教育を受けた人びとだった日本陸軍参謀の致命的な欠陥の一つをドイツ人の教官が「希望的判断」をすることだと指摘した点で、これにはナルホドな〜と唸らされてしまった。こんなに天災の多い国に住み続けている民族のDNAには楽観主義が浸み通っているのも当然ながら、その楽観主義がエリートたちの「希望的判断」を生んで、国を誤らせた結果が太平洋戦争への道というわけである。今回この件が面白く感じられたのも、現政権の見通しがなんだか「希望的判断」満載の感じがするからだろうか。
コメント(2)
希望的判断、全くです。
正月前後の週刊誌で、原発御用学者三人が話した記事を読むと放射線の管理は実質三千年くらいで放射線は半減以上減り扱いやすくなるらしい(本当かどうか知りませんが)。
三千年て天皇家の歴史より長い期間なのになぜその間しっかり人類が管理していると考えられるのか?本当に不思議です。
これは希望的判断では無いのでしょうか?全く?な話です。
投稿者 nao : 2014年01月08日 01:20
続きで中公文庫の「失敗の本質」もぜひ。太平洋戦争の日本軍の戦略、と負けた原因を社会科学(主に経営学の視点)から論じた本ですが日本人の変わらなさ満載でとっても痛かったです…
なんと言うか、企業も原発対応の原点ですね。
投稿者 橋本陽子 : 2014年01月10日 18:18
2014年01月08日
タッカンマリほか
幻冬舎のヒメと大宮東口のクオンズで新年会。
東方神起にハマりまくってツアーに何度も通っているヒメがオススメの「タッカンマリ」とは鶏一羽を丸ごと使った豪快な鍋で、薄味ながら豊潤な味わいの鶏ガラスープがとてもgooでした。年末は韓国で過ごしてアベボンの靖国参拝ニュースも彼地で聞いたヒメだが、「向こうの人たちは別にいつもと変わらず皆さんとっても親切でしたよ〜日本のネットは韓国旅行をしたら怖い目に遭うとかいろいろ流してましたけどね」とのこと。ほかにも芸能人の徴兵の件など韓国事情をいろいろ聞かせてもらい、もちろん仕事の話も出たのだが「あれは、どうしましょう?」という話になったのは、去年、私が還暦を迎えた記念として行うはずだったオフ会の件である。400万アクセスを突破したら挙行するつもりが、突破した秋からとてもそれどころではなくなって、とうとう年が明けてしまったのだけれど、今や414万を突破していて、これならいっそ500万突破まで待つか、あるいはやはり還暦記念として今年の前半に行うかで大いに迷い、この際ブログ読者の皆さまにもご意見を訊いてみようか、という話になった。もし今年やるとしたら、私の個人史的エッセイ『師父の遺言』が3月刊行の予定なので、それに合わせて、いっそ消費税値上げ直前の土曜日3月29日にしたらどうかという案もヒメから出て、とにかく皆さまのご意見をお待ちしております(^^)/
コメント(9)
早めに開催していただけたらうれしいです。3.29開催賛成です。
投稿者 天 : 2014年01月09日 00:42
前回のオフ会は行けなかったので次回はぜひ参加したい!と思っていました。早めの開催、賛成です。
投稿者 ちえこ : 2014年01月09日 08:58
みなさまのご意見を、ということですので思い切って初コメント差し上げます。
松井様とお会いしたい方はたくさんおられると思います。仕事の算段をして東京まで飛行機その他で行く方の都合を考えますと、開催日の3か月前にはお知らせいただきたいと思います。
よろしくお願いいたします。
投稿者 TAKA : 2014年01月09日 14:54
権兵衛でございます。
松井先生のブログコーナーに参加させていただいて、まだ日が浅い駆け出し者の渡世人でございます。
オフ会の開催についてお話しなさっておられますが、先生の出版記念会ですか?先生!教えてくださいませんか。
投稿者 権兵衛 : 2014年01月09日 16:06
414万アクセスとは!
くだらないコメントに今朝子先生が直接コメ返して下さっていた日が懐かしいです…。
さて、消費税が上がる前の3月29日開催に賛成です。
幻冬舎のヒメ様もその方がいいのでは?
なぜなら、4月から東方神起のツアーが始まりますから‼︎
前回とても楽しかったので、楽しみにしています。
開催よろしくお願い申しあげます。
投稿者 雲の絶間姫 : 2014年01月09日 17:47
私は以前のは行けませんでしたので万障繰り合わせますが、願わくは今回は関西でやって頂けたらと思いますけど(__)色々段取りが東京のほうがよろしいんでしょうね。
投稿者 お : 2014年01月09日 19:21
関東でしたら参加できると思います。『師父の伝言』もたのしみにしていますので。『吉原手引草』のサイン会には伺いましたので、それ以来となります。
投稿者 ぱぐ : 2014年01月09日 22:09
オフ会開催お願いします。五百万アクセスの時もオフ会していただけると嬉しいですが、是非早めの開催を希望いたします。
昨日から楽しみでわくわくしています。
投稿者 nao : 2014年01月10日 09:55
消費税が上がる前の3月29日開催に賛成!!
還暦年度内?!での開催と云うことで如何でしょうか。
前回は参加出来なかったので、今度こそと意気込んでおります。
昨年、横浜ルミネでの講演会後のサイン会でお願いしたことが実現すると思うとワクワクします。
宜しくお願い致します。
投稿者 ハマっ子 : 2014年01月11日 23:45
2014年01月10日
馬と熊
9日は午後から渋谷のイメージフォーラムでドキュメンタリー映画「祭の馬」を、そのあとシアターコクーンで古川日出男作・蜷川幸雄演出の「冬眠する熊に添い寝してごらん」を見たのだが、たまたま原発が一つのモチーフになっているという共通点もある素晴らしい作品で、前者は馬に、後者は演劇に興味のある方に是非ともオススメしたいところだが、「祭の馬」は何しろ東京での上映が今日までだから、今夜急いで少し紹介しておく。「祭」とは去年私が初めて観覧した相馬の野馬追い神事で、それに参加する馬たちが津波に襲われても何とか無事に生き延びられたのに、その後の原発事故によって平穏な日常が破られてしまった現実と皮肉な幸運?が淡々と時にはユーモラスにも撮られていて、とにかく馬たち一頭一頭の表情が実にいいのだけれど、原発事故を人間の被害者の視点からではなく描いていることによって、この問題を却ってより深く人間というものを考えさせられる作品に仕上がっている点が素晴らしい。「冬眠する熊〜」のほうはこれから書きだすと寝られなくなるので、明晩書きます。
コメント(1)
オフ会、刊行記念も兼ねて3月末という案に賛成です。参加者は前回より増えるでしょうし、全員が直接話せる機会を、と考えると、会場や時間設定など難しそうですが、ぜひお願い致します!
ところで、年明けにハノイを訪ねました。市中心の湖に住んでいた2mの巨大な亀の剥製が祠に飾られ、土産物店には色んな亀グッズが並び、お見せしたかったです。近郊の村では小柄な馬が荷車を引き、黒豚が悠然と歩いていて、街中のバイク・車・シクロ・人のカオス状態には身の危険を覚えましたが、やはり旅は刺激的で止められません。
投稿者 ウサコの母 : 2014年01月10日 22:08
2014年01月10日
冬眠する熊に添い寝してごらん
古川日出男作・蜷川幸雄演出のこの作品はきのうの初日を観たのだが、上演時間4時間で帰りが遅くなったから一日遅れでアップします。
芝居はどんな理屈をつけようが、とにかく現場が成立しているかどうかが何よりも大切だし、成立させるのはまさに座頭(ざがしら)の力業といってもよい。座頭は純然たる主演俳優の場合もあれば、作者を兼ねている俳優の場合もあるが、この公演に関しては、紛れもなく演出家の蜷川幸雄である。老いてなお神がかってる状態でテンションを維持し続ける彼の力業を今回ほど見せつけた公演はないといっても過言ではなかろう。何しろ小説書きを本業とする作家の書き下ろし戯曲は、芝居らしい活き活きとしたセリフよりも、やや説明的なセリフが多すぎるきらいもあるし、劇作家を本業とする人なら決して書きそうにない舞台化のしずらいシーンの連続だったりもする。しかし堂々と受けて立った蜷川はそれらのシーンを忠実に再現することで書き手のイメージをくっきりと立ちあがらせて、古川日出男という作家の昨今に少ない構えの巨きさといったものを見せつけたのである。ストーリーはひとりの女性詩人をめぐるエリート兄弟の葛藤と兄弟の一族の過去といった一見ドメスティックなモチーフから、大陸間との関係や海防意識の高まり、原発テロの脅威といった今日的なモチーフ、さらには日本の近現代史を貫く西洋列強と日本のエネルギー争奪戦といった気宇壮大なテーマへと発展し、セリフに叙情性がやや乏しい憾みはあれど、全盛期の唐十郎を彷彿とさせるような浪漫性が豊かに感じられ、着地点がどうなるか全く見えないまま自ずと気持ちが惹きつけられて4時間に及ぶ舞台を少しも飽きずに観られたのは、場面展開のみごとさもさることながら、役者全員が緊張感を持って舞台に臨んでいたからに他ならない。中でも客席の半分までを使って巨大な回転寿司屋のセットを組み、大勢の役者たちが四方八方から鮨の注文をつぎつぎ飛ばす中でラブシーンが始まるといった、まさに芝居の限界に挑戦したかのようなスペクタクルは驚嘆に値したし、熊や犬のクリーチャーが意外にリアルに活動する点もビジュアル面の魅力に加算されるだろう。兄弟の弟役を演じる KAT-TUN の上田竜也が素晴らしいフレッシュな演技を見せる一方で、兄役の井上芳雄は演技者として完全にひと皮剥けた感じで新たな魅力を発散しており、女性詩人役の鈴木杏も真正面から挑む演技に好感が持てた。他にも老け役の立石涼子がアクセントを添えつつ舞台をよく引き締めてくれた。
2014年01月11日
五十六カレーほか
五十六カレーは長岡名物のレトルトを幻冬舎のヒメから頂戴したもの。
今日は淡路惠子さんの訃報を聞いて、この方とは何ら接点があったわけでもないのだが、ブログに書きたくなったのは、私が子供の頃に聞いて忘れがたいエピソードがあるからだった。それはたぶん母親から聞いた話で、この人は若い頃に、自分は三番目の女優でいたいと言ったのだそうである。一番は二番手に追いかけられて抜かされないよう必死に頑張らなくちゃならないし、二番手も一番が目の前にちらついているから何とか追い抜こうと必死に頑張ってしまうが、その点、三番目は誰を気にすることもなく好きに走っていられるからいいのだとか。子供心にその話を聞いて、なるほど、それっていいかも!と感心したのだけれど、母親は超負けず嫌いで何でも一番を目指さないと気が済まない人だったから、一体どういうつもりでその話を私に聞かせたのかはいまだに謎である。ともあれ、その話はずっと心に残っていて、活動を再開されてから、とても自然体のステキな女優さんでいられるのは、人間としてどこか悟ったところがあるからだろうな〜と見ていたのだった。それにしても三番手がいいというか、三番手でも十分やっていけると感じられたのは、当時の日本映画界が豊かだった証拠であるのは申すまでもないとはいえ、一方で今やどの世界でも一番じゃないと生き延びられないみたいに語られるのは、人間の社会全体が相対的貧困に向かうことの反映であるのかもしれません(-.-;)y-゜゜
コメント(1)
多分三番手でいいといった背景には、謙虚なお気持ちがあるのでしょうが、私は好きではないです。
うまくいえませんが、なにか苦い味わいを感じます。(傲慢さ)かしら?。
淡路恵子さんの訃報を聞いてよく知らないから、あれこれいえないのですが、ずっと傲慢さをかすかに感じてきていたのだと思いました。平民の僻みっぽく自分でも思いますけれども・・・。
投稿者 nao : 2014年01月13日 01:23
2014年01月12日
参鶏湯、海老と九条ネギのサラダ
乗馬の帰りに大宮高島屋の地下でゲット。参鶏湯は鶏一羽が丸ごと入ったレトルトパック。冷えたのでコレにした。
今週末も穏やかに晴れた馬場で3鞍騎乗。お相手は3鞍とも小股の黒鹿毛ヒメで、先週がスリリングな展開だったこともあって今週は慎重に、慎重に行った結果、やっとお互いの不安感が解消して折り合いが見つけられた雰囲気だった。とにかく黒鹿毛ヒメは牝馬にありがちな情緒不安定というのとはまたひと味ちがって、ボーッとしてる時とシャカリキに頑張っちゃう時のテンションの落差が激しい馬で、テンションが上がりすぎるとめちゃめちゃ敏感になって動揺しやすくなるし、かといってテンションが上がらないと速く動けないので、乗ってる私はその加減の調整に悩んでいたのだけれど、先週インストラクターの I.S 氏に、速くなり過ぎたら思いきって手綱を前に出すよう言われた通りにしたところ、自ずと落ち着いた駈け方をしてくれたので、こちらも安心して乗ることができました。こうしたことは、お馴染みのハイセイコーのお孫さんが相手だと何でもなくできるのだが、ヒメとはまだそうした信頼関係が築けないまま乗っていたから、こちらの不信感がヒメにも伝わって、余計に動揺しやすくなっていたのだろう。そういう点は相手が動物だって、人間同士だって、さらには国と国との関係だって同じではなかろう?てなことを下馬してから思った次第であります(^^ゞ
2014年01月13日
湯豆腐ほか
きのう食べた参鶏湯の残りに野菜と豆腐を入れただけ。二晩イケて、なかなかお値打ちなレトルトでした。
今日はさすがに寒くてコレにしたのだし、あまり出かける気にもなれず、わが家でせっせと執筆に励みつつ、お昼のT V ニュースを見たら、成人の日に当たって新成人の顔がつぎつぎと映し出されたが、たまたまだったのかどうかは知らず、いずれも結構フケ顔の持ち主だったことにいささかビックリさせられた。いわゆるサトリ世代で、地道な考え方をするからなのだろうか、とにかく十年前、いや二、三十年前の成人とはひと味もふた味も違うのが見た目にもハッキリしていて、やはり人間はその成長過程にある時代環境と密接に結びついていることを改めて感じさせられたものである。
ところで今日は原稿書きのほかにも、先日皆さまにもお伺いを立てたオフ会の件について、幻冬舎のヒメとメールでやりとりをし、一応3月29日の午後から開催することに決定しました(*^^)v 会費はなるべく前回と同じくらいにするということで、会場は新宿3丁目にある中国粥と点心の専門店にして、私のほうでもそこで何か内祝いのサプライズが用意できればと考えております。近々出席の応募要項を右のお知らせ欄に発表致しますので、振るってご応募くださいm(__)m
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オフ会楽しみです。
投稿者 天 : 2014年01月13日 20:54
オフ会が決定して、とてもうれしいです。早速、カレンダーに書き込みました。私が知ってる店かもしれませんが、問題は、どの様にして大勢の参加者と触れ合うか、でしょうか。とは言え、私としては今朝子さんのファン同士の交流の場、という事でも満足ですが…。
投稿者 ウサコの母 : 2014年01月14日 22:08
2014年01月14日
ブリの梅オイスターソース炒め
QPで見た料理。ブリは塩胡椒酒で下味してカタクリ粉を振り、多めの油で揚げ炒めして、油を拭き取ってから梅肉とオイスターソース、酒、醤油、生姜とニンニクのすり下ろし、砂糖少々と水を合わせたタレをかけて調味。付け野菜は小松菜ともやしを茹でたもの。
今日は夕方から河出書房新社の東條編集長、島田氏、坂上さんのお三方がお越しになった。同社とはこれまで何らご縁がなかったのだけれど、今回ちょっと毛色の変わったお仕事のご依頼を受けて、当初はお引き受けするつもりがなかったのだけれど、いきなり三人でおいでになったので、これは何だかお断りしにくいな〜と思っていたら、結局やっぱり断りきれずに安請け合いしてしまった気の弱い私であるf(^ー^; どういうお仕事なのかはまだ申しあげられないのだが、いささか無謀な、だからこそまた面白くもあるといった感じの企画ともいえそうで、まずは同社の発表をお待ち下さい。
ところで発表といえば、私にはゼンゼン関係の無い都知事選で、細川氏がとうとう立候補の発表をされたようだが、そうなると整体協会の会長はお辞めになるんだろうか?てなことしか浮かばなかった。前期も後期も取り混ぜて、知事職はとにかく高齢者男性のお道楽仕事みたいな感じを強く受けてしまったのも、細川氏のみならず今回の立候補者全員がそうだからで、地方自治体にはときどき面白そうな人材も見受けられるのに、このところ首都の顔はどうもイキが悪くなっちゃってる感じなのは、日本全体の新陳代謝の悪さ象徴しているようにすら思える。それにしても、私は別に悩む必要がないからいいけれど、都民は何を基準にした投票行動をお取りになるのだろうか。この際、反原発を一つのイデオロギーとして支持するのかどうか(とにかく現段階では具体的な政策がまだわからないから、イデオロギーとししか表現できない)はたまた自民の暴走をこれ以上加速させないよう、抑止力としての民意を都知事選にぶつけるのかどうか。そうした場合は勝てそうな候補に票を集中させたほうがいいわけだが、結局ワワタシが見たところ、誰もが盛りを過ぎちゃった感じで、みんなが乗っかりたいようなムードだけでも持ってそうな人がちょっと見当たらない様子だから、お祭り選挙にもなりそうにない気がするのだった。いっそドクター中松にやってもらったらどうなんだろう?と無責任な外野はいうわけであります(^○^)
コメント(1)
ホント、魅力的な候補がゐませんね。
猪瀬氏を下ろしたのは正しかつたに違ひないけれど、あとの選挙がかういふ状況では、いささか規模、事情は異なるけれど、カダフィーを下ろした後のリビア、アサドを下ろした後のシリア、ムバラクを下ろした後のエジプトとどこが違ふのといふ気がして、つまり、後には迷走しかない気がして、明後日の17日に麹町の海事センタービルで政治講演をしなければならないのですが、やはり今回の都知事選も政策抜きの(原発反対も五輪成功も政策ではなくムード、気分ですから)、やたら芸能人や運動選手が当選する参院選のタレント選挙と同じ「人気投票」になるといふ話をしなければならないのかと思ふと、レジュメを作つてゐても気分は暗くなるばかりです。
投稿者 田口武雄 : 2014年01月15日 21:07
2014年01月15日
白菜と海老の蒸し物ネギ生姜ダレ
前にQPで見た料理。熱した油におろし生姜とネギのみじん切りを加えて塩黒引き胡椒で調味したタレを蒸した白菜と海老にかけるだけ。海老は皮を剥いて蒸す前に酒をからめておくこと。油におろし生姜を加える時はいったん火を止めること。
今日は朝から何かとバタバタして、仕事の合間に色んな連絡を取ったりしていたのだけれど、NHK出版『師父の遺言』は3月22日刊行と決まって、著者校正にもようやくメドがついた。W E B 連載で付けた膨大な註は編集者サイドで当初は取り除く方針のようだったが、このまま載せてもいいという判断に変わったようなので、改めて自分でも読み直してみたのだが、こんなに専門的なことを、こんなにコンパクトに読みやすく、しかも何だかわかったような気にさせるふうに書いてある註って滅多にないよな〜なんて手放しで自画自賛してしまいましたf(^ー^; 何しろ同じ演劇ネタといっても、こんなに広範囲の、たとえば松田文耕堂の『小栗判官車街道』とイヨネスコの『授業』が一緒に載ってる本なんてのも珍しいのではなかろうか。とにかくコレって註のほうが売り物になるんじゃないかと思うくらい充実していて、我ながら取り除くのは勿体ないというふうに思ったものである。ただし、この校閲は大変なんじゃなかろうかと思ったりもして(-_-;)
コメント(3)
3月22日刊行とのこと、おめでとうございます。やっぱり紙!!、紙面でお読みしたいです。「 註」のところを、ページをあちこちめくりながら読むのが楽しみですので、残していただいて、感謝。
投稿者 真砂 : 2014年01月16日 08:54
『師父の遺言』3月22日刊行決定おめでとうございます。松井さんの幅広い経験を読ませていただくのを楽しみにしています。
投稿者 ぱぐ : 2014年01月16日 15:53
『師父の遺言』3月22日刊行、心よりおめでとうございます。
とてもとても楽しみにしております。
オフ会は、どうしても都合がつかず、出席できませんのが
本当に残念でなりません。
次回オフ会には、是非是非出席させていただきます。
投稿者 いづみ : 2014年01月16日 22:03
2014年01月16日
肉うどん
前にQPで見た、別にレシピは要らないような料理。豚肉とわけぎ(泥付きの深谷ネギが安かったのでそっちにした)をゴマ油で炒めてから鍋に出汁を入れ、味醂醤油塩で調味しただけ。
今日は夕方美容院に行ったのでこの簡単メニューにしたのだが、美容師さんといろいろ話しているうちに「3月までに確実に地震が来るそうですしね」とあっさり言われ、それって村井東大名誉教授の説のことかしら?と思いつつ、帰宅して食事しながらNHKのクローズアップ現代を見たら、耐震建築化の法改正に当たって待った間なしの状況であるというテーマだったので、ますます地震のことが気になっちゃったのだけれど、私が東京都民なら、オリンピック開催を止めてその費用をすべて、危なそうな区域の家を強制的に耐震防火リフォームするお金に回すと公約する人に投票したいものである。
それにしても、3月には新刊の出版もオフ会も控えているので、なんとか地震が来ないでほしいのだけれど、食事を作りながら見た7時のニュースではN 賞の発表があり、一冊は幻冬舎刊の姫野さんの本で、今回は幻冬舎が二冊ノミネートされていて、先日会ったヒメの担当する作家もノミネートされたと聞いていて、それが姫野さんだったか、もうひとりの方だったのかわからなくて非常に不安になってしまった。なぜならオフ会の準備はヒメにお願いしていて、もし担当作家が受賞した時はひっくり返る騒ぎで、とてもこっちのことまで手が回らなくなるのを知ってるからであります(-.-;)y-゜゜
コメント(2)
本当の所私は東京の方が、いや日本中が東京オリンピック開催を何故あんなに喜んでるのかわかりまへん。
3月地震説の真偽はおいといても、これだけ地震の事について毎日のようにニュースが流れる国って他にありますやろか?3年前の地震の跡始末も先が見えてる所ばかりじゃない、むしろ福島なんてドンドン混迷が深まりそうですし。オリンピック開催までにもう一度阪神淡路大震災クラスの地震が来たら国の財政も国民のモチベーションも保てませんでしょう?
もし開催されても益々東京一極集中が進んで地方都市は立ち行かなくなる。どちらにしても日本全体を見回してもエエ事は無いと思いますけどね。
投稿者 お : 2014年01月16日 22:57
東京都民ですが、五輪をあんな地盤の弱いところで且つ一番暑い時期に開催するなんて正気の沙汰じゃないなあと思っています。
日本の夏がツライのは湿気なのに、海外から来る選手も観客もばたばた倒れるのじゃないかと心配しています。
スポーツは好きなのですけどね。
*ところで、URLを入れるとコメント欄からはじかれるのですね。オフ会に行けるかな、と思っているのですがはじかれてしまった時は何かまずいことを書いたかなと思いました(^^;)。
投稿者 ぱぐ : 2014年01月18日 10:40
2014年01月17日
あんかけ硬焼きそば他
整体治療へ行く前に渋谷の麻布茶房で元米朝事務所の大島さんと食事。大島さんは先々週ご自宅にお見舞いした時よりもずっと顔色が良くてお元気そうなのでひと安心だったが、再発の恐れを取り除くために気胸の手術をするかどうかはお医者さんとの話し合いでまだ決まらないのだそうで、韓流ドラマにハマって以来、年に何度か現地旅行をなさっている方としては「とにかく用心深くなっちゃって飛行機に乗れないのが困るのよね〜」とのことでした。心配してこのブログにご投稿戴いた方のことも、前の時に話したので、よくご存じだということも申しあげておきます。
去年の年末は非常にバタバタしていたから、整体の寺門先生には久々にお目にかかる格好で、「一時期コワイほどあった食欲がちょっと衰えてきて何だか不安なんですけど」と申しあげたら「ああ、それは良かったですね」とあっさり言われ、「人間ストレスや不安があると必要以上に食べて神経を弛めようとするんですよ。だから痩せようと思ったら、精神面の不安を取り除かないとダメなんですよね」とのこと。「それって要するに、動物の食いだめみたいな現象なんでしょうか?」と私。「そうそう冬眠する前とかと同じことで、そう思うと人間てのも何だかカワイイですよね」といご意見には私も賛同でしたσ(^^)
コメント(2)
やすこさんに直接連絡する手立てがないので、お取次ぎくださいましてありがとうございました。一日も早い完治をお祈りしております。
松井さまと同じ小学校に通っておりましたので、京阪でご一緒したり、遊んでいただいたことがあったかもしれません。
京都は狭い街なので、たぶん他にも色々と繋がりがありそうです。
投稿者 kazz : 2014年01月18日 20:47
私も、一昨日の「お」さんと同意見です。首都直下地震の可能性が高く、3.11からまだ3年も経ってないのに、首都圏住民の震災意識は薄れてる、と思わずにはいられません。あるいは悪い事は起こらないと考えたい日本人の「希望的判断」でしょうか。しかも、首都圏の建設ラッシュのあおりで、ただでさえ進んでいない震災復興の工事は人手も資材も不足し、価格は高騰するらしく、オリンピックの為に一層復興が遅れる訳で、景気回復と浮かれてる都市圏と被災地の格差が一層増すのが目に見えているのに。「原発ゼロなら、オリンピック返上」と五輪組織委員長が発言したそうですが、ぜひとも、そうして欲しいものです。巨額の資金は震災復興と首都圏の震災対策に当てれば、全て丸く収まると思うのですが…。
投稿者 ウサコの母 : 2014年01月18日 23:51
2014年01月18日
五十六カレー
幻冬舎のヒメからもらった長岡名物のレトルト。ヒメは幸いN賞の疾風怒濤に巻き込まれなかったそうでひと安心。オフ会の告知文も近々アップされそうですので皆様よろしくお願い致します<(_ _)>ところで今日はバンザーイ\(^O^)/午前中に『師父の遺言』の書き直しがようやく全部アップしたので、午後からさっそく純粋な遊びのツアーを2月にする具体的な計画を立てていたのだけれど、中高時代の同級生と還暦旅行するのも2月だったことをうっかり忘れていたら、そちらの計画表も今日メールで届いてウレシイようでも大慌て(^0^;) もっとも片方は初旬で、片方は下旬だから、両方共こなしても、まっイッカー!という感じだ(^^ゞ イマドキはこうした、命短し恋せよ乙女ならぬ、命短し遊べよオバハンが世の中に溢れかえって消費活動を行うことで多大なる社会貢献をしているのであります(-.-;)y-゜゜
2014年01月19日
とんかつ弁当
乗馬クラブの帰りに駅前の「新宿さぼてん」でゲット。
今週末も晴天に恵まれながら冷え込みが厳しい馬場で3鞍騎乗。インフルエンザの流行もあってか、レッスンはいずれも部班の参加人数が少なめだったのは内心シメシメで、こういう時はインストラクターの目がひとりひとりに行き届くので結果お得なレッスンになるのだった。お相手は小股の黒鹿毛ヒメと久々のお馴染みハイセイコーのお孫さんで、ヒメとはようやく折り合いがつけられるようになって、途中ストップしながらも何とか径路がクリアできて、インストラクターのH さんにも「あっ、これでレパートリーが増えた!」と言ってもらえたのは何より。乗馬をしてる人でないと、この辺の事情はわかりにくいだろうが、とにかく馬は一頭一頭、性格はもちろん、体格がスゴク違うので、乗り心地もゼンゼン違って、私のようなヘボな乗り手はどんな馬でも軽々と乗りこなすなんてことはできないのである。つまり寸詰まりの体型のヒメはぎゅっと収縮して駈ける分、速くなると反動が激しくなってこちらのカラダがぽんぽん弾んでしまい、お尻が巧い具合に着地しないとおかしなことになるのだけれど、手綱を少しゆるめに持って先へ先へと行かせると反動が少なくなるし、小股なのでスピードが出ても知れてる感じだし、こちらが落ち着いて乗っていたら、そう過敏にもならないので、意外と安全な馬なのだった。その点、大股で滑るように走るお孫さんに乗ると、こちらのカラダはほとんど上下しないで一直線に進むから、気持ちがいいことこの上ないのである。もっとも今日は部班の前がイケイケの青毛だったので、お孫さんも久々にホンキを出して、こちらのカラダが弾むようになるほど駈けたら、さすがにヒメよりも迫力のある駈歩になった。もっともお年のわりに頑張りすぎたせいか、途中でゲボっと変な感じの声を出したのでちょっと心配したものの、下馬してからも元気そうで、これまた久々にエサをがつがつ食べていたのでひと安心。お孫さんも、ヒメも、両馬とも利口な牝馬で、乗り手の技量を見抜いて、ちゃんとそれに合わせた駈け方をしてくれるようなところがあって、物言わずともコミュニケーションが成り立つ感じだから、乗馬は単なるスポーツの枠を超えて、ハマるとなかなか止められない趣味になるのであろう。
それにしても馬はつくづくケナゲな動物だよな〜と思うのは、犬はいくらケナゲでも人間に乗らせてはくれないからである。考えてみれば他の動物を乗せて生きてるってスゴイ話で、他にはラクダとか象とかイソギンチャクを乗せてるヤドカリくらいしか思いつかない。先日BBC制作のネイチャー番組を見ていたら、馬はもともと北米原産で、そこから世界中に散っていったが、氷河期を迎えて北米では絶滅し、ユーラシア大陸に渡ったのが人間に飼われることで氷河期を生き延びたのだという、いかにもアングロサクソン的な人間勝手な説を紹介していたけれど、確かにシマウマやモウコノウマを除いたいかなる野生馬も元は人間に飼われていたらしいから、やっぱり人間に対してはそれなりに従順というより、ワタシ的には人間になぜかとても親切にしてくれる動物というイメージでございます。
2014年01月20日
牡蠣のレモン鍋
大宮は鉄道の町だからか駅ナカに週替わりで全国の物産を販売するコーナーがいくつかあって、その一角でゲットした広島名物「レモン鍋のもと」はレモンの香りはすれどゼンゼン酸っぱくないマイルドな味わいで、さっぱりして食べやすい鍋は〆の雑炊もGOOでした。
食事しながら見たNHKの「クロースアップ現代」ではソチ五輪を間近に控えてスポーツ界に蔓延するドーピング問題を取りあげたが、背景にはオリンピック等に莫大なお金が流れ込むようになった現実が指摘されており、とにかく現代はスポーツが世界中でかつてない注目を浴び隆盛を誇っているのは確かであって、東京オリンピック開催に期待する声も、そうしたトレンドの一貫にあるのは間違いないようである。問題は、そうしたトレンドを生む人類が一体どういう状態にあるのかという点だ。
ところで先週録画して見た同番組にはコラムニストの小田嶋隆氏が出演されて、最近の日本に蔓延する「ポエム」化現象みたいなものを取りあげたのが面白かったのだけれど、オリンピック開催に歓喜する人たちはこの「ポエム」化現象と無縁ではないような気がするのだった。「ポエム」といっても、それはせいぜい先年話題になった高齢者詩人の「くじけないで」レベルの、世代によっては、人によっては、ケッと鼻で嗤いそうな歯の浮くようなキレイコトバが若者社会で氾濫する現実を取りあげて、そこには「同調」はあっても「連帯」がないという小田嶋氏の分析は実に的確な気がしたのである。つまりバイトの人びとがキレイコトバに「同調」はしても、「連帯」して自分たちを搾取する経営者に立ち向かうといった構図にはならないのが現代における労働問題なのであった。惜しむらくは「同調」と「連帯」の定義付けを小田嶋氏が時間切れで明確にされなかった点なので、私流に定義づけると、そこに理屈が必要かどうかである。「連帯」には少なくとも何によってまとまるかという理由づけが必要で、そこから延々と理屈が生まれ、理屈の応酬が連帯の一方で分裂を生むという虚しい体験をうんざりするほどした世代もいたのであった。片や「同調」には理屈が要らないから物事を筋道だって考えられないアホでも参加できるし、アホには理屈が通らないから「同調」の波を遮るすべはないという点が得てして恐ろしいことにつながるのは歴史が証明しているのだった。
イノベーションが溢れて社会が複雑さを増すなか、物事を筋道だって考える気力は別にアホでなくても喪いがちな現代にあって、スポーツ観戦は「同調」の格好の受け皿であるのは確かだし、スポーツ観戦で「同調」していたほうがヘイトスピーチみたいなものをエスカレートさせるよりまだましなのかもしれない、という気もしている。わたし自身スポーツ観戦大好き人間なのだけれど、もっとも小1の運動会で、赤組になったらどうして白組を応援してはいけないのかわからなくて先生にたずねたくらいの人間だったからして、同調するという感覚は全く理解のほかなのですが。
コメント(4)
今回の内容は難しかったのですが、どっちもどっちで中庸がよろしいという内容でしょうか?。
参加申し込みに気づきわーいとばかりトライ2-3回試みましたがエラーになりました。
ここは明日に再度トライします。
投稿者 nao : 2014年01月21日 21:16
いやあ、名言ですね。
「片や「同調」には理屈が要らないから物事を筋道だって考えられないアホでも参加できるし、アホには理屈が通らないから「同調」の波を遮るすべはない」
思わず手を打ちましたわ(^◇^)確かに最近若者だけでなくええ年した年齢の方もマスコミの意見には殆ど同調する人が増えてます。理屈を言うには考えんとあきませんけど「そやそや」と同調してる分には全く脳味噌使わんで済みますもんね。今のツイッターがまさにそれですね。田母神さんのツイッターのホロアーが19万人とかで、エライ御本人が「自分の意見は若者も賛同してる」と自信を持っておられるとか。発言の中身分からんでも同調は出来ますからね。
投稿者 お : 2014年01月21日 21:59
「赤組になったらどうして白組を応援してはいけないのかわからなくて先生にたずねたくらい」
爆笑しましたが、気持ちはわかります。わたしもそんなことをしかねなかったので(笑)
投稿者 ぱぐ : 2014年01月21日 23:08
同調と連帯に関して前回的外れですみませんでした。同調よりは連帯がましだが、オリンピックに同調する人ばかりが多すぎる。という内容把握を今回はしました。(これも的を外れていたら・・もうしわけありません)。
参加申し込み出来ました。メールアドレスの不備でした。うきうきの気分です。
しかし東京オリンピックは地震や津波真夏の開催の問題をどうクリアするのか知りませんが、問題山積みな気がします。多分今さえよければ後は知らん顔な方々が運営に携わり止める気は無いでしょうが少し怖いです。
良いことがもうひとつ。はっきりと都知事候補の誰に投票するか心が定まりました。私の投票する方はまず当選しないことが多いのではっきりは言えませんが。
投稿者 nao : 2014年01月24日 23:45
2014年01月21日
茸と茎ブロッコリーのパスタ
クインズ伊勢丹で茸パックと茎ブロッコリーが安かったのでこのメニュー。ベーコンを細かく刻んで炒めてからニンニクの薄切りと鷹の爪、椎茸、舞茸、エリンギ、エノキダケを入れて炒め合わせ塩と少々で味付けし、スパゲティと時間差をつけて塩茹でした茎ブロッコリーを共に加えただけ。
今日の夕方はNHK出版の加納さんが『師父の遺言』のゲラを受け取りにいらっしゃって、「これはゼッタイ傑作です!今からもう色んな方に読んでもらってるんです」」と熱く語られ、私のほうも加納さんのご要望に応じてさらにいろいろと加筆した直後なだけに「よくぞ私にコレを書かせたものだと思ってるのよ〜こういう本に需要があるのかどうかは疑問だけど、私という人間が一番ストレートに出てるという意味では代表作といえるのかもね〜これはやっぱり書かせた加納さんの粘り勝ちだよね〜」と互いにエールを送り合ったものである。とにかく出版環境が悪化するなかで、出版点数ばかりが増えて、結果、書き手も編集者も気の通らない本が氾濫するなかで、この本が一般の読者にとって面白いかどうかはともかくも、編集者の熱意が生んだものであるのは確かである。もっとも、私よりかなり年下の方だけに、加納さんにとってはどう面白いのかイマイチ感じがつかめないのだけれど、昭和の時代は今とこうも違ったのか!という新鮮な驚きもあるのだそうで、それに関連して私のほうが驚いたのは、就職に関する鋭いチェックの入れ方だった。私は大学院で語学を一単位落として留年した年に、東明社という劇場専門の広告代理店に入社して、そのあと松竹に入社し直す形を取ったのだが、東明社では正社員待遇だったことが加納さんにはどうも腑に落ちなかったらしく、大学院を修了しなくて正社員になれたんだろうか???という疑問が頭を去らないようなのだった。「それって本当に正社員だったんですか?ほかにも何人か読んでもらったんですけど、そこがやっぱりひっかかるって言うんですよね」と加納さん。「厚生年金にも雇用保険にも入れてもらってたんだからバイトじゃないでしょう。しっかり正社員だったのよ」と私。「非正規とかでも、厚生年金があったりするんですけど」「だから、その頃は非正規とか無いわけよ〜」と私は言い返しながら、確かに雇用環境が激変したんだよな〜と改めて感じるはめに。その広告代理店は一応銀座にあったのだけれど、当時の銀座はアドバルーンが揚がったりしていて、まだまだ牧歌的な雰囲気に満ちていたことが懐かしく想いだされます。
ところでオフ会の正式なお知らせが右欄にアップされましたのでどうぞご覧ください。
コメント(4)
大学をしっかり卒業してないうちに、正社員というのは、昔はよく聞く話だと思います。
友人の年の離れたお兄さんが、東北大学だったか名古屋だったかよく覚えてないけど、卒業間際に、1人の教授と口論になってしまって「そんなやつには卒業単位ださない!」とかなって、その1つの単位が半年くらい保留のまま、4大新聞のひとつのある新聞社に就職してましたよ。ちゃんと出世してましたよ。昭和45年?とか古い時代の話です。
投稿者 せろり : 2014年01月22日 18:02
「師父の遺言」刊行、待ち遠しいです。同世代の私は、就職を思い返すと苦い記憶しかありませんが、40年近く昔の話とは…。
オフ会、早速申し込もうと画面を開き、はたと手が止まったのですが、「死ぬ前にこれは食べたい!和食のメニュー」は<最後の食事>という意味なのでしょうね。「白いご飯なら、絶対これ!なおかず」と合わせて考え込んでしまい、申し込むには少々時間がかかりそうです(笑)。会場の粥麺店、移転前はよく利用しました。地下通路から行くのが分かり易いかもしれませんね。
投稿者 ウサコの母 : 2014年01月22日 21:33
「師父の遺言」パソコンで読みかけましたが、やはり昭和育ちには活字のほうが読みやすいので出版して頂けるのは有難いです。
非正規社員なんて我が家の子供たちが就職する時代(18年前)でも聞いたことが無かったです。就活している本人も大変ですが、大学を卒業させても安心できない親御さんはもっと大変ですね。
投稿者 お : 2014年01月22日 22:34
「師父の遺言」は前にネット連載の際、勧めたネットの知人(逢ったことはありません)は、出版されてから読みますーということだったので、これでまた一人読者が確定したわけです(笑)。
わたしは昭和63年に大学を卒業して社会人になりましたが、そのころはみな正規職員、派遣が来たのは5年ほど経ってからのことでしたよ。3ヶ月ごとに替わるので、いちいち教え直すのがたいへんだった覚えがあります。
松井さんのオフ会、初めてですので楽しみにしています。
投稿者 ぱぐ : 2014年01月23日 18:46
2014年01月22日
オマール海老のロースト、ホワイトアスパラガスと生ハムのサラダ
今日はPメディアの三村さんと浅草歌舞伎夜の部を観たあとスカイツリーに昇って「そらまち」の「ブラッスリーオザミ」で食事。最初は食事だけのつもりが、空いてたのでツリーにも昇ったところ、エレベーターのドアが開いた途端に一瞬くらっとするような大パノラマ夜景が広がって結構楽しめたの同時に、切れ目なく広がる光の渦に東京という都市の異常さというか、世界に類を見ないであろう特殊さにも気づかされました。
歌舞伎のお正月興行で観るならやっぱり浅草がイチバン腹立たなくてよさそうに思えたのは、自分の子供よりも若そうなメンバーが勢ぞろいしているからで、観た結果、歌舞伎の前途をさほど悲観せずに済んだのは何よりである。「博奕十王」は澤瀉屋らしい洒脱な舞踊劇で、当代猿之助のキレのいい動きと共にそのシニカルな芸風が非常に巧くマッチして出色の出来映え。閻魔大王の男女蔵もよく喰らいついて舞台を弛ませなかったのはまずまずであろう。「新口村」では梅川役の壱太郎を久々に観たが、セリフの音(おん)が安定してきたし、風情も悪くはない。ただ前に何かの役で観た時も思ったのだが、丸本の女形のクドキはもっと体を大きく使ってもう少し突っ込んで演じなくてはいけない。世代的に突っ込んで演じることには照れがあるのだろうし、イマドキは観客に引いてしまわれそうな気もするのだろうけれど、梅川が「大坂を立ち退いて」以下のクドキで突っ込んで演じないと、この場は保たないのだということを周りの誰かがしっかり教えてやるべきだろう。孫右衛門の橘三郎も育ちのいい芸だから嫌みがないし、このクラスの役者さんではどうしてもこれ以上を望むのは無理なのだろうけれど、やはりこうさらりと演られては芝居がすかすかした感じになってしまう。この場の忠兵衛はしどころが少ない役で、愛之助が前面に出るわけにはいかないだけに、壱太郎はこの一座の立女形たる自分がこの場を埋めなくてはいけないという自覚のもとに、クドキをもっとたっぷりと見せてしかるべきなのである。忠三の女房役を吉弥が務めたのはこの一座だと「ごちそう」というべきかもしれない。
若女形のホープ三人で踊る「屋敷娘」では壱太郎もさすがに一日の長を感じさせつつ、母の吾妻徳彌にあまりにもそっくりでぎょっとさせられた。米吉はおっとりとした舞いぶりがこの演目にぴったりだし、梅丸も端正な楷書型の芸風がよくハマっており、たっぷりと間を取った大らかな舞いぶりが小柄な体を大きく見せてよく抜擢に応えていた。「石橋」は若手の溌剌とした動きがめでたい新年にふさわしい追い出しとなった。
コメント(4)
大阪に住んでおります料理と歌舞伎観劇が好きな主婦です。
いつも楽しみに拝見しています。
浅草へ行かれた理由がなぜ「イチバン腹立たなくてよさそう」なのでしょうか。腹立たしいというところにざくっと刺さるような物を感じました。
私のようなあまり何も判っていない、たまの歌舞伎観劇で楽しんでいる物には分からないことかもしれませんが…。
投稿者 桜庭 : 2014年01月24日 17:09
半世紀前から芝居を見ている者にとっては、古典劇といいながら基本的なことを含めて相当に変わってしまったのが目に付きやすく、また役者がラクをした演技をしているのも見え見えで、まあ時代が変わったり、年を取ったりしてるんだからしょうがないなあと思いつつ、随所でついイライラしてしまい、、お金を払ったのに不愉快になるのが腹立たしくなるというわけです。
投稿者 kesako : 2014年01月24日 19:56
私からすれば半世紀前から見続けておられることにうらやましさや憧れを感じるのですが、そのように感じておられるとは思いもしませんでした。
ご返信ありがとうございました。
投稿者 桜庭 : 2014年01月27日 16:43
私からすれば半世紀前から見続けておられることにうらやましさや憧れを感じるのですが、そのように感じておられるとは思いもしませんでした。
ご返信ありがとうございました。
投稿者 桜庭 : 2014年01月27日 16:45
2014年01月23日
婆娑羅カレー、塩だれ豚と温野菜のサラダ
婆娑羅カレーは京都産のレトルト。サラダは大宮エキュートでゲット。
今日は午後から虎ノ門の法律事務所に行って税理士のK氏と確定申告の件で面談。例年より早めにお会いしたのは母が亡くなった件でいろいろと伺いたかったのだが、とにかく遺産はほとんどないので相続税もまったくかからないし、姉妹仲が悪くなるような原因も見当たらないのは何よりで、「児孫の為に美田を買わず」という西郷隆盛の教えはやはり正しいのだと思いたい。ただ、住まいを夫婦の共同名義にしていたので、これを機に父ひとりの名義に書き替えておかないと後々やっかいになるという話だったので、その件でこれから京都の妹に電話しなくてはならない。というわけで今宵のブログは短めにさせてもらいます<(_ _)>
2014年01月24日
鶏肉と白菜の鍋
前にQPで見た料理。鶏もも肉に塩と酒と胡麻油を揉み込んでから表面に焦げ目がつくようフライパンで火を通し、酒味醂醤油で味付けした出汁に入れて笹掻き牛蒡と白菜、舞茸を加えて煮るだけ。鶏肉をフライパン焼く時は火を通しすぎないこと。アクをしっかり取ること。
食後にNHK B S でタイガースコンサートの録画をめちゃめちゃ懐かしく見てしまった。彼らがオリジナル曲ばかりか、洋楽を歌ってさえ懐かしく感じたのは、やはり当時のサウンドが沁みついちゃってるからだろう(以下、知らない世代の方は無視しちゃってください)。ジュリーの容貌は菊五郎的にこわれてしまったけど、声は意外と衰えずにいて、この人らしいツヤがあるし、これはトッポも同様で、当時の抜けるような高音を出すのはさすがに厳しくても、ヴォーカルとしてまだまだ十分通用するのに感心した。ピーは学校の先生をしていたせいか今では一番若々しく見えたし、サリーはともかく弟のシローまでが痛々しい車いす姿で登場したのにはちょっと驚いたものの、最後まで飽きずに観て聴いていられたのは、何たってもろ G S 世代だからでございますf(^ー^;
とにかく私は京都にいたので、ジュリーの実家も、トッポの自家も訪ねたことがあるし、ピーの家なんか友達にせがまれてなんと三回も押しかけたのである。当時はおうちの方が平気で家の中に通してくれて、ジュリーやピーのお母さんからいろいろ話を聞かせてもらったりもしたのは、今だと考えられないことだろうと思う。ちなみに当時はゼンゼン知らない歌舞伎役者の楽屋だって、ふらっと訪れても一ファンとして当然のごとく迎えられたもので、芸能界全体にガードがゆるかったのであろう。
片や一般社会は芸能界に対するガードが非常に堅くて、私が通ってるミッション女子校は生徒が G S のコンサートに行くのを断じて許さなかったのだけれど、私には芸能好きの母親が同行してくれたので、中2のクラスで唯ひとりウエスタンカーニバル(東京では日劇、関西では梅コマで開催)にも行けたのでした。
G S サウンドはその後もずっと耳に残っていて、いつぞや同い年の女優中村まり子さんたちと六本木のG S バーに行って、バンドが奏でる全曲をしっかり歌えたのには我ながらびっくり。もっとも、私は歌詞の一番だけしか歌えなかったのに、まり子さんはさすがに日頃セリフを憶えてるだけあって、全曲の歌詞を三番まできっちり歌ったので、感心するというよりも呆れてしまいました(@_@;)
コメント(3)
タイガースのコンサートを見てまったく同じ感想です。
ピーはかっこよかった。同じ白髪でも、北山修なんか素敵なんだけど。
やっぱりステージに立つ以上は減量につとめてほしかった。
見ていてこっちが息切れしそうでした!
そして菊五郎丈についても。なんであんなにくずれてしまったのでしょう。以前は長谷川一夫みたく錦絵のような顔立ちだったのに。
投稿者 カワバタヤスミ : 2014年01月25日 21:46
松井さんのご意見にもカワバタ様の投稿にも頷きながら笑ってしまいました(^◇^)
時代劇チャンネルで菊五郎さんの「義経」を放映していて偶然娘が見たらしく「この綺麗な俳優さん誰?まだ生きてはるの?」と聞くので私も画面を見たら菊之助時代の当代菊五郎さん。「その方、若い頃の菊五郎さんよ」と行った時の娘の驚きよう!!今思い出しても笑ってしまいます。
ジュリー、一度ダイエットされましたが、直ぐにリバウンドして・・・そのままですね((+_+))
投稿者 お : 2014年01月25日 22:44
夫が半年位前に、自由が丘の金田でジュリーを見たそうですが、今より痩せていたそうです。なんでコンサートの時に太っているのか!悪魔的超絶美青年だったジュリーが・・・
私もGS世代ど真ん中で、新宿ACBや池袋ドラムに通っていましたが、本命はゴールデンカップス。他のバンドとはレベルの違うサウンドのR&Bに夢中でした。
そういえば当事、学校の近くの日テレ(麹町にあった)の裏側階段で、ジュリーと伊藤エミが話してるのを見た事あります。
いくら肥ってもやっぱりジュリーは私達の青春のアイコンですね。
投稿者 礼華 : 2014年01月26日 00:36
2014年01月25日
甘鯛の干物、鶏肉と白菜の煮物の残り
甘鯛の干物はクインズ伊勢丹で安かった長崎産をゲット。
一昨日は妹から、昨日は旧友のモリから電話で「ねえ、都知事選はどうなんの?」と全く同じことを訊かれてしまい、妹はもちろん、モリも現在は神奈川県人なのに、何故そんな投票権もないヨソんちの知事戦が気になるんだろう?と不思議な気がしたほど、私はイシハラの四選まで許しちゃった都民がどうなろうが知ったことか!というわけで、今度もつくづく埼玉県人になっといてよかった\(^O^)/と思っているのは、やはり投票するとしたら迷いそうな気がするからであった。それは誰に投票したらいいか迷うわけではなくて、むしろ投票したくない人のほうが目についちゃって、そういう人を除いたら、結果、無効票になっちゃう可能性が高くなりそうだから迷うのであろう。京都の妹は「細川さんはいくらなんでも年寄りすぎて頼りにならんで〜マスゾエは地震とかマズイことになったらすぐ逃げだしよる感じがして、何となく人間が信用でけへん。いっそ田母神さんにやってもろたら頼りになってええのんちゃうの」なぞと言いだしたから私は仰天しつつ、ああ、妹がこんなことを言いだすくらいだから、世の中の多くの人がもう彼がかつてどんなにアブナイ発言をしたバリバリウヨクであるかをすっかり忘れてるんじゃなかろうか?と急に心配になってきたのであった。確かにテレビで聞く限り、彼は第一声で軽々薄々とオリンピックに触れるような真似はせず、災害対策についてのわりあい具体的な提言をしているのが耳に止まったので、私だって過去の件を知らなければ頼りになりそうな発言だと思ったかもしれないのであった。片やモリが「ねえ、田母神さんて一体どんな人なの?」と訊くのは長らく海外生活だったのだからしょうがないにしても、そう考えてみれば、今や日本人でも、日本で起きたことをずっと通して知ってて、しかもそれを全部憶えてるなんて人のほうが少ないのだろうと思えてきて、選挙というのも今や色んな問題を抱えていることに改めて気づかされたものである。ともあれ今回の都知事選は、国会議員の選挙が当分ないという状況下で行われるために、一種の国民投票的な意義を持たせようとする傾向があるのはまんざら悪いことではないようにも思うのだけれど、それにしては政策らしい政策も、議論らしい議論もほとんど聞こえてこないのは不思議である。都内にいれば、必ずそれらしいきちんとした街頭演説がどこにいても聴けるというわけでもないので、いくら短期間で準備不足でも、現段階ではどの候補も明解な発信力がなさ過ぎて、私が都民ならやっぱりこの人だけは困ると思うような人物しか頭に浮かんでこないのでした。
コメント(3)
はじめまして。会津でお百姓をしています。冬は農作業も休みなので暇にまかせて図書館をブラブラしています。今回ま行を観ていたら今朝子の名前に引かれて手に取りました。そこで気になった言葉があったので、お聞きしたくここに書きました。並木拍子郎二枚目の恋じまいで小でんさんが、起き上がりこぼしのようだと書いてありました。ご存知でしょうが会津では縁起物として、初市で誰もが買い求めるものです。そちらでも有名なのか、それとも会津に来られたことがおありなのか、お聞きしたく、今回のコメント記入になりました。
投稿者 小沼英二 : 2014年01月26日 10:31
田母神さんの過去は全くわからないのですが、週刊誌の発言を見る限り、なんとなく自民党っぽく思えたのでこんな方に投票するとろくなことにならないのではないかと感じました。これ以外は妹さんの意見に賛成です。それに細川小泉タッグも私は全く信用できません。
投稿者 nao : 2014年01月26日 21:06
小沼さまへ
今では会津のものが有名ですが、「起き上がりこぼし」はもともとダルマさんなどを指す一般名詞としてよく使われており、狂言などにも「京に流行る起き上がりこぼし」という歌が出て参ります。会津には、去年、相馬野馬追いを見た帰りに伺いたいと思いながら、所用があって叶いませんでした。また是非伺いたいと存じております。
投稿者 今朝子 : 2014年01月27日 08:19
2014年01月26日
中華三点盛りセット、上方寿司
乗馬の帰りに大宮高島屋の地下でゲット。
今日は午後から突風が吹きまくる不穏な天候になったし、予約した専用馬がビビリがちの黒鹿毛ヒメだったので、よほど用心してキャンセルするかどうか迷いしつつ、信頼するIS氏のレッスンだから、まあ何とかなるさと思って参加。馬上では時折カラダがぐらっとするような突風が吹き荒れ、砂塵が舞って目も開けておれず、口の中がジャリジャリとし、帰宅してお風呂で洗った耳の中は真っ黒けという状態だったにもかかわらず、ヒメは意外にまったりと駈けてくれて、何らトラブルもなく終了したのは何よりでした。どうやらヒメはビビリというよりも「人見知り」が強い馬らしく、最初の頃は曳き馬でさえバタバタしてたのが、今日のような最悪の日和でも非常に落ち着いていたのは、人見知りならぬ「馬見知り」が強い私も落ち着いて乗れてたからだろう。ともあれ今日みたいな日にしっかり乗れると自信になるから、結果としてレッスンをキャンセルしなくてよかったのだけれど、今日は気持ちを奮い立たせても何とか乗りたかったのは、昨晩のレッスンで、この馬は絶対安全パイだと思っていた栗毛のマッタリ系フシギちゃんのラビ嬢が妙に物見をしてソワソワしどうしで、こちらが強めの合図を送ると脚反抗して全く言うことをきかなくなってしまい、この馬にこんな反抗されたのは初めてだったので怖くなり、径路の走行を途中で放棄した形になったのが悔やまれて、今日キャンセルしたら乗馬に対する恐怖心が尾を引くように思われたからだった。それにしても、やはり牝馬は日によって気分に何かとムラがあるようで、その点が敬遠されてもいるのに、今月は人気のスーパー氏が専用馬に出来なかったこともあって、全レッスンお相手が牝馬になってしまい、以前オペラ歌手のSさんから「松井さんはホント女の子が好きよねえ」と言われたのもむべなるかなである。そのSさんが「ブログ見たわよー。あの人うちの高校の先生だったのよー」と言われたのは書かずと知れた元タイガースのピーのことだ。まさか自分よりはるかに年下のSさんから一昨日のブログに突っ込みが入るとは思わなかったが、世の中はどこで誰がつながってるかわかったもんじゃないのだった。で、ピーのかつてのファンとおぼしきオバさんたちがときどき学校に訪ねて来たことや、一級上には櫻井翔君がいたというようなKO高校話をいろいろ聞かせてもらったのでした。
2014年01月27日
還暦女子会
去年から還暦に当たって何かと同窓会が相次ぐなかで、今日は大学時代に暮らした目白のミッション系D女子寮の友人たちと近くの椿山荘で久々に会食した。そのあと当時のシスターは勿論いらっしゃらないD寮の玄関まで押しかけて、ピンポンダッシュで引き揚げるつもりが、現在運営なさっている修道院の院長様に寮内をご案内戴くという歓待を受け、耐震補強する必要も無いとのお墨付きを得たらしい堅牢な建物の構造自体が以前と全く変わらず、調度類も懐かしい品々が残っているのを見て、いっきに40年前にワープしたような錯覚を起こしながら、次々と現れるシスター方と歓談に時を費やして、あっという間に夕方を迎え、昼間しっかり食べ過ぎて今日は晩ご飯ヌキだよね〜と言ってたはずのメンバーと結局また晩ご飯をご一緒してしまうことに(^^ゞ
何しろ青春時代に四年間も一緒に暮らしたメンバーだから、それぞれの善いとこも悪いとこも全開してのお付き合いだし、若い時分の恋愛、結婚、学業や仕事の悩み等々みんな開陳し合っている仲なので、今さら何を隠すこともなく遠慮もなく、ワキがめちゃめちゃ甘いダンナの浮気問題やら、結婚しないわが子たちの問題やら、プライベートを大いにしゃべり且つ笑い飛ばすばかりか、果てはマスコミの海外事情報道のお粗末さやら、誰にも投票したくない都知事選の困ったもんだ!やら、若い世代の労働環境の悪さやら、それでいて世の中で言われることを何でも素直に信じて鵜呑みにしてしまう若者たちのアホさ加減やら、昔は夫を支えろ的な政策をさんざん取りながら、労働人口が減った今になって女にも働けといいだした自民党バカ政府の手前勝手さやら、とにかく怒れるオバサンたちの話は止まらない!止まらない!で、あっという間に一日が終わってしまったのでした(-.-;)y-゜゜
コメント(1)
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投稿者 グッチ 財布 激安 : 2014年03月30日 13:37
2014年01月28日
根菜の生姜みそ煮
前にQPで見た料理。角切りにした大根と人参、ゴボウ、昆布を鍋に入れて煮立ったら酒と鶏肉を加えてしばらく煮込み、次ぎに里芋を加えてまたしばらく煮てから砂糖、味噌で味付けしてさらに煮込む。仕上げに香り付けの味噌を足し、ぶつ切りしたネギを加え、おろし生姜を入れる。おろし生姜は温まるしいい味のアクセントになる。
NHKの新会長は三井物産から日本ユニシスに天下りした段階で、すでに能力が疑われていたにもかかわらず、なぜNHK会長の候補にあがったんだろう?と前に不審を感じて調べた時、背後に甘利経産相が動いている
事実を知って、なんだかアブナイ話だなあと思ってはいたのだけれど、案の定アブナイ発言を堂々とするかなりアブナイ人物であることが露呈して、NHK職員の人たちは一体どう思ってるんだろうか?大体よそから報道の世界に全然関係ない人物、それもJALを建て直した稲森さんみたいに優秀な経営者というわけでは全然なさそうな人物が乗り込んで来ても、それを平気で受け容れる組織の体質自体がようわからんが、日本人全体として、公共放送のトップの顔がこんなに下品でも、視聴料を支払う必要があるのかどうかを問題にしてもいいのではなかろうか。とにかく公共放送のトップが現政権寄りと見られること自体、その放送の信頼性を喪わせるものだからして、ふつうは慎重の上にも慎重な発言を心がけそうなのに、これではまるで知恵足らずをトップにしたようだから、NHK内部も政権党の内部もアタマをかかえこんじゃってるのだろうけれど、国民の有権者としては現政権を取りまく人材のレベルに見当がつくものとして、今回の件は心すべきことであろう。また今後は視聴者としてNHKの放送内容にもこれまで以上に厳しくチェックする必要があると心得たほうがいいのかもしれない。
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NHKがあの発言をどう報道するかに注目しています。
いまテレビのニュースをあまり観なくなっているのですが、いやな方向に行くようだったらニュース以外もNHKのテレビを観るのをやめてラジオに移行することを考えています。ラジオの方が伝えるという点ではシンプルですけど、それだけにその人自身が出ますので。
投稿者 ぱぐ : 2014年01月29日 18:54
今晩は。今日も会津は寒かったです。起き上がりこぼしへのお返事ありがとうございます。息子が京都の大学を出て、今は奈良で坊さんを生業にしています。それをいいことに関西圏をふらふらしています。松井さんより少し年下の私です。同じような時に東京に居たんだと思うと、図書館での出会いが35年ほどタイムスリップした感じです。作品四冊目ですが、ホームページの文章を読みながらだと、もう少し登場人物に踏み込んでいけそうです。
投稿者 小沼英二 : 2014年01月29日 18:57
2014年01月29日
タラとカリフラワーのパン粉炒め
QPで見た料理。ニンニクの粗みじんを入れたオリーブ油にパン粉を加えて色づくまで炒めておく。塩胡椒で下味して薄力粉をまぶして炒めたタラと、茹でたカリフラワーを炒め合わせて塩胡椒で味付けし、炒めたパン粉とブラックオリーブを合わせて仕上げる。タラは皮を剥いてしっかり塩でシメ、水が出ないよう強火でさっと炒めるのがポイント。手早く出来るのでオススメ。
一昨日会ったミッション女子寮の旧友の一人エンコは学校の相談員をしている関係で現在の教育問題にも何かと詳しいのだが、「今の中学生みんな首相が靖国行ったことで、なんで中国や韓国にとやかく言われなきゃならないんだ!って思ってるのよ〜教えられてないから何も知らないんだよね〜」と聞かされたのが少しひっかかったものである。考えてみたら学校の先生だってちゃんと教えられる人が果たしてどれくらいあるのか疑わしい時代なのだ。そんな時代になって、わざわざ竹島や尖閣の領土問題を教科書に載せるのは、中国が江沢民の時代に反日教育をしたのと同様の効果をもたらすのではないかと心配されて、本当に現政権のやることの浅はかさというか、大人げない態度には困ってしまうのだった。結局のところ、ちょうど私の世代には、全共闘世代に対する反発もあり、朝鮮戦争後の少し戦前の揺り戻しが来た流れの中で教育を受けたせいもあってか、妙に保守的な感覚の男の子たちが同世代の女の子にはバカにされつつ結構いたのを想い出すのだが、その連中がいい年になって今の保守反動の流れを作っちゃってるのかも?と想像され、やっぱり同世代の女子たちがもっと早い時点でダサイ男の子たちを手加減せずに潰しとくべきだったのかもしれないな〜なんて思ってしまう今日この頃であります。
コメント(1)
本当に。団塊の世代としては当然反権力、反保守と思っていたらなんとジーサンたちが群れをなして「中国韓国けしからん」と言う現象もあるのです。それが子供たちにどんなに伝わって行くか・・・恐ろしいです。どうしてメディアは靖国の本当の意味をもっと伝えないのでしょうか
投稿者 ぽんちゃん : 2014年01月30日 12:40
2014年01月30日
牛肉と大根のコチュジャン炒め
QPで見た料理。コチュジャン、砂糖、酒、醤油、胡麻油を合わせたタレを牛肉にしっかり揉み込んで炒める。拍子木切りにして蒸し炒めして塩で調味した大根と人参、ワケギと牛肉とを炒め合わせれば出来上がり。牛肉を濃い目に調味しておけば後はする必要がなくてベンリだし、この時期大根がオイシイのでオススメ!
今日のトップニュースは何たってSTAP細胞だろう。ド素人が聞いても、えっ!そんな簡単にできるの?と思っちゃうくらいだから、プロの学者が最初は「誰も信じてくれなかった」り、これまでの研究を「愚弄している」と言われたりしたのは無理もない気がする。おまけに発見チームのリーダーはゴスロリっぽいオシャレした若い女性なのだから、現代はマンガの主人公みたいな人物が現実にもいちゃう時代なんだ〜てなことを今回もまた思ったのであった。それにしても今の細胞学はまるで大昔の錬金術みたいに、何かやってみたら画期的な発見につながった!ということの連続みたいで、人類はこの先どこまで生き延びられるかわかんない感じになってきたけれど、先日会った還暦女子会の連中は「いやだ〜ゼッタイにこれ以上長生きなんかしたくなーい」と声を揃えていたもので、大体ワタシ世代の人たちは概ねそういう反応ではなかろうか。それが、ある年齢を過ぎれば、もっともっと長生きしたいように思うのか、あるいは世代によって違うのかはまだ全然わからないのであった。発見チームリーダーの小保方さんは「若返り」ということを強調して仰言ってたところをみると、今はそのことが切実に感じられるお年頃なのかもしれない。ところで小保方さんが研究室で飼ってるカメを、多くのニュースがスッポンと報道しているが、映像を見たところではスッポン科ではなくて、スッポンモドキ科に属するただ一種のスッポンモドキという淡水生のカメと思われる。英名でピッグノーズタートルと名づけられたように、豚鼻をした愛嬌のある顔なので、マニアの間では人気が高く、ペットショップでもよく見かけるカメであります(^_^)b
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小保方さん、珍しいお名前ですね。
私も「今の平均寿命でも長い!これ以上生きても経済的にも困る」と思います。しかし仰っているように高年齢になるほど自分の命が愛おしくなるようです。姑も80歳を越すと長寿に肖れる物には惜しみなく投資しましたし、90歳を超えた友人に最近出雲大社で「長寿のお守り」をお土産にしたら「肌身離さず身につけます」と喜んでおられました。
それくらいの年齢で経済的にゆとりのある方は物欲も食欲もあまり無いのでお土産に困るんです。私は「90歳超えた方に長寿のお守りは嫌みになるかなあ?」とそれなりに悩んだんです。でも些細な物でも凄く喜ばれるので何か差し上げたくて考えたのですが、杞憂でした(^◇^)
朝日新聞には小保方さんのペットは亀とありました。彼女は病気で子宮を全摘した方達に子宮を再生できれば、という事も考えての研究だとか。女性ならではですね。
投稿者 お : 2014年01月31日 11:43
ニュースでスッポンと聞いた時はスッポンなのにあんな水槽で大丈夫かなとおもいましたが、別の種類だったんですね。
投稿者 tucci : 2014年01月31日 12:57
小保方さんのニュースは「内向きでやる気がないって言われている世代からでもこんな女性が出てくるんだなあ」と感心したというか。かわいらしいお嬢さんですね。割烹着は面白かった。
うちの母ももうすぐ80歳ですが「死にたくない」って言います。年々その思いが強くなるそうです。逆にことし50の私はあんまり長生きに魅力を感じないのですが、今後は長生きしたくなるのかなあと元気でハイテンションの母と話すたびに思います。
投稿者 ちえこ : 2014年01月31日 13:50
2014年01月31日
豚肩ロースと白菜の洋風煮込み
QPのレシピ本で見た料理。豚肩ロース肉のブロックを1㎝くらいの厚みでスライスして軽く叩いてから塩胡椒を揉み込んで、潰したニンニクを入れたオリーブ油で表面を焼きつけるように炒めて、白ワインを振り、カップ二杯くらいのお湯を注いでローリエ、ローズマリー、タイム(はカットした)を添えて20分ほど煮込んだあと、ざく切りした白菜と二つに切ったマッシュルームを加えてさらに10分ほど火を通し、塩胡椒で調味。
黒田日銀の円安誘導が功を奏したものか、NHK今日の7時のニュースは物価がはっきりと上昇傾向に転じたことを報じ、多額の借金を背負ってる日本政府が借金額の実質的な減殺を目指して、インフレに誘導しようとするのは当然とはいえ、その結果をめでたいと思うかどうかは、これまた当然ながら個々の仕事や立場によって分かれるところだろう。ドルのジャブジャブ状態はバーナンキ議長の退任前に少しは回収するところまで漕ぎつけたようだけれど、果たして円のジャブジャブ状態はまだ始めたばかりなので、回収まではまだ間があるのだだろうし、米ドル回収による新興国の経済不安が再び円高を招く傾向にあるくらいだから、まだまだジャブジャブさせて平気なのかもしれない。とはいえ、ちょっと怖いなあと思ったのは、昨日うちに来られた某大手銀行員の方が、ドルで持ってたほうが将来は安心みたいな言い方をされて、哀しいかなお金持ちも企業も今やみんな資産を海外に逃がしていると指摘されたからで、大体の想像はついていて、はっきりそう聞かされたら、やっぱりね〜としかいえなかった。まさかとは思うけれど、そんなふうに円の人気が国内でどんどん下がり始めたら、円安の傾向は止まるところを知らず、結果将来ブラジルみたいに食料品の高騰を招くようにでもなったら、とんでもない話だよな〜と心配されるのでした。まあ、すぐそんな風になるとは思えないにしろ、もしそんなふうになったあかつきにはすでに日銀も政権もトップが交替していて、誰にも責任を取らせられないのだから、歴代の経済政策というものは実に罪深いものというべきか。その時点では G O Oの政策でも、あとから弊害の出た例が山盛りで世界の歴史は成り立っているはずであります。
コメント(1)
経済政策だけではないと思ひます。
ある時代の政策が間違つてゐたからといつて、のちのち、遡つて責任を問ふことはできません。
一政権前の政策なら、三木内閣になつて田中政権の責任を問うたやうに、前任者を逮捕、起訴することもできますが、数代前の政権の誤つた政策、または無作為の罪を問ふのは無理です。
それが人間社会の道理といふもので、いま生きてゐる世代に数代前の先祖の責任を問へないのと同じです。
いふなれば、人間といふものは将来の責任は免れるのですね。そのくらゐ、人間社会といふものはいい加減なものと言へないでせうか。だから面白いとも。
投稿者 田口武雄 : 2014年01月31日 21:48