トップページ > 2013年12月の月別アーカイブ

2013年11月 |メイン| 2014年01月

2013年12月01日

水餃子、変わり巻寿司、イカのマリネ

乗馬の帰りに大宮エキュートでゲット。
今週も絶好の乗馬日和に恵まれて、90分レッスンを2コマつまりは4鞍騎乗し、インストラクターは熱血指導のH さんで、おまけに二回目の90分は広い馬場で参加者わずか二人とあって、これまでになく駈歩の時間が長く続いた上に、3級経路を三度もこなすなどして、最後は少々へばったものの、何ともお得なレッスンでした(*^^)v お相手はお馴染みの鹿毛アラブ紳士スーパー氏で、なにせお年寄りだけに大丈夫なんだろうか?とこちらは心配しながら騎乗し、だんだん駈歩のスピードが落ちて速歩になるのもやむを得ないとしていたのだが、途中で一度H さんが乗り替わるとまるで馬が違ったように同じ経路をハイスピードでグングン進むスーパー氏にはビックリ(!_+) 私がそのあと乗ると、カラダが十分ほぐれたのもあってか素晴らしく乗り心地がよくなっていて、ラストまで元気に加速して走り続けるスーパー氏には脱帽でした\(^O^)/高齢でかつ近頃は蓄膿症を患って鼻汁をずるずる垂らしながら走るスーパー氏なのだけれど、タフネスぶりはいまだ健在というべきか。馬も年を取るとガクンと衰えちゃうのがいる一方で、このスーパー氏やハイセイコーのお孫さんのように、食欲もまだまだあるしパワーもしっかり持続してるのがいて、人間と同様に個体差が甚だしいようである。鶴居のどさんこ牧場にも32歳の高齢で外乗に出ているお婆さん馬がいて、しかもこの牝馬は自身の子孫を増やす一方で数十頭の群れのボスとして君臨してたりするもするのである。長生きも芸の内なんて人間界ではいうけれど、元気な個体しか生き残れない動物界にあっては、長生きこそが優性の証明といえるのかもしれません。




2013年12月02日

レンコンと肉団子の柚あんかけ

QPで前に見た料理。レンコンは厚めに切って薄く色づくまで素揚げ。豚ひき肉は酒醤油で味付けし、生卵とネギのみじん切りとカタクリ粉を混ぜ合わせてしばらく寝かせてから団子状にし、カタクリ粉をまぶして揚げる。砂糖塩味醂醤油で味付けした出汁にカタクリ粉でとろみをつけてから柚の絞り汁と皮の千切りを加えて揚げたもののかけて仕上げる。意外と簡単にできるし柚あんかけがオイシイのでレンコン好きの方にはオススメ。
軍オタのイシバ君が、国会周辺で特定秘密法案反対のシュプレヒコールをするデモ隊はテロと同じだとブログで決めつけた件は、女性閣僚を表に立たせてなるべくソフトムードでこの法案を通そうとしているアベボンにとってはアチャー!と叫びたいような出来事だったのだろうか?あるいは法案通過を少しでも先延ばしにするしか能が無い野党にとってはラッキー!と叫びたいような時間稼ぎにもってこいの敵失だったのだろうか?
それにしても、イシバ君がテロという文句を使ったのは確信犯的な牽制球以外の何ものでもないのだろうけれど、そもそもあの程度のシュプレヒコールに反応すること自体が私には噴飯もので、あんなコワモテの人相をしながら、私より四つも下だと、学生運動をしたどころか見た経験もないんだよね〜やっぱりキャンディーズのオッカケしてただけあって、結局あいつはあいつは可愛いくもなんともない年下の男の子なんだわよね〜と、ランちゃんより二つ年上の私は思うのでした。
この法案の危険性は百も承知だが、それでいて戦前のような状態になって何も発言できなくなるというふうに言われるのも、私があまりぴんと来ないのは、戦前の本をいろいろと読むにつけても、人間の質がゼンゼン違っているので、同じには成りようがないと思うからである。なので今から反体制的な意見さえ正直に述べられなくなるみたいな雰囲気が醸成されるようなマスコミの誘導には反対で、それが却って一番マズイことになるんじゃないかと思うのである。むしろ今や世界に向かって誰もが好きなことを言える時代なんだという意識を強く持つべきだし、一度通った法案でも後からいくらでも変えられるのが世界のスタンダードなのだとしっかり認識すべきなのではなかろうか。
私が近世以降の史料をさまざま読むにつけて、日本人の一番マズイ点だと思うところは、あらゆる政令に対する反応が素直すぎるというよりも、お上の命令に対して下々がいつも過剰適合してしまうというか、迎合するきらいのあることであって、それはもともと騎馬民族に征服されちゃった人たちが多いせいなのかもしれないけれど、車が一台も通る気配のない横断歩道で信号待ちしてるような人は決して賞められたものではないことを自身にも、身のまわりにも言い聞かせてほしいと思うのであります。


コメント(3)

権兵衛でございます。
料理の達人でもあられる先生は「レンコンと肉団子の柚子あんかけ」をつくられました。先生の足元にも及びませんが、偶然、私もレンコンや干しシイタケ、人参などを使った定番の「煮しめ」をつくりました。18年もシングルライフを謳歌しております爺です。
特定秘密法案に関連して、マスコミが騒ぐことでもないなど、先生一流の的を得たお考えを述べられました。大賛成です。近年の我が国は、官庁、企業ともども、機密事項が大量に流失していると言われます。トヨタ関連の企業も、幾度となく中国人に設計図面を本国へパソコンごと持ち出され、対応に苦慮しておりました。スパイ天国と言われる汚名を、毅然と払拭せねばなりません。それらの罰則強化は当然です。
先生もおっしゃっておられますように、情報が飛び交う現代社会では、戦前のような強権・弾圧国家となることなどありません。一番怖いのは、とんでもないトロイ官僚が、とんでもない草案をつくったり、あれもこれも秘密にするとして、勉強不足の政治家を翻弄して原稿をつくることです。官僚も選挙で選ばねばならなくなるでしょうか?

投稿者 権兵衛 : 2013年12月03日 10:24

松井さんのイシバ氏と同世代ならではのご意見が面白いです。なかなかこういう事を書ける人はいないのでは。

投稿者 ぱぐ : 2013年12月03日 21:09

松井さんの石破さん評、私も面白く読みました。強面と言うことになってますが、案外気の小さそうな表情してますよ。
確かにネットが世界中の情報を隠せないシステムにしましたが、北朝鮮では、そんな事はお構い為しに政府がテロを敢行してるようです。やはりきな臭い臭いは広まりつつあります。
本当に一番怖いのは官僚が自分達のええように出来た法案を使う事ですわ。

投稿者 お : 2013年12月03日 22:26



2013年12月03日

広東焼きそば、南瓜とサツマイモと茸のサラダ、大根と鶏手羽の煮物

師走は印刷所の関係で〆切りが全体に早くなっているにもかかわらず、明日は亡き母の三十日祭で大阪阿倍野の金光教会に出かけるため、今晩は料理をせずに高島屋の地下でゲット。仏式だと初七日とか四十九日になるところが、神式なので三十日祭とか五十日祭になるらしく、それに出席するのもさることながら、姉妹の間で話がまだいろいろとあるので、明日早朝に出立する予定。明後日は出版社との打ち合わせを控えているので、日帰りにするか、一泊してまた朝発つかはまだ決めていませんが、とにかく明日のブログはお休みさせて戴きますm(__)m


コメント(1)

最近、関西との往復で大変ですね。親のこれからを思うと楽観できないこの国の社会保障。私も他人事ではないです。

投稿者 久雅 : 2013年12月03日 23:19



2013年12月05日

刺身の盛り合わせ、天ぷら、炊き合わせ、蕪蒸し、金目鯛の炊き込みご飯ほか

幻冬舎の石原専務、永島常務、ヒメこと木原さんと大宮東口の「魚匠基」で会食。
昨日は結局日帰りをして、せっかく大阪の阿倍野に行きながら、日本一高いアベノハルカスは前を素通りしたのみで、写メだけしたのでした。
今夜ヒメと一緒に石原専務と永島常務がわざわざ大宮までお出ましになったのは、八百善の小説化に関するご相談のためであった。今回は珍しく小説の執筆を始める前に、取材の過程を淡交社の「なごみ」で連載するので、資料集め等はすでに着々と進んでいながら、肝腎の小説を刊行する出版社は却って決めずに済んでいたのだけれど、その話をヒメにしたら、それはウチにぴったりのテーマです!と仰言って、早速お二人をお連れになったのである。なので先日鎌倉の八百善に伺って拝見させて戴いた道具類や絵の写真、四代目善四郎が出版した料理本の復刻版などをご覧戴きながら、ついに世界文化遺産にもなった日本の食文化をテーマとする小説の色んな可能性について歓談したのだった。資料を読みながらあれこれ妄想する現段階は楽しくていいのだけれど、これがいざ書きだせば苦しきことのみ多かりきに日々になるのがわかっているので、「まあ先のことはどうなるかわからないし、私もいい歳で最近けっこう疲れやすくなってるみたいだから、あんまり期待しないでね」と最後にちょっと牽制をかけたら、「このところの松井さんの動き方を見てると、ゼンゼン年だからじゃなくて、若い人でもフツー疲れると思うんですよね」とヒメに言われて、確かにそれはそうかも!と少し安心したのでした(^^ゞ


コメント(2)

書くのは体を酷使すると思います。
乗馬で気分転換しながら、お体おだいじに執筆続けられますように。

投稿者 ぱぐ : 2013年12月06日 17:13

せっかく阿倍野までお越しでしたのにアベノハルカスは素通りですか(^◇^)
しかし大阪に住んでる私も新装になったアベノ近鉄百貨店には、まだ地下しか行った事おまへん。グランフロント大阪も外から眺めて「南海地震にはどうなるんやろ?」思ってます。あちこちと良く出かけますが、忙しくてわざわざ高い所に上り、ゆっくり大阪市内眺める余裕がおまへんわ。大阪人は結構バタバタしてますから、どちらにも登って無い方多いと思います(^◇^)

投稿者 お : 2013年12月06日 21:33



2013年12月06日

ブリとブロッコリーの花椒炒め

先月の26日に作った料理だが、その時は冷蔵庫の中でしばらく眠っていたブロッコリーを使ったために味がイマイチだったのでリベンジしてみました。今回のほうがもちろん美味しく、しかもキレイにできたのに、写真がまたしてもアップ出来ず、仕方なく前回の流用です。
みんな始動が遅すぎたのは何か理由があるんじゃないか?と思われてならない特定秘密保安審議への対応である。土壇場に反対運動が盛り上がるのも、野党が通過阻止に粘るのも、何より政権側がチェック機構の設置案を出すのが余りにも遅すぎたのは、ひょっとして全く想定していなかったんじゃないか?と疑われても仕方がない対応だし、もしそうだとしたら、それは国民を舐めきってたからじゃなくて、官僚が仕上げた案に自分では何の問題点も見つけられずに素通したからなんだろうな〜というふうに私は現政権トップの頭脳を舐めきっているのであった。いずれこういうことをしだすのは以前からの発言でわかっていたはずとはいえ、それでもこんなに早く本性を現したのは相当に思いあがっている証拠であって、そこまで思いあがらせたのは無知無節操なバブル世代が現場のトップに立つマスコミと、政治の過去に無知な国民にほかならない。マスコミが完全に片棒を担いでいたと考えて間違いないのは、あれだけしょっちゅうやっていた世論調査を、この法案が本格的に俎上にのぼった途端パッタリしなくなったことでも明らかである。私はもうとっくにこんな国には呆れて見切りをつけており、アベボンは結局自分の尊敬する祖父同様、後世に政党政治家の汚点として記憶される人物になるのだから、当人としては本望じゃないかと思うばかりである。
野党の対応もムチャクチャで、ことに民主党の対応が遅すぎたのは結局のところ松下政経塾あがりのネオ国家主義者たちがこうした法案に基本的に賛成だったからだろうし、それにしても遅すぎる対応は目を覆うばかりで、まだしも維新の会のほうがましだったんじゃないかと思うくらいである。この法案は官僚をコントロールしなくてはならない政治家に最も関係があるはずなのに、チェックする機構を国会側に設ける具体的な立案さえまだしてない感じなのは一体どうしたことか。とにかく政治家ならこれから何が何でも国会側にチェック機構を設けることに向けて与野党一丸となるべきなんだろうが、どうもそういうまともな政治家らしい人物がほとんどいなさそうなのが情けないこの国の現状なのだろうか。
前にも書いたが、法案が通ったからといってやり直しがきかないふうに考えるのは大間違いだし、ましてや
国民が萎縮するみたいにマスコミが言い立てたり書き立てたりすること自体、決して乗せられてはいけないと思うのは、今や企業がバックに控えるマスコミもグルである可能性が高いからである。別にどんな法案が通ろうと、それでおかしなことが起きるなら法案のほうを変えればいいわけで、北朝鮮じゃないんだから何をしたって命までは取られないだろうし、もし万が一身のキケンを感じたとしても、いざとなったら開き直って、殺せるもんなら殺してみいやー!!!と尻まくる勇気を人間は常に持つべきなのである。実際問題、妊婦か乳幼児の母親ででもなければ別に何が何でも身を守らなくてはいけない理由なんてゼンゼンないわけで、単にちょっといい目をみたいとか、人より損をしたくないとかの理由で保身に走るような人間が世の中をどんどん悪くするんだという自戒は常にしておくべきだろう。


コメント(4)

そのとおり!

投稿者 こよせ : 2013年12月07日 06:04

お久しぶりです。
 マスコミはどうして世論調査を出さないのでしょうかね。まあ、あれも考えてみれば調査結果はいくらでも改ざんできますし監査の第三者機関もないですから、最近はあまり信用しないことにしています。
 スポーツ面で申し上げますと、スポーツ界の人々はどうも自民党系の人が多いのですが、諸手を挙げて賛美するのではなく、監視していなくてはならないと思います。スポーツはこれまでことごとく政治利用されてきた過去がありますし、竹田JOC会長もモスクワオリンピックの代表でした。政府の要請でJOCはボイコットせざるを得なくなったのです。その苦々しい経験を忘れていないことを信じたいです。
 なんと言っても日本はオリンピック開催があります。初めての招致成功は1940年。でも戦争で返上しています。一度ではなく、二度たりともオリンピックを返上するという愚行は繰り返してはならない。これやると半永久的に日本に来なくなりますよ。そのためにも監視して意見や批判をしていくことが必要だと思います。

投稿者 神無月正美 : 2013年12月07日 10:19

その通り、威勢の良い御意見読ませて頂き、ちょっとは現政権に向かい「アホか、このネットがはびこった世の中、あんたらの思うように国民を操作できると思ったら中てが違うで」と心中で笑えましたが、しかし、経済という金に目がくらんで安倍政権を持ち上げ続けてきたマスコミと我々国民が一番アホですわなあ。
もう一度自民党が政権を取ったら、今の自民党に過去を振り返り自制を促す政治家が居ないのだらから「こうなるべくして出来上がった」わけですし。
民主も前原さんなんて、この法案は大賛成でしょうし、民主党が政権をとって居てもこの問題は俎上に上がり揉めていたと思います。人間は忘れるからノホホンと生きれるんやなあ、と思いました。

投稿者 お : 2013年12月07日 22:33

バブル世代の一人として、ほんとにマスコミは何しとるんじゃい、と言いたいです。

大きな新聞ほど一面コラムの堕落振りが目立つのは、「小論文秀才」を選んで雇った側の問題だとも思うのですが、仮にも「書くこと」を仕事にしてるはずなのに、どうでもいい文章を垂れ流して平気でいる神経が許せません。書いた本人もだめですけど、あれを載っけちゃうチェック機能のなさ。

まあわたしはいつでも「ケツまくり」みたいなところがあるので、このまんまいきます(笑)

投稿者 ぱぐ : 2013年12月08日 08:23



2013年12月07日

スペアリブ

クインズ伊勢丹で昨日ゲットしたのをおろし生姜とおろしニンニクとハチミツと醤油を合わせた液にひと晩漬け込んでガスレンジで焼いただけ。ひと晩は漬け過ぎだったかも。付け野菜はトマトと電子レンジで加熱したジャガイモ、オリーブ油で炒めたピーマンとマッシュルーム。
フィギュアスケートグランプリファイナル女子フリーの中継を見ながら食事。浅田真央は練習で素晴らしいトリプルアクセルを見せたものの、2回目で転倒したのが響いたのか、本番では最初のアクセルで転倒、2回目も着地失敗。それでも後半は乱れるようなこともなく、トップの座はキープした。とはいえ、いくら完成したかに見えても、ちょっとしたくるいで失敗するのがフィギュアのジャンプなのだろうし、誰も絶対万全とはいかないのが、見るほうとしてはある意味スリリングで面白い競技なのかもしれない。ロシアの若手軍団も侮れないし、いよいよキム・ヨナも復活したみたいだし、ソチでは名勝負が見られそうで今から楽しみである。子供の頃から見てきただけに、日本人としてはなんとか真央ちゃんに有終の美を飾ってほしいと思うわけだけれど、そうしたプレッシャーを国内で背負うことになるロシア勢のほうがもっと大変で、意外と失敗しちゃうのかもね〜と思うような競技でもあるのだった。それにしても、こうしてだんだんカウントダウンがかかると引退がちょっと惜しい気もするが、この人のキャラとしては清純派天才少女のイメージを崩さないうちに引退するほうがいいのだろうし、顔は童顔でも今や伸びやかに成熟した女性のラインを見れば、ストイックな競技人生をこれ以上送らせるのは気の毒にもなり、幼い頃からホントによく頑張ったね〜と温かい拍手で見送るのがやっぱりいいように思われるのだった。
続けて中村屋一周忌の特別番組を見て、やはり他人のそら似とはよくいったもんだよな〜と思いながら、あれからもう一年経ったのがなんだか信じられないような気がして、大沼さんや京都の磯村さんが映っているのを感慨深く眺めたりしている中で、好江夫人が映るとやっぱり似てるのは当たり前だよな〜と思ってから急に福助は大丈夫なんだろうか?と心配になってきました。


コメント(1)

おろし生姜とおろしニンニクとハチミツと醤油を合はせた液にひと晩漬け込んでーーとなると、果たしてどんな味になるものかと愚舌で想像するにつけ、毎晩毎晩、優駿のやうな、秀でた献立を召しあがる方の味覚はいかなるものかと思ひめぐらし、興味ぶかく拝見するにつけても、やはり料理に意をそそぐ女性の情熱と知能指数は、その調理時間と出来上がつた味のごとく正比例するといふ持論を再確認するのですが、さういへば昔、松竹の映画宣伝にゐた塩島敦子さんといふ人が「料理の精妙な味が分からない人は男の精妙な味も分からない気がする」なんて粋なことを言つてゐたのを思ひだして、松井さんのやうな「精妙な味」を夜ごと堪能されてゐる方は、さぞかしそちらの味にも精通されてゐるに違ひないと感動しながら記事を拝読いたしました。

投稿者 田口武雄 : 2013年12月08日 00:36



2013年12月08日

ちらし寿司、アボガドと海老のサラダ

乗馬の帰りに大宮エキュートでゲット。
この何かと慌ただしい年の瀬に、今日もクラブは相変わらず超満員なので、皆さんこんなことしてて大丈夫なんだろうか?なんて心配してる私自身が年内〆切りの原稿を百枚以上も控えて、行き帰りの電車の中でせっせと書き直しをしてたりするわけだから全く他人様のことは言えませんf(^ー^; で、今週末も鹿毛アラブ紳士のスーパー氏をお相手に90分の経路レッスンに臨んだところ、前半の輪乗りではお年寄りスーパー氏がお疲れぎみに見えてイマイチだったのだけれど、いざ経路を回りだすと苦手な巻乗りも駈歩が持続してほぼノンストップでのゴールインに思わずヤッター\(^O^)/と快哉をあげてしまった。長らくこのレッスンに参加しながらノンストップで経路を回れたのは初の快挙というくらいに下手くそな私にずっと付き合ってくれたスーパー氏と、熱血指導をしてくださった元気印の女性インストラクターHさんには大感謝<(_ _)>といいたいところだが、「松井さん、テストは二月を目標にして頑張ってください!」とますますハッパをかけられてしまい、ええっ!こんなに仕事が大変な時に乗馬のライセンスまで取るんですか〜と思いつつも、試合に出るとかライセンスを取るとか、乗馬も何か目標があってこそ上達するものだということは、先週クラブの古い会員さんにも教えられたので、とにかく頑張ってはみることに。ところが肝腎のスーパー氏が年明けの一月は予約満杯で専用馬として全く押さえられない事態になっていて、何しろベテランだから安心して乗っていられる上に、年寄り馬にありがちなワガママを全くしない優等生なので、この馬じゃないとダメだという人も多い人気馬なのである。今週は栗毛でその名もモンブランというキュートなネーミングをされた男の子にも初鞍乗したところ、名前に似合わず意外と結構なオレ様性格だというのがわかって面白かったものの、やはりスーパー氏のように温厚な紳士みたいな馬はめったにいないのを改めて実感する。果たしてそのことがスーパー氏自身にとって余り良い目に出ていないのは、私のようなヘタッピーの乗り手に取りつかれていることでもわかるというものだ(笑)。人間もまた、あんまり優等生的に生きている人は損ばかりして、結局は傍迷惑なオレ様系のほうが本人はルンルンだったりするのと同じことかもしれません(-.-;)y-゜゜


コメント(1)

英語名 avocadoはカタカナでは「アボカド」かしら。

投稿者 田口武雄 : 2013年12月12日 23:09



2013年12月09日

マクベス

シアターコクーンで長塚圭史演出の「マクベス」を観る前に東急レストラン街で食事。
シェイクスピアはどんな演じ方もアリなんだということは、日本でも本場英国でもそこそこの数の舞台を観て実感するところだが、今回は久々に新鮮なシェイクスピアに出会えた思いである。まず意表をつかれたのは円形舞台(正確には六角形) での上演だったことで、同じシェイクスピアでも「夏の夜の夢」みたいな作品だとそれもアリな気がするけれど、「マクベス」は作品的には向かない気がするわりに、意外なほどの効果をあげていたのは、全体にいわばブレヒト劇を思わせるような演出の意図が明確で、それに合致していたからだろう。トレンチコートにこうもり傘の剣を持つといったスタイルや、初期の映画を思わせるメイクなどで全体に20世紀を感じさせる舞台作りにおいて、マクベスとマクベス夫人は実に等身大的な欲望に取りつかれて神経症に陥る近現代人として描かれる一方で、後半のマクベス圧政下における惨劇から叛乱へと突き進んでラストを迎える過程は、「暴君」を民衆が生みだしてしまう現代の日本にふさわしい上演であり、その意味でブレヒト的な効果満点の演出だったともいえるのだった。ただ今回の上演で私が感心したのはそのことよりも、シェイクスピアのセリフ一語一語を非常に丁寧に聞かせてくれた点である。 マクベスと夫人(堤真一・常盤貴子)のみならず、舞台に立つ役者全員誰もが舞台に立つ間は主役のようにそれぞれのセリフをきっちりと聞かせてくれるので、ああ、こんなシーンがあったのか、こんなセリフもあったのか、というような発見が数々できた。たとえばマクダフに去られたあとの一家の惨劇や逃亡したマルカムの疑心暗鬼といったものが、これほど面白く見られたことはなかった気がするし、夫人の狂気を目撃する医者と召使いにもそれぞれの気持ちがあることまで丁寧に演じられることもこれまでなかったように思う。




2013年12月10日

お茶漬け

今日はPメディア三村さんのお父様のご葬儀で松戸市斎場へ参らせて戴き、帰りに遅めの昼食を取ったので
晩ご飯は軽く済ませた。今年はうちも出したが、すでに喪中のお葉書を例年になく沢山頂戴していて、還暦の年に当たって何だか感慨深いものがある。身近な人が亡くなると、人間誰しも人生にとって金や仕事や名誉なんてまるで意味がなくて、ただ最期まで欲しいのは心身の健康のみだという気がひしひしとするのだけれど、仕事はいったん引き受けると途中で放りだすわけにはいかないから、とにかく今は年末に向けてラストスパートするしかなく、そんなわけで今夜はまだまだ執筆をしなければならないので、ブログは短めにしておきます。
ところでゼンゼン話が違いますが、今週日曜日のNHKスペシャル「和食 千年の味のミステリー」には祇園の「川上」が登場するそうなので、「川上」ファンの方はどうぞご覧下さい。


コメント(2)

権兵衛でございます。
いつもブログを拝見いたしております。
いやー・・さすがに先生はスラスラと理路整然と執筆なさいますね。
小説は、先生の作品「道絶えずば、また」を読みはじめました。

先生にお尋ねしたいことがあります。
昔、作家の海音寺潮五郎氏は、歴史小説を執筆するとき、時と場合によっては、軽トラック一車分くらいの資料を読んでから始めるとおっしゃっていました。歌舞伎や、歴史に精通なさっておられる先生は、時々、取材にお出掛けになられるくらいでスラスラ執筆なさることでしょうね。
失礼な事を申し上げたかもしれません。
お許しください。

投稿者 権兵衛 : 2013年12月10日 22:27

『川上』。是非、楽しみに見させて頂きます。ありがとうございます。

投稿者 尾道 保田シゲ : 2013年12月15日 00:23



2013年12月11日

八宝菜、餃子、大根の煮物

クインズ伊勢丹の総菜売り場でゲット。
今日の夕方はNHK出版の加納さんと自宅で打ち合わせをして料理時間はカットした。全体の三分の二くらいをWEB連載していた『師父の遺言』の残り三分の一を書き足す形で単行本化するに当たり、今日はゲラをお持ちになったのだが、280ページにも及ぶ結構な分量なので我ながらちょっとビックリ!である。刊行は三月下旬の予定なので、ゲラにさらに手を入れて、年明け一月の下旬に最終入稿するお約束をした次第。何しろこちらは年内入稿の執筆が立て込んでまだゲラに目を通す余裕もないのだが、書き足した分を含めてお読み戴いた加納さんは「驚きの連続で鳥肌が立ちました!」と仰言るくらい面白がってくださったようだし、とにかくこちらも余りキレイ事にはせず、ここまで書いていいんだろうか?というほどに正直な執筆を心がけたので「そこに胸を打たれました!」と仰言ってくださったのは何よりだった。今や斜陽化の激しい出版界にあっては、せめて編集者の方くらいには歓んでもらえないと、物書きの立つ瀬はないというものである。
是非とも読んで戴きたかった河竹登志夫先生が他界されて、さらには前半にユニークなキャラで登場する母親が亡くなるなど、何かと残念なことも多いのだが、私としてはやはりお引き受けして良かった仕事だと思えていて、現段階では悔いのない書き方をしたという自負もある。反権力反権威の人生を送られた武智師についての本をNHK出版で刊行するのもちょっと異なモノとはいえ、もともと直木賞受賞直後に書いて「オール読物」に掲載されたエッセイを面白くお読みになった加納さんのほうからオファーされたお仕事だし、後半はNHKに関連する話も多々出てくるので、結果的にも同社の刊行がふさわしいように思われた。ともあれ来年三月の刊行を目指して、年明けは最終入稿に向けて鋭意努力するつもりであります(*^^)v


コメント(3)

楽しみにしております。

投稿者 ぱぐ : 2013年12月12日 17:04

出版されたら買いますよ!
サイン下さいねー(^O^)/

投稿者 モイラ : 2013年12月12日 17:34

権兵衛でございます。
出版されましたら、モイラさんと同じく、何が何でも拝読したいです。そして、サインをいただきたいですね。愛知県の田舎に棲息していますが、どのようにしたらサインを頂けるでしょうか。頂けたら権兵衛の宝にします。

投稿者 権兵衛 : 2013年12月12日 18:54



2013年12月12日

仔羊のソテー、フォアグラのポアレ、牡蠣ののスープ、伊勢海老のジュレほか

今夜は第五回朝日時代小説大賞の受賞者、吉来駿作さんを囲んで選考委員の縄田一男氏、山本兼一氏、朝日新聞出版の諸氏と築地のフレンチで会食。新人賞の場合は派手なパーティよりも、こうした内輪の会食で親しく歓談できるのが受賞者にも選考者にとっていいような気がしたが、最近はさまざまな賞のパーティ嵐をする人たちがいるという話を聞いてビックリした。一家で押し寄せて、バイキング形式のフードをどっさりタダ食いする人たちなのだそうで、それってちょっと面白いネタである。そんなことよりも肝腎の受賞作「火男」も不思議な味わいのある面白い作品で、古河市の史実を元にした異色の戦国モノとして魅力的だから、戦国モノに興味のある方はお読みになってください。
もっとも他人様の宣伝より自作のアピールが肝腎で、右の新刊紹介にも掲載した『星と輝き花と咲き』の文庫本が明日発売されますので、皆様どうぞよろしくお願い致しますm(__)m明治に実在して「オッカケ」という言葉を生んだ女性アイドルが主人公で、アイドル評論家の中森明夫氏が「あっという間に」読んで「気がついたら、朝になっていた」と解説にもお書きになっているように、とても読みやすい「日本初のアイドル小説」です。




2013年12月13日

海老とブロッコリーの黒酢炒め

QPのレシピ本を見て作る。海老は塩酒胡椒で下味し、カタクリ粉をまぶして茹でておく。ブロッコリーも小房に分けてさっと茹でておく。フライパンでニンニクと生姜のみじん切りを炒めて人参の千切りとシメジを炒め合わせ、茹でたブロッコリーと海老を加えて黒酢・酒・砂糖・醤油・鶏ガラスープとカタクリ粉の合わせ調味料を入れて火を通したら出来上がり。
今週は月曜からいろいろとあって、今日が初の手料理である。今週も一本入稿したが、来週末は〆切りが何かと重なって、今年が無事に越せるかどうかの文字通りスリリングな年の瀬となるのだけれど、皆さまの中にもさまざまにスリリングな年の瀬を迎える方がいらっしゃるのだろう。それにしても今朝のニュースを見て驚いたのは北朝鮮のスリリングさと言っていいのかどうかはともかく、張成沢氏の粛清がスピーディなことにはちょっと度肝を抜かれた感じである。韓ドラ時代劇も真っ青の急展開で、こうしたことが起きるのだからまだまだ大変な国というべきか、周辺国としては今後もやはりお付き合いが難しい国だと思わざるを得ないのだろう。東アジア情勢がますます混沌とする中で、だんだんかつての中東のように、一括してヤバそうな地域みたいな感じになるのだけは避けてほしいと願うばかりである。まさか日本がそんなヤバそうな地域の仲間入りをすることは絶対にあり得ないはずだという信用もだんだんと薄れてきた今、ホントに自民党なんかに任せておいていいんだろうか?と猛烈に心配になる軍オタ幹事長のスリリングな不適切発言が相次いだ一週間でもありました。




2013年12月14日

鶏手羽と大根の塩麹煮

昨日のQPで見た料理。鶏手羽を塩麹に漬け込んで、酒と水と生姜の薄切りを入れた鍋に入れて輪切りにした大根と一緒に3,40分ほど煮込み、塩麹を足して調味するだけ。おろし生姜と七味を薬味に食す。手羽先と手羽中を切り離して、手羽中には切れ目を入れておくこと。輪切りにした大根は皮を剥いて10分ほど下茹でしておくこと。塩麹に漬けた鶏肉はとても軟らかくて甘みがあってオイシイ。
今日は赤穂浪士討ち入りの日で、しかも土曜日なのに、テレビがその手の番組を全くやっていないのはやはり時代が変わった証拠のように思われた。歌舞伎座では『忠臣蔵』を上演しているけれど、これが日本の国民的ストーリーと呼べる時代はさすがに終わったのだろうし、国民的ヒーローといったものも時代によって変化するのだろう。たとえば判官びいきという言葉でも知られるように、かつては源義経が日本史上最大のヒーローだった時代があるわけだけど、現代で歴史上の国民的ヒーローといえば織田信長や坂本龍馬といったところがメジャーなのではなかろうか。いずれにしろ、志なかばで斃れたという点では、悲運のヒーローが今も変わらず人気が高いことは変わっていないのが面白いのであります。


コメント(1)

12月14日=忠臣蔵=討ち入りそば の図式がなりたっている、私としてもさびしい限りですが、京都新聞では、山科の義士祭が紙面をかざっておりました。 そう言えば「わんわん忠臣蔵」と言うアニメもありましたね。

投稿者 カロ : 2013年12月15日 21:25



2013年12月15日

水餃子、ジャージャー麺、ゴボウと雑穀のサラダ

乗馬の帰りに大宮エキュートでゲット。
とうとう関東まで寒波が押し寄せた今週末もクラブで3鞍騎乗。お相手は小股な黒鹿毛のヒメと鹿毛アラブ紳士のスーパー氏で、ヒメという名のわりに毛深くて鼻息の荒いヒメはブヒブヒいいながら一所懸命に駈けてくれるのがとても健気だし、片やスーパー氏は鼻汁を垂らしながらこれも懸命に駈けてくれました。こちらはヒメのほうが今週は巧く乗れて、スーパー氏は先週のほうが経路は巧く回れた感じで、とにかく夕方から馬場がしんしんと冷え込んだから、足先の感覚が完全に死んでいて、脚を使うのもままならず、今後ますますこんな日が増えるのかと思えばけっこう辛いものがあった。ともあれ冬場は神経痛が出て跳ねやすいスーパーお爺ちゃんにも要注意なのだけれど、今夜の寒さではまだ大丈夫のようでした。
帰宅後はずっとNHKを見ながら食事して、食後にNHKスペシャルの「和食〜千年の味のミステリー」を
見た。和食の味の源ともいえる米麹を取りあげて、製造過程を映像でしっかり見せながら、それが日本に誕生した歴史を繙く一方その科学分析まで行うのをメインにした番組自体も、へ〜そうなんだ〜と面白く見たのだけれど、なんたって祇園「川上」の加藤ちゃんがドアップで出まくりし、おまけに古くから出入りの仲買人水口さんまで映ったのはちょっとビックリでした(^_^)b
ところでその前は「八重の桜」の最終回を見ていて、私が初回から最終回までほぼ全部見通した大河ドラマは本当に久々といってもいいくらいである。視聴率はあまり良くなかったようだけれど、日本の近代化の大きな節目となる明治維新を、今までのような薩長側の視点では描かずに、佐幕の賊軍にされた側の女性の視点で描いた点は、今日に高く評価されてしかるべきだろうと思う。とにかく今の日本は、薩長が中心となってアングロサクソンと結びついた日本の近代化に対する冷めた視点が是非とも必要な時代に突入したように感じられるのでした。


コメント(3)

同じくです。私も近年朝の連ドラと大河はあまり見てませんでした。「八重の桜」も初めは飛びとびで見てたのですが。仰るように薩長側からだけで無い戊申戦争とその後を描いていたので途中からは毎週見てました。
江戸城は無血開城では無かったですし、薩長に祭り上げられた天皇は名前を使われて、ドンドン国民を苦しめる戦争に突入する号令をかけさせられる。
会津が何故犠牲になったのか?容保と家臣が愚直だったので無く、足場を天皇により外されたのだと、今までの明治維新を扱ったドラマではここまで表現出来て無かったと思います。

投稿者 お : 2013年12月15日 23:07

「八重の桜」は、私も一年を通して楽しみに観ました。主人公級の人のほかにも、山川健次郎、熊本バンドの人たち、徳富蘇峰、蘆花が丁寧に描かれていたと思います。今日の部分では蘇峰が八重の助言を遮って、戦争に関する記事は(開戦を)「国民が望んでいるのです」と言い切ったあたりは、それからの日本が歩んだ道を予感させていましたね。戦争がおこると新聞の発行部数が倍増するようですが、新聞が戦争を煽ったというのはよく言われますが、新聞と国民の相乗作用もあったのかもしれないですね。
でも、ホントは情けないことに最後のあたりで、どうも寝てしまったらしく、終わったところを覚えていません。それは決してドラマが面白くなかったからではなくて、夕食にワインを飲んだから。土曜日の再放送でもう一度しっかり観たいと思います。

投稿者 ツブ : 2013年12月16日 00:31

「八重の桜」最終回に続く「和食~千年の味の謎」、先月末の京都の旅の余韻が残る私にはうれしい時間でした。金戒光明寺の特別公開では八重の資料や晩年の写真が展示され、山門に上って京都守護職本陣の見張り役の気分になれましたし、川上のカウンターで加藤さんの手さばきを目の当たりにしながら秋の極みを味わったのは、本当に贅沢なひと時だった、と改めて実感しました。しかし、米麹が日本独自のモノで、人の手で作り出したとは大きな驚きでした。美しい映像で分かり易く、良質の番組でしたが、フランスとの共同制作と知り、歴史と文化の深さ、特に食文化の極みの地と共通点を多く持つフランスと京都は、私には常に訪れたい所で、又行ける日を夢想しています。

投稿者 ウサコの母 : 2013年12月16日 22:42



2013年12月16日

牡蠣鍋

寒いのと、手間いらずなのでコレにした。冷蔵庫に残っていた味噌二種類と砂糖を混ぜ合わせて味醂でのばし、昆布で出汁をとった鍋に加えて、牡蠣のほかに白菜、焼き豆腐、春菊を入れて食す。〆はご飯を入れて雑炊に。
今週は取材もお誘いもお断りしてひたすら執筆に勤しまねばならず、それというのも年明けでもOKだと勝手に思い込んでいた原稿が週明けの24日をデッドラインとされて大慌てだからで、なんでそんなに急かせるんだか理由がゼンゼンわからなかったというよりも、聞いてすっかり忘れていたらしいのだけれど、先週たまたまTVのある報道番組を見て、あっ、きっと理由はコレなんだ〜と思い当たったのは、今年の年末年始はなんと九連休にもなるという話である。要するに印刷所が結構長いあいだストップするので、なんとかその前に入稿を済ませてしまおうということで、作家にど〜んと負担がかかっているのではなかろうか。そもそも出版界には昔から年末進行という、年末年始における印刷所の休止のために通常の〆切りがかなり早まるのは当たり前だという認識があって、小説を書きだすずっと前から出版界に関わっている私もそれをごく当然のことだとしていたのだけれど、考えてみれば21世紀にもなった今日ではあらゆる作業が効率化と多機能化、多様化に対応すべくコンピュータ制御されるようになった中で、流通その他の業界の迅速な対応と見比べると、出版と印刷業界のあまりにも旧態依然を維持して肝腎のソフトを提供する側に負担をかけているこの有り様には、ちょっと異常な感じさえ受けるのであった。いまだに印刷所が一斉に休止するのは、たとえば銀行にときどきあるメンテ期間のように印刷機械のチェック集中的にするからなのだろうか?それともイマドキただ従業員が一斉に休めるようにしているだけなのだろうか?な〜んてかりに編集者に質問しても、そんなことは考えたこともなかった!というような、昔はともかく今の世の中には社会人としてあんまり頼りにならない感じの人が多そうなのも出版界の問題点かもしれない。故に既存の出版社を頼らず、作家自ら電子書籍を発信する人たちが増えているのも無理からざる気がするのでした。


コメント(1)

>昔はともかく今の世の中には社会人としてあんまり頼りにならない感じの人が多そうなのも出版界の問題点ーーとはなんとも犀利なご指摘といふほかないのですけれど、問題はさらに複雑で、「出版界」のみにとどまらず、その周辺にうごめく人たち、つまり、いはゆる文化人ーー作家とか評論家、編集者ーーといふ人種が、まさに「昔はともかく今の世の中には社会人としてあんまり頼りにならない感じの人」ばかりなわけで、その原因はと考へると、状況を頭では理解してゐても、ではいざどうすれば現状を改変できるかとなると、家庭のコンゼント一個取り替へることもできないやうな、現実対応能力ゼロの男女が多いといふところに帰着するので、年末年始のどさくさ間に合はせの悪弊を百年一日改善する風もなく過ごしてゐるのですね。

投稿者 田口武雄 : 2013年12月17日 21:15



2013年12月17日

味噌煮込みうどん、鮭の塩麹焼き

昨日の残りに舞茸とネギとうどんを足して卵を加えただけ。先日ゲットした塩麹に鮭を漬け込んで焼いただけ。いずれも手間いらずでした。
年の瀬が迫って今はいずこの会社も組織も年内に片づけなきゃいけない仕事で大変なはずなんだけど、東京都議会はこの時期わりと暇だったりするんだろうか?とにかく、このところずっと都知事の弾劾しかしてないみたいだし、私が都民だったら、こんな無駄な税金の使い方をされたんじゃ堪らないと思うのだけれど、恐ろしく潔くない人物を圧倒的に支持した都民としては、やはりこうなるのも仕方がないと諦めるしかないのであろう。
それにしても、私のように若い頃から歌舞伎とか時代小説とかに親しんで、旧き日本人の理想を刷り込まれた人間には、戦争でアメリカに負けてから日本人は本当に変わってしまった!と嘆かざるを得ない人びとばかりが大きな顔でのさばっているようにしか見えない現代ニッポンだけれど、そんな国に対して愛国心を持つようになぞと、税金で食べてる二世三世のボンクラ政治家ごときに言わせてたまるか!!!とムチャクチャ腹が立った国家安全保障戦略に関する今日のニュースでした(-_-#)


コメント(4)

権兵衛でございます。
先生のおっしゃるとおり、いまどきの日本の政治家は、国家観がありません。愛国心でなく、国家の道標が描けないのです。
有名な政治家・猪瀬東京都知事の「選挙にうぶでした」の発言に、ガッカリし、なんで右翼の代表と徳田虎雄のところに行ったのだろうと言う疑問が庶民にはあります。また、難問山積のこの時期に、みんなの党から、野党再編の動きが出てきたことなど、1月1日現在で支払われる政党助成金目当てとしか言えません。第55代内閣総理大臣「石橋湛山」のような国家感を持った政治家の出現を待ち焦がれている。

投稿者 権兵衛 : 2013年12月17日 22:39

そのとおおおおり。

投稿者 koyoji : 2013年12月18日 06:06

ちょっと前の話になってしまいますが、(今になって思い出したのです)11月29日に「八百善」の話をされていて、なんとなく聞いたことあるな、と思っていたら宮尾登美子さんの「菊亭八百善の人びと」という本でした。随分前に読んで、そのお料理を食べて見たいと思ったものです。今朝子様の作品を読めるのは大分先になりそうですが、楽しみにしております。

投稿者 礼華 : 2013年12月18日 12:00

支持した覚えなどないのに、全国的にご迷惑をおかけして申し訳ありません、という気持ちになっている一都民です。
また選挙をやることで、税金の無駄遣いもそうですけど、事務方の負担を思うと暗澹たる気持ちが湧いてきます……

投稿者 ぱぐ : 2013年12月19日 16:06



2013年12月18日

おでん、天ぷら、だし巻き玉子、うどん他

恵比寿の「山長」でスラッシュの守部さんと食事。
数日前に、元米朝事務所の大島さんが救急病院に入院との知らせを受けてビックリし、その後なかなか連絡がつかなくてとても心配したのだけれど、気胸との診断結果を聞いて、世田谷区の総合病院に移られたのがわかったので、今夜は守部さん共々お見舞いに伺ったところ、思ったより顔色も良く元気そうだったのでホッとひと安心した次第。それにしても、この年末は本当に何が起きるかわからない感じで、大島さんとはついこないだ会ったばかりだったし、気胸という病気自体がとても意外に思われたのは、たいてい痩せて胸が薄い若い男性が罹る病気というイメージ(偏見?)があったせいである。で、自然治癒を待つか、再発を用心してし手術を受けるかはまだ検討中なのだそうで、もし手術になったら病院で年越しという、これまた思ってもみない事態に陥った彼女は二年前に禁煙したばかりとあって、「失礼しちゃうわよね〜こんなことなら禁煙なんかしなきゃよかったわよ〜」とオカンムリだが、やはり長年の喫煙によって自然治癒がしにくくなっているのは確かなようであります。ともあれ快適な個室でお過ごしだから、この際ゆっくりと養生なさるのにも、世間がストップするこの年末年始は意外に打ってつけなのかも、と思われたのでした。


コメント(1)

いつも楽しく拝見させていただいております。 私は
やす子さんと4か月違いで生まれ、幼い頃は
彼女が京都に帰って来られる休暇毎に一緒に過ごしていました。
こちらのブログに度々彼女が登場され、懐かしく思っておりましたが、入院された由、案じております。
どうぞお大事になさいますよう、よろしくお伝えくださいますよう
お願いします。

投稿者 kazz : 2013年12月19日 10:06



2013年12月19日

白菜と豚肉の旨煮

昨日のQPで見た料理。豚肉と斜め薄切りにした長ネギを炒め、さらに白菜の芯をじっくりと炒め合わせてから戻した干し椎茸と白菜の葉先、椎茸の戻し汁と酒、鶏ガラスープ、オイスターソースを加えて10分以上しっかり煮込み、醤油で調味して水溶きカタクリでまとめ、仕上げにゴマ油を垂らす。豚肉は生姜焼き用の少し厚めの薄切り肩ロース肉を使うといい。わりとカンタン安上がりに出来るのでオススメ。また容量オーバーで写真がアップできません。どうもピント合ってきれいに映ると却ってアップできないみたいなのが困ったもんであります(×_×)
「もう持たない」という判断があまりにも遅れたのは単に後見人の高齢化が原因だったのか、それともこの間に何らかの理由で時を稼ぐ必要があったのかどうかは知らず、とにかく誰が見ても遅きに失した観のある都知事辞任劇であった。ご本人は政治家としてアマチュアだったせいにしているが、物書きのプロだったらなおのこと!初対面の人から5000万円を無担保で貸してくれると言われて、ああ親切な人だなあ、と思うだけなんてことはあり得ないんじゃなかろうか。
ともあれ私にはもう関係ない話だからいいけど、知事をまた選ぶことになった都民の皆さんは、青島、石原、猪瀬と続いた結果、もう物書き出身だけはやめとこう!と思ってらしゃるかもしれない。その前は長らく鈴木都知事で、さらにその前が美濃部、東と遡って学者出身の時代もあったわけだが、次は誰でいくかと考えて、東京オリンピックがあるから今度はスポーツ関係の有名人にしよう!な〜んて自民党の単細胞執行部あたりはホンキで考えていそうだから怖い。今やこの党を支持するというのは自分の知能レベルまで疑われそうで、なかなか勇気が要ることのように思える。それにしても私が東京都民なら、オリンピックなんか別にどうでもいいけど、いつ来るかもしれない直下型地震対策だけは万全を期してくれそうな人が選ばれてほしいと思っちゃうのは、今日のニュースでもその被害想定の見直しが発表されたからであります。


コメント(2)

容量オーバーということは撮影設定が高品質高解像度なのではないでしょうか?webですので写真サイズはそれほど大きくなくても大丈夫です。

投稿者 tucci : 2013年12月20日 13:17

>都知事辞任劇
 「政治家としてアマチュアだった」というのは、プロの政治家だったらもっと上手くバレないようにやった、という意味なのでしょう…困ったものです。急転直下の辞任は、これ以上各所に影響が及ぶのを防ぐため、と思われてなりません。

投稿者 越 : 2013年12月20日 15:58



2013年12月20日

ちらし寿司、30品目サラダ

近所の高島屋でゲット。原稿の締め切りが迫るなか、亡き母の五十日祭を明後日の午前中に控えて明日は午後から大阪に発つ予定なので、今日はとても料理をしている余裕なぞありませんでした(^_^;)
ところであまり注目されるニュースではなかったかもしれないが、個人的にアッと思ったのはロンドンのアポロ劇場の天井崩落事故である。もし歌舞伎座が建て替えをしていなければ東日本大震災の折に危なかったところだが、それと関連づけたわけではゼンゼンなくて、私は30年以上前に当該の劇場で観劇した覚えがあるからなのだった。日本だと昔の東京宝塚劇場とか明治座とか新橋演舞場みたいなノリの芝居を上演する劇場で、私が観たのは「ハー・ロイヤル・マジェスティー」というダイアナ妃のニセ者を主人公にした芝居。本物とニセ者をめぐるドタバタ喜劇がロイヤルファミリー全員とサッチャー首相のそっくりさんらによって展開された。エリザベス・マザーが大活躍し、王室の愛犬ウエリッシュ・コーギーまで舞台に登場するとあって観客にはどのシーンも大受けで、まぬけなチャールズをゲラゲラ嗤ってたりするから、よくぞまあこんな芝居の上演が許されるもんだと感心して観ていたのだけれど、幕が閉じると客席全員が起立して国歌斉唱を始めたのはまたまたビックリでした(!_+) 日本人にはどう考えたらいいのかようわからん反応だったとはいえ、国民がこういうセンスだからこそ議会制民主主義と王室が両立するんだろうな〜と思われたのでした。日本はそれに倣って明治以降の国づくりをしてきたわけなのだろうが、やっぱりいつまで経ってもセンスがどうも違うみたいなのであります。
冒頭に書いた通りの理由で、明日明後日はブログ更新をお休みさせて戴きますm(__)m


コメント(2)

福助丈は治療のため、襲名公演を延期だそうですね。
ほとんど観たことがない者が言うと差し障りがあるかもしれませんが、歌舞伎公演は昼夜兼行もあって、幹部クラスの負担が大きすぎるのでは、と案じられてなりません。

投稿者 ぱぐ : 2013年12月20日 22:51

I'm sorry, he's proventil 2.5 mg Monday – Friday 8:00 am – midnight Eastern Time (EST)
many mg nolvadex ones personal or professDisioplanayl cing honeodessty. and integrity means that pharmacists are truthful,
tamoxifen citrate 20 mg tab Pharmacy closure or change of ownership, guidance on appropriate procedures is available
buy cheap mebendazole Pharmacy Procedures Manual | 1 March 2010 34

投稿者 Austin : 2014年07月14日 00:50



2013年12月23日

ハンバーグ弁当、イカのマリネ

大宮高島屋の地下でゲット。
亡母の五十日祭を無事に終えて昨夜帰宅していたのだけれど、ホテルでも新幹線の車中でもずっと原稿を書いていて、まだ仕上がらないので、今夜はさすがに料理をしなかった。にもかかわらず食事しながらTVを点けてフィギュアスケート全日本選手権女子フリー演技を見始めてしまい (^^ゞ オリンピック出場権をかけてピークをここに合わせた選手も多いなか、さすがに見応えのある演技が続いて、つい最後まで見てしまうはめにf(^ー^; 大本命の浅田が意外に不調だったのは残念だが、巧く行かなかったミキティには彼女なりのドラマが感じられたし、むろん優勝でこの大会における有終の美を飾った鈴木明子の演技には魅せられました。明日入稿したら年内はホッとひと息であります(^_^;)


コメント(1)

忙しくても、やはり見てしまいすね(^◇^)
今大会は高橋君が足の怪我の影響で3位内には入れなかったですし、浅田真央ちゃんも得意なフリーでジャンプ失敗。鈴木明子さんソチオリンピックに出場出来ても出来なくても来年で引退表明されてるからでしょうか、今までで一番自分を出しつくしておられたように思いました。高橋君は十字靱帯断裂を乗り越え、鈴木さんは拒食症を乗り越え、浅田真央ちゃんは最高の理解者でありマネージャーだったお母さんを無くし、でもアスリートは自分一人で乗り越えるしかない。それが目を釘付けにするんでしょうね。

投稿者 お : 2013年12月23日 22:34



2013年12月24日

プルコギほか

年内最後となる80余枚の入稿を午後一にクリア\(^O^)/ちょうど折良くというべきか、どういう風の吹き回しかは知らねども、三茶に住んでいた頃のBFから連絡があって、Xmasケーキご持参で来訪。久しぶりに色々あって「クオンズ」で食事。


コメント(3)

>久しぶりに色々あって

なんていいなあ。年内の仕事ををへて「色々」なんて。
夏ごろ読んだ岸恵子「わりなき恋」を思ひ出しました。
当時、岸恵子(と思はれる主人公)70歳、BF60歳。

投稿者 田口武雄 : 2013年12月25日 12:35

おおー入稿終了おめでとうございます\(^O^)/

投稿者 ぱぐ : 2013年12月25日 20:56

権兵衛でございます。
さすが先生ですね!
田口氏が羨ましがっておられますが、誰しも、何才になっても,
GF、BFが居てくれたほうが脳細胞の活性化には最適です。もちろん、節度は必要です。私も岸恵子さんの「わりなき・」は読みました。ほとんど、岸さんの自叙伝だと思います。岸さんもやるなー、と思いましたよ。
私は、18年前に連れ合いが旅立ち、シングルライフを、ショボクレないように楽しんでおります。ちなみに現在71才です。気の合ったGFは居ますよ。(逆の立場の人)
よく行楽などに出掛けています。
一度の人生を悔いなく楽しみましょう。

投稿者 権兵衛 : 2013年12月25日 21:16



2013年12月25日

スペアリブ

元ミセス副編集長の福光さんが友人からもらって美味しかったから、というので目黒のスペアリブ専門店のレトルトを送って下さったが、食べたら柔らかいし身離れもよくてホントに美味しかった!ですm(__)m
年明け早々の入稿に備えて、年内あと二本のエッセイは書き上げておくべく執筆を続けるなか、この間多忙を極めて出来なかったプライベートな件も年内にいろいろ片づけておかねばならず、そんなわけで今日は還暦を迎えてついにやってきた年金請求書を提出に行って参りました(^^ゞ 
世田谷にいた頃はなんだかずいぶん感じ悪かった社保庁の人たちも、この間何かとあったせいか、まず電話で尋ねても非常に丁寧な対応だったが、今日の提出も意外なほどスムーズに行ったのは何よりでした。それにしても、いささか驚いたのは、通常通りの請求と繰り上げ請求と一部繰り上げの三種類のシミュレーションを見せられて、当然ながら通常通りの請求のほうがいいですよ!と勧められるように思い込んでいたのは大間違いで、私の場合76歳以上生きたらともかく、そうでなかったらゼッタイ損するみたいなニュアンスに聞こえて仕方がない無い説明だったことである。繰り上げしたら、もちろん減額されるにしても、国民年金は元がそれほどないので、減額によって物凄く損するみたいに感じられないということもあるのだろうけど、政府が積極的にインフレ基調へと舵を切った今、当然ながらお金の値打ちはどんどん目減りするわけなので、なるべく早い時期にもらっといたほうがいいと誰でも思うんじゃなかろうか ? という 気がして、年金係の人はきっと繰り上げ請求に渋い顔をするんじゃないかと見ていたら、あにはからんや、「そうですよね〜ふつう繰り上げにしますよね〜」てな雰囲気だった上に、最後は「これで来年また一斉に減額になるんですよね」と腹立たしげに仰言ったのがとても印象的だった。一億総中流なぞ夢のまた夢、今後は1パーセントの富裕層と99パーセントの貧困層とにハッキリ分かれるアメリカ型の社会へ舵を切った政権下において、どうしたって99パーセントに組み込まれちゃうほうは相身互いで自主防衛にかからないといけないのかも、と何だかしみじみ思われた今日の午前中であります。


コメント(1)

写真を見て一瞬ラムと思った私ですが、美味しそうです。
 感じの悪い公務員はしょっちゅうありますが、私はたまたま嫌な人に当たったのかな?と思うことにしています。(文句が言えるならきっちり言いますが、言えない事が多いです)。
しかし、感じのいい方もけっこう当たりました。
 年金も全くその通りです。こんな庶民は地べたを這いずればいいというような政策に疲れています。
 原発の先行きにも憂いが多いですが、散々隠し事をして隠せないから、秘密保護法案を成立させた国会運営にもうんざりしています。
 もっとまともな法案を成立する機会なのに、たわごとか無駄としか思えない法案ばかり聞こえてくるし、国家予算も好き放題にマイナスを増やすばかりであきれてなかなかコメントできませんでした。
 猪瀬知事もずっと支持できなかったのですが、今回の経緯は気の毒に思います。単に石原慎太郎の負の遺産をこなせず、今までずっと石原はこの遺産を有効活用して肥え太っているのでしょう?という感じです。

投稿者 nao : 2013年12月26日 00:16



2013年12月26日

刺身、カブラ蒸し、クエとブリのしゃぶしゃぶ、海鼠酢、雑炊ほか

大宮東口の「ちろり」で新潮社の小林姐さんと忘年会。来られるはずだったノリオ君は仕事が押してどうしても間に合わずにザンネンでした。
ブログを読んでる姐さんは私がこの秋から超多忙だったのをよくご存じで、「ほんとにカラダが大丈夫かしら?って心配してましたよ」とお優しいことを仰言るわりに、相変わらず仕事についてはジワジワと攻め立てられるのであった(^_^;)
「やっぱりお母さんが物凄く面白そうな方だったようだし、モデルにして書きましょうよ!直接モデルにしなくてもいいですから、戦後から昭和30年代にかけての京都の料理界を舞台にした話を是非!」と仰言ってくださるのも別に悪い気はしないのであるが、私としては来年は幻冬舎とのお約束もあり、文春の連載は一応完結したものの、ひょっとしたら続編なんてこともいわれかねないし、ほかにもいろいろ話が来ていて、且つこれまでの連載分をまとめる形で単行本の出版が3,4冊重なる恐れもあるので、来年に関する限りとても新潮社さんの仕事をする時間は取れないと率直に話したところ「それは、もちろん、よくわかりますけど、でも他社の仕事をちょっとワキに置いといて、うちの仕事もやる時間をなんとか作りましょうよ」と
これまた相変わらずの粘り腰で、最後は「来年またノリオと参ります」と言ってお帰りになったのでした。
仕事以外の件でも何かと話をするなかでお互い「ホント困っちゃうよね〜」に始まって、「舐められたくないという一点で行動してる感じが、半島のヤバイ国の3代目と似てるから、米国あたりは一緒くたにして見てるのかもね〜」と私、「あの男は結局また嫌なことあったらきっとすぐに辞めちゃうんだろうから、早く何か起きないかと思って待ってるんですよ〜」と姐さんが話題にしてたのは言わずと知れたアベボンのことであります。


コメント(2)

来年もお忙しいのですね。結構です。
幻冬舎に文春……その間に新潮社とは。
「他社の仕事をちよつとワキに置いといて、うちの仕事もやる時間を」とは、仕事熱心、口説き上手な女性ですね。
新潮社に昔、菅原国隆といふ編集者がゐて、「ムリですから」といふのを近所の旅館に押し込まれて朝までに50枚書かされたことがありますが、強引な人が勝つ世界ですね。

投稿者 田口武雄 : 2013年12月27日 13:19

もう安倍ボンの頭の中には日本国と祖父岸信介しかないですねえ。国益も国民もありませんわ。戦後これほど「この国は自分のもの」と錯覚してる首相も居なかったと思います。
朴さんが首相になった時にも「えらい方が当選したなあ」と思いましたが。何故父親が銃殺されたか?勝手な解釈されてるんでしょうね。反対勢力を全て共産主義者として抹殺してきた事はどない思ってはるんでしょう?
どちらの国も不幸を呼ぶような方をトップに選んでしまって、早い事どちらかが「もうやめた!」になるとええんですけど。

投稿者 お : 2013年12月27日 23:20



2013年12月27日

中華総菜3点セット、上方寿司

代々木で金の棒の治療をした帰りに大宮高島屋でゲット。
今日はこのところの疲れがいっきに出た感じで、夕方から年内最後の治療をお願いして帰宅。これでなんとか無事に年越しをしたいものであります。
年明け早々入稿予定の原稿も書き上げた今日は、例年のごとく、資料整理と著述の整理に邁進。この時期は面倒でもコレをきっちりしておかないと、次の仕事に差し支えるのであった。で、資料整理はともかく、著述の整理とは何かといえば、新聞や雑誌に書いた単発のエッセイ等をスキャン保存することで、いつも年末にコレをすることで、意外とこの手の仕事が多いのに気づくのだが、今年の前半は特に歌舞伎関連の著述が非常に多かったのも当然といえば当然かも。で、後半は母親が死んでてんやわんや状態が続き、なんだかんだいっても年金が貰えるようになった身分とは余り思えない大忙しの一年でした(^0^;)
それにしても、年明けはいつも今年はどうやらゆっくり過ごせそうな感じだよな〜という気がするのに、年末は必ずといっていいほど、今年はホントに大変だった!!!という感じで終わるのは何故なんだろう?皆さんもそうじゃありませんか?


コメント(1)

いやあ、年金貰える年なんて、まだまだ忙しい盛りですよ(^◇^)
年金貰って8年ですけど「来年は楽やろな~」なんて思えません。旦那はまだ働いてますし、未婚の娘は気分も娘のまま(これは私の躾が悪かったんでしょうが((+_+)))バリバリの現役主婦、おまけに近所は老齢化+若くても障害者になる方が増えて御近所の仕事も突然舞い込んできます。
これからは年に関係なく動ける者は忙しい時代になるんと違いますか?

投稿者 お : 2013年12月28日 22:29



2013年12月28日

バーニャカウダ、いろいろ野菜のアンティパスト、トリッパのトマトソース、穴子と牛蒡のパスタ、ししゃもとポルティーニのパスタ

情報誌「ぴあ」時代の旧友坪池さんとスラッシュの守部さんと代々木ヴィレッジの「コード・クルック」で忘年会。ここは京都発のイタ飯「イルギオットーネ」系の店だけあって、野菜主体で和風の食材を使ったメニューが沢山あってヘルシーな感じのレストランである。ししゃもとポルチーニのパスタはちょっと意外な感じの取り合わせが美味でした!
「地域創造」の出版物を手がけながら健全なる家庭生活を営むツボイケは、ダンナと息子を年末海外旅行に出して久々に独身生活を謳歌するなかで、「ぴあ」の仲間であるわれわれ二人にも久々に声をかけて会食と相成った次第。こちらは「ぴあ」の知人友人の話やら、これから活躍しそうな若手演劇人の話などをいろいろ伺えて有意義な一夜でした。私のほうはあまり役に立ちそうもないのに、なぜかカメのことなら何でも訊いて!と、えらく力説してしまったのは、どうやらわが家の断捨離中にあって、やっぱりカメグッズだけは手放せないな〜と思っていたからかもしれませんf(^ー^;




2013年12月29日

洋食弁当、30品目サラダ

乗馬の帰りに大宮エキュートでゲット。
埼玉は意外に穏やかな小春日和の今週末、年の瀬にもかかわらずクラブは写真のような盛況で、私もいつも通り3鞍騎乗。お相手は先週と同じく小股の黒鹿毛ヒメと、お馴染み鹿毛アラブ紳士のスーパー氏で、相変わらず健気な両馬は懸命に駈けてくれて、気持ちのいい乗り納めとなりました(*^^)v 
スーパー氏とはしんしんと冷えこむ夕方からの馬場レッスンとあって、さすがに参加人数が2人だったため、熱血指導員のH さんとほぼマンツーマンに近い超お得なレッスンで、最後はへろへろになりながらも、径路を二回もまわれたのは何よりでした。とにかく今年はスーパー氏とH さんに大変お世話になった年で、午年の来年はなんとかもう少し上達して、おひとりと一頭のご助力に報いたいものであります。ところで年末年始はクラブがお休みとはいえ、当然ながら馬たちは大晦日であれ元旦であれフツーにご飯を食べて糞もするわけなので、誰かが世話をするのは勿論なのだが、クラブのバイトをしているペンギンの0さんと今日たまたま会った時に「ねえ、お正月も来るの?」と訊いたところ「もちろん!」と即答で、世間には九連休にしてる人もあるなか「私はなんと十三連勤なんですよ」と言われて脱帽。やっぱホントに好きでないと動物の世話はできません(^0^;)


コメント(1)

乗り納めを堪能できたようで、何よりでございます(^^)
9月にネット休眠から覚めてw、こちらを読むのも再開しました。
無事に年を越せそうでホッとしています。

松井さんも良いお年を!

投稿者 ぱぐ : 2013年12月31日 08:34



2013年12月30日

広東焼麺、焼売

買い物帰りに大宮高島屋の地下食堂で食事。
今日は洗濯や買い物もしたが、朝から概ね片づけや掃除で家の隅々まで見たつもりだが、結局のところ、N賞の正賞でもらった懐中時計はどこにも見当たらなかったのでした(×_×)ケータイで時間がわかるので腕時計というものをしなくなって久しい私は、講演の際に、ケータイを使うわけにはいかないので、必ずN賞の懐中時計を持って臨むのだけれど、10月に秋田で講演する際には家でいつも置いている場所を探しても見つからず、その後は超多忙を極めたので探すヒマもなく、どうせ年末の大掃除で探せば見つかるだろうと甘くみてたのが間違いだった。どこかの講演の際に、もし会場で置き忘れたらご連絡を戴くだろうから、その前後でうっかり落としたのだろうが、もし拾った方がいらっしゃったら、裏に名前が彫ってあるので、お戻し戴けると幸甚だし、またもし質流れの商品としてご覧になったら、決して私が質に流したわけではないので、その旨誤解がないようにお願いします(笑)。子供の頃から落とし物の名人といわれてこの方、今回ばかりは取り替えがきかない品だけに、モノにあまり執着しない私でもさすがにちょっと気落ちしてるが、そうはいっても、今さら人に見せたいようなものでもないし、悪用されるほど効力があるものでもなさそうだから、まあ無くしたモノは諦めるとして、講演用の時計は別に買うしかなさそうである。
それにしても、今年は講演が結構あったし、執筆のほうも来年は本が三、四冊できるくらいの連載を抱えていたわけだし、ほかにも何かとあって、還暦を迎えた今年は個人的にも慌ただしい一年であり、先行き不安を抱える毎日だったが、世の中的にも慌ただしく色んな物事が決まって、何だか波瀾の幕開けを告げるような一年だったふうに感じられます。もっとも、この年の瀬になって申しあげられるのは唯ひと言、どうぞ皆さま良いお年をお迎えくださいヽ(^0^)ノ
大晦日と元旦二日まではブログの更新お休みさせて戴き、新年は三日に午年にちなんだ写真を取りそろえて
再開いたしますので、何とぞよろしくお願い申し上げます<(_ _)>


コメント(2)

最後に懐中時計を見たのは何時ですか?。大事なものは結構自身が気をつけていて忘れた頃にひょっこりということがあればいいなと思います。
一生懸命探しているときはほとんど見つからないものです。新しいものを買って諦めたらひょっとして次に大掃除したくなった時にあれ?という可能性もあるかもしれないと思います。
 忙しいときに無理は言いたくないのですが、スケジュールの許す限りでお母様のお話を書けるときに読ませてください。
 ユニークな友達が私にもいて今はご無沙汰していますが、振り回されたこともありますが、とても大好きな気持ちが続いています。
お母様はとても魅力的です。
いつも好きにコメントさせていただき、本当に有難いです。次の年も楽しみにブログを覗かせていただきます。

投稿者 nao : 2013年12月30日 23:51

それではちよつとフライングですけれどーー。

あけまして おめでたうございます
 アルファロメオの真つ赤なセーターに赤ワインのヴァンショーをこぼし 似たやうな色だから平気だらうと思つたら やはりシミはシミ 赤黒くのこつて まるで人生のシミみたいだな と古稀をすぎた男は諦めるのですけれど 高校まで一緒だつた文化人医師とワインレストランで週一回まさにアイドル・トークを交はす愉楽は これぞ人間社会のヨシミといふべく 一方で 昨秋の執拗な台風が去りしあと忽然と枯死した庭のミモザアカシアと楓には 時間がもたらすカナシミを見る思ひがして 島倉さんぢやないけど 人生いろいろ シミもいろいろ
 二〇一四年 元旦

投稿者 田口武雄 : 2013年12月31日 01:13