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2013年11月23日

サバのアクアパッツア

QPのレシピ本で見て、えっ?!と思うような素材だったが、意外とどんな魚でも簡単に美味しくできるのがアクアパッツアのようである。サバの場合は臭みを取ればOKなので、塩をしてか10分ほど置いて、オリーブ油とニンニクを入れたフライパンで皮目を焼き、油をしっかり拭き取るのが肝腎。あとは浅蜊とプチトマト等の野菜を入れて、白ワインと乾燥ハーブを振り、水を加えて蒸し煮にすれば味付けなしで一丁あがりです。今日も相当カラフルな料理だと思うのだけど、なぜか写真がアップできました(?_?)
ところで今週TVニュースでやたらと映像が流れたのはいわずと知れたケネディ米大使の信任状奉呈式で、もちろん今までだってやってたのに今回だけはやっぱりJFKのお嬢さんだから大騒ぎになったのでした。で、私はもちろん馬車に乗ったお嬢さんの姿にはゼンゼン目もくれず、ええわ〜さすがにカッコええ馬やわ〜速歩の脚もきっちりそろてるし〜ああ、これがこの間乗馬誌「エクウス」の取材でお目にかかった宮内庁主馬班の方たちに日頃からしっかり調教されてる馬なんだわね〜なんてことを思いながら、ひたすら馬車馬ばかりを見つめていたのである。ビジュアルとして面白いからかTVも馬車のことをずいぶん取りあげていたが、それにしても「日本の古式に則って」と報道されたのはちょっとビックリで、たかだか明治以降にやっと日本に取り入れられた馬車が「古式」と言われちゃうのだから、この国も敗戦後は歴史までが安っぽくなったような気がしたものである。もっともイマドキ大使の就任式で馬車を走らせているのは日本くらいかもしれず、こうした点は朝鮮半島の古代音楽が雅楽として日本にだけ残っているようなことと同じで、極東の吹きだまりよろしく、世界中の文化を古いカタチのまま残す非常にユニークな国であるのは確かだろう。もともと馬の活用は騎乗よりも馬車が先立つような見方がされるくらいで、馬車はこれまた古くから世界中にあったにもかかわらず、明治以前の日本には牛車があっても馬車がなかったのは馬がよほど貧弱な体形だったせいだろうか。馬と一緒にやってきた騎馬民族がたまたま馬車の文化を伝えなかったのだろうか。それとも国土が山がちなので、大陸から連れてこられた馬は鹿とかカモシカとか山羊ように山に登る動物になってしまい、平坦な地面で車を曳かせるという発想は生まれにくかったのかもしれません。


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コメント (1)


写真がアップできて良かったですね(笑)レシピがあって写真もあるとおおこれがその料理と思うので、今後もうまくアップできるよう祈っておきます。

ところで皇室の方々は鹿鳴館時代のような服装が正装ですが、男性なら羽織袴が正装であっても良いのではないか、と思うのですが松井さんはいかがですか。日本男児にはやはりあれが似合う。

投稿者 ぱぐ : 2013年11月24日 22:32

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