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2013年10月16日
手羽先と里芋の煮物
昨日のQPで見た料理。鶏手羽は先と切り離して切れ目を入れて酒醤油で下味をしてフライパンで照り焼きにする。さらに生姜の薄切りと里芋をを入れて炒め合わせ、戻した干し椎茸と戻し汁を加えて沸騰させて、アクをひいてから酒醤油砂糖で濃い目に味付けして煮汁がなくなるまで火を通す。里芋のネバネバと鶏手羽のコラーゲンが出て焦げ付きやすいので要注意だ。
今回もまたわが家の周辺ではいつがピークだったのかもわからない感じで通り過ぎたのが何だか申し訳ないくらい、台風26号の被害は甚大かつ深刻であり、かつて経験が無い雨量というものを、今年になって何度経験したことかと思えば、日本列島が地震ばかりではない天災多発時期に突入したことを改めて強く意識せざるを得ないところだ。こういう時期を過去の日本人はどうやり過ごしてきたかといえば、別に身をひそめておとなしくしていたわけではゼンゼンなくて、むしろドラスティックな政変が必ずといっていいほど起きているのである。そこには天災が為政者の不徳のなせるわざだという世界観があったことも確かだが、実際問題として、従来の価値観では乗り切れそうもないという多くの人の無意識的な判断が世の中を大きく動かしたのだろうと思う。
ところでコイズミ元首相がこの時期に反原発を打ち出したのもまた、そうした日本人のドラスティックな転換点をこの人らしく直感的に掴んでいるのかもしれないのだけれど、毎度この人は体制内反体制的な動きをすることで、それが目くらましとなって、結果的には自民党を利する形に落ち着くという、いつもなんだか巧妙にしてやられちゃってる気もするので要注意ではないでしょうか。
料理の写真はなぜかまた容量オーバーでアップできませんでした。
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