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2013年09月12日

刺身の盛り合わせ、白魚の天ぷら、じゃこサラダ、茄子の揚げだし、笛吹鯛の塩焼き、鴨の治部煮、二八そば、鯛飯ほか

集英社の伊藤さん、一ツ橋文芸教育振興会の田村さんと大宮東口の「魚匠 基」で会食。
十月に秋田の高文連で予定されている講演についての打ち合わせでお越しになった田村さんは、初対面ながら、色んな劇場ですれ違っているらしく、講演についての打ち合わせよりも専ら歌舞伎の話に花が咲いた。それにしても集英社は最初の担当だった八代さんといい、文庫担当の伊藤さんといい、そして田村さんも、何だってこうも芝居好きで、しかもマニアックに詳しい方が多いのか、ちょっと不思議な感じがするくらいである。たとえばマガジンハウス社なら社屋が歌舞伎座の裏にあるからだとか、文藝春秋社なら何代か前の社長に歌舞伎役者の息子がいたとかいった、それなりの理由が想像できるのだけれど、集英社の方々が二社で私が知ってる方々よりもはるかにオタク度が高いのは何故なんだろう?と考え込んじゃうくらいである。特に八代さんは歌舞伎に限らず、ええっ!こんなところにまでと思うような公演でよくバッタリお会いするのだった。田村さんも若い頃に「新入社員の教育はまず歌舞伎を見せなさいよ」と提言したところ、それがホントに通って、以来、集英社の新人研修には歌舞伎座観劇が加わることになったのだとか。ならば田村さんが歌舞伎を観るようになったきっかけは何だったんでしょう?と訊いたところ「私は三歳の子供の頃からお神楽が好きでずっと観てたんで、それが根っこにあるように思うんですよ」とのお答えにビックリ(!_+)
するも、郷里が島根県の出雲地方だと伺って納得。それでも三歳でお神楽好きというのはさすがに変わった子だと思われていたそうである。司馬遼太郎の「歴史の中の日本」という文庫本に収録されている「生きている出雲王朝」というメチャメチャ面白いエッセイを最近たまたま再読して以来、妙に出雲のことが気になっていて、今日お会いした出雲人の田村さんもやはりとてもユニークな方だったので、私の中ではますます出雲に対する興味が増してきたのであります。久々の遷宮があった年だけに、この司馬氏のエッセイは機会があればお読みになるといいと思います。


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