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2013年09月04日

中勢以

講談社の国兼グルメ部長から久々に「肉のオイシイ店があるんですけど」というお誘いを受け、同社の堀さん、森山さん、そして新人の石田さんと小石川の「中勢以内店」で会食。もともとは田園調布にある熟成肉を売り物にした牛肉専門店のようで、店内のショーウインドウに置いてある肉塊は見るだけでも美味しそうなのだけれど、実際に食べると本当に軟らかくて旨みがあって、こんなに食べられるんだろうか(◎-◎;) と見ていた量をぺろりと平らげてしまい、最近は牛肉が消化しずらくなっていた私なのに、一向に胃もたれしなかったのがフシギである。ランプとイチボとシンシンとサーロインの四種類をいずれも網焼きで食して、絶妙の塩加減に感心し、且つ部位によってまるで違う動物みたいに味わいが異なるのにビックリ(!_+) ランプとイチボなんてほとんど変わらない場所にある赤身なのに、思いがけないほど味の違いがハッキリしているし、シンシンという内股の部位は鹿肉のようにさっぱりした甘みがあって、さすがにサーロインはサシ脂がじゅわっと口中に広がって食べ応えが抜群だった。
今夜の会食は文庫本の担当者が森山さんから石田さんに引き継ぎとなるセレモニーでもあって、森山さんは文芸文庫の部長に栄転となられた由。講談社の私の担当者は次々と部長に栄転なさるのもフシギである。新担当の石田さんは早稲田の後輩ながら、まだ二十代で、ご両親が共に私よりも少し若い方だというのだから、こちらは年を感じるばかりだが、国兼氏も堀さんもお会いしてからちっともお変わりになっていないように見えるのも何だかコワイものがあり、これからは人の年齢もだんだん意味を持たなくなってしまうのかもしれない気がしてしまった。久々にお会いした国兼氏とはグルメ情報を交換しつつ、経済のグローバル化がもたらすものや何かにも話が及んで、あんまり先のことは考えられない世の中にあって、とにかく今宵はただただ目の前にあるオイシイものに心を動かされていたノーテンキな私たちでしたf(^ー^;


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