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2013年02月08日

天そば

今日は午後三時半から両国の江戸博物館で「東京人」誌の取材を受ける。今年は江戸博が開場二十周年を迎えるのでその特集に当たって、それぞれの専門家が常設展を独自の見方で語るというコーナーで、私に明治期の銀座レンガ街が振られたのは、もちろん『銀座開化おもかげ草紙』シリーズを書いているからで、ちょうどシリーズ第三弾「西南の風」の刊行と重なるので取材をお受けした次第だ。かくしてジオラマを見ながらいろいろとお話をしたあと、「あの〜実は四月号の特集のご相談もしたいので」というわけで最上階の喫茶室に行き、いわずと知れた歌舞伎特集の相談を受けたのだけれど、本当なら4月再開場で大いに盛り上がれるところなのだろうが、今は何しろ取材される松竹側もこの土壇場で何かと大変に違いないと想像されるだけに、捗々しいご提案はできなかった。この間きっとこうしたことが色んな方面で起きているのだろうと思えば何ともいえない気分になる。嗚呼……。
江戸博をあとにしたのは五時過ぎで、両国からいっきに代々木へ向かい、胃の内視鏡検査を受けたクリニックで細胞診の結果を聞けば、ポリープは完全に良性なで何の問題も無い!とのこと\(^O^)/ただし結果を聞くまで待たされたため、同じ代々木にある整体治療院に慌てて駆けつけるはめになり、治療後に駅前の蕎麦屋に飛び込むしかなかった。外出すると、ついまとめて色んなことを済ませたいと思うあまり何だかいつもバタバタになってしまう。もう還暦なんだから、いい加減もっと落ち着いた行動をすべきなんでしょうが、なかなかそうなれないのは何故なんでしょう(>_<)ゞ


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コメント (2)


團十郎丈が亡くなられて、先日4日の追悼文や犬丸治氏の読売への起稿を思い出すたびに読み返し、失ってしまったものの大きさに慄然としてしまう日々です。


地方に住んでいると「東京人」のような雑誌は見逃してしまいがちになりますが、amazonでも購入できるようですし、今後のチェックのためメルマガを登録してみました。


『西南の嵐』が文庫化されるのですね。楽しみです。


最近kindle paper white の購入を考えているのですが、検索してみたら『幕末あどれさん』などのkindle版があって驚きました。
電子書籍リーダーにどう対応するか、ずっと考えていましたが、まずkindleから手を出してみようと決めた次第です。

投稿者 yosi : 2013年02月09日 06:35

Kindleにあったのは知りませんでした😨
ソニーのリーダーか楽天のコボで意外に売れたという話は聞いてたのですが。作家は出版社と契約を結ぶ際にどの端末機で読めるのか全く知らされませんし、いつ電子化されたのかもわからないのです!この本の場合、出版社も二社にまたがっているので、どちらのバージョンが読めるのかもわかりません😔

投稿者 今朝子 : 2013年02月09日 08:01

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