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2013年01月29日

オニオングラタン、菜の花と鱈白子のフリット、ラザニア、鶏のコンフィほか

元ポプラ社の矢内さんと大宮東口のBuon Viaggioで食事。
今日は夕方から「アエラ」誌の和菓子特集の取材を受けて、インタビュアーが矢内さんだったのだけれど、まずなぜ取材されたのかというと、以前N賞受賞の内祝いでお配りしたカメ型の干菓子が虎屋にオーダーしたものだったのを矢内さんが「とても美味しかった!」ので憶えてらっしゃって、その話を中心にインタビューをしたいとのことでお引き受けした次第。和菓子のオーダーはまだ一般にはあまり知られていないようだけれど、お茶の阪本先生のご紹介で虎屋さんに伺ったら、とても丁寧でリーズナブルな対応をしてくださったし、お味も申し分なかった、というお話をしたのだった。
ところで矢内さんと初めてお会いしたのはもう十五年も前のことで、その時は「週刊朝日」で『仲蔵狂乱』に関するインタビューを受けたのだが、当時、矢内さんは確か紀伊國屋書店出版部にお勤めの傍ら「週刊朝日」の書評コーナーを担当なさっていて、その後ポプラ社に転職されて『今朝子の晩ごはん』の文庫編集を担当。それから今度はAPバンクのクルック移られ、去年そこを退いてフリーランサーになられた由。食事を共にしながら、この間のさまざまな経緯と今後の展望をいろいろと伺った。出版業界も日本も今後どうなるかゼンゼンわからない中で、東京以外にもまた出版界以外にもさまざまな拠点を持っておきたいというお考えは、御子様がいらっしゃることや、ご自身の年齢を考えて至極当然のような気もするし、すでにいろいろとご準備もなさっているようなので、「海外に出るなら早いに越したことはないよ。私くらいの年齢になると、海外経験の長い人でもだんだんしんどくなってくるみたいだからね」とハッパをかけた私である。
その他の雑談で面白かったのは、矢内さんが塩野七生さんや田辺聖子さんとお目にかかった時のお話で、お二人ともいかにもそれらしいステキで可愛らしい一面が滲み出たエピソードを気持ちよく伺えました。


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コメント (1)


〇〇〇コピー様、消されていないところをわざわざ挙げて下さった可能性もありますが、できれば消すのに手間が掛かりそうなので普通に入れて下さったコメントを楽しみたいです(私の勝手な希望ですが・・)。

投稿者 nao : 2016年11月17日 19:39

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