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2013年01月28日

大根、人参、鶏肉の胡麻煮

QPで見た料理。乱切りした大根と人参を茹でて酒、味醂、醤油、砂糖で味付けし、10分ほど火を通してから、酒と醤油を揉み込んでフライパンで表面を焼いた鶏肉を加えてさらにじっくりと煮込む。仕上げに水溶き片栗粉でとろみをつけ、スリ白胡麻をいれただけ。カンタン安上がりヘルシー美味しい煮物なので久々のオススメ!寒いといっても、今日はわが家の♂カメ俊寛がついに冬眠から目覚めたので春はもうすぐのようです(*^_^*)
今日はアベボンの所信表明演説もあって、今のところは経済の回復に力点を置いた言動に終始して安全運転しているようだから、世論も別に早々とケチをつける気持ちもなく、一応は期待しつつも、まあ、実際どうなるかはまだゼンゼンわからないので、様子を見ながら株や投信を少し動かしてみたりしてる、といった感じの人が多いんだろうな〜と思うような株価の推移であろうか。
先週は日銀が物価の2パーセント上昇を目標と定めた発表があったことで、いわゆるリフレ派の拠り所となっているらしい浜田宏一エール大学名誉教授がBSフジのプライムニュースに出演されたので、その発言を少し聞いてはみたのだけれど、相手は何しろ学者さんだから、どんな質問にもご本人だけはわかっていて自明の理でしょうといったような答え方なさるので、お話を聞いて安心できるといった感じでもゼンゼンなかったのは残念である。それよりも浜田氏のあとに出演した東短リサーチのエコノミスト加藤出氏が、米国のFRBの量的緩和がもたらした結果に触れて(工業製品の物価は下げ止まらず上昇したのは食糧)、今度の日銀の金融緩和策にも意外と冷ややかな見方をされていることのほうが印象深かった。日本の場合、アメリカ等と比べてこれまで日銀が円を出し渋り過ぎていたので円高になっちゃったから、この際思いきって円を放出して円安を図るべしという方策はもちろん理解できるし、今のところ成功もして、目先はなんとかなりそうだけれど、それだけで今後の日本が安泰とはもちろん誰も思ってはいないだろうから、結局は成長戦略なるものの当否にかかっているのだろう。が、民主党政権下みたいに貧すりゃ鈍す的な政策をされても困るが、またお金がたっぷりできたと感じる官僚たちが、果たして本当に無い知恵をぎゅうぎゅう絞り抜いた政策を立案できるかどうかは過去の例をみても甚だ不安だから、まだみんなマユツバで様子を見ながら投資をどうしようか考えてる人が多いような気がします。



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コメント (3)


FRBが金融緩和で市場に供給した筈の資金は、結局は庶民の元へは届かず、ゴールドマンサックスやJPモルガン・チェースなどの金融機関が吸い上げました。リーマンショック直後には、シティグループに450億ドル、AIGに850億ドルもの公的資金が救済の為に使われたのです。いわゆる焼太りというやつです。
FRBが行ったQE3までの圧倒量的緩和は、するだけ格差が広がったという訳です。従って本来インフレになるところ、物価は却って下がりました。全く参考になりません。

日本の場合、政府と金融機関の間にそこまでの癒着がないので、その心配はありませんが、日銀が本当にやる気があるかどうかが問題です。成長戦略とセットだから、単独でやる事には限界があると言って逃げ道を作っています。

その成長戦略ですが、日本はデフレですから、下手に供給力を増やすとデフレからの脱却が難しくなります。内閣官房参与の本田教授も言っていましたが、成長戦略はインフレ基調になってからです。

いずれにしても、その為の玉は既に民間企業にありますよ。デフレの間に競争力をつけようと必死で磨いて来た玉が、インフレターゲットの2%を達成した時輝くでしょう。(^_^)

投稿者 TT : 2013年01月28日 22:28

東短リサーチというのは東京短資という短資会社の系列会社ですが、短資会社は日銀の天下り先として有名です。加藤出氏は市場では従来の日銀の政策の代弁者とみなされているので、彼の発言は大幅に割り引いて聞く必要があります。

投稿者 K : 2013年01月29日 11:10

「オール読物」の新連載「麹町常楽庵月並の記」、とても面白かったです。謎めいたチャーミングな庵主さまと新米同心は、もしや、花伝書シリーズの登場人物とも関係あるのか、と期待がふくらみます。地理的にもなじみがあり、町人の暮らしの一端が肌で感じられて、今後の展開が楽しみです。時代物で厄介なのが役職や呼び方で、特に大名など位の高い武士の呼称は分からず、「白河様」が「白河候松平越中守定信」のこととは…。現代人には全く理解の他です。
ついでながら、巻頭グラビアの花巻大沢温泉は、私も子供の頃から何度も訪れた湯治場ですが、最後に行ったのは数十年前となりました。

投稿者 ウサコの母 : 2013年01月29日 11:29

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