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2013年01月27日

海老とブロッコリーとカリフラワーの甘酢炒め

QPのレシピ本で見た料理。海老は殻を剥いて塩と酒で下味し、片栗粉をまぶして先にさっと炒めておく。ブロッコリーとカリフラワーに塩と酒を振って蒸し炒めにし、火が通ったら生姜の薄切りと鷹の爪、ネギを加え、海老を戻して炒め合わせ、砂糖・酢・醤油・水・片栗粉を合わせた調味料をまわしかけてさらに火を通し、仕上げに胡麻油をたらす。
今日は絶好の乗馬日和だな〜と思いつつ朝から家でずっと執筆を続け、夕方ついに『壺中の回廊』約360ページ分(枚ではなく頁です!)を脱稿しました\(^O^)/小説誌で連載したものを単行本にする際は毎回かなり書き直しをするのだけれど、今回はミステリーということもあって、書き直すにも前後の整合性にとても神経を使い、昨年末はこの仕事と新連載とが重なって胃をやられたのだろうと思う。とにかくこれでちょっとひと息だが、二月の前半はまだイレギュラーな仕事がいろいろと重なってるのでうっかり風邪をひくわけにもいきません。ちなみに『壺中の回廊』は昭和初期の歌舞伎座をモデルにしたバックステージミステリーで、出版は六月に予定されておりますから、その節はどうぞよろしくお願いしますm(__)m
ところで本といえば、麻生香太郎氏の「誰がJ-POPを救えるか?」という朝日新聞出版刊の本を勧められて、面白くなかったらお代を返すとまで言われたので義理買いしたら、これが意外にも面白く読めたのだった。なぜ「意外にも」なのかというと、私はJ-POPなんかにゼンゼン興味がなかったからで、それなのに非常に面白く感じられたのは、この本が音楽業界の中に、日本の「失われた二十年」や「ガラパゴス化」の原因が象徴されるような現象を捉えて論じているからだろうし、音楽業界に起きたのと同様の問題が今後、いや現在進行形で出版業界に起こっているからでもある。デジタル化時代の出版業界に身を置く私としても、自身はどう生き残るべきなのか、あるいはどんな出版社が生き残れそうなのかを考える上での指針にできる部分があるのだった。
もちろん悪名高きJASRACの内情やK-POPの内幕が知れたり、「夜のヒットスタジオ」からニコ動に至るまで古今の露出媒体の総ざらいや、LPやCDから音楽配信に至る過程の音質の変容など、音楽業界ならではの諸問題が私のような門外漢にも非常にわかりやすく書いてあるから大変いい勉強になりました(*^^)v


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コメント (3)


ほっとしましたー。好意的に書いていただいて、うれしいー!献本していない、ということに、今、気付き、青くなりましたー。

投稿者 麻生香太郎 : 2013年01月27日 23:28

「壺中の回廊」とても楽しみ、さらに「誰がJ-POPを救えるか?」
興味がわきました。読んでみよう。

投稿者 天 : 2013年01月28日 01:00

騙されてるのは経験のないヲタクだけ。

投稿者 スーパーコピーブランド時計 : 2013年02月17日 00:39

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