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2013年01月07日
七草がゆ
QPの通りに作ってみた。米一合に水10カップを注いで煮立たせ、骨付きの鶏肉と酒を加えて再度煮立たせてから弱火で一時間じっくり煮込んで、鶏肉を引きあげ、仕上げに刻んだ青菜に粗塩を振って絞ったものを加える。別に大根を拍子木切りにして昆布と醤油と味醂と鷹の爪(QPは生姜の千切り)を加えて一時間半ほど寝かせたものを添える。おかゆは薄味でもこくがあってオイシイし、鶏肉も柔らかくて食べやすい。おかゆでもボリューム満点で立派な晩ご飯になります。
食事しながら見たNHKのクローズアップ現代では米国のシェール革命を始めとする世界各国のさまざまなエネルギー源獲得のあり方を紹介した。日本で今後求められるべきはドイツのような獲得法の多角化であろうが、如何せん、日本はこの多角化ということが非常に苦手な国なのではなかろうか?という気がした。何しろ長らくこの道ひと筋が尊ばれたお国柄だし、他国との付き合いも多方面外交は苦手そうで、したたかな面がなさ過ぎるから、資源輸出大国にはどうもいいカモにされちゃってるような気がしないでもない。いっぽう原発は新興国ほど増やす傾向にあるようで、韓国や中国といった東アジア圏に今後どっと増えそうな情勢を見て、なんだか空恐ろしい気がしてきたものの、それならそれで日本は廃炉ビジネスに乗りだすという選択肢を積極的に用意しておく必要があるように思えた。
ところで今日は連載モノの原稿を予定通りの枚数まで書き上げたし、各社からさまざまな連絡が入っていかにも本格的な仕事始めらしい一日だったが、この間に頂戴した沢山の年賀状の書面に、今年は世の中の流れを危ぶみ憂うような文句が何通か見られた。自身は年賀状だからその手の文句はいっさい書かなかったが、あれっ、こんな人が……と、いささか驚くような方までが日本の今後に不安を持ってらっしゃるとわかったのは頗る印象的だった。それは景気が良くなるとかいうのとは全く別次元の話であり、今年はそのことについて今後も何かと書く機会があるように思われます。
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コメント (1)
今年初めてコメント致します。昨日、国立劇場の初芝居の前に平河天満宮を参拝しました。あれ程近いのに初めてお参りしたのですが、縁起物の招き猫を求めたら、丁寧にお祓いしてくれ、「恩頼」と書かれたお煎餅も頂戴して、年の初めにうれしい心持でした。久しぶりに麹町・平河町を歩きましたが、麹町が舞台の新連載もまもなく始まりますし、今年も歯に衣着せぬ時評や劇評など楽しみにしております。
投稿者 ウサコの母 : 2013年01月08日 09:54