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2012年12月04日
根菜カツ&ヒレカツ&海老フライ定食
今日は夕方4時から朝日新聞東京本社で文藝評論家の縄田一男氏と「週刊朝日」に掲載される対談をし、そのあと続けて本紙の鈴木編集委員に取材されて、帰りに東京駅八重洲口地下の「和幸」で食事。
いや〜この年末の仕事が超大変になった元凶はこの仕事にあったともいえる今日の対談で、ひとまず何とか済ませられてホッとひと息である。そもそもは縄田氏との対談のオファーがあった時点で私がどういう種類の対談なのか何も知らずに安請け合いしたのが間違いの元だったのだけれど、参考として送ってもらった以前の対談のコピーを見てビックリ(@_@;) 要するに今年一年に出版された時代小説の年末回顧をするページで、文藝評論家ならともかく実作をしている人間に頼むなんてこと自体がどうかしている!!!としかいいようのないオファーだったため、すぐに電話をしてお断りしたところ、今回はどうしても私に登場してほしいというお話。なので私はもともと他人様の時代小説をあまり読まない人間だし、まして年末は入稿が立て込んでいる状態で、今から読んでいる余裕もほとんどないが、それでもいいのかと再度念を押して、とにかくお引き受けしたのは、縄田さんと一度お目にかかっておきたかったということがあったのである。縄田さんはデビュー作から一貫して支持を戴いておりながら不思議と今まで一度もお目にかかるチャンスがなかったにもかかわらず、来年には朝日新聞出版主宰「時代小説大賞」の選考委員のひとりとしていきなりお会いしなくてはならないという感じだったので、事前に顔を合わせて少しでもお話をしておく必要に迫られていた。「週刊朝日」のオファーもむろんそれを念頭においてのことだったのだろうとはいえ、如何せん時期が悪すぎた!で、とにかく話をする以上、いくら異例の起用でも、こちらが1冊も読んでいないわけにはいかず、最低これだけはという感じで「週刊朝日」側から4冊提示されたのだが、それが1冊750ページもあったり、上下巻併せて720ページだったりするものが含まれていて、一体この年末入稿を抱えた実作者を何だと思ってるんだ(-_-#)と一時はハシモト以上に腹を立てていたかもしれない「週刊朝日」である。そんなわけでこの間頭の中に自分の物語を展開しながら他人様の物語を入れ込むのは相当きつかったし、昼間は執筆に充てているから寝る時間を削る格好になっていて、本当に大変だったのだけれど(>_<)、とにかく縄田さんとお目にかかれて、思ったよりお話がしやすかったことは是としたいところであります。
鈴木編集委員には武智先生に関しての取材を受けたが、NHK出版でWEB連載している現在、そう多くは語れるはずもないことくらいわかるでしょ〜という感じでお話をさせて戴きました(^○^)
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