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2012年11月04日
シューマイ、おにぎり、昨日の残り
シューマイとおにぎりは乗馬の帰りに大宮エキュートでゲット。
年に何度もない絶好の乗馬日和の今週末、私は先週末に落馬させられたハイセイコーのお孫さんに4鞍立て続けに乗ってなんとか関係修復を図った次第。
面白いもので最初の90分レッスンは完全に舐められていて、ウォーミングアップの段階は誘導になかなか従わないくせに、それでいて径路を回り出すと駈歩できれいに走るといった「やる時はきっちりやるんだから、それでいでしょ!」的なお孫さんならではワガママがまたぶり返した感じで、一時はそのワガママも収まっていただけに、あ〜お互いの信頼関係また一からやり直しかよ〜(×_×)と落ち込んだ私である。
以前、横浜ズーラシアの園長さんで乗馬エンデュランスの普及活動でも知られた故・増井光子さんが「馬と人間との関係は、犬とのような主従関係じゃ決してなくて、強いて言えばやはり友だち関係ですね」と仰言っていたが、そうなると乗馬は馬にとって別の動物との遊びのようなもので、落馬して自分の遊びについてこれないヤツなんてもう友だちじゃない、という風に乗り手を見切っちゃう馬だっているのかもしれなかった。とにかくお孫さんは径路を駈歩で回ったあとは態度が急にころっと変わって、私の合図をある程度きくようになったのだけれど、インストラクターの方には常歩の段階からもっと絶えず細かく合図をして従わせるようにしたほうがいいとアドバイスされ「その馬は気が強いですから、こちらも強く指図しないとダメですよ」と言われたらナルホドごもっともである。なにしろ人間でいえば百歳くらいの高齢馬でありながら食欲めちゃめちゃ旺盛で、突然あんな猛スピードを出して人を振り落とすのだから気の強さもハンパじゃなかろうと思う。おまけに若い頃は自馬で競技会に出ては優秀な成績を収めていた馬らしく、それを人間に当てはめると、お嬢さま育ちでちやほやされてプライドの高いのが年を喰ってしかも知能が低い(馬だから当然)
といった感じなのだから、どんなに手が焼けるか想像がつこうというものだ。人間だったらゼッタイ関わりになりたくないタイプだろうに、相手が馬だとそれでも可愛く思えるのが不思議で、とにかく今週末はお孫さんに乗り倒して、最後はなんとなく仲直り状態まで持ち込めたかな?という感じで終えられたのは何よりでした。
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