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2012年07月19日
蒸しアワビのせ豆腐、八寸、お造り、葛鱧のお椀、茄子の田舎煮、鰆の西京焼き、秋田牛のステーキほか
集英社の伊藤さん、伊礼さんと近所の日本料理店「伊勢錦」で会食。わが家から二百メートルくらいの距離に、粋な黒塀に覆われた新橋の料亭みたいな外観の家があって、通りすがりによく一体ここは何なんだろう?と思っていたら、たまたま伊藤さんが静かで落ち着いていそうな店というので予約を入れられて、今日ようやくかなり大きい本格的な料亭だということが判明した。こういう店があるのは、やはり古くからの門前町ならではだろう。
伊藤さんは『道絶えずば、また』文庫版の見本をお持ちになり、伊礼さんは現在「小説すばる」誌連載中の『壺中の回廊』の単行本化に向けての打ち合わせにお越しになったのだけれど、できれば来年四月の刊行を目指したいとのことだから、ある程度の書き直しを考えると、他の仕事とのかねあいもあって、こちらもそうボヤボヤしてられない感じである(-。-;)でもって伊藤さんは「NHK出版さんのほうはもう始まるんですよね?」と仰言るので、第1回を来月のアタマに入稿する予定であることを告げると、「楽しみですよねえ。それでお願いがあるんですが」と仰言るから、何だろう(?_?)と思ったら、「文庫化の折には是非うちで」と言われ、単行本はおろかWEB連載もまだ始まってないのに、いくら何でも気が早すぎやしませんですか(@_@;)と思われたのでした(笑)。
それより何より今は来週に予定された『道絶えずば、また』の刊行が大切で、近々このHP右欄でご紹介致しますので、ご購読のほどよろしくお願い致しますm(__)m
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コメント (1)
まだ始まっていない連載が単行本化を通り越して文庫化まで見据えている。ファンにとってはこの先々の楽しみが増えたと言える素晴らしいニュースです。
Web連載は本当に楽しみにしております。元来の遅読が災いして、日々の新刊や雑誌に目をやるのが精一杯で、とてもとてもWeb連載小説まで手が回らないのが正直なところ。大野更紗さんの『困っている人』なども単行本化され、ベストセラーになるまで知りませんでした。ですので、Webで読み続けることで、自分がどのような感想を持つのか?も楽しみな点でございます。
とりあえず、『歌舞伎の中の日本』以来久方ぶりにNHK出版のサイトにアクセスして、サイトの雰囲気を予習?します。
話は変わりますが、先月京都に行く機会があり、初めての「川上」を堪能いたしました。『祇園 川上の料理』もamazon経由で購入させていただきました。まさか自分のような荒くれが京都の銘店におじゃますることになるとは…と自分で驚いておりますが、これも先生のブログに出会ったおかげと思い、感謝しております。
投稿者 yosi : 2012年07月20日 07:02