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2012年07月10日
岩中豚のチーズのせオーブン焼き、白桃とトマトのカッペリーニほか
旧友のモリと大宮のBuon Viaggioで食事。京都旅行が未体験に近い(!_+)彼女と娘が初めてチャレンジするので、どこへ行ったらいいのか教えてほしいとのことで色々とアドバイスをさせてもらった。で、私のほうからは例のオスプレイ配備って何なのさ!と突っ込んだところ、ちょっと理解できないよね〜わざとなのかしら?ひょっとしたら安保関係が重荷で向こうは愛想づかしをしてるつもりじゃないんだろうか?てな揣摩憶測の話となり、それにしてもヒラリーが一歩も退かなかったのはビックリしたわよ〜とのことで、やっぱり只者じゃない彼女の迫力について語ってくれたのでした。
只者じゃない女性の迫力といえば、今日訃報を聞いた山田五十鈴さんに、私はその昔まだ二十代の頃に単独でインタビューしたことがあって、たしか東京宝塚劇場の楽屋をお訪ねし、もちろん大変に緊張してお目にかかったのだが、意外なほど気さくな方で、ミルクかけイチゴを出してくださって、話し方も声もあのまんまでしきりに勧められて、こちらもそれを意外と平気で戴けたことがいまだに忘れられない。行きずりの若輩者でも暖かく包み込むようなお人柄が窺えたからこそ、その場で食べられたのだろうと思う。舞台では「たぬき」の名演が忘れがたいが、私の中ではミルクかけイチゴを食べる度に想い出されるお方である。謹んでご冥福をお祈り申しあげる。
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コメント (3)
山田五十鈴の素晴らしさは、「歌行燈」「鶴八鶴次郎」「流れる」「猫と庄三と二人のおんな」「蜘蛛の巣城」「東京暮色」…と、映画マニアでない私でさえ、堪能した名画が続々に挙げられ、舞台を見なかったことが、つくづく悔やまれます。
投稿者 ウサコの母 : 2012年07月11日 20:54
私が子供の頃にはすでに大女優になっておられました。映画でもよく拝見しましたが、「蜘蛛の巣城」を見た時にはビックリしました。あの粋な方がこんな役もされるんだと。
確か築山殿も演じらたような。舞台もよく近鉄劇場に出演されていましたので拝見しました、一番印象に残っているのは江戸弁も大阪弁も違和感無く自然に使われていた事と、ある女性誌に写真入りでインタビューに答えられた時「女優には女優の一日の過ごし方がありまして、一日に一度は三味線の稽古、次の舞台に向けての体の作りなどを考え動きます。その後の時間が自由時間でしょうか」の言葉でした、本当の役者さんだったなあ、と思います。
投稿者 お : 2012年07月11日 22:21
わたしは新劇系の芝居を中高のころ学校でよく観たんですけど、その影響かそっち方面ばかりに目がいっていたのが、今になって悔やまれます。山田五十鈴さんの舞台を観ておきたかったなー。
投稿者 ぱぐ : 2012年07月13日 06:47