トップページ > 明太ニシン、アスパラガスとトマトのサラダ
2012年06月30日
明太ニシン、アスパラガスとトマトのサラダ
腹に明太子を入れたニシンは釧路の和商市場でオススメされた超安売りの冷凍食品だが、ニシンはちゃんと味付けされていて意外においしかった。
今週は芸能界に訃報が相次ぐなか、火曜日に文春の内山さんから「訃報につき」というタイトルのメールを頂戴したので、もしかして知り合いの作家か出版人の誰かが……と一瞬ドキッとしたが、それはガラパゴス諸島のロンサム・ジョージという有名なゾウガメの訃報でした。この諸島では各島によってゾウガメの形態がかなり違い、それがダーウインの進化論の拠り所にもなった。ジョージはピンタ島で唯一生き残っていたゾウガメで、ロンサムとあだ名された通り、八十歳くらいまでずっと孤独に暮らしていたのだけれど、近年になって何とか子孫が残せるように、DNAが非常に似ている雌ガメをあてがわれたにもかかわらず、余りにも独り暮らしが長期間続いたので、もはや雌ガメを見ても反応を示さなくなっていたという、実に気の毒なカメであった(;O;) 内山さんと私は生前の彼をしっかりとこの目で見ており、ドードー鳥を最後に目撃した人のような貴重な体験をした気がしている。彼の死については京都の妹もメールをくれて、何か地球の変わり目が来ていることの象徴のような感じがしたらしい。いささかオーバーとはいえ、折に触れて、ついそんなことを考えてしまうほど、今や色んな事で世界全体が成り立たない感じになっているのかもしれません(v_v)下に現地で激写した生前のジョージの姿をアップして冥福を祈りたいと思います。
このエントリーのトラックバックURL:
http://www.kesako.jp/cgi-bin/mt/mt-tb_kesako2.cgi/2323
コメント (1)
ロンサム御苦労さんでした、合掌。
彼の死亡記事を読んだ時、ホンマニ人間って勝手やなあと。
80歳まで一人身できて、いきなり雌亀と同居させられても、ウットオシイだけですよね。生殖機能だって働きませんよ。
人間以外は、いつでも発情して子孫造りに励むという発想はどこから来るんでしょう?
先日も友人と話したのですが、地球に人間が住み、自分達の便利なように地球の資源を使い、環境を破壊してきたので終わりも遠くは無い。しかし、それよりも日本と言う国が地球上から無くなるのはもっと早いかも?と。
子供を育てる層に手厚い福祉にしても、子供はお金だけで育たない。我慢と根気と発送の転換と、気遣いとがいりますが、それが現在子供を産み育てる年齢の人達が一番苦手なんですよ。
初めから産まないか、産んでも育てられない親や、子供を人間に育てる躾が出来ない親が多くなっています。いくら子育て支援をしても子供の数は減り続けると思います。
繁栄を続けていた国が滅んで行くのは歴史にも明らかですし。しかし国名なんかどうなっても、生きている人間は生きなければいけない。これが今を生きている我々にとって一番重要な課題のような気がします。
投稿者 お : 2012年07月01日 09:35