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2012年06月07日

焼き鳥、鶏刺し、鶏雑炊ほか

角川春樹事務所の原さんと大宮の「比内や」で会食。文字通り比内地鶏の専門店で久々に美味しい焼き鳥をたっぷり食べました∈^0^∋オススメ!の店です。
原さんは並木拍子郎種取帳シリーズ第4弾「四文屋(しもんや)」の新刊見本をご持参になり、四文屋というのは江戸時代に実在した百均飲食店みたいな屋台で、当時は串刺しで売られていた天ぷらの屋台で起きた事件を表題作にしたため、同じ串焼きの焼き鳥がぴったりの打ち上げでした。6月18日の刊行で、ちかぢかこのHPの左欄でも紹介いたしますのでご購読よろしくお願い致しますm(_ _)m
長いお付き合いの原さんとはお互い気兼ねなく色んなお話をするのだけれど、今日のお話で面白かったのは、私とちょうどひとまわり違う原さん世代の男性は、比較的批判精神が乏しいのではないかという分析であった。お勉強ができる優秀な人でも、根本的な疑いを抱かないようなタイプが多いのではないかというお話を聞いて、確かに、そうなのかも!!と思ったのは、私が大学院生だった頃に塾で国語を教えた小6の子供たちが、ちょうどひとまわり年下だったのを想い出したからである。とにかく成績優秀な男の子たちに限って、国語という単純に答え合わせができるような問題ばかりではない科目であるにもかかわらず、考える過程を全くすっ飛ばして、答えが合ってるかどうかだけを気にする態度がちょっと異常なくらいで、これは完全に学校でスポイルされてるんだろうなあと思ったのだった。女の子は理解力があって本当の意味で賢い子がいたのに対し、成績優秀な男の子の精神的な幼稚さに私はすっかり呆れてしまい、こんな子が入学してくる大学の先生なんかには絶対になるまい!と決意せしめた出来事だった。もちろん小学生の頃は女の子のほうが大人で、男の子が子供っぽいのは当たり前だから、彼らがずっとそのままだったとはさすがに思わないけれど、現在のテレビや何かで異常にクイズ物が増えてるのを見ると、子供の頃にテスト漬けになってスポイルされた人間の幼稚な部分を今日に引きずってのかも?と思えるのであった。ちょうどバブル時採用と重なる世代なのではなかろうか。でもって現在各業界の第一線で活躍している世代であろう。世の中全体が幼稚になるわけである。


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コメント (1)


わーちょうどわたし(65年生まれ女子)と同世代の男子のことですよね。記者会見をそのまま流して平気、みたいな感覚が取材側に育っているのだとすると、報道機関はいろんな意味でまずいですね。いまその世代がデスクになっているころだと思いますので。

わたしは原発事故以降、NHKの水野倫之(のりゆき)解説委員に注目してるんですが、同世代でも骨っぽい男子です。一つ上の64年生まれ。

投稿者 ぱぐ : 2012年06月08日 18:37

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