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2012年05月23日

和洋中バイキング

Pメディアの三村さん、アニメーターのミミさん、スラッシュの守部さんと大宮ムービックスで「テルマエ・ロマエ」を観た帰りに近くのバイキングレストランで食事。
話題沸騰の映画とあって平日でも館内はほぼ満員の盛況で、どう見ても低予算っぽい作りだから、配給会社の東宝はホクホクではないかと思ってしまう。マンガやアニメがヒットしてるといっても、実写の映画が製作段階でここまでヒットするとは誰も思わなかったのではなかろうか。風呂を通じて古代ローマから現代の日本にタイムスリップを繰り返すというマンガならではの奇想天外なストーリーもさることながら、なんといっても顔の濃い日本人に古代ローマ人を演じさせた製作者の着想が傑作である。阿部寛も北村一輝も宍戸開も確かに西洋人のエキストラと並んでほとんど違和感が無いのはスゴイ\(◎o◎)/!ハドリアヌス皇帝に扮した市村正親はさすがにタッパが足らない気はするけれど、演劇人ならではの大仰な芝居が役にぴったりハマっている。それにしてもこの映画の製作陣にはよほどの演劇通がいらっしゃると見え、外波山文明とか神戸浩とか物凄くマニアックな演劇人が出演してるのもビックリだった。音楽がこれまたヴェルディやプッチーニのオペラ曲で大仰に盛りあげてくれて、なかなかに笑えた超おバカ映画でした(^◇^)


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