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2012年04月01日
大阪稲荷寿司、ギョウザ、グリーンサラダ、
乗馬の帰りに大宮エキュートでゲット。
久々の乗馬日和でお馴染みハイセイコーのお孫さんに一鞍騎乗。今日は厩舎で出入り口にお尻を向けて寝ていたところをウエイクアップしたので、ちょっと寝ぼけていたのか、洗い場に曳いていく最中にヘンな方向へフラフラそれ、洗い場でもうつらうつらしていたお孫さんだが、大丈夫かいな〜 (^0^;) と案ずるには及ばず、馬場に出たら俄然シャッキリして、発進の合図もよく通じるし、駈歩ではこちらのお尻が弾みそうになるほどダイナミックな走り方をして、前の馬を煽るような勢いで駈歩を持続してくれたので実に爽快でした。もっとも年甲斐もなく頑張りすぎたせいか、下馬したらこちらの肩に顎をのせて耳に鼻面を押しつけるような恰好でブヒブヒと激しい鼻嵐を吹かして、あたしこれだけ頑張ったのよ〜と大いに自己アピールなさったお孫さんである。インストラクターの方も「今日は凄い頑張ってましたね〜二,三ヶ月前にはゼンゼン動かなかった時もありましたもんね」と仰言ったのだが、その時はたぶん私の脚の位置が安定を欠いていたせいだろうと思う。極寒の時期に受けた90分レッスンで、騎乗後に鞍上で太腿をもちあげたり,脚をまわしたりする訓練をみっちりやらされたおかげで、そうすると騎座が深くなって脚の位置が安定するのがわかったから、以来ずっと続けていて、それで合図が伝わりやすくなっているような気がするのだった。とにかくお孫さんに関してはまず大丈夫という自信がある分かなり強気の乗り方もできるようになったので、他の馬でもこんな風に強気で乗れるようになりたいものです。
帰宅してテレビで女子サッカーキリンカップなでしこジャパンVSアメリカの試合を見ながらの晩ご飯。他局は女子フィギュア世界選手権をやっていて、これと交互に観るつもりが、なかなかチャンネルを変えられないくらい前半から試合運びがスピーディで面白く、選手ひとりひとりの顔もしっかり浮かぶので、今や女子サッカーもゴールデンタイムを飾るにふさわしいスポーツ番組となり得ているのを再認識させられた恰好だ。最後は惜しくも引き分けたが、オリンピックの期待が高まる見応えのある試合だった。一方、アメリカに一点返されたところで女子フィギュアにチャンネルを切り替えたら、ちょうど浅田真央の演技が始まるところで観てしまったが、どうしたわけかこちらは妙に集中力を欠いて精彩もなく、今後がちょっと心配されるような演技だった。
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はじめまして。
今日、「吉原十二月」読了しました。
納得の結末に大満足。それをどうしてもお伝えいたしたく。
三味線と端唄を始めてから、吉原に興味を持って本屋さんを
さまよっているうちに「吉原手引草」に出会いました。
それからこちらも拝見しています。
花魁の世界、もっともっと読みたいです!
片山由紀子
投稿者 片山 由紀子 : 2012年04月02日 20:03
吉原物では続編というわけではありませんが、「吉原十二月」が幻冬舎から刊行されておりますので、併せてお読み下されば幸いです。
投稿者 今朝子 : 2012年04月03日 00:38
2012年04月03日
シンベリン
さいたま芸術劇場でシェイクスピア作蜷川幸雄演出の「シンベリン」を観る前に大宮駅ナカの「トップス」で旧友のモリと食事。「ぴあ」で演劇記者をしていたこともあるモリは外務省勤務のダンナと一緒に長らく海外暮らしを余儀なくされており、一緒に芝居を観るのはン十年ぶりのこと。ふたりとも「シンベリン」は以前ひょっとしたらシェイクスピア・シアターで観たのかもしれないけれど、ゼンゼン記憶が無いので初見
といっていい芝居である。
そういうわけで今回は珍しくプログラムの筋書きに目を通したのだが、これがさっぱり頭に入ってこず、困ったな〜と思いながら見始めたのであった。ところが、いざ舞台を観れば話はとてもわかりやすくできていて、このギャップって何かに似てるよな〜と思い当たったのが古典歌舞伎だ。つまり筋書きが悪いのではなく、ストーリーの展開が破天荒なために、粗筋をたどるとアタマが拒絶反応を起こすのだけれど、それを舞台で観れば理解できるのは、登場人物の「役柄」今でいうキャラがカッチリ出来あがっているからで、辻褄が多少合わなかろうが、荒唐無稽だろうが、許されてしまう古典劇というものが普遍的にあるのを改めて感じさせられた。ギリシャ劇のデウス・エクス・マキーナのようなものまで登場して悲劇が救済される「シンベリン」の大らかな楽天性は、歌舞伎の中でも初期の元禄歌舞伎のような味わいがあり、それだけに役者それぞれの器の大きさが絶対に必要とされる。今回のプロダクションはそのことをきっちりと踏まえた配役になっていたからこそ、ふつうだと許されないようなご都合主義の結末が、大きな感動すらもたらすまでの大
円団に仕上がったのだろう。タイトルロールのシンベリンは「義経千本桜」の義経のように芝居の要ではあっても為所の少ない役といえるが、ここにニナガワ演出での主役が多い吉田鋼太郎を、そしてその王妃の悪役に鳳蘭を配したことが、芝居のスケールを一段と大きくし、王妃の息子のアホぼんキャラを勝村政信が軽妙に演じることで芝居に弾みがついた。シンベリン王の娘とその恋人役は男女の理想的なカップルとして描かれており、大竹しのぶは歌舞伎役者顔負けの年齢を超越した姫君役を堂々と演じて見せ、阿部寛は容姿と佇まいで世界に通用する天下の二枚目ぶりを発揮し、二枚目に対抗する敵役の窪塚洋介は独特の粘りのある発声でそのキャラを巧く印象づけ、これも元禄歌舞伎によくある「やつし」の家老役はこれもニナガワ常連チームの瑳川哲朗が重厚に演じて芝居をよく引き締めている。
今回はロンドンに招待される公演ということもあって、音響や装置全体が和調に整えられているが、すべての葛藤が解消して平和が訪れる幕切れには1本の松の木が舞台の中央に高く聳え、芝居の奇跡的な大円団があたかも日本復興再生の奇跡を思わせ、楽屋から始まるオープニングと観客の拍手を背にバックステージへ駆け戻っていくエンディングが好一対となって、芝居というものはこの世に奇跡を起こし得るものだという熱いメッセージ伝わってくる。要するにこれは世界のニナガワが日本の奇跡をロンドンオリンピックに届けにいく舞台なのだろう。
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めったに上演されることないシンベリンだが、以前、「子供のためのシャイクスピアカンパニー」で観てすっかり好きになった。
本当にくだらないご都合主義の喜劇的プロットなのだけれど、最後に祝祭的なそしてシンベリンの「許し」の一言で全く価値が変わる。「ペリクリーズ」もそうなのだけれどこのラストで観客は癒される。戦いの果ての「許し」によって全き幸せを感じて意識が昇華する。それは400年前もそして今も人間が変わらないことを示している。争いが耐えない世界だからこそこの劇が上演される意味が在る。やはり沙翁が素晴らしいのはこの時代を超越した価値観です。
北朝鮮がミサイルを撃った後に見るシンベリンは胸に迫る。
投稿者 MACCHI : 2012年04月15日 20:27
2012年04月03日
帆立貝とアスパラガスの炒め物
生姜とニンニクの粗みじん切りを炒めた油でアスパラガスとホタテ貝柱を炒め合わせて塩、胡椒で味付けしただけのシンプルな炒め物。昔から春によく作るお手軽な料理。
食事しながらNHK7時のニュースを見ていたら、春の嵐が各地にもたらした被害は凄まじいようで、関東はこれから9時にかけてひどくなるという報道に怯えて、ベランダの亀らを家の中に取り込んでやろうとしたものの、見ればどの部屋の窓も、3方向に開いていながら、水滴ひとつ見えず、8時過ぎの時点でまだゼンゼン嵐を実感できない状態だ。大宮のわが家の近所はなぜかいつも低気圧の影響をあまり受けずに済んでいるので、今回もこのまま無事に通り過ぎていくことを望みたいところである。
それにしても、日本は今やいつどこで何が起きるかわからない災害列島と化した感じで、この年齢になるとさすがにもう開き直っちゃえるのだけれど、最近は連日連夜その手の報道が徒に人心の不安を募らせるのも如何なものかと思う一方で、少なくとも各地の原発の存在をどうするべきかは具体的なタイムスケジュールを含めて政府が明らかにすべきだろうと思われるのであった。稼働はさせられないわ、ウランは持ったままだわの膠着状態をしばらく続けて、いずれ国民の原発忌避熱が冷めるのを当局は待つ肚なのだろうし、また
国民のほうも喉元過ぎれば熱さ忘れるきらいが多々あるようなので、だからこそこの問題は早期に具体的スケジュールを出さないとどうにもならない気がするのだった。原発再稼働に反対を唱えて原発全廃の方向性を示す橋下市長が可能性のある具体的なタイムスケジュールまできちんと出してくれれば、少しはこの人を見直す気にもなれるのですが。
2012年04月04日
まほろば
新国立劇場で蓬莱竜太作・栗山民也演出「まほろば」を観る前に近所で食事。
岸田國士戯曲賞受賞の同作品を私は初見だが、今回が再演で配役がほぼ初演通りとあってか実にこなれた舞台だった。登場人物は全員女性で、長崎の旧家を舞台に旧家の嫁という立場に固執する母親、東京でキャリアウーマンになった長女、地元に留まって私生児を産んだ次女、母と同じように私生児を宿してしまった次女の娘、次女が現在付き合っているカレシの娘、若い娘たちの不祥事を意外にやさしく受け入れる祖母といった、いささかステレオタイプの造形だし、子供を産み育てるということをめぐるテーマとその締めくくりに関しては男性作家らしい甘さが窺えるとはいえ、ぶっちゃけたセリフとその軽妙なやりとりは絶妙で、丁寧な演出も相俟って大いに笑わせてもらった。何よりも長女役の秋山菜津子、母親役の三田和代といった芸達者な女優の好演と、祖母役の中村たつがとてもいい味を出していたのもさることながら、子役の大西風香が今どきの少女をさらりと演じて舞台に一番自然に溶け込んでいたのはお手柄だったと特筆すべきだろう。
2012年04月05日
茄子の簡単ミートソースパスタ
QPのレシピ本で見た料理。玉ネギとニンニクとマッシュルームのみじん切りをオリーブ油でしんなりするまで炒めてから豚挽肉を加えてパラパラになるまで炒め合わせて塩胡椒し、野菜ジュースを注いで酒、コンソメスープの顆粒、ウスターソース、ケチャップで味付けし、3,4分煮て茹でたスパゲティーと別に炒めて置いた輪切りの茄子にからめて仕上げにパルメザンチーズを散らす。私は早茹でパスタをソースに直接投入してもっとお手軽に作った。早茹でパスタをソースに直入れすると生パスタのような食感でちょっとやみつきになりそう。食事しながらTV中継で女子サッカーキリンカップなでしこジャパンVSブラジルを観戦。
こちらもまた観るのがやみつきになりそうなほど巧みなパス回しとゴール際の畳みかけるような攻撃で得点を重ねてなんと4×1の圧勝\(^O^)/それにしても澤選手や丸山選手が復帰する隙がないほど次々とニューヒロインが誕生するし、小さなカラダにフィジカルとブレインが兼ね備わった宮間選手は実に頼りがあって、ロンドンオリンピックにホント期待が持てます∈^0^∋
2012年04月07日
テーマは塩麹
今日は午後から元ミセス副編の福光さんのご案内でご自宅近くの桜の名所、播磨坂と小石川植物園を園芸ライターの光武さんと共に散策。歩きながら、あれは何の木?これは何という花?と次々に質問をぶつけても光武さんはお仕事柄さすがにスラスラとお答えになるので、なんてベンリなの!旅先にずっと同行してほしいようだわよ〜と勝手なことを言うワタシ(^^ゞで、散策のあとは福光邸で久々にお手料理をご馳走になり、「今日のテーマは塩麹&発酵食品です」との宣言通り、豆腐やキュウリや大根の塩麹漬けに始まって、鶏胸肉の塩麹漬け低温蒸し、牛タンの塩麹煮、酒粕カレー風味サモサ等々どれもこれも実にほどのいい塩気のきいた逸品を堪能し、〆はやはり塩麹に即席漬けした豚バラ肉を使った常夜鍋と讃岐うどんをたらふく頂戴した(^○^) 今回の手料理会には福光邸から徒歩5分もかからないくらいの場所に新居を構えられた幻冬舎のヒメも初参加なされたのだが、これが一体いつから始まったかというと、その昔は新年会としてやっていて「前の天皇陛下が亡くなった年に松井さんから電話があって、今年もあれは自粛せずにやるんですよねと念を押された憶えがあるので、きっとその前からやってたんですよ」とのこと。つまり四半世紀は続いているというわけで、月日の経つのは早いものだとしみじみ感じてしまいました(・_・)
2012年04月07日
野菜カレー、胡麻豆腐
カレーは資生堂パーラーのレトルト。胡麻豆腐も市販のもの。
エッセイの〆切りが相次いでおり、うち1本の〆切りを完全に勘違いしていて真っ青なので、今日のブログはこれまでとします\(__ )
2012年04月08日
はなやぐらの会
毎年このシーズンにふさわしいネーミングの会が、紀尾井町ホールというふさわしい場所(周辺は写真の通り)で催されるな〜と、いつも感心している鶴澤寛也さんの会である。今回は「堀川」の演奏で,技量の程も今までに増して感心させられた。何しろこの曲は義太夫節研究の基礎を築いたといってもいい杉山其日庵が、一体なぜこの曲の作曲家名が今日に伝わっていないのか!!!と激怒するくらいの名曲であり、今回は名曲であることを改めてしみじみ感じさせられただけでも寛也さんのお手柄としたい。
義太夫節にあまり詳しくない方のためにストーリーを簡単に説明しておくと、今でいうなら、お客さんが自分のために殺人を犯したホステスさんの一家のお話であり、その一家は盲目の母親と小心者で無教養な兄の二人暮らしで、二人は当然ながら殺人犯として指名手配中のお客さんとすっぱり縁を切るようにホステスさんに迫るし、けれどホステスさんのほうはこういう商売でも落ち目になった人を見捨てるのは人間としてサイテーだというそれなりのプライドもあって、お客さんと心中する気でいる。で、母親も兄貴も最終的にはホステスさんの気持ちを汲んで、ふたりが情死行に向かうのを知って見送るというような話なのだが、人間としての道を守るためにむしろ人情のほうを犠牲にしようとする弱者の気持ちを描いたこの手のドラマ作りは義太夫節のオハコともいえて、いわゆる現代の多くの人がイメージする人情劇とは180度違うものであることだけは認識しておいて戴きたい。
で、今回これを語った竹本駒之助師はやはり女性だからだろう、母親の気持ちを感じさせる語りがみごとであり、「可愛いわが子を心中に、合点してやる親心〜」のくだりには涙がこぼれた。文楽や歌舞伎の舞台で見ると、どうしても兄貴の与次郎のほうにスポットが当たってしまうが、本来は母親が中心のドラマなのだ
というのが今回初めてわかった気がする。与次郎はかなり抑えめの人物造形ながら、実直な小心者の感じがよく出ていたし、情死に向かう男女の門出に縁起物の猿回しを披露するくだりも全体にストイックな語り口の中で、「ああ、よい女房じゃに」と暗に妹を惜しむ情が覗くあたりは、目にキラッと涙が光る様を想わせて秀逸だった。
とにかく三味線は先にも書いたように名曲中の名曲とあって、オープニングで母親が「鳥辺山心中」の稽古をするくだりや、ラストの猿回しのくだりといった連れ引きで賑やかに演奏する箇所もあれば、義太夫節屈指の有名なアリアといっていい「そりゃ聞こえませぬ伝兵衛さん〜」の艶麗な節付も聴きどころだけれど、
今回わたしが寛也さんに感心したのは、状況を描写する細かな手がきちんと弾けて、ことに「ふけ行く」のオクリの前から状況がガラッと一変する様子を巧みに演出できていたように聞けた点である。
ただしこの作品は舞台で一度も観たことのない人がいきなり素浄瑠璃で接するのは難しいかもしれない。なにしろ劇中劇ならぬ曲中曲から始まって、最後は猿回しのシーンでこれまた劇中劇的なやりとりになり、また家の中と外に誰がいるのかが問題になるシーンもあるので、舞台面が浮かばないまま聞いていたお客さんはさっぱりわけがわからなかったかもしれない。次回からは、こうした演目だと事前にもう少し舞台面についての説明をしておいたほうがいいだろうと思われました。
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こんばんは。
私も会にうかがったのですが、ギリギリに到著したせいか、
お目にかかれず残念です。
おっしゃるとおり、構成が技巧的な分、せっかく事前にお話の時間があるのなら、作品解説でポイントに触れておけると良かったですね。
駒之助師の語りを堪能、寛也さんの三味線も素敵でした。
投稿者 ヤナイユウコ : 2012年04月08日 21:41
良い会が東京ではあるのですね。羨ましいです。文楽と歌舞伎とでは与次郎と伝兵衛の扱いが少し違いますが、盲目の母親の扱いは全く同じでどちらも母親のくどきに涙が浮かびます。一度素浄瑠璃で聞きたいと思っているのですが、毎年国立文楽劇場でも素浄瑠璃の会があるのですが、私が行く時には違う演目で残念に思ってました。
しかし、ホステスと殺傷事件を犯した客の設定、判りやすいです、笑い。文楽の番付もこのような説明があると若い方もとっつきやすいですね。
投稿者 お : 2012年04月08日 22:54
2012年04月09日
天ぷら他
今日のお昼はめでたく産休育休を終えて来週に職場復帰を控えた文春の内山さんが愛児薫クンと氷川神社のお宮参りにお越しになり、折角だから手料理でご馳走するけど何がいい?と訊いたら「天ぷら」とのこと。
で、海老、イカ、鶏肉、アスパラガスのほかにこの季節ならではのタラの芽、こごみ、ふきのとう、筍といった旬の山菜を取りそろえ、ふたりでは食べきれないので、内山さんがご帰宅なさってから常連のメンバー5人に大宮公園の夜桜見物をお誘いし、残り具材を揚げて公園で食べ尽くしたのでした。今日は一日暖かく穏やかな絶好のお花見日和で、公園の桜は満開だし、平日にもかかわらず屋台も立ちそこそこの人出もあったが、上野公園のように動きまわるのも困難なようなすし詰め状態でなく、ゆっくりと散策も出来る程度のいい感じの込みようで、年輪を重ねた高木が多いためにまさしく花天井の素晴らしい夜桜見物が楽しめて、
お誘いした県外の皆様から「来年もぜひ誘ってね!!!」とのご高評を得たのは何よりでした(*^_^*)
それにしても今年は何だかやたらと花見をしてる私だが、見られるうちに見とかないと、自分だって日本だって今後どうなるかわかったもんじゃない(^_^;)というわけで、明日からは二泊三日で京都に参ります。例の自伝小説的なエッセイの執筆に当たって、親から何かと聞いておきたいことが山ほどあるので、そのために参るのですが、ふつうなら人の込む花見時は避けたいところなのに、今年に限っては京都の桜も見ておけるうちに見ておこうという気になって、わざわざこの時期を選びました。というわけで、ブログは2日間更新をお休みしますので悪しからずご了承下さいm(__)m
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お花見は何度しても好いものです。鎌倉も今年は桜が遅くいつもは散っている鎌倉祭りに満開でした。ウイークデーでも凄い人です!でもやはり京都の花見は格別ですね。いいなあ~。
やっと暖かくなって稽古しなきゃと動き出したおばさんです。
京都のお土産話楽しみに致しております。行ってらしゃーい!
投稿者 ねこかおる : 2012年04月11日 13:35
2012年04月12日
京都花見行
10日は久々に伏見の実家を訪れてランチしながら両親とゆっくり話をし、夜は妹と甥っ子の3人で高瀬川べりのイタメシで食事。そのあと祇園新橋界隈から円山公園にかけての夜桜を見てまわる。
翌11日も伏見の実家を訪ねて母親にいろいろと取材をしたあと近場の醍醐寺へ。秀吉の花見で有名な同寺院はこの季節凄まじく込み合うはずが、雨が幸いしてゆっくりと拝見できた。夜はたまたま京都で仕事をなさっていた元ミセス副編の福光さんと落ち合って祇園の「川上」で晩ご飯をして、これもたまたまカウンター席でご一緒になったご婦人方と話していたら、中にこのブログの読者の方もおいでになったのでびっくり。相変わらず世間は狭いとしかいいようがない。
12日は朝から御所と二条城を見てまわって木屋町御池のフレンチでランチをして駅へ向かう自動車の中でやたらにヘリが飛んでいるのを気にしていたら、元米朝事務所の大島さんからケータイに「大丈夫?ケガしてない?」との電話があり、祇園大和大路で起きた大事故を知る。帰宅してTVのニュースで秋葉原の通り魔事件に匹敵する死者を出した事故と知って驚愕。事故現場は京都に帰るといつも通る場所で、前の晩も通っていただけにゾッとするし、犠牲者のことを思ってもあまり暢気なことは書けない気分だが、とにかく京を美しく彩った桜の映像はお届けしておきます。写真上段は祇園円山公園のしだれ桜、中段は「川上」の鯛と筍の炊き合わせ、下段は二条城にて。
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私もTVで事故を知って、ご実家の近所ですし、安否が気になりました。
やっと演劇博物館で歌右衛門インタビューを見て来ました。寄贈なさった歌右衛門筆の羽子板も展示されて、谷崎など文豪達からの書簡も興味深く、グレース・モナコ王妃の筆跡が丸文字だったのはちょっと意外でした。併設のつかこうへい展も昔の映像が流れて、紀伊國屋ホールや自由劇場へ足を運んだ当時が蘇り、感無量でした。30年以上昔の舞台の追体験は衝撃に近く、当時のポスターやVANなど風俗も再現されて、しかも無料とは感謝感激でした。
いよいよ自伝エッセイに向けての稼動、うれしいです。愛読者であり、同世代として同時期を生きてきた者として、期待が高まります。
投稿者 ウサコの母 : 2012年04月12日 21:17
四條通りと大和大路の交差点は南座に行くと良く通る場所なので本当に驚きました。大和大路は昔からある通りのままで、道幅が狭いわりには車の通行が多くちょっと危険だとは思ってましたが、車は20キロくらいのスピードでしか走ってないので、安心して大和大路通りでは南座の帰りに買い物したりしてました。観光に着て居られ突然亡くなられた方やその家族を思うといたたまれません。、早速マスコミは加害者の姉にインタビューしてましたが、これもどうかと思うのですが。しかし、しっかりした方で気丈に「私達家族の責任です」と答えておられましたね。
投稿者 お : 2012年04月12日 23:35
昨日、一昨日と親戚の葬儀のため浦和に行った帰りの高速でこのニュースを知りました。
「松井先生が京都に行っているはず・・・」が最初に思い浮かんだことでした。
3月11日の日記にあった「この世の中ではどんな出来事も本当のところは個別的な体験でしかなく、その個がつながることで社会は成り立っている」を実感しました。
現実に接した人がその場にいるかもしれないと思うとリアリティがまるっきり違うのですね。
お亡くなりになった方にのご冥福をお祈りするとともに、加害者になった方の病状についても排除の論理でない、冷静な議論がなされるように期待したいと思うのですが…。
投稿者 yosi : 2012年04月13日 06:48
2012年04月13日
サーモンのバターソテー
昨日の事故の件では頂戴したメールやブログの書き込みで多くの方にご心配をおかけしたm(__)mのがわかったが、私のほうも「川上」でお会いしたご婦人のグループにお名前を伺っていなかったから、まさかとは思いながらも、いまだ心配でならない。そんなわけで朝の情報番組を各局とも見ていたら、途中で北朝鮮のミサイル発射という情報が飛び込んだもののすぐにそれが否定され、誤報かと思ったら、しばらくしてやっぱり発射していたらしいと報道が二転し、なんだかずいぶん頼りない気がしたが、夜のニュースを見たら案の定それが問題になっている。そもそも今回のミサイル発射に関しては、なんでここまで大げさにするんだろう?と訝しむような報道がずっとなされていて、それはもちろん政府がそう報道するように仕向けていたにちがいないのだけれど、肝腎の発射探知ができたのかどうかという段階で、妙にひっそりしちゃったのは何故なんだろう?ミサイルがすぐおシャカになって日本は何ら影響をこうむらないので、国民をお騒がせするのもどうかと思って発射情報を流さなかったというような官房長官の談話には、今まであれだけお騒がせしといたくせに、それってどうよ!だし、Jアラートのシステムも結局スピーディと一緒で宝の持ち腐れかよ〜と言いたくなる。とにかく今回は迎撃ミサイルPAC3やらJアラートやらいろいろとアピールしたくて大げさにやってるのだとばかり思っていたら、まるで北朝鮮と歩調を合わせるかのように急速な尻すぼみで幕引きするというのがどうにも解せない。このままだと失敗を先に認めちゃった北朝鮮のほうが日本政府よりまだまし、てなことにもなりかねないので、今後どういう対応を取るのかが注目される。
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昨日の夜京都で事故!!ゲッと思ってブログを開いたら、今朝子様の無事がわかってほっとしました。自分の気持ちを表してくれているような書き込みを見たので書き込みはしませんでした。
けれども今日の内容は書き込みしたくなりました。
おっしゃるとおりおかしいです。届きそうになって日本海に落ちたのなら、まだ危険と思えるのですが、今回のニュース内容では、資金が無いのか技術が無いのかわかりませんが、日本に脅威を及ぼす内容で無いのに取り上げるのは、余程国会審議内容に関心を集めたくないのか?原発の再稼動を許せるように世論を誘導したいのか?疑心暗鬼が募ります。
さらにいうなら、現在の北朝鮮のニュースを取り上げる価値はどこにあるのか?と思います。窮鼠猫を噛まれたら堪らないので無視しても良いとは思いませんが、日本の全てに何も影響の無いニュースだと思います。地理的に韓国なら少しはニュースにしていいと思いますが、私はこのニュースでつくづく、北朝鮮はこの先どうなるのか予想できないし、心ある方がいるなら、韓国と融合するか、中国に支配されるしか道は無いのではないかと思いました。
投稿者 nao : 2012年04月13日 22:32
松井今朝子さま。
4月11日、「川上」のカウンターでご一緒させて頂きました、7人グループです。
ご心配下さって恐縮しております。
事故にも遭わず、無事、昨日遅く帰路につきました。
私達も家族から当日たくさんメールの安否確認がありました。
心配してくれる人がいるのはありがたいです。
12日のブログで私達の記事を知り、喜んでいたら、
13日のブログを読んで、あわてて、メールしました。
毎年「川上」のおせちを注文し、「川上」の大ファンのグループです。
どうぞ、これからもますますのご活躍を。
今朝子様のファンより。
投稿者 鈴木玲子 : 2012年04月14日 00:01
ご無事で何よりです。ずっと気になっておりましたので、ご投稿くださって幸いでした。
投稿者 今朝子 : 2012年04月14日 08:04
この松井とか言う胡散臭い奴はいったい何者だ。また、そのコメントを投稿する奴らは、売国奴か?はたまた、チョンコロ、チャンコロの仲間か。対して払ってもない税金と国家存亡の危機を同一線上に見る危機意識の欠如、阿呆らしくてコメントしようがない。
投稿者 上木 一郎 : 2012年04月18日 15:58
売国奴とはとても懐かしい言葉ですね。私の記憶にある限りでは、その言葉を使われる方は、自分が正義と信じて他人を批判するだけで人として理解しあおうとする姿勢の無い方ではないかと存じますが。
第二次世界大戦終戦後、その言葉を使われていた方々は自分の言葉に責任を取られた方はいるのでしょうか?いたとしてもごくまれだと記憶しています。他人をけなす前にご自分の人品を疑われる言葉をおつかいになっていると私は思います。
投稿者 nao : 2012年04月19日 00:26
追伸、国家存亡の危機と上木様が思っていることはミサイル発射のことですか?私はそれよりも今の与党や政治家の情けない動き方のほうが余程国家存亡の危機と思えます。高上段から見下ろしてコメントなさるなら、他人にわかるようにコメントできないなら、何故コメントを入れたのですか?間抜け呼ばわり覚悟でお教えいただければ光栄なのですが、チョンコロ、チャンコロって何を意味しているのですか?全く意味が摑めません。
投稿者 nao : 2012年04月19日 01:53
2012年04月15日
寄せ鍋
4月14日は今年最後の花見を乗馬クラブのお仲間とするつもりだったが、あいにくの雨天で中止になり、
わが家でオペラ歌手のSさん、ソフトウエア開発のMさん、Mさんのカドリールのお仲間Iさんとわが家で会食。大飯原発再稼働問題等、日本の現在と将来についてのさまざま問題が話し合われて、みんな憂慮してることは同じなんだよな〜(◎-◎;)と改めて思いつつも、馬の話になると皆ご機嫌になっちゃうのは、このお仲間のいいところであります∈^0^∋
コメント(3)
今朝の日経新聞、拝読しました。大変感動しました。
投稿者 エグチ : 2012年04月15日 09:02
上に同じ。
投稿者 ともこ : 2012年04月15日 09:47
グッ!ときました!
私も明日エリートに乗って来ます。
日曜日の記事は特に楽しみにしています。
これからも長~く乗馬を続けて下さい。
以前に亀の魅力について質問した際は、
丁寧なコメントを頂きとても嬉しかったです。
ありがとうございました!♪
投稿者 にんじん : 2012年04月15日 23:35
2012年04月15日
ハンバーグ弁当、海老と春野菜のサラダ
乗馬の帰りに大宮エキュートでゲット。
馬場の状態はイマイチながら、絶好の乗馬日和に一鞍騎乗。お相手は仙台で被災してこちらにやってきた大柄なベリー君で、性格も大らかだし、多少のことでは動じない子だから、多人数の部班レッスンでも安心して乗っていられる。ただし始動が緩慢すぎるのは玉にキズで、常歩(なみあし)の段階ではどうしても遅れがちとなり、前の馬との間隔が開きすぎるため、焦ってショートカットしたがる困った癖がある。その際手綱で壁を作って内側に入らせないようにはしたが、その壁をやすやすと破ってしまうので、笞を内側に持ちかえるようにという指示が飛んだ。常歩でこのていたらくとあって先行きが案じられたのだけれど、速歩になった途端、先頭でサクサク走りだしてどんどん加速し、目印なしの高度なジグザグ走行も無難にこなして先頭の面目をキープしてくれた。速歩だと文句のつけようがないベリー君なのに、始動時の常歩がいつも不調なのが気になっていて、その話を帰りのバスで一緒になった人事部のSさんにしたら、相手がどんな馬であれSさんも常歩が意外に難しいと仰言って、「勢いがついちゃうと真っ直ぐ進めるのに、ゆっくりだとフラフラしちゃう感じは自転車と同じですよねえ」とのご意見にナルホド!!!と膝を打つ私。つまりは本当にバランスが巧くとれて自転車に乗っていればゆっくりでもフラフラしないわけだから、乗馬の基本はやっぱり常歩だよな〜と改めて思った次第。
Sさんには「京都、大変でしたねえ。確か向こうに行ってらっしゃるはずだと思って心配してました」とも言われてその話になり、祇園界隈をよくご存じの方なので、地図を書いてご説明した。容疑者の勤務先の真裏に当たる「川上」も事件当日から騒然としているに違いなく、あの界隈の雰囲気は私もよく知っているだけに、なんともいえない気分である。事故か事件かの穿鑿も始まったようだが、いずれにしろすべてが最悪のタイミングで起きたとしかいいようがなく、被害者とそのお身内の方々はもとより加害者の関係者にとっても大変に痛ましい悲惨な出来事であった。
コメント(2)
今日、時速70キロで走り去る事故車の映像が放送されていましたが、あの大和大路をあんなスピードで走る車を想像するだけで恐ろしいです。近々、またあの辺りに行くのですが、と言うよりしょっちゅう行ってる所だけに本当に複雑な心境です。
被害に遇われた方は本当に御気の毒ですし、加害者の家族もこれから同じ所に住めるのだろうか?と。男性で車の運転をしないで仕事があるのか?又今の時代転職もかなり難しいですし。
投稿者 お : 2012年04月15日 22:21
日経新聞の記事を読みました。
ちょうど前日美容院で競走馬と乗馬の話をしていた矢先に
ほとんど同じ内容でちょっとびっくりしました。
おちこぼれではなくエリート!なるほどと思いました。
下手な騎乗者もいっぱいいる中で(私もしかり!)、
辛抱強くがんばってれる彼らにはほんとに頭が下がる思いです。
私も30代後半から乗馬に目覚め、それまで運動嫌いで過ごしてきたのに、馬乗りのためにジョギングを始め、今や4.5km走れるようになりました。松井さんはコンスタントに乗っていらっしゃるようですが、私は最近諸事情であまり騎乗できなくて残念です。
どこかでお目にかかれるといいですね!
投稿者 itohan : 2012年04月17日 21:50
2012年04月16日
焼き魚定食
お茶の稽古に行く前に大宮ルミネ内の「寅福」で食事。山手線の事故でなぜか湘南新宿ラインや埼京線のダイヤまで乱れて、午後8時過ぎに着いた稽古場ではやはり祇園の事故が話題になっていた。
ところで私が京都滞在中に現地で大きな話題になっていたニュースはやはり大飯原発の再稼働問題で、琵琶湖を抱える滋賀県はもとよりその水瓶に依存する京都・大阪府も非常に危機感を募らせている報道が当然ながらこちら以上に目についた。大飯に限らず、もしもうあと一度でもどこかで原発事故が起きたら日本全体が終わりだという危機感もあるなか、大飯の再稼働は踏み絵ともなり、且つまた再稼働反対は今や政権打倒を目論む側にとっての錦の御旗となりつつあって、どうもそんな風に使われるのはうさん臭い気がしないでもないけれど、政府もこの件に関しては拙速に過ぎて、自らどんどん墓穴を掘っているような感が否めない。結局のところこれは単に電力問題ではなく、国としては平和利用を隠れ蓑に核を持ち続けたい肚だろうと見透かされるのも承知の上で、なんとか再開に漕ぎつけたいような雰囲気である。片や再開に異を唱える側もそのことを錦の御旗にする気なら、核廃絶に向けての大まかスケジュールくらいは示してもらわないと、口先だけの原発廃止なぞまるで信用がならない。またしてもワンフレーズ選挙になることだけは願い下げである。ホンキで原発廃止に向けての行動を起こそうとしている政治家が今の日本にどの程度いるのか、また本当にそれができると信じている国民がどの程度いるのか、甚だ心もとない気もする一方で、現実問題として私が一つひっかかっているのは、中国を始めとするアジア諸国が原発をどんどん持ち始めている点である。原発の開発から日本人の技術者が今後全くいなくなるのは、果たして世界の未来にとってどうなんだろう(-。-;)と不安に思われなくもないのであります。
コメント(1)
原発廃止は賛成なのですが、やはり将来、原発技術者が
絶えるのは心配です。海外へ輸出だけするというのも
問題だろうし。
投稿者 ラスヴェガス : 2012年04月18日 00:11
2012年04月17日
肉野菜炒め
超シンプルな料理にひと手間かけるQPのレシピをご紹介。豚肉には酒、醤油、生姜汁で下味して片栗粉をつけて炒めること。次に千切りしたニンジン、小さい櫛切りにした玉ネギ、根を取ったモヤシの順に炒め、最後に電子レンジでチンして水分を除いたキャベツを加えてさっと炒め合わせ、同量の酒、醤油、塩、砂糖を混ぜ合わせたタレで味付けし、胡椒を振って仕上げる。キャベツはチンする前に油を振っておくこと。確かに水っぽくならずに美味しく仕上げるのでお試しあれ。
今日のニュースを見て(?_?)エ?となった私が最初に思ったのは、ああ、埼玉に引っ越して来てホントよかった\(^O^)/ということであります。オリンピック誘致資金に加えて尖閣諸島にまで税金を使われちゃいそうな都民の方はお気の毒としかいいようがない。ちなみに尖閣諸島の現所有者はこの大宮在住の方だそうだから、実現すれば都の税金が流れ込んでくるわけなので、こちらは笑いが止まらないといったら言いすぎだろうか。私が都民なら言うまでも無く同じお金を少しでも地震対策に振り向けてほしいと願うだろう。
ともあれ各局が意外とマジに受け取って報道するのもどうかと思うような、眉に唾を塗りたくなるお話だが、尖閣諸島の帰属問題はさておき、都政の最高責任者である人が都民にどのような形で責任を取る気なのか
、真っ向から誰も追及しないのは断然おかしい!!のではなかろうか。却って国に奮起を促すための行動みたいに賛美する手合いがいたりするのは言語道断で、これほど本分というものを逸脱した話はなく、その意味で相変わらず昭和の青年将校気取りをしてる耄碌ジジイにつける薬はないのだろうか。
そういえば、耄碌(もうろく)は今や死語となった観があるが、ボケほど可愛らしいものではないところが問題で、この男にしろナベツネにしろ迷惑きわまりない存在になってしまっていることに自覚がないのがまさしく耄碌なのである。秀吉の晩年を例に取るまでもなく、人類史上権力者の耄碌ほど困ったものはないのであった。群れを率いるボス猿もプライドの中心に立つ雄ライオンも老いれば自然に若者の台頭によってその地位を追われるわけで、だからこそ種の存続が可能なのだけれど、人類は時にそうした群れの新陳代謝が滞るらしい。かつて繁殖力を喪った人類の♀は不要であるという発言をした都知事だが、繁殖力を喪った♀は、耄碌しても淘汰されない♂ほどに迷惑な存在とはならないのである。
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昨日の松井様の原発に関するご意見、そして今日の石原都知事の尖閣諸島を東京都で購入すると言う発言。私も原子力発電は将来的には無くす方向に持って行くべきだと思いますが、しかしただ「反対」だけを唱えてデモ行進する方にも賛同はしかねます。現在原子力発電に関わる仕事をされている方達の失業問題をどうするか?又松井様の書かれいる原子力関係の研究機関から有能な方が外国に去ってしまうのもとても怖い事だと思います。しかし小泉元首相のぶち上げ政治以来、日本国民がぶち上げてくれる人を待っているような感じすらします。
その人が無責任であろうが耄碌していようが、考えるよりも「そうだ!そうだ」と賛同することで安心しているような国民が増えているように思えます。
石原都知事を選び続けている東京都民の方達にお聞きしたい「都の職員にも諮らず、都民にも今まで何の表明もしないで米国で都民の税金を自分の財産感覚で使い方を表明するような方を信頼できるのでしょうか?」と。
投稿者 お : 2012年04月17日 23:04
もちろん信頼するどころか、理解すらできません。今、都知事としてやるべきことは、山積みにあるのに。都知事としての発言でなくお坊ちゃんの気まぐれの案で周りを騒がせたり、注目を引こうとする前に、オリンピック招聘を失敗した無駄に遣ったお金を返してくれ。生活に困っていないのなら、都知事はボランティアでやっているなら全ての費用を自腹にして、オリンピックに立候補したときに遣ったと同じ金額を復興支援に回したり、東電に迷惑をかけられている方たちに、申し訳ありませんと見舞金に回してもらうほうがずっと価値がある使い方だと思います。正直、管総理が都知事になったほうが、少なくともこの方よりはましではないかと思います。
この方に私は投票していないのですが、当選されているので言い訳は出来ません。さっさと辞めるか、突然死をしていただくのを願う以外に出来ることはありませんが、いっそのこと都議会議員や知事は無給でして私的でも公的にでも旅行などする場合は半額以上自己負担にすればよいのではないかと思います。
耄碌しているのは間違いないと思いますが、それ以前に若いときからろくでもない人間だったのを隠して、今の橋下さんのようにメディアを利用して成り上がり馬鹿をさらしているのに気がつかない都民に目を覚まして欲しいです。
原子力発電は、技術開発や運用も大切ですが、処理が出来ればそれに伴って扱う技術は廃れないのではないかと思いますが、原発を全て稼動しないと処理に伴う費用は多分永遠に必要なのに、どうなるのかな?と思います。
だからといって再稼動をする必要は無いと思います。少し急速すぎるのが反って気になりますが、このまま少しずつ無くそうと思うなら絶対に再稼動はしてはいけないように思います(私はプロではないのでうまく言えませんが、今再稼動するとこの先もずっとうやむやにごまかされる危険が高いと思っています)。
投稿者 nao : 2012年04月18日 10:59
東京の私物化や暴言妄言をどう思っているのか、支持者に聞いてみたいのですが、誰に聞いても周囲は皆アンチ石原だといいますし、一体どういう方々が投票したのか、本当に謎です。それとも表立って支持するのはさすがに恥ずかしくて隠れファンが多いんでしょうか。
投稿者 K : 2012年04月18日 14:55
尖閣諸島が個人のものだとは知りませんでした。オリンピック招致や尖閣諸島の購入より、地震対策をしっかりやれと言いたい。石原さんは自分が生きている間は地震が来るとは思っていないようなので、とりあえず生きている間に目立つことをしたいようです。猪瀬直樹は耄碌爺さんのそばにいて何をしているんだろうね。耄碌が感染したとしか思えない。本当に都民の方はお気の毒です。
投稿者 hanako : 2012年04月19日 16:50
2012年04月18日
スープカリー
整体治療の前に新宿の「中村屋」で食事。
久しぶりに話した整体アシスタントの青年から「ご愛用だった東横のれん街で大変な事件がありましたね」と言われて大分前に殺人事件があったのを想い出し、「それよりついこないだ、私は京都にいたのよ」と自分からつい祇園の事件を持ちだしてしまった。寺門先生も「京都と聞いてすぐに松井さんを想い出したんですが、そんなにお近い場所だったとは!」と驚かれ、「それにしても、ああいう事故が起きる時は、方位を見る人なんかだと、やっぱりそれがわかって近づかないように注意したりするんでしょうかねえ」と仰言るので、「私はちょうど前夜にあの辺を歩いてたんですけど、満開の夜桜がまるで作り物みたいに美しかったんで、一緒に歩いていた妹と『なんや怖いようにキレイやなあ』と言い合ってたんですよ。その桜のすぐそばの電信柱に激突して亡くなったんですよね」とお話ししたら、「いやー、それは鳥肌ものですね」と先生はホンキで怖がっておられた。決して作り話ではなく、京都花見行のブログにアップした「祇園の夜桜」映像のラストに映っているのがその桜である。
それにしても、地震も含めていつ何時どんなことに襲われるかわからない今の日本だが、考えてみれば本当は「一寸先は闇」の現実が昔からちっとも変わったわけではなく、この半世紀さまざま点で「安全神話」に馴らされたわれわれの感覚のほうを鍛え直す必要があるのかもしれないと思ったりもする。
2012年04月19日
蕪と揚げの煮物
超シンプルな煮物にひと手間かけることでより美味しく仕上げるQPのレシピをご紹介。といっても蕪の葉と蕪を炒めてから煮るというだけ。葉は炒めてからいったん取りだして最後に加えたほうが彩りよく仕上がる。油揚げはもちろん湯通しで油抜きしておくこと。味付けは味醂と醤油のみ。あまりに淋しいので亀ファミリーの朝の団らんを+アップしておきます。よく似た模様のスリッパを仲間と思ってるのか朝は必ず周りに集まっております。
またしても問責決議の対象になる大臣が2人も出て、今回は2人とも対象になってもしょうがない感じだが、朝の報道番組で、真紀子さんのお婿さんに関しては官邸もこれほどヒドイとは思わなかったらしいとかいうコメントを聞いてさすがに呆れてしまった(-。-;)政界ってまともな情報の流れる仕組みができてないんだろうか。たとえば本を購読して、シマッタ!こんな本を買うんじゃなかったとアタマに来ることもないではないが、本ならひどくてもブックオフに売るか資源ゴミに出すかできるし、気の利いた読者なら買う前に書評を読んだり、さまざまな情報を得てたりするわけで、書評も信頼に足る書評家のそれを選んだりとか、とにかく2千円弱のお金を使うにも、自分の懐を痛めるとなったらそれなりに真剣に考えて選ぶのではなかろうか。大臣一人にかかるお金は、当然ながら本なら何冊買えるかわからんわけで、それほどのお金をかけてこんなヒドイとは思わなかったなんて言ってられるのは、自分の懐を痛めたわけではないからである。政治家や役人が非難されるべきは、彼らが高い給料を貰っているということではなく、他人様の税金の使い方に真剣味が感じられないことだというのをきちんとわからせる方法はないもんだろうか(-_-#)
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よく似た模様のスリッパを仲間と思って?!(・・;)。
大変に珍しく面白い亀ファミリーの様子です。私は動物に詳しくないのですが、松井さんの道産子の描写(なんば歩きなど)他で、多様に興味が募ってきました。いつもありがとうございます。
官邸は、何の模様のスリッパを仲間と思っているのでしょうか。朝のアホな集まりは、亀ファミリーにも笑われそうです。
投稿者 かぶきまま : 2012年04月19日 22:50
そもそも真紀子さんのお婿さんを大臣にしたのは官邸の策略。その無能さを買った。何しろただでさえ難題山積みの防衛大臣。その政策の中身をうんぬんされたら面倒だ。ここは、真紀子さんのお婿さんのばかさ加減にマスコミをおもしろがらせ国民の気をそらさせて、、、、その間に重要案件を決めちゃおうって魂胆。
これほどヒドイと思っていなかったという今更ながらのせりふは、言われたこと位言われた通りにやれるかと思ったら、そんなあやつり人形にもなれずとうとう問責決議の対象になってしまった。もう少し大臣でいてみんなの注目をあび続けてほしかったのに早すぎるよ。誤算だよ。というところでしょうか。
全くこんな政治家に一円たりとも税金を使いたくない。仕分は、まず、政治家の仕分からしてほしい。私も切に願います。
政治家と言えば、東京都知事の発言。島の購入の是非はとりあえずおいておいても、何なのでしょう。都民のお金を自分のお金のように考えるあの態度。どうしても買いたいなら自分のお金で(または自分の名前で寄付を募って)買いなさいと声を大にして言いたいです。
投稿者 きのじ : 2012年04月20日 13:03
2012年04月20日
鶏肉とホワイトアスパラガスの塩炒め
クインズ伊勢丹で香川産のホワイトアスパラが安く売られていたので思わずゲットして作ったオリジナルメニュー。鶏もも肉は塩、酒、生姜汁で下味して片栗粉をまぶして炒め、ホワイトアスパラを炒め合わせて塩と隠し味の砂糖で味付けし、酒と胡椒を振って仕上げた。適当に作ったわりに美味しかった∈^0^∋
TVでフィギュアスケート国別対抗戦を見ながら食事。今回は高橋大輔が絶好調で、ブルースというノリが難しい曲をバックに素晴らしい表現力を発揮したフリー演技には心底魅せられてしまった。これまであまり注目してなかった高橋成美とマーヴィン・トランのペア演技も非常に魅力的で、カメラワークがどんどん良くなってるのもフィギュアスケートの魅力を広く一般に知らしめる強力な助っ人だろう。ちょっと前まで鉄壁だと見られたパトリック・チャンが今回は意外に不調で、片やずっとチャンの後塵を拝していた高橋大輔が完璧な演技を披露するといった具合に、とにかく素人でもこれほど好不調の波が短時間にはっきりとわかるスポーツも珍しい。なので、暇さえあれば見て、こんな人でも不調な時はあるんだから、ま、しょうがないか〜と自分を慰めたりすることもあります。
2012年04月21日
スンドウブチゲ
なんだか妙に寒いので、おでんにしようと思ったがさすがに時季外れなのか近所のスーパーでゲットできず、これのレトルトパックが目に入って、どっちみち超手抜き晩ご飯になってしまった。絹豆腐以外に豚バラ肉、長ネギ、エノキダケを加えている。
目下わが家には各社から校正ゲラが続々と送られてきて、これもゴールデンウイーク間近の証拠なのだけれど(この辺の事情は出版関係ならおわかりのはず)、今日はふたたび床暖を点けちゃったほどで、やっぱホント地球はミニ氷河期に突入しちゃったのね〜(・O・;〜という感じの1日でした。で、本当に太陽の活動は来年がピークで2020年くらいからしばらく寒〜い時代が続くらしいので、地球温暖化はある程度防げるのかもしれないが、食糧危機やその他もろもろの問題が世界規模で噴出するだろうし、そんなことも併せて考えると私が生まれてからの半世紀は日本にとって本当に稀な良い時代だったのかも(-。-;)という気がますますしてくるのだった。日本ばかりでなく、人口爆発やら何やらで今後は地球全体が大変な状態に突入するのも必至だし、それらは所詮SFの世界だと思っていたら大間違いで、案外近いことなのかもしれなかった。とにかく年金がちゃんと貰えるかどうかなんて心配してたうちはまだよかったね〜という時代が生きているうちに来てもおかしくない。いい学校に入ったり、落ちたり、会社で昇進したり、ラインから外されたりといった些細なことで一喜一憂してたのが、まるで盤上の人生ゲームのようなものに過ぎなかったと感じる日が来ないとも限らないので、少なくとも私世代より若い方々は、イマイマの小さなことであまり煮詰まらないほうがよさそうです。もっとも些細なことでも喜んだり楽しんだりは目一杯しておきましょう!ともあれフィギュアスケート国別対抗戦の日本チーム金メダルおめでとう\(^O^)/
2012年04月22日
カニ&イクラ弁当、ジャガイモのコロッケ
乗馬の帰りに自宅近所の高島屋に寄って北海道物産展でゲット。遅い時間帯で割引きになっていたお弁当をゲットしたら、これがご飯の炊き方や味付けも非常に良くて実にお買い得でした(^◇^)
お得といえば、今日は雨の予報だったせいか、日曜日のわりには会員の姿が少なかったので、シメシメこれはお得なレッスンができるかもしれないと思っていたら、私が予約したレッスンに限って超満員で、なんと9頭も揃っていて、9頭もいれば途中でバタバタする馬が出てもおかしくないから、大丈夫だろうか(^0^;と心配してたら、案のじょう馬替えが何度も行われて、結果レッスンらしいレッスンにならずに終わってしまい、洗い場で隣になったSさんは「やっぱり9頭じゃ無理ですよねえ」と不満を口に出されていた。同じレベルのレッスンでも、インストラクターによっては基礎をみっちり過ぎるほどみっちりやって信頼感のあるレッスンをして下さる方や、ムチャブリ寸前のチャレンジングなレッスンで大いに楽しませて下さる方などやり方はさまざまで、私の場合はお馴染みハイセイコーのお孫さんやスーパー氏のように乗り慣れてほぼ手の内に収めた自信のある馬に限っては、なるべくチャレンジングな方のレッスンを受けるようにしている。で、今日のインストラクターはそのチャレンジングな方で、前回の雨の日のレッスンは人数が少ないこともあってとても面白かったから今回も大いに期待していたのだけれど、残念ながら部班の人数がこうも多いと消化不良の感は否めないところだ。もっともハイセイコーのお孫さんは今日のような悪いコンディションの中でもゆったりした駈歩をキープして、途中で止まらずに駈け続けてくれた。それだけにもっと長く駈けさせてもらいたかったという気持ちにもなった。洗い場で会ったオペラ歌手のSさんとはクマ牧場で起きた惨事のニュースが話題となり、犠牲者となられた飼育係の女性があまりにも高齢だったことといい、考えられないような酷い飼育の実態に、お互い呆れ返って憤慨に堪えないといったところでした。
2012年04月23日
キャベツとえびのナンプラー炒め
QPのレシピ本で見た料理。ニンニクのみじん切りを炒めた油に赤唐辛子と豚挽肉、剥き海老を入れて炒めてからナンプラー、レモン汁、砂糖少々で味付けし、春キャベツと戻した春雨を加えて炒め合わせ、黒胡椒を振って仕上げる。
今日の午後はエッセイを連載しているお馴染み日テレQP「3分クッキング」の担当編集者引き継ぎで秋山編集長と北野さん、新担当の鈴木さんがお越しになった。
担当の引き継ぎは今年になってなんと2回目で、前の担当者志村さんが産休に入られて、その後を引き継がれた北野さんも最近になっておめでたが発覚とのこと\(◎o◎)/ 秋山編集長は「いや〜カメラマンの方にも一人いらして、あっちもこっちもでオタオタしてるんですよ〜」と仰言りながらも嬉しそうだった。
私は自分に子供が授からなかったことはいまだに残念ともなんともゼンゼン思わないのだけれど、他人様に新たな生命が誕生する話を聞くのは本当に嬉しくてならなくなった。もともと子供はとても苦手なほうだったのに、こないだ内山さんが連れてらした坊やを見ても、志村さんメールで送ってくださった赤ちゃんの写真を見ても、お世辞でなくホントに可愛いと思えるようになったのは、明らかに年のせいだろう。赤ん坊に限らず、自分より年下の関わりを持った人たちはみんな幸せでいてほしい、なってほしいと心の底から願うようにもなったのは、ひょっとしたら自分の先がそう長くないせいかもしれない(-。-;)と不安になるほどである。不安といえば、出産を控える北野さんは日テレの番組で富士山噴火の情報を見てとても不安になったと仰言るし、本当に今の日本は色んな点で子育ても大変だろうとは思うが、こうなったらもう自分はアクション映画のヒロイン並に大丈夫なんだと開き直ったほうがゼッタイいいよ!とアドバイスした私である。
京都府の祇園に続いて亀岡でも凶器と化した自動車による事故で子供たちや妊婦さんの命が奪われたのは無惨というも余りある今日のニュースであった。佐渡に放鳥された朱鷺に新たな生命が誕生したのは今の日本に希望を与えるニュースであった。
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今朝子しゃま、はじめましてm(__)mそういえば・・・・・「3分クッキング」テキスト8月号の"おつまみコーナー"のアシスタントは秋山編集長じゃなくて、寺島さんになったんすね!!グー先生[林 幸子先生]と秋山編集長の掛け合いが好きだったのに~~!!
投稿者 マスダっち : 2012年07月22日 08:50
2012年04月24日
焼き鳥ほか
元米朝事務所の大島さんと高田馬場の「うどの大木」で食事。ここは名古屋コーチン専門の焼き鳥店でもも肉と卵黄はホントに美味しい!
早稲田の演劇博物館が今日は夜の7時まで開館しており、明日までの「六世中村歌右衛門展」を観る最後のチャンスとあって、大島さんとご一緒した。大島さんは歌右衛門展はともかく演博そのものを見るのが初めて!とあって、各展示室を興味深げにご覧になって大いに楽しまれたご様子だったし、私も久々にじっくり見てまわると、昔に比べて芸能っぽい展示品がずいぶん増えているのにびっくりした。
何しろ私が演博をよく観ていた30年以上前は、長谷川一夫がまだ現役の芸能人だったし、まさかその人の化粧道具が博物館の陳列品になって、「彼は自分で化粧をしなかったはずだよ。専属の顔師がちゃんといたんだよね」という大島さんの解説を聞きながら見るようなことになるとは思いも寄らなかったのである。わ〜懐かしい大矢(市次郎)さんだよ〜とか、ああ、これは水谷八重子の声だよね〜とか、こういうのがすぐわかるのも私たちが最後の世代かもね〜とか言いながら見てまわり、つかこうへい時代の展示でもほとんどコンテンポラリーに見てるものばっかりだし、一体わたしは人生をどんだけ〜芝居に費やしてしまったんだろう!!と自分に呆れるしかない(^◇^;)
肝腎の歌右衛門ルームでは、どっさり陳列してあるブロマイドの演目と役名がほぼ全部わかることにも我ながらビックリで、最近のことはすぐに忘れても、子供の頃に蓄えた知識はなかなか消えないものらしいと思うにつけ、歌右衛門にうつつを抜かさなかったら、私はもっとちゃんとした人生が送れたのではないかという気がするくらいである。で、「芸を語る」のビデオが始まって、自分の声が聞こえだすと、さすがに居たたまれずに部屋を飛びだしたのでした(^^ゞ
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松井様
突然のメールで失礼します。
私は、平成14年5月、JTBの小さなグループツアー(4泊5日、北京・西安・上海)で中国旅行をした時、ご一緒させていただいた烏山信弘(妻レイ子) です。
平成19年、松井様が「直木賞」を受賞された時は、新聞を見てびっくり、すごい人と旅をしていたのだと感激していました。
直ぐに「吉原手引草」を買って読み、こういう語りで展開する小説があるのかと驚嘆し2度読みました。
その後「松井今朝子のホームページ」を見つけて、毎日ブログを見ています。色々な角度からの斬新なコメントは楽しみです。
投稿者 烏山信弘 : 2012年04月25日 17:46
烏山さまへ
お懐かしう存じます。あのツアーは結構ハードでしたが、独りで参加したことにあまり淋しい思いをしなくて済んだのは、烏山ご夫妻のおかげだったと非常に感謝しておりました。馬(マー)さんというガイドさんもいい方だったので、メンバー全員がプレゼントしようということになって、私が預かったお金を送金したのもよく憶えております。あれから中国も大きく変わって、今や国力は向こうのほうが上になりつつある感じで、その後行ってないので何ともいえませんが、私たちは比較的良い時期に行ったのかもしれないように思います。いつかまた機会があれば中国を再度訪問してみたいし、烏山さんと奥様にもお目にかかりたいものです。
投稿者 今朝子 : 2012年04月25日 22:05
松井さま
]
早速お返事いただいて誠に光栄です。
アルバムを見るとご一緒の写真や、馬さんの写真が出てきて、懐かしく感慨にふけっています。
お会いすることが出来れば、これに過ぎる喜びはござません。
女房共々楽しみにしています。
からすやま
投稿者 烏山信弘 : 2012年04月26日 19:10
2012年04月25日
海老とスナップエンドウのパスタ
QPで見た料理。海老を細かく刻んで叩き状にして、ニンニクのみじん切りと鷹の爪を入れたオリーブ油でしっかり炒め、アンチョビで味付けし、パスタと一緒に茹でたスナップエンドウを加えて酒と醤油少々、胡椒で調味する。エンドウは二つ切りにしてパスタが茹で上がる1分前に投じること。パスタの茹で時間は短めにするのがポイント。春らしいパスタで簡単にできて美味しいのでオススメ!
大飯原発の再稼働が問題になる中で、敦賀原発が活断層の真上にあるらしいというニュースを聞くと、所詮この国に原発は無理なんだ(×_×)という気がしてくるのは私ばかりではあるまいと思う。
たぶん調べてみたら次々とやばい場所が見つかるのではないか。もともと人があまり住んでいなかった場所に建てられるケースが多かったのだろうし、人が住んでいなかったのは、何らかの危険性がある土地だという認識が古来あったからかもしれないわけなのに、それを無視してきたツケがいっきに回ってくるような気がする。これからこの国で学ぶ必要のある歴史は、今までの日本史の教科書とはまったく違う観点で書かれたテキストに基づくべきなのかもしれないとも思うのである。なにしろ去年の大震災以来、これまで地震がないといわれてきた韓国でさえ地震が増えているという話だから、日本周辺のプレートや断層ががどれだけ不安定になっているか推して知るべしで、いつ何時どこで何が起きるか本当にわからない状況で、とにかく安易な原発再稼働だけは避けてほしいと願うしかないのだけれど、休止した原発にもウラン燃料はあるのだから、廃炉に向かわない限り不安は完全に解消されるわけでもないのだった。いわば日本は太平洋戦争なみに取り返しがつかないことをしたようなものだが、懲りたらとことん懲りる国民性でもあるので、今でも戦争放棄にこだわるように、原発も完全に放棄してしまう可能性がなくはないような気もするくらいだ。ただそれに対して、私は一抹の懸念がないわけでもなく、政府はへたにごまかそうとせずに原発が必要とされる理由を本音で語って国民を説得してほしいものだと切に思うのだった。
コメント(1)
原発を高台に、ジュール発電が良いのではないか?、など聞いたようで難し過ぎるのでしょうか?以前に、自然原子炉、又は天然原子炉を利用する手があると聞いた気がするのですが、まだ実用段階にならないのでしょうか?(研究したくとも二番では駄目ですか?の与党の影響で)研究予算は一切着きそうもないし、温泉や活火山の余熱を生かしたりごみ焼却熱を電気に生かすことは、無理ではないような気がするのに全く聞こえてこないのはなんの取り組みも無いからでしょうか?
原発を高台にだけはコストを抑えたいとき、実現しませんよね。膨大な熱量を水で冷やすために津波の危険のある海沿いにして水(海水)をローコストで手に入れ河川も海も汚染しないと言い張れたのでしょう。
しかし、この先が見えません。東電が破産処理できないなら、国が全て負わなければいけない状況で、今東電が生きているのは何故なのか?電気料金値上げするぐらいなら、破産勧告して、役員以上を解雇して次の体制に移行するべきではないのか?
これから先、馴れ合いでいけるほど甘い世論で良いのか?と思います。
投稿者 nao : 2012年04月26日 22:50
2012年04月26日
豚肉と高菜の炒め物
前にQPで見た料理。高菜、豚肉、生姜をすべて千切りにしておいて、胡麻油でまず豚肉をかりっと炒め、高菜と鷹の爪の輪切りを加えて炒め合わせ、酒と香り付け程度の醤油で味付けし、生姜の千切りと白煎り胡麻をちらして仕上げる。
今日の夕方はNHK出版の加納さんがお見えになり、WEB連載に関する最終的な打ち合わせをして、武智先生との関わりを中心にした自伝的エッセイとすることになり、9月からWEB公開される予定で、開始の直前にはまたこのHPで告知したいと思います(^-^)/
今日のニュースは小沢クンの無罪判決一色で、なんだか予定通りという感じのわりにはTV各局とも取りあげ方が大きいのは、もちろん政局ネタだからであるに違いない。それにしても、この裁判、何だったんだろう(◎-◎;)結局のところ、この人は証拠不十分によって有罪に持ち込めないだけであることを、何度も何度も世間にアピールするだけの時間つぶしだったんだろうか。この無罪判決がまた新たな時間つぶしを生みだすことだけは避けてほしいのだけれど、京都の妹がいうように、政治家と役人が全員グルになって時間つぶしをしているのだとすれば、必然的にそうなるのであろう(-。-;)この裁判を小沢VS官僚の構図でとらえる
見方もあるようだし、もっと穿って親中派VS親米派の図式で見ることもできないわけではないが、実際問題、小沢クンが単なる選挙屋ではなく、今日の時代にふさわしい優れた能力を発揮できる政治家でもあるのかどうかは、本人がちゃんとそれらしきことをやってもらわないと、そう簡単には信じられないのであった。とにかく小沢クンが、最後のご奉公とかいって、ホンキで政権を取りに行くつもりなのであれば、まずブースカを説得して消費税増税の前に議員定数削減を含めてやることを全部やらせるべきだろうし、ブースカも消費税増税に命までかけるというのなら、まずは小沢クンと膝詰め談判でもしてしっかり説得すべきなのではなかろうか。お互いそれさえできないのは、所詮、そう大した人物ではないことを自ら証明している以外の何ものでもなかろうと思えるのでした(-.-;)y-゜゜
2012年04月27日
肉豆腐、アスパラガスの練り胡麻和え
レシピは不要だろう。明日からの連休も、私にはゼンゼン関係ないにもかかわらず、今週はなんだかバタバタしていたせいか、夕方になっても予定通りの仕事がこなせないので今夜は手抜きの晩ご飯になった。それにしても一週間の早いこと!!あっという間に一生が終わってしまいそうな感じである(◎-◎;)
晩ご飯はなんとかNHK7時のニュースを見ながら食べられたが、日銀がデフレをなんとか脱却すべく、またまた追加の金融緩和をするというニュースで、アナウンサーが解説者に「本当にそれでデフレが脱却できるのでしょうか?」と直球の質問をぶつけているのがなんだかホンキのようでおかしかったのは、私もそう言いたい気分マンマンだったからだろう。お金をダブダブに溢れさせる方法ではもうどうにもならない気がするのは、お金が足りないというより物がツーマッチ状態だからではないかとずっと思っていて、世界中で人間の労働というものを根本的に考え直さなくてはならない時期に来ているのではないかという気もするからである。つまり脱近代って、そういうことなんだと思うのだが、政治も経済も一応優秀な人たちがやってるわけなのに、相変わらず近代的な観点で取り組まれている感じなのは何故なんだろう?と最近どんなニュースを聞いても思うのでした。
2012年04月28日
揚げ麩丼、ホタルイカ
ボイルしたホタルイカはクインズ伊勢丹でゲットした富山産。ルミネ1の乾燥食品売り場でゲットした揚げ麩は仙台産で、以前、新潮社のオイシイお仕事で大塚の「なべ家」で会食した折に、ご店主の福田さんから存在を教わってからずっと食べたいと思っていたもの。想像通り、やはり私の大好きな食感だったので今後はどんどんコレを使った料理にチャレンジしたい。今回は肉代わりに使った丼で、味付けは定番の甘から系。卵のほかにネギと三つ葉を加えた。
今日からゴールデンウイークが始まったが、私は別に会社勤めをしてないので、何もわざわざ多くの人と行楽を共にする必要はないから、レジャーは再来月に回して、この時期はほぼ通常通りに仕事をするつもりです。ただ2日間は友人と遊ぶ予定を入れたため、連休明けの入稿やゲラ戻しがちょっとタイトな感じなので、今夜はまだこれから仕事をします。なのでブログも短めで失礼_(._.)_
コメント(1)
ホタルイカを食べるやなんてすごい、だって今年は高いから。
いつもの年は2パックで400円くらいやのに、今年は1パックで798円。高いなと思いましたが、食べたかったのでこの前思い切って買いました。
目玉と軟骨を取る時いつもやったら荒~くボイボイしますが、丁寧に優しく取りました。
今年は街のイタメシ屋さんはどうしてるんでしょう。いつもやったらばホタルイカと菜の花のパスタは春の季節のパスタ定番メニューですのに。泣くのかしら?
不思議な事にこれだけお高いと、噛むとき味わう感じになりますね。安いときはマタホタルイカになってしまいますのに、人間どもとは・・・(笑)
投稿者 毎晩晩酌 : 2012年04月29日 20:00
2012年04月29日
カニとウニ丼、ポテトサラダ
乗馬の帰りに高島屋の北海道物産展でゲット。先週食べたカニとイクラ丼に味をしめて同じ店を覗いたらほぼ売り切れ状態!!で、残り物のコレも美味しかった∈^0^∋
今日は半袖にすればよかった〜と後悔するくらいに気温があがった新緑の映える馬場でお馴染みハイセイコーのお孫さんに1鞍騎乗。お孫さんは厩舎で声をかけても振り向かないくらいぐっすりとお寝みで、洗い場でも急な暑さにぼーっとなさっていたから心配したが、レッスン開始と同時にしゃきっとお目覚め。今日はまたクラブも満員だったので、レッスンの人数超過が懸念されたものの、幸い先週よりも適度な人数の部班が組めたので、駈歩が長くキープできて満足でした。お孫さんはさすがに乗り慣れているから、かりに前が詰まっても、腰を使ってスピード調節もできるのだけれど、レッスンで一緒になった見知らぬ男性から「きれいに乗ってらっしゃいましたね」と賞められたのはビックリ(O_O)この方は色んなクラブを渡り歩いて障害もこなし、外乗でなんと襲歩(競馬で見られるフルスピードの走り方)の経験もなさってらっしゃるそうで、それらの蘊蓄をいろいろとお聞かせ戴いたものの、そんな方に相づちを求められても、いや〜私はそこまで上手なわけでもないので〜と腰が引けてしまい、「でもきれいに乗ってらっしゃいましたよ」と再度いわれて、「それは馬がいいからですよ」と法華津さんみたいなことを申してしまいました(^^ゞともあれ、この歳で見知らぬ男性から声をかけられて話し込んでしまうのは、乗馬クラブならではと申しましょうか(笑)。誰と会っても馬の話だけで時間がそこそこもってしまうので、男女を問わず顔見知りですれちがったら挨拶を欠かさないにもかかわらず名前を知らない(今さら訊けない)相手がめちゃめちゃ多い空間は江戸の町と乗馬クラブくらいじゃないかと思ってしまうほどであります。で、帰宅してはっと気づいたのは、出かけるときにちょっと気になった軽い腰痛がすっかり消えていることで、たぶんお孫さんに騎乗してしっかり腰を使ったのがよかったのだろう。日曜の夜は7、8時間たっぷり寝られて日頃の睡眠不足も解消できるので、やはり私にとっては健康維持に欠かせなくなっております。
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仙台揚げ麩、旨みと食べ応えがあって、私も常備しており、煮込みうどんには欠かせませんが、丼もおいしそうですね。
自伝的エッセイ、具体的に様子が見えてきて、9月が待ち遠しいです。出版社側の要望もあるでしょうが、ファンとしては出来るだけ、たっぷり、長く、詳しく、書いて欲しいものだ、と欲張っています。6月はきっと又、北海道で乗馬三昧なさるんですね。
投稿者 ウサコの母 : 2012年04月29日 23:34
2012年04月30日
春キャベツのチンジャオロースー風
QPのレシピ本を参考に作ってみた。細切りした豚肉に酒と醤油で下味して片栗粉と油をまぶして炒め、生姜とネギのみじん切り、キャベツ、茹でタケノコの細切りを入れてさらに炒め合わせ、最後に残り物の三つ葉を入れて、オイスターソース、酒、醤油、砂糖少々を合わせた調味料で味付け。
今日はいつも通り朝から執筆し、夕方からゲラの直しをしていたが、夜は集英社の横山氏から電話で校了前の問い合わせがあって、さすがに「スゴイね〜お宅の編集部は連休中でも仕事してるんだ〜」と感心した私ヾ(℃゜)々で、最近は各社とも昔ほど完全な連休進行でもなくなっているような気がするという話をしたら、やはり電子入稿が増えたために、ゲラが早く出てくるのだそうで、「昔ほど分業体制でもなくなってるんですよね」とのこと。要するに作家は昔の写植屋さんの分まで働いていることになるのでした(v_v)
たぶん、こういう感じで、ITで世の中がベンリになった分、分業の体制が変わって、負担が却って増えたという職種の人もきっと多いはずだし、企業がいずこも経費削減で人員カットを余儀なくされているのが、そのことにいっそうの拍車をかけているにちがいないのである。
ところで企業にとっては経費を節減し収益をあげることが絶対的な「善」であり、それを競う中で成長し続けることに存在意義があるのから、東電が刈羽原発の再稼働を前提に企業の建て直しを考えるのは当然といえば当然なのである。東電に限らずそうした「企業」というシステムを今後どう制御するかが大きくいえば人類全体の課題であり、その観点から政治のシステムも考えなくてはならない時代に突入しているのではなかろうか。損得計算は大いに結構だけれど、それが目先の計算なのか、遠くを見通した上での計算なのかが問題にされなくてはならないはずだ。そういう意味では、昨夜たまたまNHKEテレで見た番組で紹介されたスイスの脱原発に至る過程の考え方が面白かった。原発は大量生産ができず常にいわば一点物状態なので廉価になることが全く期待できない点や、安全面の補強に対するコストがどんどん上がっていくという点で、自然エネルギーよりも経費が高くつくという実にシンプル且つ現実的な判断がそこにはあって、彼らがその判断を下した決定的契機はフクシマなのである。チェルノブイリでは無反応だったスイス人がフクシマで強烈な反応を示したのは、あの日本のような技術力の高いマジメな国でさえ事故が起きたというショックが大きかったのだろうか。遠い国の人びとの口からフクシマという言葉が発せられるたびに、日本がもしふたたび原発事故を起こしてしまったら、それがたとえ自然災害による不可避の事故だったとしても、もはや世界の誰も同情してくれないかもしれないという気がして恐ろしくなった。
コメント(1)
経済の膨張期は、合理化コストカットが是とされていましたが、これからの時代は、皆が分け合うという意識を持たねばと思います。 この狭い国土に一億三千万人近くが 世界的に見てクォリティーの高い生活をしているのは、ある意味 奇跡だと考えます。
国土が広ければ、福島の原発の問題もすぐに廃炉の決定が出来て冷却材の投入をしていたらもう少し低いレベルの被害で済んだようです。廃炉の決断は総理と言えども簡単には出来なかった。結局大きな事故になってしまったようです。アメリカはすぐに冷却材を送ってきましたが、事態の把握すらできなかったようです。
お忙しいと思いますのに ほぼ毎日の更新ですね。私も先日休載無しの六年連載を刻みました 貴方と同じ2006年4月からです。
投稿者 下前國弘 : 2012年05月02日 16:01