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2012年03月13日
海老のミルクシチュー
きのう作ったポトフの残りに海老とミルクを入れただけ(^^ゞ手抜きというより、たくさん作ったポトフを食べ尽くしてしまうためのメニュー。何しろ高騰してる野菜をムダにはできません。
ところで野菜の高騰に関しては重油の値上がりが温室栽培に響いているといったニュースも聞かれ、早くもホルムズ海峡封鎖を見越した石油投機が始まっているようだが、昨夜のNHK[クローズアップ現代]ではイランとイスラエルが前面衝突し、またしても第何次かの中東戦争が勃発するかもしれないような状況を詳しく報じていた。イスラエルではすでに全国民ひとりひとりにガスマスクがタダで配られて、いつ戦闘状態に入ってもおかしくないような雰囲気で、子供たちが避難訓練をしている様子が映しだされると、今日の日本人としては、人間が止めようのない天災に備えて避難訓練をしているのとはわけが違うことを強く感じざるを得ないのだった。本当にこの中東問題ほど日本人にとって理解に苦しむものはなく、3大一神教共通の聖地とされるエルサレムの奪り合いに問題があるのなら、いっそ人間が誰も立ち入れないよう、そこに世界中から出てる核のゴミを全部埋めちゃったらどうなんだろう、などと乱暴なことを思っちゃうほどだが、むろんそんな案はジョークとしても世界には通用しそうもない。アメリカの核傘下にいる日本としては、イラン制裁に追随するしかないのだろうし、それも何とか中東戦争が起きないようにする工夫としてやっているのだろうけれど、先日のイラン選挙では極右派が圧勝し、片やイスラエル右派のネタニヤフ政権も国内矛盾を外圧で解消する策に出ているわけで、全面衝突する可能性は非常に高まっていそうだからこそ原油が高騰しているのだろう。本当は話が逆で、投機マネーを動かすために、わざと戦争に突入するかのような状況を作りだしていてもおかしくないと思えるのは、世界には昔から戦争を起こせば金儲けができると考える人びとがいるせいであり、ことに世界同時不況の時代はそうした考えに取りつかれる人びとが増えるのを過去の歴史が物語っているからでした。
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コメント (1)
本当に人間の平安と幸せを願うはずの宗教が原因で人が争い死ぬなんてやりきれませんね。私もカトリックですが宗教そのものは決して悪いものではないと思いますが教会や教団を作り管理運営していくのは誤り多き人間ですから。困ったものです。
神様何とかしてください!
聖地を奪い合うのはやはりそれを旗印にして利害を争う国家や戦争で利益を得る人がいるからだと思います。
先日11日に鎌倉建長寺で神道 仏教 キリスト教合同の祈りの集まりがありました。何故か行かずにいられず鐘が鳴り黙祷すると涙が流れてきました。祷りが届くとよいのですが~。
投稿者 ねこかおる : 2012年03月14日 20:41