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2012年03月04日
中華弁当、生春巻き
乗馬の帰りに大宮エキュートでゲット。
また冬に舞い戻ったような冷え込みが厳しい馬場で1鞍騎乗。お相手は大柄で太めな鹿毛のサラブレッド騸馬ベリー君で(写真の馬ではありません)、軽々と動かせるタイプの馬ではないのだけれど、逆にどっしり落ち着いていて多少のハプニングでは全く動じない子だから安心して乗っていられる。今日も何頭かの馬が玉突き的に動揺し、真後ろの馬までバタついたが、ベリー君はどこ吹く風で悠然としていたし、それでいて脚の合図はしっかり伝わって、足場の悪い馬場でも発進は実にスムースだった。今日のベリー君や、お馴染みハイセイコーのお孫さんや、スーパー氏といったオトナの馬たちは私にある程度自信をつけてくれるのでついつい専用馬にしてしまう。初顔合わせの馬でも今や別に困るほど自信が無いわけではないといっても、初めての馬が神経質で動揺しやすい馬だったりして、何かハプニング起きたりすると、こちらまで躰が硬くなり、それ伝わって馬がさらに動揺するという悪循環に陥りやすいのだった。しかしながら兎角いい馬ほど合図に敏感で神経質だったりするもので、そういう神経質な馬も乗りこなせないと、高度な技術はマスターできないところが乗馬というスポーツの難しさかもしれない。人間社会に喩えると、仕事は遅くてイマイチでもお人好しの人と一緒に組んだほうが自分は楽でいいと思うか、多少気むずかしくても仕事をスピーディにバリバリこなす人と組んで素晴らしい仕事をしたいと思うか、というような感じでしょうか。要するに人も馬もどちらを選ぶかの判断は、まさに自分自身の力量を問われることとイコールでもあるのでした(^◇^;)
ところで馬場では何事にもほとんど動じないベリー君だが、洗い場で水を勢いよく出したり、大量の水が流れてくるとビクッとして跳ねたりすることもあるそうで、何しろ以前は仙台の海浜公園のクラブにいて被災した馬だから、可哀想に、それがいまだトラウマになっているらしい。そういえば、来週の日曜日はあれからちょうど一年です……。
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