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2012年03月03日
バラ寿司、蛤の潮汁
雛祭りの定番料理。もっともこの日にお寿司を食べるのは意外に新しい食習慣であることを以前某誌のエッセイで書いた私でありますf(^ー^; 具はちりめんじゃこ、芝海老、干し椎茸の甘煮、岩下の新生姜、卵、サヤエンドウ、海苔。盛りつけがザツで見場は悪いが、ご飯の水加減がバッチリだし、三杯酢もよく仕上がっ
たからて、お味のほうは自画自賛の出来映えでした。
食後にNHKスペシャル「原発事故100時間の記録」を見たが、避難誘導に際して現地の地図すら用意がなかったという解説には呆れるばかりで、国は原発における大規模な事故を全く想定していなかったという事実が改めて思い知らされた感じである。今回の特集では、放射能の拡散をスピーディで予測しながら、国はなぜそれを活用しなかったのかについて全く触れなかったけれど、この問題については当時の関係者全員に心理状態を含めた詳しい事情を一度ちゃんと訊いてほしいものである。この点は、危機に瀕した際の日本人のある種の行動パターンとして、今後のためにもきちんとした分析の上でしっかり把握しておく必要があるように思われるのだ。
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コメント (1)
アメリカのドラマを観たら、検証やらプロファイリングの技術はすごいななんて関心してしまいます。
日本人には不得手分野なんやろか、なんて。
アメリカ人とは日本人からすりゃ幼稚に感じるときもありますが、白人特有の執拗なまでのネチャこさは喉下すぎれば~の日本人は真似できませんな。
いっそ検証作業指南に来てもらって、ノウハウを教えてもらったらどうでしょ。教えたがりのアメリカ人さんは、悪い気はせえへんと思うのですが。
それくらい思い切ったことをしないと。
原発は事故らないという前提で半径近くの小学校にヨウ素を備えないという、狭~いヘ理屈がまかり通ってる国ですから、教えてもらうのは真面目な向上心全開な島国人にプラスじゃないんでしょうか。
投稿者 毎晩晩酌 : 2012年03月04日 17:08