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2012年02月25日
牛肉と里芋の炒め煮
昨日のQPで見た料理。胡麻油で里芋と長ネギのぶつ切りを炒めて牛肉を加え、肉の色が変わったら出汁を入れてしばらく煮立て、酒、醤油、塩少々で調味して柔らかくなるまで煮るだけ。里芋は茹でなくてOKで手間いらずに作れます。
グーグルがプライバシーポリシーを統一して個人情報を一元管理することに対して、個人情報が冒されないかどうか本国でも懸念されているというニュースを聞けば、やはり今後の世界のありようについて思いを馳せずにはいられないところだろう。要するにまあ、近代に成立した「国家」という枠組みはなし崩し的に解消されるんだろうなあという、これまでも漠然と思っていたことがいよいよおぼろげながらもカタチとして見えてきた感じである。小規模な集落から面積と人口が拡大する方向の頂点として近代国家が成立し、それがさらに大きくなっていく方向の延長線上に誕生する人類共同体がポストモダンの枠組みでは無いみたいな感じも、どうやら鮮明になってきたようである。従って国家の規模でいえば、これまでのいわゆる大国みたいな共同体はお荷物を一杯抱えてあんまり有利とはいえないような状況になるだろうし、組織も同じくただ
規模が大きいだけだとお荷物的な人が沢山いるだけになって、結果、却ってそれが組織の機能に不利に働く要素となるのは何も日本の二大政党を例にあげるまでもなく、あらゆる組織や企業でも同じことだろうと思う。それにしても近代の均質化した「量」の時代には非常に強みを発揮した日本人だが、個別的な「質」の時代に転換すると、今までの強みが逆に大きな弱点となってくるのは心すべきことであるし、すでに過度に均質化された社会や親たちの下で育つはめになった結果、寄らば大樹の陰志向がますます強まってしまった若年層が、これからの時代をどうやって乗り切っていくのか、大人たちはそれなりの責任を感じつつ、ただ見守るしかないのかもしれない。
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