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2011年11月01日

もんじゃ焼き他

浅草で平成中村座の11月興行を見た帰りに伝統文化放送から松竹演劇部に移籍した前川さんと食事。
勘三郎の東京での復帰初舞台とあって、前川さんからお誘いを受けて初日に駆けつけた次第。正直いってまだパワー全開とは言い難いが、それでもなんとか無事に舞台がつとめられるようになったのは何よりだろう。夜の部の出し物は仁左衛門と共演の「沼津」で、客席の通路を通って観客に挨拶ができる点では復帰にふさわしい舞台ともいえるし、仁左衛門と共演するなら確かにコレが真っ先に浮かぶけれど、病み上がりの舞台だけに、歌舞伎役者なら無理にでも若々しくて元気そうな役作りをして見せてほしかったところだ。とにかく勘三郎はある時期から妙に老けづくりに走ってしまったのが歌舞伎役者としての魅力を削いでしまったような気がしてならないし、ましてや今後このまま老け込んでしまわないように願いたいものである。で、肝腎の「沼津」だが、仁左衛門と勘三郎ともに前半からストーリーが非常にわかりやすくなるような丁寧な演技を見せて、一種の心理劇的な趣きすら感じさせるのであるが、反面どうも底が割れやすいきらいがあって、後半になると仁左衛門型にありがちないわゆる「うるさい芝居が多くて腹が薄い」欠点が露呈し、芝居のテンションがクライマックスまで保たなくなるのである。呉服屋十兵衞はやはりもう少し抑制的にクールに演じて最後の最後で感情を爆発させるという風にしたほうがこの芝居の感動のツボを押さえられるはずで、もちろん義太夫がしっかり肚に入っている仁左衛門にして、時にこうした泣きすぎの芝居になるのだから、義太夫狂言は今後いかに上演が難しくなるかということを思わざるを得ないのだった。
一方で今回なかなか面白かったのは勘太郎と七之助の兄弟コンビ演じる「弁天小僧」で、ことに七之助の
弁天小僧は風情からして、幕末の不良少年は実際こんな感じだっただろうなあというリアリティーが頗るあってハマリ役といえる。勘太郎扮する南郷力丸とのイキもピタリと合って、ふたりのかけ合いが見どころともなり、エネルギッシュな若さ溢れる舞台が実に爽快だったし、橋之助の日本駄右衛門がまた柄が良くてふたりの上置きとしての納まり具合も非常にいいのであった。勘太郎は序幕の「猿若」でも溌剌とした踊りを見せて、来年の勘九郎襲名に期待を持たせた。お父さんが少し弱っちゃった分、子供たちは伸び伸びイキイキし始めた観のある中村座である。




2011年11月02日

芋のこ汁

昨日のQPで見た料理。里芋、ニンジン、コンニャクを出汁でしばらく煮て、酒と砂糖、牛肉、舞茸を加えてさらに煮て、長ネギを足し、醤油で調味するだけ。七味を添えて食す。芋が入っていれば、あとの食材はなんでもOKだろう。
今日の午後は読売新聞大阪本社からわざわざお越しになった鈴木記者のインタビューをお受けした。全国的に均一化した文化に対する何らかのアンチテーゼを発信したいというような企画ページで、今回は関西弁をテーマにしたコメントに私が指名されたのは大阪を舞台にした時代小説を何冊かものしているからである。生まれは京都だが母親が大阪人なのと、子供の頃から義太夫節に馴染んだせいもあって、大阪は身近な町に感じられるし、大阪人の日本人には珍しいコミュニケーション能力の高さや理屈立った思考能力を私はかねがね非常に高く評価しており、いっそ外交官を全員大阪人にしたら日本がもうちょっと世界に幅をきかすようになれるんじゃないかと思うほどなのだけれど、凋落傾向が長引く間に肝腎の大阪人がすっかり自信を喪っちゃったみたいな話で、なんとか大阪を元気づけるようなコメントをもらえませんかと言われると、今でも十分元気なんちやうん?これ以上元気になってもろたら他の町の人に迷惑やで、と言ってあげたいくらいだった。
 それにしても関東人は京都はともかく大阪嫌いの人が多いような気がするのだが、同じ関西の中では他府県の人からどう思われてるのか、三重県出身と仰言る鈴木記者に伺ってみたところ「えっ、三重は関西じゃないんですが」と言われて、「ああ、そしたら東海地方なんですね」「いや、愛知県とは一緒になりたくありません。三重は伊勢の国で独立した感じです」とのことだ。それを聞いて、新潟出身である幻冬舎のヒメが、「新潟は東北地方でも、北陸地方でもないんですよね。関東甲信越でひとくくりにされますけど、関東とは全く一緒になりませんよね」と言われたのが想い出された。三重はなにしろ「うまし国」だし、新潟も米どころだし、比較的食生活に恵まれている土地の人は独立独歩の気概が持てるのだろうか?裏を返せば、食糧自給率がある程度ないと独立国の基盤が喪われちゃうのかも。


コメント(1)

伊勢といえば、伊勢うどんのつゆに使う醤油が淡口か濃い口かが、関西と東海の分かれ目と考察したTV番組がありました。
これが見事にある地域までは淡口で、そこから向こうは濃い口でした。どこかわすれましたけど。

投稿者 ikoka : 2011年11月04日 15:02



2011年11月03日

エリンギと厚揚げの豆板醤炒め

QPのレシピ本で見た料理。ニンニクと生姜のみじん切りと豆板醤を炒め、香りが立ったら薄切りした長ネギ、塩酒胡椒で下味した豚肉、エリンギ、厚揚げ、小松菜を順々に炒め合わせ、酒塩酢胡椒水溶きカタクリを合わせた調味料をまわしかけて、仕上げに胡麻油をたらす。
昨日はエエッ!!!と耳を疑うようなニュースが相次いだ。改めて書くまでもなく一つは福島原発がまた臨界??!!で、もう一つはギリシャがEUの救済案を蹴る気なわけ??!!の衝撃である。
けさになって臨界ではなく自発核分裂という判断になったと聞いたが、小規模な臨界とそれが根本的にはどう違うのか、東電のブースカが本当のことを言ってるのかどうかも相変わらずわかりません。
もっとわからないのはギリシャだが、現首相の読みが裏目に出て、国民投票で救済案を受け入れないことになったら当然デフォルトしちゃうんだろうし、EUから離脱するしか道はないわけだけれど、世界に先駆けて高度な文明を築いた人びとの子孫たちは、ひょっとしたら金融経済の仕組みを根本から疑って、自分たちにはそれを崩壊させる使命があるという風に考えちゃったらどうするんだろうか???と心配されるくらいに彼らの行動は不可解である。ギリシャ以外の国民はめちゃめちゃ頭に来てるんじゃなかろうか。
メルケル、サルコジ両首脳がギリシャの借金の半分棒引きという無理をなんとか銀行に聞き入れさせた時点ではなかなかやるもんだと思っていたが、彼らも全く立つ瀬がないというか、これで自国民が怒って救済策に反対しだしたら一体どうするんだろうか?
それにしても世の中なんだか開き直ったもん勝ちみたいなことが、個人レベルでも国家レベルでも今後どんどん蔓延しそうでちょっとコワイような気がいたします(-_-;)




2011年11月04日

茶碗蒸し

QPを参考に作ってみた。具は刺身に酒と醤油で下味して火を通したものを使うのと、溶き卵には熱い出汁を徐々に加えてベースを作るのがQPのポイントだ。
NHKBSでプロ野球CS(クライマックス・シリーズ)の中日VSヤクルト戦と西武VSソフトバンク戦を交互に見ながら食事。CSが導入されてからレギュラーシーズンを全く見なくなってしまった私である。甥っ子の就活情報収集で以前お世話になったOさんがドラキチだったので、義理立てして一応ドラゴンズを応援しているが、今年は途中までとてもCS進出なんて出来そうもない順位からの大躍進でリーグ優勝に漕ぎつけて、落合監督の辞任理由も結局やっぱりオーナーやフロントとの確執にあるんだろうか、と思わざるを得ない感じである。ところでこの落合にしろ、西武の渡辺ソフトバンクの秋山両監督にしろ、現役時代を知る者としては、こんな名将になるとは夢にも思わなかったというのが正直な話である。落合はヤサグレ自己中みたいだし、渡辺と秋山が西武に入団したてのころは工藤と並んでチャラ男軍団といった感じだったし、名将になるどころか監督になることすら想像もつかなかったのだから、人は本当にわからないものである。
一方で現役選手の頃から名将の器を感じさせた古田や伊藤が、いざ監督になってみるとイマイチぱっとしなかったのを見ても、やっぱり監督業というものは誰に向いてるか案外わからないものである。そんなわけで野球解説者としては知られていてもコーチ経験すらない栗山英樹氏の監督就任で日ハムが一体どうなるかは全く未知数であります。


コメント(3)

 ソフトバンクの秋山監督が西武の選手だったころ、パ・リーグの試合はTV中継など望むべくもなくて、私はよくラジオで「ライオンズ・ナイター」を聴いていたのですが(地元なもんで)、あるとき秋山選手がデッドボールか何かで負傷退場してしまったところ、ライオンズOBの解説者(松沼兄弟のどちらか)が心配のあまり黙り込んでしまったことがありました。
 もちろんプロの解説者としてはあるまじきことなのでしょうが、それほど心配してもらえる秋山選手は、きっと同僚たちに慕われている存在なのだろうなと思いました。ソフトバンク監督就任のニュースを聞いたときも、まずこのことが思い起こされ、きっといい監督になるのではないかと思いましたよ。
 今年のクライマックスシリーズは、元ミスターライオンズか、現ライオンズか、どちらを応援すべきか迷っています(^_^;)

投稿者 越 : 2011年11月04日 23:46

本当に!ニュースステーションで「ナベちゃん、クドちゃん」なんてチャラけてたのにねぇ。あの工藤が、あんなに真面目に自己管理して、長く現役を続ける投手になるなんて、想像できませんでした。

そういえば、西武黄金期は子どもの幼児の頃。子供向けの雑誌には、西武の主力選手たちの選手年鑑みたいなのがあって、そこには彼らの愛車も記述されてた。
清原のフェラーリは有名だから誰でも知ってるけど、他の選手たちの愛車も全て、ポルシェとか外車ばかりでした。

その中で、たったひとりだけ、クラウンがいました。
誰だろう?と見ると、デストラーデでした。
うーん、彼にとって、クラウンは外車?

投稿者 せろり : 2011年11月05日 11:37

ふぇ~、茶碗蒸しのおダシを熱いまま卵と混ぜてよかったのですか、おら、ビックリです。
いつもおダシを取る日に茶碗蒸しが食べたい時は、荒熱とってから混ぜてました。
今度チャレンジしてみます、しかしそう思ったらなんやしら冷蔵庫に昨日とったおダシのストックがある日に作るサイクルになるやもしれません、けれどチャレンジします。
松井センセのご実家の料理屋が舞台になる新作、楽しみにしてます。
主人公は女将さんかな?
晩酌子が子どもの時によう感じたんですけど、「料理屋の女将さんていつ寝てるんやろ、うちの女どもみたいにぐうたらせずにいつもお店にいてはるな」なんて周り専業主婦ばっかりの環境に身を置いてたもんで、いつも不思議に思ってました。
と、料理人のへんこさとか想像してしまいます。
ネイティブなことばもすごく楽しみです。

投稿者 毎晩晩酌 : 2011年11月05日 19:30



2011年11月05日

和風から揚げ

前にQPで見た料理。酒、醤油、生姜汁で下味した鶏もも肉にかつお節と煎り胡麻をまぶしてから粉をつけて揚げるだけ。要は変わり龍田揚げといったところ。ジャガイモとアスパラガスのから揚げを添えた。食事しながらHNKBSで松本人志監督の「大日本人」を見始めて、思いのほか面白いのでとうとう最後まで見てしまいました。
行きつけの美容院で「今日はピップ貼りまくりですねえ」と言われて、ヤバ~取るの忘れてた~と気づいた恥じ知らずの私(^_^;)サービスでマッサージしてくれる美容師さんが「それにしても、凄いコリようですねえ」
「どこでマッサージしてもらってもビックリされるわよ。偏頭痛や眼痛もひどいしねえ。それが北海道に旅行してる間はゼンゼン無いわけ。要するに仕事さえしなければ元気でいられるのよ」と私。「それって仕事で命削ってるんじゃないですか!」 そこまでオーバーな表現もどうよ!だが、まあ、当たらずといえども遠からずてな感じで、PC世代のわれわれは、物書き商売をいつまで続けられるか、肉体的にもどうなるか全くわからないという実に不安定極まりない稼業を営む身としては、近ごろ喧しい厚生年金の行方もさることながら、国民年金の余りの頼りなさに暗然とならざるを得ないだった。野田総理はサミットで2010年代半ばの消費税10パーセントをぶちあげて、その理由に社会保障の健全化を挙げたわけだけれど、消費税を社会保障費に充当する気なら、必ず年金の一元化を果たさないと全く筋が通らないということをハッキリ言う人が余りいないのは何故なんだろうか?




2011年11月06日

ばら寿司、スモークチキンのサラダ

乗馬の帰りに大宮エキュートでゲット。プロ野球CS中日VSヤクルト戦を見ながら食事。ドラゴンズ日本S進出おめでとう(^_^)/
今日は案じられた雨もパラつく程度で済んで、1鞍目はお馴染みのスーパー氏。幸い少数の部班で先頭だったから伸び伸び走らせることができたし、2鞍目もお馴染みハイセイコーのお孫さんで,これも1頭ずつ走るレッスンだったから、駈歩の発進が楽にできたのはラッキーでした。おかげで偏頭痛も眼痛も顔面の痺れも吹っ飛んで、明日からまたしっかり仕事ができそうです。「同じレッスンでも、なんだか今日は得しちゃったなあって感じる日もあれば、その逆もありますよね」とクラブハウスで仰言ったのはペンギンのOさんで、確かに部班の頭数が多いとレッスン中になんやかんやあって不完全燃焼のまま下馬することにもなるし、逆に今日みたいにしっかり走った感が得られる日もあって、まあ乗馬はその時々で違うのがまた面白いのだけれど、私はやっぱりクラブに通いやすい土地に引っ越して良かったという話をOさんにしたら、「松井さんが、あのまま世田谷にいらしたら今頃どうなさってるんだろう?と思ったりするんですよ。やっぱり線量計持ってあちこち計ったりしてるのかなあなんて」と仰言るOさんにとっては世田谷中の人がみんな線量計を持ってるようなイメージになってるみたいで、それもこれも世田谷での相次ぐ高放射能スポット発見によるものであろう。私は年齢的なことや子供がいないことで放射能は別にゼンゼン気にならなかったと思うのだけれど、三茶で行きつけだったブティックの女性オーナーに震災後にお会いして話を聞いたら、世田谷通りの揺れが相当きつかったようだし、スーパーの買い占めも激しかったみたいだから、ひょっとしたらそっちのほうが怖くて関西に移住したかも?という気がしている。今のウチは堅牢さが売り物だったマンションの低層階なので、震度3でもほとんど揺れを感知しないから、たぶん平気でいられるのだろうと思う。とにかく京都から東京に移住した際に、私は何が怖いといって地震がイチバン怖かったくらい大地の揺れには馴染みが薄くて生理的に苦手なため、今でも放射能なんかよりずっとそちらのほうを警戒しているのだった。クラブの某インストラクターが、僕らは常に重心がしっかり取れるように日ごろ体幹を鍛えてるから地震の揺れなんかゼンゼン平気ですよ、と言われたのを聞いて、私も乗馬でしっかり体幹を鍛えねばと思いました。写真はクラブのマスコットであるミニチュアホースのカップルです。




2011年11月07日

おろし蕎麦定食

新国立劇場で泉鏡花作・白井晃演出「天守物語」を観る前にオペラシティ内の「そじ坊」で食事。
この作品は玉三郎の初演を観て以来、彼でしか観ていないので、白井晃がどんな風に料理するのか興味を持った。確かに歌舞伎のそれとは違って、脇の役者も皆セリフを粒立たせて聞かせてくれるので、鏡花のアンチ・ヒューマニズムともいえそうなポリシーが窺えるこの戯曲自体が持つ現代性は伝わってくるのだけれど、芝居自体にはさほどの新味が感じられず、むしろ旧い商業演劇みたいな感じを受けたのはBGM
の使い方が煩わしいせいだろう。前半はBGMがないと妙に間が空いた感じになるのも確かだし、その点歌舞伎だと前半は皆が何を言ってるのかよくわからないままなんとなくザワザワした感じに流してしまうやり方で、それでいて決して間が空いた感じにならないのは、ある意味でスゴイのかもしれないと思ってしまった。主人公の富姫(篠井英介)が初めて登場するシーンで舞台奥のセリを使って天から降りる風に見せるのはなかなかいい演出だが、富姫が笠を取って顔を現すところでは、正直いって若い時の篠井さんで観たかったという気がした。もっとも鏡花のセリフをちゃんと聞かせる演技術においては、「花組芝居」の頃よりもちろん今のほうが優っているのはいうまでもあるまい。




2011年11月08日

三平汁

QPの先生のご提案は味噌にバターでなくクリームチーズを加えることだ。水に昆布と甘塩鮭の切り身、ジャガイモ、玉ネギ、酒と味醂を加えて強火で煮立て、アクを引いてからキャベツを足して、具材がすべて柔らかくなるまで煮てから味噌とクリームチーズを煮汁に溶かし入れる。仕上げに胡椒をきかせる。とてもボリューム感のある料理でカラダもしっかり暖まる。若い人にオススメしたい。
オリンパスの御家騒動はバブル時代の巨額損失隠しだったという事実が明るみに出たが、その責任者である前社長には誰も口が出せなかったという報道で、ちょっと前の似たような話、大王製紙の創業者一族の件を想い出してしまった。
先日「平成中村座」にご一緒した前川さんは、ン十年前の新卒時にたしか大王製紙に就職なさったのを憶えていたので、カジノに100億円も使っちゃったらしい井川会長の話を振ったら「私があそこに勤めてた頃は、あの子はまだ小学生ですよ」と言われて、ナルホド、そりゃそうだろうと思いつつ、あの子のお父さんはなかなかの人物だったらしい話を聞かされたのだった。
それにしても大王製紙の件では、まるで江戸時代初期の淀屋とか、拙著でも取りあげた辰巳屋とかと変わらんようなムチャクチャな経営者がよくぞ21世紀の日本にいたものだと呆れてしまった。
私はグローバル化に対して諸手を挙げて賛成してるわけではなく、懐疑的なところもあるのだけれど、いまだにこうしたムチャクチャな経営者の存在を許してしまう日本の経営風土を根本から改めるためにはやはりグローバル化が絶対に必要なのかもと思わざるを得ないのだった。100億円も遣い込んだ井川前会長と、民主自民の鳩ぽっぽ兄弟と、世界を騒がせたパパンドレウ首相の共通点はいずれも3代目というところでしょうか。


コメント(3)

オリンパスは株主集団訴訟になる予想で、ボチボチ弁護団結成するとフラッシュニュースでつい先程見ました。株をちったぁやるワタクシといたしましたら、王子もオリンパスも持ってなくてよかっただに、なんて思ってます。
今日はストップ安だったので、空売り名人さんたちはいくらか儲けはったんやろか、と少しうらやまぴ~。
空売りのしてはいけないルールでは悪いニュースで空売りをかけてはいけないとありますが、勇気を出して決行した名人さんらは今頃グッスリ眠れてることでしょう。
風通しがよくて社会正義にもなりその上大企業に分類されるエエ会社なんて幻想なんですかね。
どこかの上場会社の経営陣が今頃「ウチもアレ、バレへんやろか」とヒヤヒヤもんな気分になってるなと想像します。

投稿者 毎晩晩酌 : 2011年11月08日 23:02

それに比べて、任天堂創業家出身で3代目社長を50年勤めた、山内溥氏は偉大な3代目ですね。

ファミコン大ヒットまでには、危機もいっぱいあったようですが、なんたって「世界のNintendo」にしたのですから。

投稿者 せろり : 2011年11月09日 13:57

お家大事、上司が大事は幕藩政治と同じで何も変わっていない。その典型が官僚ですから変わりたくても変われないのかも?詰まる所自分が会社にいる間は「何事も無い事にしておきたい」気持ちが上から下まで浸透してしまってるんでしょうね。
大王製紙の100億円横領したおぼっちゃまのお母様はさる宗教に傾倒されて工場の門の側に宗教関係の建物を作り(当時としてはビックリするような費用をかけた)出入りする業者に参拝を強要されたという話も20年くらい前にありました。おぼっちゃまはそれを見てますから「会社の金は井川家の金」と思って育たれたのかも?

投稿者 お : 2011年11月09日 23:04



2011年11月09日

天ざる

整体治療の帰りに新宿ルミネ内の「信州」で食事。
昨夜京都の妹と電話したら、「お姉ちゃんはTPPどう思うの?」と相変わらずの時事ネタで、どう思うかと言われても、余りにも判断材料がないので何とも答えられない気がしてるのは私ばかりではなさそうである。
とにかく政治家識者併せて国論真っ二つとはいえ、明日公表されるブースカの結論は交渉参加に決まってるんだろうし、反対してる与党議員の中にもフリくらいしてないとマズイという気持ちの人も少なからずあるんだろうし、自民党も与党だったらきっと率先して参加してるくせに!!というように、いろいろ裏が読めて白けちゃってる人も多いのではなかろうか。
農業分野に関しては、原発事故もいまだ収束をみない今の時期はタイミング最悪とする人がいるのはよくわかるし、かといって高齢化が進む一方の農業をこのまま放っておいてもいいのかといわれたら考えちゃうし、今後は国際商取引が完全フリー状態に突入しそうな勢いのなか、明日の日本を考えたらその潮流に乗り遅れてはならないという考え方は実にごもっともな気がする一方で、工業製品をどんどん作って、世界の隅々にまで安売りして、どんどん消費させて経済を回すというやり方そのものが、もっと長い目で見たときに地球のためにホントにいいんだろうか?という疑問も当然ながら湧いてくるのであった。それより何よりこれまでの事例でマネージメント能力やネゴシエーション能力が劣るとしか思えない日本人の事務方さんがTPPで何か得するような交渉を成功させる可能性は極めて低い気がするのは如何ともしがたいし、TPPに参加したところで日本にバラ色の未来が待ち受けているというふうに思うほどンーテンキな人はいないだろう。かといってTPP参加が決まっても、それで日本の何もかもが壊滅してしまうという風にも思えないのだけれど、賛成派反対派両者ともアピール合戦に終始しないで、もう少し情報を開示して理詰めで話し合うチャンスが今後もう全くないのだとしたら、それは困ったもんであります。




2011年11月11日

牡蠣フライ&ビフカツ定食

10日の夜は国立劇場11月公演を観た帰りに元米朝事務所の大島さんと赤坂の洋食屋で食事。大島さんはタバコを止めて1月半で体重が10キロ増!!!の激太りでびっくり(@_@)私も他人のことは言えない状態で、お互いこういうものを食べてしまうようじゃマズイと思われるこの日の晩ご飯でした。
近松作品を並べた今月の演目1本目は梅玉、魁春の兄弟コンビによる『日本振袖始』で、今回は現行の舞踊劇にプラスして新たな場面を復活上演しているが、これがまだ舞台が練れていないせいもあって、ただの筋売りで終わり、見せ場として全く成立しない蛇足となっている。復活するなら見せ場として成立させるだけの本格的な台本作りをまず目指すべきであり、そうでなければ現行の舞踊劇で十分だろうと思う。六代目歌右衛門で観た時は却ってさほどにも思わなかったのだけれど、今回あらためて魁春で観て、曲も振付も実によく出来た見応えのある舞踊だと再認識し、そう認識させた魁春の健闘を讃えたいと思う。時折ハッとするほど義父に似ているが、魁春なりにこの舞踊を十分に消化して、前半で気の通った演舞を披露したし、後ジテの顔の作りも悪くない。梅玉も舞踊劇になると生気が蘇って見える。梅丸が稲田姫という大役に抜擢されて、よく起用に応えてはいるものの、そろそろ声変わりの時期に入ったようだから、これからの過ごし方に注意してほしいと思う。
2本目は『曾根崎心中』で、19歳のお初を演じる藤十郎の年齢を考えるとコワイものがあるのだけれど、実際に観ると、とてもその年齢とは思えないくらいに若々しいのがまたコワイのだった。ふつう女形は後ろ姿に老いがはっきりと現れるが、それがゼンゼン無いのはスゴイ!!!としかいいようがないし、藤十郎が22歳で初演した時に成立した演出はお初が舞台を所狭しと動きまわるとてもアクティブなものだから、それを今の年齢でこなすというのは驚異的である。正直いうと、この作品はそろそろ見納めかも?という気で観ておこうと思ったものの、元藤十郎のマネージャーでもあった大島さんともども「これならパパはまだまだやりそうだよね」と言い合ったのでした。敵役の九平次を演じる亀鶴は、この役をただの敵役でなく色悪風に演じているのが面白い。ただ役者としての腕がいい分、肝腎の徳兵衛よりも目立っちゃうきらいはあるが。


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松井先生に触発され、私も禁煙致しました。
が、肥る。ホント笑っちゃうくらい肥えました。
過去最高記録は妊婦(生まれる直前)の時でしたが、
その記録をあっさりと更新しました。
当然、血圧は上がり→高血圧で病院通い。
・・・禁煙て本当に健康に良いの?などと疑ったりして。
今はひたすらダイエット。
先生の本に夢中になってれば、寝食忘れられます。
新作楽しみにしてますので、宜しくお頼もうします。

投稿者 北島 : 2011年11月11日 09:17

全く同感です、藤十郎丈の背中、まったく老いを感じさせません。特に舞台で踊られる時の後ろ姿の若々しさにはため息が出ます。どうすればあのように老いる事が出来るのでしょうか?御本人は「老いた」とは思って居られないのでしょうね。

確かにタバコを辞めると体重は増えるようですね。主人が27年前に禁煙を始めた時には1年間で約10キロ肥りました。
口が寂しいのか3度の食事以外に間食をしたためだと思います。しかし、そこで止まって血圧も全く正常ですし、健康診断でも異常なし。5人姉兄の中でタバコを吸わない3人は60歳過ぎても入院は一度も無し。喫煙している2人は心筋梗塞、脳梗塞、腎臓癌、よく入院してます。一時的に肥っても、やはり禁煙された方が良いと思いますよ。

投稿者 お : 2011年11月11日 22:48

たばこをやめたから太ったのではなく、食べ過ぎて太ったのでしょうね。たばこ農家の票田を気にしての「たばこ増税見送り」は本当に残念の極みであります。一箱5000円くらいにして、盆と正月以外庶民は吸えませんという世の中にならないでしょうかね。

投稿者 hanako : 2011年11月12日 10:38



2011年11月11日

若狭ぐじの一夜干し、湯豆腐

若狭ぐじ(甘鯛のこと)は伊勢丹クインズの福井県フェアでを見つけて、子供の頃の大好物だったので思わずゲットしてしまった。
今夜は昨日流れたTPP交渉参加表明の記者会見があると聞いていたのに、食事中NHK7時のニュースを見ても会見はなかったし、そのうちフィギュアスケートHNK杯女子ショートプログラムが始まって、一体いつからやるんだろう?と思っていたら、ニュース速報のテロップでそれが流れて唖然(@_@) で、録画で見たが、交渉参加に向けての協議に入るという、なんだか重ね言葉みたいな曖昧な表明をしただけで、期待された説明はほとんどないに等しいことでも、二日連続で肩すかしを喰らわしてくれたブースカである。いくら低姿勢で慎重でも、こうも説明しないのは何かよほどマズイことが隠されているのではないかと却ってあらぬ疑惑を生むもとだから、自由貿易論者としての私見を堂々と開陳し、お得意のスピーチで国民を説得にかかればいいと思うのに、この件に関してブースカは異常なまでに寡黙で、交渉参加でも条件が悪い場合に途中離脱はあり得るか?という記者の質問は巧妙にスルーしちゃうのが、ますます怪しい感じなのだった。表明を1日延ばしたのはNHK杯でごまかすつもりだったと思いたくはないけれど、これはてっきり読売グループのTPP隠し?と思えたのは巨人軍のコーチ人事をめぐる内紛である。何しろ挙がる名前が江川とナベツネだから、この二人なら相当にインパクトがあって、TPP慎重論のアピールを蹴散らせると踏んだんじゃないか、な~んて思っちゃいました。それにしてもナベツネみたいな存在をずっと許しておくような日本社会の風土は井川ジュニアを許しておいたのと同様に困ったもんだと思わざるを得ない。別にナベツネに限らず、あの手の存在が企業や組織に結構いるのを知っていて、男性社会に不思議とあの手の存在が許されるのは、動物的な優性の勝ち残りを同性間ではより強く意識させられるからなんだろうか?


コメント(3)

このぐじの焦げ方はグリルでなく、魚焼き網で焼いています?か。結構な強火の遠めで仕上げていると思いますが、グリルでしょうか?
 もしもグリルでしたら、うまく焼き上げたことが無いので、注意ポイントを教えていただけませんでしょうか?
 写真から、白身のあぶらと旨みを想像して美味しそうです。

投稿者 nao : 2011年11月12日 21:29

ガスレンジに付いているグリルです。強火に調整する以外のことはしてません。ぱりっと焼けましたが、皮が少し焦げちゃいました。

投稿者 今朝子 : 2011年11月12日 23:25

お教えいただきありがとうございます。今度魚を焼くときにグリルで強火にして挑戦してみます。

投稿者 nao : 2011年11月13日 09:33



2011年11月12日

チリコンカーンもどき

伊勢丹クインズで売られていた軽井沢の生ソーセージが食べたくなって、チリコンカーンをイメージして作ったオリジナルメニュー。玉ネギとニンニクのみじん切りをオリーブ油でじっくり炒め、サラダ用の豆と予め茹でて一口大に切ったソーセージを加えて炒め合わせ、水とスープの素で煮込み、フレッシュトマトを2個潰し入れ、塩、胡椒、チリペッパーを入れて適当に調味した。
フィギュアスケートNHK杯女子フリー演技を見ながら食事。前半で抜群の安定感がある滑りとジャンプを披露した鈴木明子は後半ジャンプのすっぽ抜けミスが重なるも、昨日のショートプログラムの余勢をかってそのまま逃げ切り優勝。浅田真央は昨日のショートでトリプルアクセルをミスしたのが結果的に響いたが、
今日のフリーは敢えてトリプルアクセルにこだわらない無難なまとめ方で伸び伸びしたスケーティングを披露し、この間精神的にかなり成長したことを窺わせ、表現者として一皮剥けた印象で2位入賞を果たした。
それにしても私は昔からなぜかフィギュアを結構まめに見ていて、日本人がこの競技でこれほどに世界的レベルに到達する日が来るとは夢にも思わなかっただけに、民族的なアドバンテージとかディスアドバンテージとかって意外とないのか、あるいはあってもいつかは克服できるもんなんだな~という気がつくづくするのであった。桜田門外の変にも結びついた日米修好通商条約以来、日本の外交下手はわかりきっているのだけれど、あんたらもフィギュアを見習っていい加減に克服せいよ~!!!と、今ハワイに行ってる政治家にも当該官庁の役人にもハッパをかけてやりたいものである。




2011年11月13日

ばら寿司、海老と焼きジャガのサラダ

乗馬の帰りに大宮エキュートでゲット。
骨折明けのレーヴディソールや、惨敗後のアパパネが出走するエリザベス女王杯の行方を気にしながら、今日は2鞍とも実に女王さま様然とした牝馬に騎乗した私である。1頭はほかの会員さんから「今日も○○ですか?~」と言われるくらいお馴染みになったハイセイコーのお孫さんで、その昔は障害レースで全日本にも出たことがある自馬だったらしく、「だからお嬢様扱いしないと怒っちゃうみたいですよ」と言われて、なるほど、さもありなんと思われるくらい、賢いけど、それだけに気むずかしいところもある牝馬なのでした。
もう1頭はガタイもでかいし、めちゃめちゃ気がきつい牝馬で、厩舎から出そうとすると後ろ蹴りしてくるし、馬装中に隣の馬に喧嘩を売ったか、売られたかして大暴れし、あとで見ればなんと唇に血が滲んでいるではないか(@_@)それでいて騎乗すると小股の速歩でちょこちょこ走りするのが妙に女らしくておかしいし、騎乗後に馬装を解くため元の洗い場に戻ったら、さっき喧嘩した馬の横に並ぶのが怖いらしくて、中に入らないので場所を移動してやったのだが、そういうところも気がきつい♀にありがちなビビリようで、なかなか笑えるのであった。 ちなみに私はふだんできるだけ人にはソフトに接しているつもりなのだけれど、たまに気がきつい女性から不愉快な目に遭わされたりすると、舐めんなよ~!!!という感じで、相手を粉砕するまで攻撃的になるような大人げないところがあって、人間同士だとそういう殺気を感じるのか、気がきつい女性はへたに近寄ってはこないのだが、気がきつい感じを剥きだしに向かってくる牝馬には、こっちも気のきつさを丸出しで発散できるのでけっこう楽しかったりもするのである。今日はクラブハウスでも牝馬の話になり、気がきつい子やめちゃめちゃ臆病な子やいろいろいるけど、「何故かどの子も性格はマジメだよね~」という意見で一致しました。


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今日のお話と直接関係は無くて恐縮ですが、今年も永楽館とシステーナ歌舞伎で壱太郎さんの芸を拝見して参りました。
正直なところ、まだ「引き窓」のお早は如何か?と思いましたが、新妻ぶりが可愛く、姑のお幸に対する嫁の気遣いも感じられてご覧になっていた方の評判もとても良かったです。

システーナ歌舞伎「GOEMON・石川五右衛門」の出雲おくには壱太郎さんの本領発揮、舞踊の場面が多く約3時間の芝居に幕間が10分、1回だけのハードな舞台を美しく生き生きとした若者らしく、又臈たけた踊りを見せておられ、徳島かぶき会の叔母様達も「さすがお血筋ですね、踊りが素晴らしかった」と言っておられました。徳彌家元も来られてましたが、あの気配りと人当たりの丁寧さにはいつも感嘆の思いと同時に我が身の居たらなさを恥じ入るばかりです。

投稿者 お : 2011年11月14日 12:08

私も、今日の話題と関係ないことですが、緊急で困っていて、今朝子さま始めブログファンのみなさまにお知恵をお借りしたいです。

私、初めて踊りの会を見に行くことになりました。

私は清元・常磐津・長唄を聴いてると、眠くなってしまうので、絶対、居眠りしてしまうと思うのですが、なるべく眠らないで頑張りたいと思います。
何か、コツがあるのでしょうか?

歌舞伎なんかですと、舞台に出てる腰元さんとか、誰かしら舟をこいでる人を見つけたりすると、自分はシャキッとしてきたりするのですが、踊りので、そんな人は見つけられそうにないし。

眠ってしまうにしても、あまり見苦しくない居眠りの仕方があるのでしょうか?

投稿者 せろり : 2011年11月14日 13:19

バーキングドッグ、セルダム、バイト。見かけキツイ(あまり使いたくないけどヒス気味の方)はいざという時はアカンですね。
松井センセは東京暮らしが長いから、京都人が在東京で体験なさった舐めんなよ事件でしょうか?
それだったら関西弁ときたら、舐められましょう。
それと私が感じることですが、同じ関西人でも「上品な人・・」とくるのは舐めてるみたいです。
なんでか晩酌子は下品に見えないらしく苦労してます。コテコテの大阪弁を喋ると相手さんが戸惑うのを、この頃は楽しむ余裕が生まれてきましたが、それでもたまには心の中で「ちょっとアンタ、ぶいぶい言わしたろかい!」なんてね。
舞踊で眠たくならない方法、私も知りたいです。
舞踊に限らず歌舞伎落語で、この人が出てくるとダメだ寝てしまうと言うのはあります。
歌舞伎だったら松嶋屋のご長男。我當さんのりんりんした響く声を聞いてると、眠気が・・。
それと舞踊では誰とはないですが、客席は暗くそれに引き換え舞台はめちゃ明るくてのキンキラした衣装を観ていると眠たくなります。
う~む、いい特効薬はないですかな?

投稿者 毎晩晩酌 : 2011年11月14日 17:13

私なりに考えてみて、とりあえず少しでも興味を持てると良いのではないか、ということで、YouTube で検索して出てきたものを、真似してみてます。その演目で、ここを真似してみたい、というところを。

「角兵衛」だったら鳥追い女の手ぬぐいを扱うところ。
これが、真似てみると超難しい!新体操のリボン演技みたいに手ぬぐいを美しくヒラめかせたいのに、全然上手くいかない!この人、どんだけリスト強いんじゃい、と感心。
肩に手ぬぐいかけた時、衿の外にもう1つ衿が出来たように美しく決まってるのに、私のを鏡で見ると「わぁ、きたない」全然できません。郷ひろみのジャケットプレイより難しい。

でも、いいの。出来ることが目標ではない。踊りに興味を持つことが重要なので、「角兵衛」はここで修了。
さ、次行きましょう。という具合に。

まだ「三つ面子守」と二つしか済んでません。あと9つ、頑張れ、私。

投稿者 せろり : 2011年11月14日 18:47

舞踊に限らず舞台を見ていて眠くなることはよくありますが、私はあまり気にしないようにしてます。ここぞ、という時は自ずと目がパッチリしますし、眠気を催すのはこちらの責任ばかりじゃないことも多いし。でも余りにもひどいと却って気になって眠れないものなので、寝てしまった舞台はある程度の水準には達していたのだろうと判断してます(^_^ゞ

投稿者 今朝子 : 2011年11月14日 21:02



2011年11月14日

鶏肉とエリンギとサツマイモの塩炒め

QPで見た料理。生姜の薄切りとネギのぶつ切りを炒めて香りが立ったら、塩胡椒酒で下味して片栗粉をまぶした鶏もも肉を入れて炒め、さらにエリンギと予め揚げておいたサツマイモを加え、塩、砂糖少々、胡椒、酒、水溶き片栗粉を合わせた調味料で味付けし、仕上げに胡麻油で香り付けする。サツマイモは厚めの薄切りにして低温の油でじっくり揚げて表面をぱりっと仕上げるのがポイント。思ったほどの手間も材料費もかからないし、ボリューム感もあってシンプルな調味のわりに美味しい秋らしい一品なので、久々にオススメします。
NHKの「クローズアップ現代」でラガルドIMF専務理事のインタビューを聞きながら食事。世界は今後も保護主義的な内向き方向へは進まないようにすべきだとか、マネーが実体経済を支えるモノとしての本来の役割に立ち帰るべきだというような実にまっとうな提言もさることながら、IMFは国家のような選挙に左右されることなく長期的な展望に基づく対策が打ち出せるという話を面白く聞いた。要するに、現代は世界的に見て、選挙を根幹とする民主主義が行き詰まりを呈しているということなのだろう。たぶん欧州の各国も甘い選挙公約で財政がガタガタになっちゃった結果の金融不安なのだろうし、アメリカだってオバマが再選を目指すがためのTPPだったりするわけで、日本もよそんちのことなんかゼンゼンいえないくらい財政赤字が増えちゃったのは、コレすべて大なり小なり票目当ての選挙公約や口約束が自民党時代から積もりに積もった結果といえるのではなかろうか。でもって、近年大流行りの世論調査の結果が今日もまた発表されたのだけれど、まず質問をちゃんと理解して答えてる人がどの程度あるのか甚だ疑問な気がするくらいで、現代は万事にあまりにも複雑な要素が絡んでいて、それらを正確にきちんと把握した上で判断に漕ぎつけるのは容易ではないこともまた民主主義の危機を招来しているような気がするのでした(-_-;)




2011年11月15日

姫路おでん、しそ餃子

伊勢丹クインズでは全国各地のおでんが売られていて、ゲットした姫路バージョンは甘くて濃いめの出汁で煮てあるにもかかわらず、生姜醤油を付けて食べるというものだが、結構おいしく食べられた。とにかく今日は何でもおいしく食べられるくらい猛烈にお腹が空いていて、その理由はランチも食べ忘れるくらい執筆に集中していたからである。いよいよ新作の歌舞伎バックステージ・ミステリー連載開始で、今日は第一回分の60枚近い原稿を入稿してグッタリし、料理を作る気力もなく超手抜き晩ご飯になった。毎日原稿はしっかり書いているのだけれど、いざ入稿する段階で読み直すとゲゲッ!!となって書き直すことが多く、これでまたゲラの段階でゲゲッ!!となるのはいつものことである。今度の新作は背景が昭和初期で、江戸時代に比べると格段に語彙が増えるため、こちらがコトバを選択する幅も広くなって余計大変になってしまうのでした(-_-;)それにしても昭和初期1930年代は世界の状況が色んな点で現代とよく似ていることがわかるのだけれど、関東大震災の時とも妙に符合しているのは歌舞伎座と魚河岸の件で、歌舞伎座もちょうど建て替え中に震災が起きて工事を一からやり直したし、魚河岸は日本橋からの移転が震災前から問題になっていて、かなり根強い反対運動があったにもかかわらず、大震災の結果なし崩し的に築地に移転するかたちになったようである。これらのことは別に小説とは何の関係もないが、妙に気になってしまったのでここに書いておきます。




2011年11月17日

もんじゃ焼き、海苔塩焼きそば、鶏照り焼き、豆腐とじゃこのサラダ

16日の夜はお茶の稽古の帰りに麹町の「文字平」でクルックの矢内さんと食事。
お互い同じお茶の稽古場に通いながら、矢内さんとは半年以上お目にかかるチャンスがなくて、この間震災とそれに伴う原発事故により、大きく仕事をシフトチェンジされてからお会いするのは初めてだった。現在は編集の仕事を最小限に抑えて、専ら食の安全を目指した生産者ネットワークに関わるお仕事をなさっているようで、農産物でも本当に美味しいものを作るには物凄い手間暇と時間がかかるものであり、短時間で大量にできたりするのは、そこに必ず農薬なり何なりの人為的な操作が入っていることを、現場に行けば肌で痛感するというような話をいろいろと伺った。その上で、「モノはなんでも安く作るのが消費者のためみたいに考えるのって、どうかと思うんですよね。手間をかければそれなりの値段もかかるわけだし、でもそれを言いだすと、食糧危機はどうするかという問題になっちゃうし、食がブランド化するのもどうかと思うけど、でも結局は二極化するしかないんでしょうか?」という具合に悩みは深いようである。おまけに原発事故で、来年からはたとえば醤油ひとつとっても、大豆が日本産かどうかを気にするばかりでなく、日本のどこで穫れた大豆かまでチェックしなければならない状況になったことの不幸が身にしみるとのこと。一方で、二本松で土地改良から始めて誠実な米作りをしていた人が農業を廃業せざるを得ない状況に追い込まれた話をご本人からされて、涙無くしては聞けなかったとのこと。本当に日本は大変なことになっちゃったよねえ、と、お互い改めて言い合いました。




2011年11月17日

ホタテ貝とブロッコリーの胡麻和え、湯葉豆腐

QPを参考に作ってみた。練り胡麻、砂糖、塩少々、練り芥子、醤油を合わせた和えごろもで茹でたブロッコリーとホタテ貝を和える。ホタテ貝は軽く湯通しする程度でOK。醤油は少しずつ注ぎながら混ぜるのがポイント。
オバマ大統領がこの時期にアジア太平洋地域を安全保障上の最重点地域に位置づけるという表明をした真意は奈辺にあるのだろうか?中国に対する牽制の意味が大きいのはもちろんだろうが、イラクやアフガニスタンからの撤兵をどこかにシフトしなくてはならない事情も絡んでいそうだし、同盟国たる日本も何らかの影響を受けざるを得ないのではないかと心配される。こじれにこじれた沖縄の基地問題も結局どうなるのか全く先が見えない感じだし、日本が日米同盟を維持することに今後どのようなメリットとデメリットがあるのか、双方をきちんと知らせた上でどちらを選択するかという論議がオープンにされないこと自体、政権が代わっても何ら変わりがないのはとても気持ちが悪いのだった。中国とアメリカは経済的に持ちつ持たれつの関係を維持するだろうけれど、一方で軍事上の覇権を争う形になるとしたら、歴史的にみて非常に恐ろしいと懸念されるのは軍事力の一人歩きであろう。近ごろの例を挙げれば、イラクから撤兵しても、その分をアフガンに回さなくてはならなくなったオバマの失敗を見てもそれがよくわかる。まさか米中が近いうちにガチンコでぶつかることは絶対にあり得ないにしても、日本はとても難しい地理的状況にあることをつくづく思わざるを得ないのだった。ああ、ブータンが羨ましいです。


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 中国とアメリカはどちらも腹黒いので正面衝突はなさそうですけども、そもそも日本は奴隷国と捕らえて歯牙にもかけていないので、何か言いつけることがあれば、尻尾を振って遵守する国程度の認識しかされていないような気がします。陳腐かもしれませんが、まだノダ総理より管総理がましだったのでは?と思ってしまいます。 
 農業のに二極分化は今までもこれからも進む可能性が高く、本気で今てこ入れしないと、非常に厳しい状況になりそうな気がするのですが。TPPでしたっけ。受け入れるなら、日本の農家や漁業林業が、繁栄する政策を立てるのが先じゃないのか?と思ってしまいます。
 立てられないなら、公務員の(もちろん議員も含む)給与・賞与を半額にしてみろよ!と思います。
 公務員にうらみは無く、私の親も公務員でしたが、一生懸命働く人も、サボる人も給与に関係なく、私見ですが、サボる人ほど給与が減ることに反発する度合いが高かったように思います。
 ハローワークの職員さんも努めて苦情を受けないように、振舞っていました。
 しかし、懸命に働いている方には申し訳ないですが、馬鹿みたいに多い議員や知事他、公金で高給を頂きながら実際にはいてもいなくても変わらない者どもの賃金を下げるには公務員の方にも泥を被っていただく以外に道はないのではないかと思います。

投稿者 nao : 2011年11月18日 23:12



2011年11月18日

豆腐ハンバーグ茸あんかけ

…QPで見た料理。水切りした木綿豆腐を崩して玉ネギのみじん切りと鶏挽肉を混ぜ合わせ塩胡椒で味付けして油を引いたフライパンで軽く表面を焦がすように火を通す。椎茸とシメジとエノキ茸を炒めて塩、酒、みりん、醤油で味付けして水溶き片栗粉でまとめてあんにする。水切りは10分くらいであまり水を切りすぎないほうがいい、弱火でなく中火くらいで焼いたほうがいいというアドバイスだったが、私の場合それだと巧く行かなかったので、適当に調節してください。
BSフジのプライムニュースで東大地震研究所の纐纈一起教授のインタビューを聞いたが、東日本大震災の予測が出来なかったことが相当にショックだった様子で、自責の念に押し潰されそうな感じがやや気の毒になりつつも、地震学者の体質は関東大地震の頃からあまり変わっていなさそうな気もしたのだった。とにかくヘタなことを言って人をパニックに陥れてはいけないという強迫観念が強すぎるようで、近代の地震学発足以降その手のうっかり発言によるパニックが多々あったのかといえば、別にそんなわけでもないだろうに、それをずっと恐れているのも不思議な話である。実験が出来ない上に過去のデータも非常に少ないという、自然科学の中ではハンデが多すぎる分野だけに、あまりカゲキな発言をしたりすると、非科学的な占い師や宗教の人とあまり変わらなくなるような気がして、それで慎重になり過ぎるのかと思っちゃうくらいであった。今度の震災で、さすがに言うべきことは手遅れにならないうちに積極的に言おうという姿勢に変わりつつあるようで、東南海地震や関東直下型地震については、僕が生きてるうちに必ずあるでしょうねという発言や、スマトラ地震の場合は五年後に巨大余震があったことなどを例に挙げつつ東日本大震災後の巨大余震も十分に想定できそうだという見解を示された上で、「あとは皆さんが自分で判断してください」という締めくくりの発言に、ええっ!!!そんなこと言われても…と思いつつ、まあ、結局こればっかりは短期予報が出来ない以上、そうしか言えないのかもなあという気はしたのでした。


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図書館でごはん日記を一冊お借りしてから松井さんの文章にはまりました。私は外食はせず、総菜も滅多にしか買わない超家ごはん派。外にでかけるときもお弁当を持ち歩きます。しかし、食に人一倍興味津々なので、松井さんの外食や総菜のお話し、日々のお料理のことも楽しく読ませていただいています。素人の日記は読みませんが、やはりプロの方の文章は、とても心地よく、文章を読むというより、協奏曲を聴いているような感覚をあじわえるので、快楽の時です。電波が嫌いなので、ネットも休日朝のみで、携帯も家に置きっぱなしで、ラジオオンリーです。しかもつけっぱなすこともないので、文章から奏でられる音は気持ちよく身体に入ってきます。これからもずっと読んでいきますね。また政治事情へのコメントも楽しみです。

投稿者 加藤佳子 : 2011年11月23日 09:05



2011年11月19日

豚しゃぶ

今日は南から低気圧が来るのかと思ったら、別にそんなに風雨が強まるわけでもなくて、しとしと雨でひんやりといった感じの大宮だったので、このメニューにした。明日は暑くなるというのはホントでしょうか?
日本シリーズ中日VSソフトバンク戦を見ながら食事。今日もシブ~イ守り勝ちをした中日だが、それにしてもこのシリーズは、両チームともアウエイばかりで勝ってホームで勝てないという不思議なモードになっていて、中日のホーム3連敗はまさか落合のオーナーに対する嫌がらせとも思えず、やっぱり選手の勝とうとする気持ちが強すぎるので堅くなって逆に勝てないというパターンなのだろう。とにかく中日は一貫してシブ~イ守り勝ちばっかりなので、ホークスファンはさぞかし欲求不満になって中洲あたりで暴れているに違いない。昔は打撃戦しか面白いと思えなかったものだが、近年のTV中継だと、むしろ守備のほうに見応えがあるのはカメラワークが格段に進歩したせいだろうと思う。野球に限らずスポーツ全般がとても面白いエンターテインメントになってきたのは映像技術の進歩のおかげといっても間違いあるまい。もちろん生で観る良さは格別とはいえ、スポーツの場合はTV中継ならではの面白さも十分にあるような気がする。片や演劇の場合は変にカメラワークに凝られたりすると、ああ、余計なことせんといてくれ~と言いたくなったりするのは何故なんだろう。それは私がナマをよく知ってるからそう思うのであって、スポーツだってナマでよく観てる人は、ああ、そんなとこ撮ってないで、もっとこっち側を撮って見せろよ~とかTVに向かって叫んでるのかもしれませんが。


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とても有名な話がありましたよね、野球中継ので。

普通はホームランとか、飛んでいく打球を追いかけて撮るのが常套なのに、カメラマンが犬が大嫌いで、脇に犬が寄ってきて、カメラをそっちに振れないので、仕方なく打者の顔を撮り続けて、でもそれが返って、打球がどんどん伸びてスタンドに飛び込んで行ったんだなぁというのが表情の変化でバッチリわかって、めちゃ良かった、という話。

私は、ナマでスポーツ観戦するのは、あんまりしません。というのは、私は普段どちらかというと穏やかな性格と見られているのですが、競技場とかで観戦してると、周りの人とケンカというか、まぁケンカか、してしまうことが多々あるので、なるべく行かないようにしてます。サッカーでもバスケでも。はい。

投稿者 せろり : 2011年11月20日 15:09

とにかく日本シリーズは4勝3敗にならないと面白くない、いつぞやのタイガースの4敗はびっくりしたな。
その4敗した翌日に虎キチが多い市場に買出しに行くと、夕べ負けた事をウダウダ誰も言いませず、野球のや、すら話題にならない不自然な平静さを装ってたのを思い出しました(笑)
日本シリーズは沈黙の死闘戦になるのが観たいのに、4敗は無いですよね。
今夜は今から食べるもんを用意しとかなくては。

投稿者 毎晩晩酌 : 2011年11月20日 17:29



2011年11月20日

目鯛の西京焼き弁当、京野菜の30品目サラダ

乗馬の帰りに大宮エキュートでゲット。日本シリーズ最終戦を見ながら食事。残念ながら落合は有終の美を飾れなかったが、ここまでやれば立派なもんだし、リーグ優勝しながら日本シリーズにずっと出られなかったホークスも気の毒だったので、結果的にはこれで良かったのではないでしょうか。
今日は天気予報を信じて朝からしっかりお洗濯をしてクラブに向かい、送迎バスに乗ったら運転手さんに「地震、大丈夫でした?」と訊かれて茨城北部の震度5強を知った。今後まだまだ大きな余震がありそうな気がして不安に思いながらも、とにかく昨日の雨でドロドロと化した馬場で1鞍目のレッスンを受ける。お相手はお馴染みスーパー氏で、今日はとても穏やかそうに見えたのに、駈歩をしようとしたらいきなり跳ねてしまった。平成元年生まれのお爺さんなので寒い時期は背中の神経痛で跳ねることがよくあるのだが、今日は蒸し暑さすら感じる馬場だから意外だった。ちょっとやそっと跳ねられたくらいで落馬したり驚いたりすることはもうさすがに無いけれど、駈歩しながら跳ねるのはさすがに閉口で、拍車を強く当てたわけでもないし、騎乗の位置がいつもと微妙に違ったのかもと反省しつつも、なにしろ生き物が相手だから、いくら馴れたつもりでも、こうしていつ何時ナニが起きるかわからないのが、ある意味で乗馬の面白さでもあるのだった。で、2鞍目はこれまたお馴染みハイセイコーのお孫さんで、今日は最初からわりあいサクサク行ってくれそうだったのに、レッスン開始後10分も経たないうちに、一天にわかにかき曇りて~という感じで稲光が走り雷鳴が轟き、いったん下馬して洗い場に待機していたら、沛然というより轟然に近い怖いような感じで雨が降り出してビックリ(@_@)11月の半ばにもなって、コレは何事だ!!!といいたくなるような異常気象だから朝方の地震と合わせて不気味に感じられたほどである。地球温暖化もあるだろうが、歴史的に見て地球上には異常気象や地殻変動が相次ぐ時期があって、そういう時期に革命や戦争が起こりやすいのも人間がやはり自然の中の生き物だからだろう。そして、現代はまさしくそういう時期に突入しちゃったのであります(-_-;)乗馬をしてると、馬という小さな自然さえ制御が難しいのを思い知らされるし、無事コレ名馬ではないけれど、なんとか無事にレッスンを終えることが一番に思える私としては、こういう時代には毎日をなんとか無事に過ごすことができれば御の字のような気もするのだった。
ところで2鞍目のレッスンは結局中止になり、私は泥だらけになったハイセイコーのお孫さんをきれいに洗っていったん厩舎に返してやったのだが、代替日に乗るのは難しいので今日の最終レッスンに再チャレンジ。で、きちんと手入れをしてやった分、お孫さんはいつもの気むずかしさが消えてとても穏やかになってくれたのはいいのだけれど、一度エンジン切った状態からまた走らせたので、いつになく重~い感じで動かすのが大変だったものの、まったりな駈歩をキープしてくれて、実に安心感のある騎乗で感謝でした。
ちなみに帰宅してすぐに恐れをもってベランダを見たが、洗濯物は雨で濡れた感じもなく乾いており、大宮はそんなに降られなかったんでしょうか?!


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どちらのファンと言うのでは無いですが、しっかり見てました。まあどちらが勝ってもそれなりに泣ける日本シリーズでしたが、秋山監督の涙は「良かったね」と言える涙でした。
名選手名監督ならずと言われたのは昔の事。落合監督も秋山監督も名選手で名監督。又落合監督にも何処かのチームで指揮をとって頂きたいですが、年俸がネックでしょうか?

投稿者 お : 2011年11月20日 22:38



2011年11月21日

ブロッコリーの辛子醤油和え、豆腐シュウマイ

QPで見た辛子醤油和えは単に辛子と醤油を混ぜ合わせて水でのばしたタレで合えるだけ。急に寒くなったので、湯豆腐にでもしようと思って近所の豆腐工場直売所に行ったら珍しいモノがあったのでついゲットしてしまった。ここの豆腐は安くて美味しいので湯葉豆腐などを買っているが、ほかにも豆腐中華まんとか豆腐プリン、豆腐ケーキ等々が売られています。豆腐シュウマイはツナギの部分が絹ごし豆腐で、鶏肉や玉ネギも入っていて、多少柔らかめでもさほどの違和感はない味わいだった。
ふたたび始まった事業仕分け第3弾は、ブースカ政権らしく、対立を際立たせない方式にしているせいか、ますます意義をアピールしにくい感じに見えるのだけれど、それにしても大学をめぐる提言で、国際競争力を高めることに関しては、各大学の自己改革による実現を目指す、とはいったい何のこっちゃといいたくなるほど、おざなりなまとめ方に過ぎるのではあるまいか。大学が多すぎるというのも、今さら指摘してどうなるもんでもないし、そもそも出生率が大幅に減少し続けている統計がちゃんとあったにもかかわらず、大学をどんどん認可してしまった文部省の役人は、干拓事業をめちゃめちゃ推進しながら減反政策に踏み切っちゃった農水省の役人と、きっと同じ大学を出てるんだろうから、そんな大学の国際競争力が自己改革で高められるのかどうか、甚だ心もとないといわざるを得ません(-_-;)


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改革というのは難題がいっぱいですね。

新司法試験の時代になって、弁護士が激増して、弁護士資格を持っていても就職難で大変のようですね。

イソ弁を募集する事務所が1つ出ると、希望者が数十人殺到するという状況とか。(イソ弁,居候(いそうろう)弁護士の略。最近では,「居候」は聞こえが悪いので,「アソシエイト弁護士」とか「アソシエイト」と言われるようになってきてるようですが)


そんなわけで、弁護士登録してすぐに自分の事務所を持つ「即独弁護士」が増えているというのをテレビで見ました。

あと、ノキ弁・宅弁も。(ノキ弁とは、先輩や知り合いの事務所に間借りして、独立採算式に報酬を受け取り、仕事をしていく弁護士。宅弁とは、自宅で独立開業する弁護士だそうです。)

投稿者 せろり : 2011年11月22日 11:39



2011年11月22日

牡蠣鍋

冷蔵庫に寝ていた白菜の残りをどう処理しようかと考えてコレにした。牡蠣はもちろん広島産だが、伊勢丹クインズで珍しく京都丹波産のシメジが売られていたので思わずゲットして具に加え、そうそうシメジはやっぱこの大きさで、こういう香りだったのよ!と久々に想い出した私。関東で市販されているものの2、3倍の大きさで、それなりの香りがあるものなのだ。ちなみに他の具材は宮城産のセリと新潟産のネギと東京の焼き豆腐で、地産地消とはほど遠い今日の晩ご飯でした。
NHKBSで「旅のチカラ」を見ながら食事。「馬上人生を過ぐ」というタイトルで、宇津井健がスペインのアンダルシア地方を現地産種の馬で旅行中に80歳の誕生日を迎えるという設定。風景の素晴らしさもさることながら、アンダルシア種の美しい映像に見入ってしまった。宇津井健は早稲田の馬術部出身で、俳優座養成所に入って程なく、たまたま裸馬に乗れることが条件だった映画の主役に抜擢されて、実に好運な役者人生をスタートさせた人なのだそうで、自馬を何頭も所有しながら、ついに手に入らなかった憧れのアンダルシア種に今回初めて現地でチャレンジ。馬に乗るのも10年ぶりとかで、子供のように大コーフンの様子が窺えた。それにしても80歳にして騎乗だけの移動手段で1泊2日の旅行をし、2日目はおまけに村全体が停電になっちゃうような暴風雨の中で馬を走らせるというのだから、思えば俳優は大変な商売である。もっともご本人は「いや~こんな贅沢な仕事はないね~」と大満足のご様子で、今回を一生の乗り納めにするつもりだったのが、「これからまた始めるかなあ」と仰言るのだから、馬バカにつけるクスリはやっぱ無いよね~と思われたのでした(笑)


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今朝子様もご覧になられたんですね~。
なんか嬉しいです。( ^)o(^ )
宇津井様の馬に接したら誰でもする仕草にそうそう
そうなのよという思いで、私も拝見致して居りました。
馬格があり、美しい馬とはこういう馬の事を言うのねと・・・
没落気味のスペインではありますが、このように素晴らしいお宝があったんですね~。
オーストリアのスペイン乗馬学校は絶対に行こうと思っておりましたが、本家のスペインにも行かなくっちゃ!!!

馬バカは馬中毒なので一時中断しても止められませんもの。
宇津井様も始められていますよね~。

私も明日、雪の残る馬場で馬と遊んできます。

先日のブログでキャンターで尻跳ねされたにもかかわらず、
落馬もせずとは、今朝子様は相当な腕前とお見受け致しました\(◎o◎)/!。

投稿者 小山 雅子 : 2011年11月22日 23:21

この前、神奈川のこどもの国で親子乗馬して、思ったより体がずれたので、常にバランスを取らないと落馬する危険があるのだと思いました。引いて貰っての乗馬なので一人で馬と心を通わせあいながら乗れると、この十倍ぐらい気持ち良さそうに思いました。
 ふと不思議に思うのですが、大阪市長選には何も思うところは無いのですか?政治は、太平洋戦争以前も非道でしたが、いまもさして変わりないのではないかという気がしてきました。テレビで顔が売れて当選しても、地元で地道に頑張ってもどっちもどっち?。
 同和問題も久しぶりに聞きました。交際範囲が狭いだけかもしれませんが、今時、同和部落という単語が出てきたことに驚きました。関東より関西のほうが差別意識が濃いような気がします。私は若い頃から、そんなの全然わからない!と反発していたのに、年をとって自分を見つめなおすと、差別しているかも?と思えます。朝鮮籍でも同和でも、決してそんなの関係ないのに!!!。そして、今ではほぼ死語ですが、不具者にしても、素晴らしい人も、ぐだぐだな人も皆いるのが社会だから、と思っているのに、高齢出産で、障害の無い子が生まれるように願い、差別意識が無いとは、絶対にいえないと思いました。
 残念ながら、東京はまた石原さんですが、大阪でもまたか―となったら悲しいです。私見ですが、知名度の高い議員は、政治の世界で、どうすれば自分のやりたいことを実現できるかの手腕は無い様に思います。小泉総理は大嫌いですが、自分のしたいことを成し遂げた手腕だけは評価されるのだろうなと思います。
 

投稿者 nao : 2011年11月22日 23:21



2011年11月23日

味噌カツ弁当

けさは4時起きでエッセイを1本書き上げてから名古屋に向かい、名古屋稲門会45周年記念講演をしてすぐに帰宅の途に就き新幹線の車中で駅弁の晩ご飯。レセプションを失礼して帰宅を急いだのは、明日も
花の会の講座を務めたあと二期会公演に行く予定があるからで、土曜日も外出し、日曜からまた旅行という何かと慌ただしい一週間なのでした(^_^;) それにしても、大宮は新幹線の駅でもあるので全国どこへ行くにも非常にベンリだし、新幹線ホームのプローチも上野駅よりはるかに楽だから、こうした出張の際は、これ以上ベンリな場所は東京駅のそばしかないかも?と思ってしまうほどだ。
ところで稲門会とは早稲田大学卒業生の団体名で、日本全国どころか世界中にあるみたいだし、もちろん京都稲門会や大宮稲門会だってあるはずだが、それらに一度として顔を出したこともない私に、なぜ名古屋稲門会から講演の依頼が来たのかといえば、今回の実行委員長である林和利名古屋女子大教授が大学院の同級生だったからなのである。で、私には江戸時代を背景にした著作が多いところから、演題は江戸時代の名古屋にちなんだものということだったので、それならやっぱりこれしかないという感じで、徳川宗春が著した「温知政要」についての講演にしたのだった。
宗春は暴れん坊将軍吉宗が推し進めた享保の改革に真っ向から逆らって挫折した人物として知られているが、その著書「温知政要」には現代人にもフィットするとても柔軟な思考が披瀝されていて、江戸時代の政治的文献としては非常に読みやすいし短いものなので興味のある方にはオススメする(岩波の思想体系38『近世政道論』所収)。
宗春の時代は常設の芝居小屋がなんと16カ所もあったらしい名古屋は、長らく「芸所」といわれ続けたくらい、歌舞伎に対する造詣が深い土地としても知られていたが、聴講された方の中には15代目市村羽左衛門の捺し隈だけで40枚以上所持され、3代目歌右衛門や7代目團十郎の手紙なども趣味で蒐集してらっしゃる税理士さんがおられたのには心底びっくりした(@_@) 前会長で平賀源内のご子孫という方にもお会いしたのだけれど、どういうつながりなのかを質問する時間がなかったのは残念でした。
帰宅して立川談志が亡くなったのを知った。先年、歌舞伎座で聴いた時から遠からずこの日が来るように思われたものだが、やはり、というべきか……。


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早稲田の同窓会には及びもつかない、小さな学校の話ですが、今朝のワイドショーでティッシュ御曹司の通ってた中高一貫校の名前を見てビックリ。
すぐに本棚に直行。同窓会名簿を見ました。ありました、31期に名前が。(国立大付属校の場合、制定された年から1期、2期となってきます。関東の場合だけかな。全国的なものかはわからない。)

ワイドショーによると、級友と賭けマージャンして、取立てを厳しくしてたなんて、すでに違法行為してたんだ。

その名簿では、大王製紙社長で、住所が△レロワイヤル永△町。なんか、ドラマか小説の設定みたいで、苦笑いです。

投稿者 せろり : 2011年11月24日 00:17



2011年11月24日

ドライカレー

世田谷文学館内の喫茶室で食事。写真は同館の池にいる立派な鯉たち。今日は午後から同館で「花の会」の講演があって、終了後にメンバーの方々といつもはお茶するだけなのだけれど、今日はそのあと日生劇場の二期会公演に向かうので、お食事もさせてもらった次第。年に一度は必ずお目にかかる皆さんで、今年は震災もあったから、ご無事なお姿を拝見してほっとする。近況を話すようにとのことだったので、新連載のバックステージミステリー「壺中の回廊」の背景となる昭和5年の世相について何かと語らせて戴いた。同年に一大センセーションを巻き起こした、モデル小説「真理の春」の作者細田民樹という作家をご存じですか?と訊いて、ちゃんとご存じの方もいらっしゃるのがこの会の恐ろしいところである。古典芸能といわず、文学といわず、皆さん何に関しても本当によくご存じで、そういう方々からすると最近のNHKの古典芸能番組はありゃ一体なんですか!!!ということになるようで、「あんな風にしたって若い人が見るとはとても思えないし、却って今までの古典ファンの視聴者を逃すだけじゃないんでしょうか」というご意見でした。久々にお会いすると、こうした辛口のコメントと頂戴できるのがこの会のいいところであります。
久々といえば二期会も本当に久々で、10年ほど前に栗山民也演出の「夕鶴」を見て以来だし、それ以前はさらに20年以上前だったりもして、ときどき海外オペラは見ても、日本人のオペラはほとんど見てこなかったのだけれど、今回はなぜかプログラム原稿の依頼を受けて執筆したためにご招待を戴いたのだった。で、久々に拝見すると、フィギュアスケートと同じで日本人には向かないのではないかと思っていたものが,
どうしてどうして、いつの間にかヘタな歌舞伎よりずっと面白いエンターテインメントに成熟してるじゃありませんか、というのが正直な感想である。全員とはいわないまでも、歌唱力表現力共に海外オペラにそんなに引けを取らない歌手も存在するし、とにかく3時間に及ぶ「ドン・ジョヴァンニ」を少しも飽きずに聴かせてもらったし、カロリーネ・グルーバーのいささか過剰ともいえる演出もそれなりに面白く見せてもらえたのである。グルーバーの演出は序曲の段階で幕を開け、屋敷の中に召使いのレポレッロがいて、現代人のカップルを迎え入れ、そのカップルがジョヴァンニの騎士長殺しを目撃させられ、そのままずっと居続けるので、どうなることかと思いきや、彼らは劇中のツェルリーナとマゼットだったという設定にはちょっと驚かされた。屋敷は額縁の中に存在し、その向こうにまた額縁が、さらにまたその向こうに、という入れ小細工風の装置で、それらに扉がいくつもあって、そこからジョヴァンニの犠牲になったとおぼしき人びとの亡霊が全身白づくめのフィギュア風にぞろぞろ登場し、ジョヴァンニの行動が常に他者の視線にさらされているという設定は、解釈としては面白いものの、舞台がごちゃごちゃし過ぎて見づらいし集中力を欠くきらいもある。ラストに登場する騎士長の亡霊は司祭の姿だったりと、グルーバーの演出は全体に解釈過剰ぎみといわざるを得ず、ジョヴァンニは女性の潜在的な願望を象徴する存在として登場しているだけに、幕切れの彼の佇まいは実に重要で、ジョヴァンニ役の宮本益光はよくその任に応えた好演といえる。エルヴィーラ役の小林由佳にしろ、アンナ役の文屋小百合にしろ、きれいに歌さえ歌っていればいいというようなわけにはいかない今回の演出になんとか応えているあたり、日本人の歌手も昔とは違ってだんだんと海外オペラ並の演技力を要求されていることが窺えた。


コメント(2)

きれいな鯉らですね。誰かエサをやったのか、手を叩いたのか。
オペラも少し野球の世界と一緒ですね、日本人も海外レベルになっているのは。
とすると、歌舞伎は相撲と一緒で、そのうち青い目(白人と限りませんね、その場合だったら目の色は様々か)のスターが活躍する日が来るかも・・・
日本人の限界を越える声が通る外人パワーでもって、容姿もちょい大柄、鼻筋通るお兄ちゃんが出るかも?
時々日本人以上に日本文化に興味がある外人がいますが、古い習慣に打ち勝つ根性がある外人なら可能か?
求人広告でないですけど、ええ声がキチッと通る容姿端麗な歌舞伎役者求む(国籍問わず)です(笑)

投稿者 毎晩晩酌 : 2011年11月25日 15:02

新年度の古典芸能番組、本当にひどくて、呆れます。<一体、誰が見るんだ、こんな番組!>前半に登場するタレントや場面設定を凝ったつもりでも、肝腎の古典芸能はごく短くて、まるで予告編。 後半も中途半端で、クイズを入れたり、細切れでバラエティー番組もどきで、お粗末です。<教育TV>が堅いから<Eテレ>とした名称変更も軽薄で、若者や興味のなかった人達を取り込もうという意図は的外れで、虻蜂取らずでしょう。NHKでしか放映出来ない貴重な映像がドッサリあるのに腹立たしく、猛省を促したいです。
さて、昭和初期のバックステージもの、いよいよ連載が始まるのですね。新年号、待ち遠しいです。

投稿者 ウサコの母 : 2011年11月26日 21:33



2011年11月25日

鶏手羽元と椎茸の炒め煮込み

QPで見た料理。鶏手羽元は骨に沿って切れ目を入れて少量の油で表面が色づくように炒め、ぶつ切りのネギと生姜の薄切りを炒め合わせ、さらに戻した干し椎茸とギンナンを加えて水を入れ、酒砂糖醤油で味付けしてしばらく煮込んだらできあがり。シンプルな味付けでも鶏から出汁が出るので美味しく仕上がる。
最近各地でまた地震が頻発するなかで、三陸から房総沖で今後マグニチュード8以上の地震が30年以内に起きる確率は30パーセントとの発表があり、それに対して東日本大震災を踏まえていないものだとするクレームが付いたという報道は、ホントはもっと高い確率だということを暗示しているのだろうか(-_-;)
とにかくもしそれが起きたら関東は一体どうなるんだろうか?というほうが、私には皇室の存続よりも喫緊の問題のような気がするのは、けっこう長いあいだ過度の東京一極集中が続いているからである。
昨日の「花の会」の講座でもお話したのだが、「赤い灯~青い灯~」で知られる道頓堀行進曲は大阪が日本一の都市であったことを象徴する流行歌で、流行した昭和初期は大阪が最後の繁栄を誇った時代であり、繁栄の理由は言うまでもなく関東大震災で打撃を被った東京に代わる受け皿の役割を果たしたからだった。以来、大阪は没落の一途なのかどうか、それでも私が関西にいる頃はまださほど東京に水をあけられているという感じはしなかったものの、それがいつの頃からか自虐的なまでに大阪がダメな雰囲気を持ち始めたのは、タイガースびいきと一緒で、ダメであることに何か快感があって、きっとわざとダメぶっているのだから、東京がもし傷を負ったら必ずや大阪が元気になって日本をリードしてくれるに違いないとにらんでいたのだが、こないだ読売新聞大阪本社の記者からお話を伺ったら、どうもそれは私の買いかぶりのような気もしてきたのである。大阪府が大阪都になったらダメぶりが治るのかどうか、その処方箋がどうなってるのかが全くわからないので、今回の知事市長ダブル選挙の行方もさっぱりわからないというのが正直なところである。二重行政を無くすという点ではもちろん意味があるだろうけれど、それだけでダメぶりが治るものではないはずだし、東京都に取って代われる何か目玉となるような長期的行政プランが地元では具体的に示されていたりするんだろうか?そもそも最初は手を組んでるみたいに見えた市長と知事が、水道問題で決裂に至った経緯をさっぱり知らないので、コメントをする気にもなれなかったのだが、橋下元知事に関しては、色んなバシング報道はさておき、この人をここまで持ちあげてしまったマスコミというのが私はずっと解せなかったのである。私がこの人は決定的にダメだと思ったのは、財政再建プログラム試案をめぐる意見交換会の席上で市町村長から責められて泣いた時だ。何も張本みたいに「男は泣いちゃいかん」というつもりは微塵もなくて、たとえば気が強くて日ごろ部下をめちゃめちゃ厳しく注意しているキャリアウーマンが、会社でプレゼンしているときに突っ込まれてあんな風に泣いちゃったりしたら、フツーはその場でその人のキャリアが終わっちゃうのではなかろうかと思うのである。それが許されていたこと自体、私にはとても信じがたくて、それを許していた大阪府民はやっぱりアカンタレが好きなんだろうか?と思うしかなかったのであります。


コメント(3)

私は自分自身、母性本能くすぐられてもなんとも思わないタイプなんで、あかんたれは好きでないですが、明日の選挙は松井クンに入れる気です。
市民でないので、橋下には入れられへんのが中途半端ですが。
橋下のなんか尊大な感じは鼻につくからイヤなんやけど。
まぁ2重行政が悪は誰でもわかるし、平松陣営が独裁を許すなと言っておりますが、維新の会派は少数やから橋下がしたくても独裁できへんであろうし。
2重行政で誰が安穏としてられるかと言えば小役人ですから、抵抗もすごいですね。
大阪市民は用事で行くトコは自分の住んでる区役所で、中ノ島の御堂筋際の市役所に行くことはめったにないです。
電話帳で市役所のページを見たら、企業専用の枝番がヅラヅラですもん。会社の人しか用事がないトコです。
明日の結果はどうなるんでしょ、楽しみやな~。

投稿者 毎晩晩酌 : 2011年11月26日 14:26

元々は大阪市で生まれ大阪市育ちましたが、今は大阪府民ですが市民では無いので選挙では知事選しか参加できないので、なんだか拍子抜けの感ありです。
確かに2重行政で安穏としてはるのは役人さんばかりですが、さりとて今橋本さんが大阪市長になっても直ぐに大阪都になるわけでなし、又東京都を見ても大阪都になっても必ずしも都民の為の行政が行われているか?考えるほど今回の選挙は悩みますが、途中で鞍替えされない方を選びたいと思います。

投稿者 お : 2011年11月26日 16:29

泣いたときに非常にしらけた気分になりましたが、大阪の方は懐が広いですね。私なら任期途中に抱き込めなかったから知事の職をを放りだすなら最初から政治家になるなー!!と思いますが。ここ一週間ほどで、やりたいことがあったから知事を辞めたのかと思いますが、そんな短絡的な方が市長になってやりたいことを実現してもしなくても、まともによい政策なのかはなはだ疑問に思います。東京都知事選で痛感しましたが、マスコミに出ていたりスポーツで活躍した方が当選するのは当然な気がしますが、それは政治が普通の人とかけ離れすぎたからではないでしょうか。
 一億人に一人くらいは、素晴らしい方がいるかもしれませんが、口コミで当選して欲しいと心から願える人はいつ現れるのか?。比例で議員を数々増やしごくつぶしの政治家を生み出し、多くなればなるほど、政治に混乱をきたしている今の現状を打破できる政治家はいないのなら、比例どころか、国会議員なんて、衆参あわせて60人ぐらいがベストでは無いかと思えます。命に関わる大病になり任期を全うできないならともかく、知事で支配しようとした市長と意見が合わなかったからと任期途中で放り出す方が何が出来るのかじっくりみていきたいと思います。

投稿者 nao : 2011年11月28日 19:45



2011年11月26日

すき焼き

神田明神そばの「神田の家」で藤山新太郎の江戸手妻を見た帰りに幻冬舎のヒメと湯島の「江知勝」で会食。
千代田区の指定文化財である「神田の家」は空襲を免れた都内でも珍しい木造建築物で、江戸時代から連綿と続いた材木商の家だけに素晴らしい木材を使用したみごとな普請が今日に公開されている。ここでは月2回藤山氏による江戸手妻=マジックショーが催されており、今回はイベントプランナーの新日屋さんからご招待を戴いたので、ヒメをお誘いして拝見した。「正直いうとマジックのほうはそんなに期待してなかったんですけど、どうして、どうして、スゴイですねえ。めちゃめちゃ面白かったです~」とヒメが仰言ったのは同感で、江戸時代はこんなことくらいでも受けてたみたいですというような手品かと思いきや、狭いお座敷で見ていながら種も仕掛けも全くわからない本格的なマジックが邦楽の鳴り物入りで江戸情緒たっぷりの語りを交えて展開される。私は開演に遅れて前半を見損なってしまったが、後半の和紙で蝶を作って扇で飛ばしながらさまざまな変化を付けて最後に蜘蛛の糸や紙吹雪が飛びだす仕掛けと、本物の木綿針を
十数本と糸を呑み込んでそれらをつなげてふたたび口から取りだす芸などは実に見応えがあった。機会があればまた見たいし、本物の馬を一頭舞台に出して、それを丸ごと頭から呑み込むようにするトリックもあるらしく、それなんかはゼッタイ見たい!!!と思います。
ところで明日は旅先でブログは一回お休みします。湯治場としてだけではなく、戦前は御用邸もある高級リゾート地として知られた伊香保を新連載ミステリーに登場させるための取材旅行で、伊香保を舞台にすることにはちゃんと理由があって、 某TV局の温泉女将シリーズみたいに温泉に入りたいから舞台にするわけではないのですが(笑)、せっかく群馬に行くなら、やっぱりその前に北軽で馬に乗りたい~という気持ちにはなりまして(苦笑)、明日は早朝に出発し、北軽井沢で乗馬してから伊香保で一泊することにしたのでした。帰宅後にまた旅先の写真と映像をお届けするつもりです。大阪ダブル選挙がどうなるかは群馬で知ることになりそうです。


コメント(1)

奇術協会の会というのか、見に行ったことがあります。ほんとに、間近かで見ても素晴らしいものでした。

ただ1つ気になったのは、ステージで鳩とか生き物を使ったマジックをしたあとで、カードのマジックをした時に、私は舞台の床が気になって気になって、全然パフォーマンスに集中できませんでした。
というのは、生き物の糞が舞台にたくさん残ったままの状態で、次のマジシャンがカードのマジックをするのですが、彼がパラパラと落とすカードが糞の上に散らばっていくのが見ていて哀しかったです。
あれは、人気のあるらしい若いカードマジシャンへの嫌がらせだったのでしょうか?
何故、舞台をサッと一拭きモップをかけてから、カードマジックに移らなかったのか、今でも後味悪い記憶です。

あ、それから、少し前に、個人情報をバラすような書き込みをして申し訳ありませんでした。いくら、ほとんどバラされてることとはいえ、してはいけないことと思います。今朝子先生はじめ皆様に不快な思いをさせてしまったことと思います。ごめんなさい。

それからもう1つ。
以前、現代アートの作家さんの作品が、個展の早々にほぼ売約済みだったことについてです。
あれは、もしかしたら個展の前に内覧会があるとか。
事前に以前の購入者に内覧会をすれば手堅いですよね。(憶測です。)

投稿者 せろり : 2011年11月27日 18:10



2011年11月28日

伊香保行

日曜日はいつも埼玉県内の乗馬クラブに行くのだけれど、今週は伊香保の取材旅行を兼ねて北軽井沢の浅間クレールに直行。2鞍騎乗するも、何も目印がない広い馬場で、一から巨大な円を描く輪乗りを常歩ですることすらなかなかできなかったのは、やはりふだん部班レッスンばかりで甘やかされているせいだろう。ここの常連の会員さんには、「松井さん早くこちらに移ってらっしゃいよ。そのほうがゼッタイ上達しますよ」と言われ続けている始末で、誠に面目ないありさまながら(^_^ゞお馴染みのペシュやアントレやプリンやオーナーの石田ご夫妻にもお会いできたのは幸いでした。真理先生には北軽井沢のバス停までわざわざお送りを戴いて、そこからタクシーで長野原草津口に向かい、そこでJR吾妻線に乗って渋川へ。渋川からさらにタクシーで伊香保に到着したのは夜の7時。その時間だと、旅館の食事には間に合わないのがわかっていたので、朝食だけ付いた素泊まりの予約にしておいたのだが、何も食べないわけにはいかないので、ひとまず旅館内の軽食コーナーでざる蕎麦とこんにゃくの味噌おでんだけという粗餐にしたのは、昨夜の晩ご飯のカロリー過剰を調整する意味があってのことであります。もっとも宿泊を日曜日にしたおかげで「ホテル天坊」という迷子になりそうなほど巨大な老舗旅館に2カ所あるこれまた巨大な入浴施設がほぼ貸し切り状態となり、「黄金の湯」も「白銀の湯」も十二分に堪能できたのは超ラッキーでした(^_^)/
湯上がりに部屋で早速TVを点けてニュースを見たら、大阪のダブル選挙は橋下陣営が早々と圧勝を決めており、結局のところこの間日本でぐっと表面化してきた官VS民の対立ムードがこの一戦に集約されて既成政党のだらしなさにたいする怒りが噴出したという印象を受けた。この問題に関してはまた後日ふれる機会もありそうです。
さて、一夜が明けて、バイキング式の朝食が用意された大食堂に行けば、そこそこの人数が泊まっていたのもわかり、そんなに深刻な経営状態にあるわけでもなさそうだったが、何しろ巨大な旅館なので、過去に泊まった有名人も多いらしく、その大食堂へ導く廊下の壁にはずら~っと色紙が飾られており、ふと立ち止まって見たら、なんとそこには武智鐵二と書かれた色紙があるではないか!!(@_@)/何百枚もありそうな色紙の中で、なぜその一枚に私の目が吸い寄せられたのか、ちょっと怖いような一瞬で、改めて見たら、ありとあらゆるジャンルの有名人たちが何の脈絡もなく並んでいて、ちなみに武智先生の色紙は、三沢あけみと山東昭子に挟まれておりました。
ところで旅館でも町歩きをしてもいささか意外に思われたのは若い人が多かったという事実である。オフシーズンの平日の湯治場なんてきっとリタイアした団塊世代かそれ以上の高齢者ばかりだろうと思っていたら、とんでもない、私よりずっと若い20代30代の人がぞろぞろいて、最近の若い子たちはなんてシブイ趣味なんだろう!と感心してしまう。ただ街の中心である石段街は京都の三年坂や、中山道の馬籠あたりに通じる雰囲気もあって、若い人の細い坂道好きという現象はずっと続いているのかもしれない。しかし考えてみれば街全体が榛名山の中腹にある形で、石段を登るのも、ほかの急な坂道を登るのも相当にハードだからして、高齢者がここを訪れたら移動するのはちょっときついだろう。私でさえ荷物を持ってはとても歩けないので、ロープウエイの乗り場もある「町の駅」のロッカーに荷物を預けたのだが、そこの受付の女性から「あのう失礼ですが」と声をかけられ、「NHKで古典芸能の解説をなさってらっしゃいませんか?」と言われて二度目のビックリ(@_@)まさか伊香保で面が割れるとは思いませんでした(^_^ヾ
写真上は石段街、写真中は湯元から流れる川で、川床が赤く染まっている。写真下は湯元にある銭湯風の露天風呂で、若い人たちの人気スポットのようだ。もう一つの人気スポットは温泉饅頭の元祖である「湯乃花饅頭」の中でも最老舗の「勝月堂」で、蒸したてのそれをバラ売りもしてくれるので、一つ買って食べたらホントに美味しかった。今回の旅行では唯一のグルメがコレでした。


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私だったらすぐ今朝子さんってわかりますよ。
でも先日、よく似た方がいまして、思わず声を掛けそうになりました。
はじめまして。
わが住む町にこんなお宝がありました。
ぜひ、今朝子さんに見てもらいたい歌舞伎絵の大行燈でございます。

投稿者 ダリア : 2011年11月29日 13:20

伊香保にたくさんの若者がいたと聞いて、合点がゆく事が。今はバスツアーに若いコの比率が増えつつあるんですて。
その原因に若者のクルマ離れで自分で運転でけへんので、おババが利用する日帰りバスツアーに喜んで参加するんですて。
主催者側にすれば、嬉しい誤算なんですて。
消費行動とは読みにくいもんですなぁ。
クルマの運転するのが好きな晩酌子なんかは、高速道路の左車線を制限速度で走ってるバスをブイ~ンと抜きながら「わわっ、爺ババぎっしり」なんて横目にしたもんですが、今や爺ババが自ら運転のマイカーが若者ぎっしりのバスを抜くのでしょうか、危ないがな(笑)
伊香保はイイ泉質やし裏町グルメも充実していると聞きますから、次はゆっくり3泊くらいできたら良いですね。

投稿者 毎晩晩酌 : 2011年11月29日 17:59



2011年11月29日

ブリの変わり照り焼き

QPで見た料理。酒と醤油にしばらく漬け込んだブリの切り身をフライパンで焼いて、味噌、豆板醤、砂糖、酒、醤油少々と水を合わせたタレをまわしかける。フライパンイには油を引いて両面をこんがり焼いて、タレを加える前に油をしっかり拭き取るのがポイント。付け野菜のカリフラワーはさっと茹でて、砂糖、酢、味醂、塩少々を合わせた液だれに漬け込んで冷ます。あら熱が取れたらビニール袋に入れてタレがまんべんなくからむように仕上げるのがポイント。
今日のニュースで思わず笑ってしまったのは北海道の銘菓「白い恋人」のメーカーが、ヨシモトの「面白い恋人」を商標権侵害と提訴した一件で、コレってヨシモトのやらせじゃないのかと思うくらい面白い話だったし、いい宣伝にもなったんじゃないかと思うのは、私自身が「面白い恋人」というお菓子の存在を初めて知ったからである。ヨシモトとしてはこういうギャグの通じない相手がいるとは思いも寄らなかっただろうし、大阪人は皆ええー!なんであかんねん!!シャレのわからんやっちゃな~と笑っていそうである。
橋下市長の誕生も、大阪という街でなければあり得なかった気がするくらい、とにかくカゲキな発言が相次ぐ人だが、大阪人の中にはちょっとキケンな感じがしつつも、敢えて目をふさいで、この際橋下氏に期待をかけるしかないと思った人も多いのだろう。それはそれで理解もできし、なるべく巧く行けばいいなあと、他府県人ながらも思うのである。
一方で今の日本ではこういうタイプの人にしか強いリーダーシップって求めることができないんだろうか?というのが率直な感想で、これは大阪に限らず、東京の石原都知事にだって、かつての小泉総理にだって
感じたことである。ある意味で問答無用流の人びとに人気が集まるのは、ごちゃごちゃウルサイことを言うばっかりで何にもしよらん奴らが多すぎると感じる人が増えているせいだろう。何しろ現代は余りにも物事がスピーディーに流れ、あっという間に新しい製品が古くなり、バージョンが変わり、日々進化してゆくなかで、色んな人の意見や立場を尊重して、じっくり話し合いながら物事を一つ一つ丁寧にみんなで決めて行く民主主義はめちゃめちゃ辛気くさい=まだるっこしいと生理的に感じてしまうのは無理ならざることともいえそうだ。みんなが自分の立場で勝手なことをいいだせば何一つ決まらないまま時間だけがどんどん過ぎて行き、そうなるとこういうスピーディな時代では事態が悪くなる一方である。そやさかい、とにかく何でもちゃっちゃと決めようや、それであかんかったらやり直したらええがな、いざとなったら俺が全部責任取ったるというくらいの度量の持ち主が確かに国政レベルでは皆無に近い印象だから、大阪維新の会が国政に乗りだせばそこそこの票は稼げるかもしれないし、またそれにすり寄る輩も出てくるだろう。
ああ、しかしながら民主主義を辛気くさい=まだるっこしいと生理的に感じてしまうことに対して私は大変に憂えずにはいられないのである。それは恐らく日本だけのことでなく世界中に蔓延しそうな気分だからこそなんだか余計に恐ろしいような気がするのでした(-_-;)


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民主主義はまだるっこしいのですが、だからといって、天皇国王・独裁者を大義名分に許すのもどうなのか?と思っています。出来れば存続することが望ましいですが、現在の日本の経済状況は危機的なのなら、有給制の天皇にしたら?と思います。 
 宮家がこれまでの絶滅危機な日本の伝統行事を守ってきたとは思いますが、私にとってはもっと大事にしたい地方のお祭りなどは危機に瀕しています。有給制にしてプライバシーが害されたら訴えても良いのでは?と思います。言葉は悪いのですが、日本が天皇家を存続したいなら、日給、時間給にして、もろもろの天皇家のための設備と、毎年の費用を独立採算制にすればよいのではないか?と、首を傾げます。
 蛇足ですが、もし私がこのように思うことが馬鹿すぎたらコメントいただけると嬉しいです。天皇家はそろそろ男の子の長子がないなら、無理に続けないほうが良いのではないかと思います。現在の天皇と美智子妃が素晴らしいとは思いますが、その子どもは損くじばかり。ミスの無い両親の元で懸命に出来ることをやってきたのだろうに、素晴らしい心身のご両親の意に沿わぬ息子たちといわれる方々は傷ついていないのだろうか?。多分、くそ高い時給計算にするしか方法は無いのだろうけれども、天皇家を支えている職員の給与、避暑地御料牧場などこれこそが仕分け対象にしても良いのでは
??と思います。女子の宮家を作るより廃止に向かうほうが自然なのに何故ここまで、天皇家存続にこだわるのか理解に苦しみます。これも根が深くて二十年前位から思っていますので、多分、天皇家を存続させることで利を得る方々が膨大にいて、廃止に至らないのでしょうね?。

投稿者 nao : 2011年11月30日 03:10

真の民主主義はホンマにむずかしいですね、政治家ばかり責めずに有権者のレベルがもっと上がらないとダメでしょう。
日本はまだ民主主義発展途上国なんかしら?
白い恋人、やらせっぽいですね。
大阪人のコピー力はすごいです、あっ、でも自分ですごいと思ってる人は一人もいてなくて、これくらい当たり前なんですわ。
少し前でしたか、石屋製菓が巻き直しを繰り返していたのがばれて騒動になった時に、晩酌子の姉が「ひどい事するな、白い恋人やなくて、ずるい恋人やんなぁ~」と言ったくらい。
大阪人は一般人でもそのくらいはすぐ思いつくのです。
けど私も面白い恋人初めて知りました、これまで知らんかったな~、NGKに行かへんから知りませんでしたな。(劇場の前はよく通るけどね)
↑皇族のお話は大阪人にとったら圏外の話ですかしらん?
現実的な話にすれば一夫一婦制で男の子をスペア含めて2~3人は大変やろし、国民のお手本にするような幸せファミリーが良くて離婚を認めないであれば、将来のお嫁さんお婿さんの来てはむずかしいでしょうね。
ロイヤルファミリーを好きな人が多いからムリからに廃止することはないと思いますが、100年後にはあるのか無いのかは予測できませんな。

投稿者 毎晩晩酌 : 2011年11月30日 14:46



2011年11月30日

アチャール、プラウン・ティカ、サモサ、キーマカリー&ナン

整体治療の帰りに進藤さんのお母様をお見舞いかたがた伊香保土産をお届けして近所のネパール料理店で食事。東武東上線の大山が最寄り駅になる進藤宅の近所にはネパール料理店が2軒もあって、インド料理との違いが私にはイマイチよくわからないのだけれど、どちらも美味しい店である。で、今日は整体のあとに寄って8時を過ぎていたから店には他のお客さんがいないのを良いことに、誰もが他人事ではなくなっている介護問題についてお互いいろいろと話していたら、急にどやどやとお客さんが3組も入ってきて
私たちが席を移動するはめに。久々に私の「賑わし神」パワーが発揮された感じで、「ホントにこのパワーを使って、(元米朝事務所の)大島さんと一緒に『招き猫商会』を起ち上げたいわよ。オープンから10日間私たちが店に座ってるだけで大繁盛間違いなしだもんね」と自慢して、上記の品々を苦しくなるほど腹一杯食べて、いざ勘定をしたら「三千円です」と言われてハア??2人分で3000円ってことは1人1500円ってことだよねえ。プラウン・ティカ(海老の香味焼き)だけでも1500円以上したはずなんだけどな~と思いつつ二人とも何も言わずに店を出たとたんに、「ねえ、あきらかに間違ってるよねえ」「あれだけ食べたのにその値段はないでしょう」と言い合うも、「でも、いいか~客さんを招き寄せてあげたんだから」という勝手な理屈をつけてネグッてしまいましたm(_ _)m


コメント(2)

恐れ多いのですが、またまた共通点がみつかりました。
( ^)o(^ )
実は私もなんです。
誰も御客様のいないお店に入ってお買いものをしていると
何故かしら次々御客様がいらっしゃるんです。
”賑わし神”と言うのですね。
使わせていただきます。

投稿者 小山 雅子 : 2011年12月01日 20:45

私もそうみたいです。

私がスーパーや、デパートで、品物をじっくり見てると、いつの間にか人が寄ってきて混雑してくることが、よくあります。何なんだろう、あれは?

あと、電車の中で、席が他にもいっぱい空いてるのに、なぜか年よりも子どもも若い女の子もおばさんもくたびれたサラリーマンも、私の隣の席に座りに来る、ような気がする。よっぽど人畜無害に見えるんだろうなぁ、と思ってます。

投稿者 せろり : 2011年12月01日 23:21