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2011年08月21日

上方ちらし寿司、黒酢豚、ナスのマリネ

乗馬の帰りに大宮エキュートでゲット。今日も夕方に1鞍騎乗。馬場は最悪のコンディションでも、おなじみのスーパー氏はしっかり走ってくれました。写真はサマーカットされて今日はさすがに寒そうなアルパカさんたちで、わが家の亀ファミリーもいきなり冬眠モードに突入です(@_@)
ところで日本の演劇界はお能あり、歌舞伎あり、新派あり、新劇あり、アングラあり、小劇場ありと、あらゆる時代の演劇を古典化して残すという、極めて特殊な発展を示しているが、それは演劇の新しいスタイルに目覚めた人たちが、古いスタイルを堅持する人たちにそれをぶつけて対立し、葛藤することを通じてアウフヘーベン(止揚)するという発想や仕組みにはどうしてもならなかった結果だろうと思われる。つまり古い高級住宅地に住んでる人と付き合うのは鬱陶しいから新興住宅地に家を建てるみたいな感覚なわけだけれど、もともと他人と論理的に対立することが極めて苦手な民族だから、たぶんそういう現象が起きるのではないかと私はかねがね思っていた。と同時に、古いスタイルを堅持している人びとは何かと既得権益を手放したがらないし、新たな勢力もそれを直接奪いに行って過激な対立をするよりも、迂回して自らの新たな権益を確保したほうが得策と考えるからに違いない。で、演劇界はたまたまわかりやすい例として取りあげただけで、何も演劇界に限らず、これはこの国のあらゆる文化面において現れる現象だろうと思うのだった。なぜ唐突にこんなことを書いたかといえば、ちかぢか行われるであろう民主党の代表戦をめぐってあの小沢クンが、またもや「昔の名前で出ています」的な存在感を示し始めていることのアナクロニズムに愕然としたからである。
新劇が誕生するにあたっては、「素人を役者にする」立場を取った文芸協会と「役者を素人にする」ことを標榜した自由劇場の立場があったが、いずれにしろ歌舞伎に代表される旧劇を脱皮するには「素人」というキーワードが欠かせなかったように、これからの政治にもどこかで「素人」くさい要素が必要だと思って2年前に民主党に投票したにもかかわらず、このていたらくは一体なんなんだ!!!と怒っているのは私ばかりでしょうか?


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コメント (2)


私も怒っています。とうよりアホらしくなっています。今さら代表選に出るからと小沢詣では何を意味するのでしょう?

小沢氏は田中型政治家、彼らの大きな後始末をバブルが弾けて以後、ずっと国民がやらされてきてるわけです。同じ事をするのが嫌だから民主党を一時的に支持しましたが(自民党を支持した事は一度もありません。と言うより今の日本の政党で支持し続ける党はありません。帯に短く襷に長しで、その時々で選んでいます)国民よりも自分の事だけしか考えられない方が政治家になるのか?と思うこのごろでございます。

投稿者 お : 2011年08月21日 22:19

サマーカットのアルパカさん、あまりに間抜けな姿なので思わず笑ってしまいました。首回りが暑いと思いますが、丸刈りしてしまうと誰だか分からなくなってしまいますね。

投稿者 tucci : 2011年08月21日 23:29

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