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2011年07月28日

挽肉とニラの甘辛炒め

QPで見た超カンタン料理。挽肉を炒めて酒、砂糖、醤油の味付けでそぼろにし、櫛形の玉ネギとニラをたっぷり入れて炒め合わせ、先に作っておいた炒り卵を加えるだけ。
未明に激しい雨の音で目を覚ましたが、中に吹き込んでこなかったので窓を開けっ放しにしておいたら、肌寒いくらいになって、午前中はわりあい仕事が捗った。日中雨が降り止むとだんだん蒸し暑くなり、夜になってまた静かに降り出している。梅雨が短すぎたので、アンコールしてるみたいな感じだ。
アンコールといえば、もうずいぶん前になるが、松竹が「日本沈没」の再映画化を企画して、CGにかなりの予算を計上しているという話まで聞いていたにもかかわらず、実際に配給をしたのは初映画化を果たしていた東宝だったから、まあそれが順当とはいえ、松竹が頓挫した理由は何だったんだろう?と妙に気になったもので、原作者小松左京氏の訃報を聞いて、そのことがふと想いだされた。原作が出版されたのは私が大学生の頃で、一世を風靡して、もちろん私も読んだが、奇想天外な話なのに、当時としては画期的な知識が盛りだくさんでそれに結構リアリティーが感じられたし、ラストで展開される一種の日本人論にはそれなりに感銘を受けた覚えもある。未曾有の大震災と原発事故が重なった今年に逝かれたことは、何やらめぐり合わせというようなものを思わずにはいられません。


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