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2011年07月26日
鮎のソテーバルサミコソース、鱧のパスタほうれん草ソース、イサキとアサリのアクアパッツアほか
25日は新橋演舞場で七月大歌舞伎夜の部を見た帰りにお茶の阪本先生、軽井沢の星野夫人とご一緒して、近所のイタリアン「ALLA MANO」で歌舞伎座(株)の大沼さんのご馳走になりましたm(_ _)m
海老蔵復帰の舞台とあって、阪本先生のお誘いを受けてご一緒に観劇し、私たちがちょうど「鏡獅子」を見ている最中に麻央さんとの第一子誕生!の朗報を終演後に知りました。
その「鏡獅子」の前ジテはとにかく丁寧に品良くつとめているが、ともすれば神妙につとめようとする意識が前に出すぎて、初演時の大らかさを損ねている点は否めない。ただ今回はなにせ復帰の初舞台なのだから、それも当然といえば当然で、ここからが再スタートとして次第にふくらみを取りもどしてくれるよう望みたいところである。序幕の「吉例寿曾我」では抜擢に応えて喜瀬川をつとめた梅丸の初々しさが印象に残った。「江戸の夕映」は年齢的に頗るバランスの悪い配役かと思われたが、團十郎の意外なほど若々しい演技によって、さほど違和感なく見ることができたのは可とすべきだろう。ここでも印象に残ったのは壱太郎の初々しい演技であり、ようやく声も風姿も安定してきて、これから本格的な若女形として活躍することが期待される。
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コメント (2)
上方歌舞伎を応援する私としましては、壱太郎を応援したいです。(藤十郎はんと共演したお初役で初めて観ましたが、わりかし官能的なキャラの持ち主と感じました)上方組は女形の数が少ないので憂えてます。
少し前に夕刊のインタビュー記事で壱太郎ご本人さんが大学卒業したら、芸のために大阪に住みたい、とも言うてました。
やはり微妙な京大阪弁をマスターするには、一番手っ取り早いと思うので大歓迎。
近頃は便利な場所にセキュリティと高級感が備わっている億ションがだぶつき状態だから、御曹司にふさわしい住まいには不自由しないだろうなんて・・・。
いらちに気の早い事を、考えてしまいました。
投稿者 毎晩晩酌 : 2011年07月26日 19:20
壱太郎」さん、毎年永楽館で見せて頂いてますが、年々ランクアップされてますし、お話も楽しくお上手、口上もなかなか人を引き付ける要素をお持ちで、これは成駒屋さんの教養の深さだといつも感心してます。
ほんまに上方だけでなく、歌舞伎界全体、女形さん不足ですわ。特に上方の芝居は女形が主役ですから困ったもんです。
壱太郎さん、大阪の下町がお好きなようで、多分今も翫雀さんが大阪の時に住んで居られる、あそこらへんで、ちょくちょく買い物されてるようですよ。億ションは???かな
投稿者 お : 2011年07月27日 14:12