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2011年07月20日
生姜入り餃子、茄子の揚げ出し、冷やし天ぷらうどん
総菜類は伊勢丹クインズでゲット。明日は午前中に家を出て京都に向かうので、料理はしませんでした。
今回の京都行は台風一過のムシムシ猛暑が予想されるなかで「家庭画報」の撮影があって、しかも着物姿というリクエスト!!! 「10月号でも9月発売ですから袷でなく単衣で結構です」といくら言われても、熱中症にならないか心配です(-_-;)
去年NHKドラマ「火の魚」を再放送で見て、この人もいい味になったなあと感じた原田芳雄が思いがけず早く逝かれ、遺作となった映画の舞台挨拶で見せたその痩せ衰えた姿には少なからずショックを受けた。この人の存在を印象づけられたのはやはり「ツィゴイネルワイゼン」で、その監督の鈴木清順がつい最近再婚した!!!というニュースに驚かされたばかりだから余計に何ともいえない気持ちになる。「ツィゴイネルワイゼン」は、東京タワーの下に設置された宇宙ステーションみたいなパオみたいなヘンテコリンな空間で封切られた時に見ていて、それがもう30年以上も前のことだと思うと、人生なんて本当にあっという間に終わっちゃうことがひしひしと感じられるのだった。遺作の映画「大鹿村騒動」は長野県の地芝居である大鹿歌舞伎をモチーフにした作品なので、機会を作って是非見たいものだ。「火の魚」も再放送があるらしく、ご覧になっていない方にはオススメしたい秀作である。
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コメント (2)
素敵な役者さんでしたのに、まだ71歳で惜しいことです。ご冥福をお祈り致します。「大鹿村騒動記」ぜひ拝見したいと思っております。
大鹿村には大学生のとき2回地芝居を観に行ったことがあります。演目は『奥州安達原』の二段目(安倍宗任・貞任の件)他でした。役者はもちろん、竹本も地元の方による弾き語りでした。なぜか花道と言わず花橋と言うそうで、その花橋のところに、頂いたご祝儀がすべて倍付けで貼り出されます。例えば一升瓶を持って行くと「清酒 二升 ○○様」と貼り出されます。
ゴザを広げた客席で、地元の皆様は持参の重箱を広げ、燗酒はやかんでふるまわれます。盛んな飲食で、いったい舞台を見ているのかしらとも思われましたが、肝心なところではちゃんと舞台へかけ声をお掛けになります。しかも「○○(役)、△△(役)よりちょっと(演技が)落ちるぞ」などと評価を込めたヤジまで飛びます。
我々他所からの訪問客も、手作りの蜂の子の煮付などごちそうにあずかりつつ、地元のおじさまの"極めて巧みなことわらせないお酌の連続"で盛りつぶされた懐かしい想い出があります。
投稿者 秋失気 : 2011年07月22日 12:37
「大鹿村騒動記」、昨日観に行ってきました。
温かくてユーモアがあって、とてもいい映画でした。
是非、ご覧下さい。
投稿者 h・a : 2011年07月25日 19:10