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2011年07月18日

鶏肉の衣焼きオニオンレモンソース

前にQPで見た料理。ソースは玉ネギのみじん切り、おろし生姜、レモン汁、砂糖、醤油を混ぜ合わせて作る。衣は溶き卵に牛乳と酒を入れ、同量の薄力粉と片栗粉を加えて溶き混ぜたもの。鶏むね肉はそぎ切りにして、塩胡椒で下味し、衣をつけて多めの油で揚げ炒めにする。QPは鶏肉に揚げオクラを添え、私はアスパラガスで代用。案外早く出来てさっぱりしてるので夏にオススメの揚げ物だ。
今朝は4時過ぎに目が覚めたので、そのまま起きて、ワールドカップ決勝を前半戦の途中からしっかり見てしまいました(^_^)/TVを点けた途端にワンバックの鋭いシュートが目に飛び込んで、その後もひやっとすることが一度あり、こりゃ勝つのはとても無理だけど、あんまり点差がつくようなことにはなってほしくないな~と思いながら前半戦を見終えるも、女子サッカーといえどさすがにワールドカップ決勝戦ともなれば下手な男子の試合よりもはるかに見応えがあることにまずはすっかり感心してしまった私であります。
とにかく前半戦はかなり押し込まれていたのが、後半戦はけっこう押し返していた雰囲気だったのに、一点先取されて、ああ、やっぱりここまでか、と見ているほうは早くも諦めムードになるも、なでしこジャパンはゼンゼン諦めないで同点に追いつき、延長戦に突入したのは完全に予想外である。延長戦の前半でワンバックのにやられた時点では、ああ、さすがにもうダメだけど、ここまでやっただけでも立派なもんよ、と、こちらは2度目の諦めモードに入り、そこから急に眠くなってきたにもかかわらず、今日はアグレッシブなディフェンスに徹しているかに見えた澤のパスが非常に巧く通り、結果は点につながらなかったけれど、なでしこジャパンはまだまだ諦めていない気持ちがしっかりと伝わって、がぜん目がパッチリ開いた。直後に、澤の超テクニカルなシュートが決まった時はまさに鳥肌モノで、これはもう神風が吹いたとしかいいようのない、一種異様な雰囲気にピッチが包まれてきたのがわかり、PK戦の直前には監督以下全員笑顔のなでしこジャパンに対してアメリカチームは顔がこわばっていて、PK最初のシュートを外した時点で日本の勝利が確信されたのだった。
いや~まるでスポーツ漫画みたいな結末って本当にあるんだ~というのが正直な感想で、見づらい時間帯のライブ中継を見て心底良かった!!!と私が思えたのは荒川静香の金メダル以来のことである。日本のスポーツ界としては戦後の復興を印象づけた「東洋の魔女」以来の快挙といえるのかもしれない。フィジカル面では決して恵まれているとはいえない彼女たちが、世界のスーパーレディーたちを相手に、山椒は小粒でぴりりと辛い的な活躍をする様は、まさしく旧来の日本人好みのストーリーでもあった。
それにしても彼女たちのメンタル面の強さは男子に見習ってほしいものである。今どきは仕事や恋愛でも男子より女子のほうが打たれ強いようで、それはいまだに根強いサベツ意識や偏見にさらされる分かえって強くなるのだといわれるけれど、まだまだ数が少ない女子サッカー選手はその最たる存在なのかもしれない。それゆえに、今回の快挙には、同じ女性として、心から、本当におめでとう!!!と申しあげたいのであった。


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コメント (1)


よく時代劇で浪人が行きずりの女に対して「そこなぁ、おんな!、どけい」と言った乱暴なセリフを吐くシーンがありますが、そんな大昔の男が今の女性が活躍する様を目の当たりにすると、どんなになるのかしら?
女のほうが、男の子に比べて図太いですから、そういう気質がうまく作用して良い結果につながったんでしょうね。

投稿者 毎晩晩酌 : 2011年07月19日 18:11

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