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2011年07月07日

一の家

大宮の氷川神社の参道脇にあって森鴎外の小説にも登場する老舗料亭で、集英社の八代さん、横山氏、伊藤さんと会食し、前ハ寸(写真)からスタートする本格的な会席料理をたっぷり頂戴した。
集英社の「小説すばる」で昭和初期の時代を背景にしたバックステージ物のミステリーを新たに連載する話は大分前からしていたのだけれど、震災があって構想の段階で中断したままになっていたのを、今宵はいよいよいつから開始するかといった話し合いがもたれた。『非道、行ずべからず』シリーズの3部作に倣って、「今度も3部作を受け取るつもりでいますから」と横山氏。「それと今回は時代小説というより、松井さんにミステリーを書いてもらうつもりですから」と言われ、「う~ん、それってホントにできるかな~」と私が心配すれば、「大丈夫ですよ~」と八代さん。どんな小説を書くときも、私は自分がホントに書けるかどうか常に不安で一杯だし、編集者の皆さんも常に「大丈夫ですよ~」と何の根拠もなく仰言るのであった(笑)。
大枠の構想はある程度できてはいるのだけれど、今回はタイトルの雰囲気をどの線でまとめるか決めかねているという話をしたら、時代小説的な題名よりもやはりミステリーっぽい題名がいいとのご意見だったから、その線で絞り込んで考えてみようと思う。とにかくこれで晩秋か今年の末くらいにはなんとか連載をスタートすることになりそうです。


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コメント (2)


暑い鎌倉を離れて箱根に一晩だけのプチ贅沢!でもやはり暑かったのでびっくり!おまけに次の日は嵐みたいで肌寒かったし
ミステリー楽しみにしています。ミステリー大好き人間としては亀のように首が伸びてしまいそうです!
暑い日々 御身お大切にでも早く書いてくださいね!

投稿者 ねこかおる : 2011年07月08日 08:01

全く管さんがいいとは思いませんが、あの国会はなんでしょう。野党は、復興利権にありつけるよう管氏の足を掬って辞めさせるようあの手この手…原発を巡る自民党時代の金づる問題が表に出る前に必死なのではと思ってしまいます。

投稿者 金武美和 : 2011年07月08日 14:22

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