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2011年07月04日
ゴーヤチャンプルー
ゴーヤチャンプルーはこの季節に欠かせないメニュー。味付けはお好みで、私はお酒を効かすのが好きです。
今日の昼間はさすがに蒸し暑くて、わが家の仕事部屋だけエアコン初出動で除湿したものの、執筆が一段落して窓を開けたら涼しい風が吹き込んでた。この時期は亀ファミリー朝晩の涼しいときだけ活動をしていて、水が巧く飲めない動物なので、夕方に水分補給のレタスを与えているが、今日は3匹揃って勢いよくパクついている姿を映像に収めました。
動物ネタばかりになるが、多度神社の上げ馬神事で、関係者が動物虐待を訴えられて書類送検されていたというニュースを知って、なるほど古くからのお祭りも今の時代はそんなふうに問題視されるケースがあるのかと、改めて考えさせられてしまった。そもそもこの神事をニュースの映像で見ると、登場する馬がほとんどサラブレッドであるのが今さらに気になるのは、北海道で道産子に乗って、和種の馬なら急坂をものともせずに登れることが実感されたからである。まず、同じ馬でもサラブレッドにそれをさせるのはあまりにも過酷だし、日本古来の神事ならなぜ和種の馬を使わないのだろうか?和種はやはり小型で見映えに迫力がかけるからだろうか?なんてつい余計なことまで考えてしまう。ともあれ馬のお腹を棒で殴って興奮させている映像を見せられるとさすがに可哀想なになるが、それぐらいして興奮させないとサラブレッドがあの急坂を登りきることはできないのかもしれない。なので、あの神事の関係者には是非とも和種の馬を見直してほしいところだけれど、動物虐待をいいだせば、競馬だって、障害レースだって、そう見えないことはないわけで、この点は体育会系のシゴキが果たして訓練なのか虐待なのかといった問題にも似ている。つまるところ人間を含めて動物が非常なパワーを発揮するには、脳がブチ切れるようなハイテンションになる必要があるのは確かだし、そうしたハイテンションになって非常なパワーを発揮させられるのがこの上もなく快感な人がいる一方で、全くその手のことはダメな人もいるからこそ、多度神社の上げ馬神事に限らず、近年は日本全国津々浦々でお祭りに起こりがちな異常事態が何かと問題にもなるのだった。
それにしても松本復興相の一連の発言は、被災地がこの非常時を乗り越えるために、まず現地の責任者にハッパをかけようとしたつもりなのかもしれないが、やはり今の時代は暴言としか受け取られないのも当然だろう。
ところで『仲蔵狂乱』と『奴の小万と呼ばれた女』の文庫本が共に重版となりましたので、未入手の方はどうぞこの機会にお求めくださいませm(_ _)m
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コメント (4)
レタスを気持ちいい勢いで食べていますね。小亀が大人に負けない勢いなのが余計に可愛く思います。
仲蔵狂乱読みたかったので本屋さんで探します。古い人間なのでしょうが、本屋で手に入れてじっくり読むのが私は好きです。
今回の内容に関係ありませんが、今の政治家は踏ん張りがありませんね?たとえ田中角栄が今を生きていても打つ手に逡巡する状況ではあると思います。管総理が辞めようが、ストレスで病気になろうが、どうでもいいのですが、国としてろくでもない支援方針を打ち出すより、地元でもっとも妥当な支援方針を打ち出して貰ったほうが、現実に即していると思います。何ヶ月前か忘れましたが、大きな漁業センターを作ると新聞に出ましたが、作ってもいいけど、それは反って漁業をする人には仕事をやりづらくし、手間や負担をかけることになるのではないかと思います。放射線被害にしても、後から政府にだまされたと思わされるようなことばかりで、対応が遅すぎるのも本当に腹がたちます。自分の住んでいるところは、グレーだろうと思いますが、避難した人が多分二十年は帰れないのだろうし、生活や仕事など現金収入が無くて困窮する可能性が高いのに対策は聞こえてこないし、パニックを恐れるのか原発はずっと安定せず、政府の処理の見通しなんて机上の空論で現実を直視できてないと思います。避難している人やその近辺に居住している人など精神的被害もとても大きいのにまったく何もしていないのは給与の報酬を得る資格はまったくありません。どうせなら、粘り腰の管総理に今後一年間議員給与やボーナスを返上してほしいです。
ついでに、アレバ社に任せている処理も見直してほしいです。週刊誌の記事に毒されているのでなければ、アレバ社は高コストで他に良い方法もあるのにそれは検討さえされず最初から否定されているようですから。
投稿者 nao : 2011年07月06日 04:28
オフ会から間もなく二ヶ月。
あの時参加できてやはり良かったと思い返しております。
『仲蔵狂乱』と『奴の小万と呼ばれた女』の文庫本が共に重版と出版(のみならず)不況の中、久々の明るい話題です。
ところで、『仲蔵狂乱』はリイド社「コミック乱」での連載が不本意な形で終わってしまいましたが、量的には第二巻が出せるくらいはあったかと思います。
第一巻は持ってますので、発表された分はまとめて読みたいと思うのですが、第二巻を出す動きはあるのでしょうか?
不躾な質問で申し訳ございません。
投稿者 yosi : 2011年07月06日 05:58
yosi様へ
『仲蔵狂乱』のコミックについてはリード社から第2巻を出す動きがなかったので、高見まこさんの尽力により、ある大手のマンガ出版社でもう一度最初から出版し直すという話がありました。そこに震災が来て、ご存じのように、漫画誌の出版は紙の関係もあってどこも非常に厳しくなっていると聞いたため、その話はどうなったのか、高見さんにもいまだ訊けずにおります。
投稿者 今朝子 : 2011年07月07日 08:37
ありがとうございます。
厳しい状況がひしひしと伝わってきます。
高見まこさんが別の出版社で出し直そうとご尽力したことも知らず(当然ではありますが)、いきなりの質問で失礼いたしました。
一読者として気長に待ちたいと思います。
投稿者 yosi : 2011年07月09日 08:09