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2011年06月21日

インゲンの豚肉巻き花椒ソースかけ

QPで見た料理。インゲンを塩で軽く下味した豚薄切り肉で巻いて電子レンジでチンするだけ。ネギと生姜のみじん切りと、花椒を擂り鉢ですって醤油と豚の蒸し汁を加えた花山椒ソースをかけて食す。このソースはオススメ!ネギの白い部分は白髪ネギにしてトッピング。花椒は1分ほどチンして温めると香りが立つ。
政治の話は書くのもバカバカしい高崎山の猿レベルになってきたので、今日は同程度にバカバカしいわが家の亀ファミリーの闘争について書かせてもらう。
元は俊寛♂1匹だったのだが、発情が激しくて訪問者の足に抱きつくような真似までするに及んで、なんとか彼女を与えなくてはならなくなり、ペットショップに問い合わせたら、この種類は♀が少ないので入手が困難とのこと。それからネットで捜しまくってなんとか千鳥を嫁に迎えたものの、千鳥はまだ幼なかったので、ドッキングするまでに優に3年は経過して、一昨年の夏にやっとめでたく子ガメ有王が誕生したのだった。
俊寛はやはり最初に飼った個体だけに、エサを食べなかったりするとえらく心配したりした結果、非常に手がかかる贅沢なカメになって、私が手で与えたものしか食べず、春なら苺、夏はプチトマトにペレット状のリクガメ専用フードを埋め込んで与えている。しかも苺はあまおうしか食べないし、プチトマトはわざわざ皮を剝いて与えないといけないのでメチャメチャお金も手間もかかるのである。
これに懲りて、千鳥にはペレット状のリクガメフードを水でふやかして皿に入れておくだけにしたら、最初のうちはちゃんと自分で首を下げて、皿の中のリクガメフードをついばんでいた。ところがその千鳥も何時の頃からか私が皿を持って傾けてやらないと食べなくなり、今日はなんと途中で食べなくなって、隣家との境に置いてある赤レンガを囓りだすから、仕方なくプチトマトを与えると、やはりそれをガツガツ食べだすのであった。有王はまだ今のところ水でふやかしたペレット状のフードだけを与えているのだが、最近やはりどうもプチトマトが気になるらしく、私が俊寛にやっているのを見ると、果敢に俊寛に挑んでその腕を噛んだりする。ふだんは千鳥を噛みまくっているDV的な俊寛だが、自分が子ガメに噛まれると別に応戦はせず神妙にしている。
こうして観察していると、カメはなんだかサベツを許さず他を羨んだり、ひがんだりするみたいだけれど、果たしてそこまでの知能があるのかどうか? ひょっとしたら羨んだり、ひがんだりすることは、動物の中では意外と原初的な行為だったりするのだろうか?
私は俊寛だけ特別扱いしているようだが、そもそもは彼に始まったファミリーであり、即ちまぎれもない家長なのだから(笑)それは当然で、今後とも、子ガメは甘やかさないようしてプチトマトは絶対に与えないつもりである。
ところで、大の猫好きだった作家、大仏次郎は、飼い猫にそれぞれ殿様とか家老とか位をつけて、家老の猫が殿様の猫より先にエサを食べるのはけしからん、というふうなエッセイを書いてらしたように思うが、そういえば、「今の民主党は、家老が殿の首を差しだして戦おうとしている」と発言したのも亀ナントカさんでした。


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コメント (5)


あの亀ナントカさんはもうちょい、しっかりしているかと思いきや、とんだ期待はずれでした。
松井センセの愛亀ちゃんの食べ物の好き嫌い面白いです。
イチゴの種類を当てれるのはスゴイですね。初めて聞く話だったので、へえ~ぇという感じになりました。
わが家はネコがいます。そのネコ、大の鰹節フリークでおダシをとろうと昆布引き上げて、
鰹節が入ってるジップロックの封を開ける時に出る「ムリっ」という音を聞きつけると跳んできます。(ナイスな出で、下手な役者に爪をあげたいぐらい)ちょっとうれしくなる。
もっと面白くしてやろと思い、枕崎産本枯れ節を削り器で削ったらさぞかし私に張り付くかしらんと企んだんです。結果はいかに。な、なんと無関心に終わっちゃいました。
何ででしょ?動物ってわからないトコがありますなぁ~。

投稿者 毎晩晩酌 : 2011年06月21日 23:02

こんばんは。カメ話題ゆえ素通りできず、2度めのコメントを残させて頂きます。
あまおうですか-----なんと贅沢な。
カメ坊ちゃまですねぇ。カワイイとついつい甘やかしてしまいますね。
我が家のカメはそこまでいっておりませんが、猫(もおります)の方は、右に同じくひと口目を手であげないと、召し上がってくださいません。ちなみに、これを「手フォーク」とよんでおります。

最後になりましたが、いつもブログを楽しみにしています。管さんの「初代貴ノ花のような脅威の粘り腰」には大爆笑でした。←相撲好きなもので。

投稿者 イチカメ : 2011年06月21日 23:12

大仏次郎さんの猫の絵本、子供たちが小さいときによく読みました。
たしか子猫が、きりぎりすかなにか鳴く虫を食べてしまって、子猫が静かになると、きりぎりすが鳴き出して、兄弟ねこが「しろくんがうるさくてねられな~い」というので、おかあさんねこは立派なお医者さんねこのところへいくのだが・・・
という話で、あんなすごい作家が絵本!と思いました。猫に対する愛情があふれておりました。
絵本のオチは、秋が深まって、虫も鳴かなくなり、しろくんは兄弟ねことおかあさんねことねこだんごになってねられるようになりました、です。
うちの亀さんたちは普通のくさがめなんですが、わたしが甘やかした結果、ピンセットで乾燥いとみみずをやらんとあかん状態です。姿を見ると、水槽をたたいて呼びます。わたしは召使か!

投稿者 ikoka : 2011年06月22日 13:55

亀って雑食ですか?イチゴ、しかもあま王にプチとまと?
糸みみず?天王寺の亀の池の亀さんは何食べてるんやろ。甲羅干ししてる所はよく見かけますが、何か食べてる所は見た事ないですが。

投稿者 お : 2011年06月22日 21:44

横レス、すみません。「お」さま、乾燥糸みみずは亀のおやつとして売られておりまして、主食は亀フードなんです。でもレタスとか葉物は食べるみたいです。水が汚れるのであげませんが。
四天王寺さんね~、何食べてはるんでしょうね~。
昔、円山公園の亀にかっぱえびせんをやったら、大人気でしたけどねえ。

投稿者 ikoka : 2011年06月23日 12:35

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