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2011年06月16日
炒り豆腐、イカゲソの生姜醤油炒め煮
炒り豆腐はQPで見た通りに作ってみた。人参の千切り、干し椎茸、インゲン、長ネギの斜め薄切りの順に炒めて、しっかり水切りした豆腐を崩しながら加え、出汁を入れて砂糖、塩、醤油で味付けする。京都に岩手県の豚が出回っているという昨日の話がアタマにあったせいか、今日は近所の伊勢丹クインズで鮮魚コーナーを見てまわったら、ヒラメやタイはもちろんのこと、イワシやアジまで西海産でビックリ。私の買ったイカは山口産でした。たまたま季節によるものなのか、東日本の海産物を敬遠してるのか、いずれにしろ近年の物流のダイナミックさには驚かされます。
驚かされるといえば、往年の初代貴ノ花を髣髴とさせる脅威の粘り腰を見せる菅総理は今や「ターミネーター菅」とでも呼びたいようである。神経性の胃腸病?で辞めたり、あなたとは違うんです!!!と怒って辞めたりするお坊ちゃん政治家を擁していた某政党には想像を絶する人物だったようで、この危機的状況下にあって内閣不信任案を提出しただけでも、バカじゃないの!!!と怒ってる人も多いのに、これでまた会期の延長や審議の拒否をしたりすれば、ますます自ら追い込まれる形になって、結果ターミネーター菅に寄り切られちゃったりするんではなかろうか?と他人事ながら心配してあげる。
一方ターミネーター菅はますます意気軒昂というべきか、「再生可能エネルギー促進法」の制定を求める集会では、孫正義らの前で久々に市民運動家の地金をあらわしたアピールをして見せて、やっぱりこの人の本領はコレだったのね、と思わしめたのであった。それにしても、こんなに大変な時に、こんなに異常な政治状況になるとは誰が予想しただろう。ただこれでひとつ良かったと思えるのは、永田町の予定調和に事がすんなりと運ばなかったところである。ひょっとしたらターミネーター菅は、イタチの最後っ屁よろしく、永田町の常識を徹底的に破壊し尽くすことが、自分に残された最後の使命だと思っているのではなかろうか。このクレイジーは本当に解散をしかねないぞ、と周囲に思わしめたらターミネーター菅の勝ちかもしれない。
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コメント (3)
「ターミネーター菅」、いいネーミングですね。将棋で「駒は取られかかっている状態が一番働いている」と言いますが、それを思い起こします。
投稿者 y_araki : 2011年06月17日 05:08
伊勢丹クインズが、良心的で、消費者サイドに立ちよく勉強しておられるのだと思います。
京都府庁の生協食堂で、農家支援福島野菜フェアが始まり、大ブーイングが起っています。中央市場では、大量の危険地域野菜がダンピングされ出回っており、「京野菜の危機?」とか言われています。その京野菜は、関東圏の富裕層に人気なのだそうです。
阪神間の生協でも、「被災地フェア」が始まっていますし、生協の宅配を止める方が何人も出てきました。わたしは、まだ止めていませんが、産地は意識しています。原乳は全国に出回り、豆乳に外国産のバターやチーズを入れて作るグラタンなどの「代用食?レシピ」も、多く紹介されています。
京都を出てから30年近くたちますが、転居12回行く先々で捜し求めた「筍にまとわりつくねっとりワカメ」が三陸産で、いつも食べている鳴門ワカメとは違うのだと、3月29日の毎晩晩酌さまのコメントで知りました。戻し方炊き方の問題かと、無駄な努力の日々でありました。。。。。。。
投稿者 waysea : 2011年06月17日 13:49
これまでずっと大阪、たぶんこれからも多少の変動がアリにしても関西なわたしです。
ですので魚は鯵などは九州、鯛穴子は明石か泉州産、後は北陸の冷たい海で売られているのを大体買います。
今年困ったのは空豆。例年ですと3月に九州産を皮切りに5月に入ると福島産で打ち止めという法則なんです。
それが今年は4月半ばで早終いなことに。福島産がダメなせい。ビールのお供を探すのに苦労しました。
流通というもんは日本全国の産地があってこそ、上手~く廻っているんですね。
投稿者 毎晩晩酌 : 2011年06月17日 20:49