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2011年05月29日
銀ダラの西京焼き弁当、照り焼き鶏のサラダ
乗馬の帰りに大宮エキュートでゲット。
台風2号の影響で埼玉県下に大雨警報が出ている中で1鞍騎乗し、乗馬用レインコートを着ていても肌着にまで水がしみ通るほどのズブ濡れとなって、帰宅後は、食事の前にまずお風呂を沸かして飛び込んだ私である。そもそも、こんな日に乗馬をするなんてどうかしてる!と思われても当然なのだけれど、結構長い間お世話になったインストラクターのS氏が今日でお辞めになるので、どうしても最終レッスンに出たくてクラブに行ってしまったのだった。何しろ馬場は全面泥の川状態で、横殴りのザンザン降りという最悪のコンディションだから、さすがにレッスン参加者は少ないかといえばさにあらず、なんと10名!!!もの部班レッスンになったのはビックリ(@_@)で、結構S氏ファンがいらしたということなのだろう。乗馬というスポーツには馬ともインストラクターとも一種の相性のようなものがあるらしく、S氏とは相性が良い感じだったので、辞められると知ったときはちょっとガッカリしたのだった。
うちのクラブのモットーは安全第一らしく、それゆえ馬のスピードを極度に抑えたレッスンなので、私はときどき軽井沢のクラブに行ったりして速めのスピードに馴れるようにしているのだった。そうでないと、外乗の際のスピードについていけなくて却ってキケンな目に遭うからなのだが、S氏は駈歩になったら余りストップをかけないので、馬たちのテンションが上がってだんだんスピードアップするのが私にはとても心地良かったのである。もちろんそれでヒヤッとしたことも何度かあるけれど、もうよほどのことがない限り落ちる気はしないし、とにかく軽井沢でかなりスピードアップした速歩をして以来、乗馬に関してはまずスピードに馴れるのが第一で、スピードに馴れてこそ、インストラクターの注意にも耳を傾けて落ち着いた動作ができるのだと思うのだった。S氏のお世話になり始めたのは軽井沢に行って以降なので、時期的にも良かったのかもしれない。とにかく一度ふたりきりで駈歩をしてどんどんスピードアップしながら馬場をノンストップで3周くらい回ったのがいい想い出になっていて、私はそれによって乗馬に対する恐怖心がすっかり取れたようなところがある。
今日はレッスン終了後にS氏が現れて「松井さん、いいですよ。もう合格ですよ。今日も見ていてちっともアブナイ感じがしなかったし、慌てさえしなければ大丈夫ですよ。松井さんは、いつも慌てて自爆しちゃいましたからね」というお別れのコトバを頂戴した。インストラクターは全員私よりもずっと若い方々だけれど、皆さん乗馬という一点において、人というものを実によく見てらっしゃることに私はいつも感心するのだった。
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コメント (3)
こちら大阪も雨がきつい1日です、それと風も相当なもんです。
おホホホ。Sさんの松井センセへの最後のメッセージを読んでいて、私の松井センセ像と重なったのが
おもしろいです。
私は文章でしか松井センセのことを存じ上げませんが、文章のテンポにいらち(関西以外の方へ、
おおむね、せっかちと言う意味です)な感じがしたもんで。インストラクターと新し語になっておりますが、簡単に言ったら教師ですもん、こちらが「へぇぇ~」と思うように見てるんですね。恐ろしや。
投稿者 毎晩晩酌 : 2011年05月29日 22:59
昨日のダービーも凄い状況でしたね。
雨が降った時、いつも思うのですが、馬達は雨粒や砂や
泥が目に入らないのでしょうか?
前の馬が蹴りだす砂の量はけっこうありますよね。
人間だったら目を開けていられないと思うのですが?
投稿者 小山 雅子 : 2011年05月30日 10:32
小山さまへ
たぶん馬も人間と同じように瞬時に目をつぶって砂や泥が入らないようにするのでしょうね。睫毛が長いから少しはそれでよけられるのかも。以前NHKで競走馬の調教師を取りあげた特番を見たときに、非常に素質のある名馬でも、馬群に揉まれると前を行く馬の蹴り出す砂粒の痛さを嫌がって途中からずるずる後退してしまい、結果、素質ほどの勝利が得られなくて苦労するという話を知りました。うちのクラブでも雨をひどく嫌がる馬もいるし、昨日乗った馬は停止状態の時は顔を横に向けていましたから、やっぱり苦手は苦手なんだろうと思いますよ。
投稿者 今朝子 : 2011年05月30日 21:09