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2011年05月11日

松花堂弁当

整体治療の帰りに大宮エキュートでゲット。
気温差が激しくて躰がついていけない人も多かろうと思うが、私はしっかり食べていながら、絶食後にまだイマイチ胃腸が整っていない感じだと寺門先生に訴えるのだから図々しい。
食べることといえば、震災後2月経った今日、三茶時代にとてもひいきにしていて、ブログ読者のアンケートでも気になる店NO1に輝いた燻製屋「ヌーベ」から、5月29日をもって閉店するというお知らせが届いたのはちょっとショックだった。
「私どもだけではないと思いますが、長引く不況や震災などヌーベを続けていく事が困難な状況になってしまいました」という文面で、こうした例は相当数あるものと思いつつも、実際によく利用していた店がなくなると改めて二次被害の深刻さに思い至る。震災直後はなんとか持ち堪えても、ここに来て限界点に達する企業や商店、働く人びとが続々とあらわれるのではないか。
被災地となればむろん深刻さの度合いが違ってはいても、震災直後はなんとか持ち堪えた体力や精神力がここに来て限界点に達する方も多かろうと思われ、遅々として進まぬ仮設住宅建設やガレキの撤去などをこちらはただ見守るしかないのがもどかしい限りである。


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コメント (4)


著作を拝見してからお名前を見て、15年以上前に買った歌舞伎エンサイクロぺディアの人だ~!と最近気がつきました。

私も和種の馬での流鏑馬をやっているので、ブログでの乗馬の記事も楽しみにしております。一度和種に乗られるのもおすすめです。

オフ会申し込みをしてから特に確認メールなどはきてないのですが、希望者は全員参加できるということで当日行ってしまって大丈夫なのでしょうか。本人確認のため何か必要でしょうか。

小さい子がいるので午前中仕事の主人と子守バトンタッチしてから行くので開始時間より少し遅れてしまうかもしれません。

とても楽しみにしてるので当日熱でも出されてドタキャンにならないことを祈ります。

あとできれば当日うかがいたい話です。
長くなりますが質問フォームが消えてしまってたのでこちらに。

関東大震災で被災して、寝食に不自由した菊池寛が「我々文芸家にとって第一の打撃は、文芸ということが生死存亡の境においては、骨董書画などと同じように、無用の贅沢品であることを、マザマザと知ったことである」と書いてます。

一方で芥川龍之介は「芸術は生活の過剰だそうである……しかし人間を人間たらしめるものは常に生活の過剰である。僕等は人間たる尊厳の為に生活の過剰を作らなければならぬ……過剰を大いなる花束に仕上げねばならぬ」と書いています。

今朝子さんは震災前震災後でこれからの作品の構想が大いに変わった点などありますか?またこういう時期の文化の力についてはどうお考えでしょうか。

私自身では今より子どもが小さくて自分の時間がほとんど皆無の時、夜寝る前のほんの15分ほどの読書の時間が楽しみでだいぶ救われたことがあります。

投稿者 まるい : 2011年05月12日 10:06

明後日のオフ会、楽しみにしております。ここに書かせていただくのも恐縮ですが、仕事のため、遅刻となってしまいます。大変申し訳ございません。必ずうかがいますので、何卒よろしくお願い申し上げます。

投稿者 井上裕子 : 2011年05月12日 10:38

松井今朝子様
森彰英氏の「武智鉄二という芸術」についての森氏との対談を改めてお願いしたいと存じます。ご都合のよい日時を2、3あげていただけたらと存じます。よろしくお願いいたします。

投稿者 週刊読書人植田康夫 : 2011年05月12日 11:03

自分が贔屓にしていたお店が閉店になるほど悲しいものはありませんね。
それも原因が震災余波とあっちゃ、惜しいですね。
交際費が締められたせいなのか、それとも取引銀行が融資を渋りだしたせいで続けられなくなったのか。
なんかええお店ほど無くなっていってる気がします。
燻製屋のシェフが「空気のきれいな郊外で新スタートしよ」なんて思い立って松井センセの
お住まいの近くに引っ越してくるといいですね。

投稿者 毎晩晩酌  : 2011年05月12日 19:19

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