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2011年04月20日

なべ家+ネパール料理

今日は午前中から出かけてまず整体治療を受け、次に例の新潮社のオイシイお仕事で「なべ家」の会食、さらに進藤さん宅を訪問し、近所のネパール料理店「ゴルカ」のテイクアウトで晩ご飯をご一緒する。ここはカレーも結構いけるが、アチャーレという胡麻和えが絶品だ。雑誌に掲載されるのでここには書かないが、今日は「なべ家」もいつもにましてのご馳走で、まさに口福な一日でした。
もっとも話題はどこも決して明るいものとはいえず、寺門先生やアシスタントの青年とも原発問題を熱く語り合い、「なべ家」のご主人は「石原さんがボロくてキケンだなんて言ってたけど案外こんどの地震で保ちましたしねえ。豊洲は液状化してんでしょ。どうするんですかねえ」と築地市場移転問題に話が及び、小林姐さんから原稿の締め切りを来週と伝えられた松下先生は、「来週のことなんてもう誰もわかりませんよ。東京が無くなってるかもしれないじゃありませんか」と恐ろしいことを宣うのであった。
要介護5のお母様を抱えた進藤さんは、やはり日々とても大変そうだが、今日はデイ・サービスを受けられた日とあって、とてもお元気で、食事も独りでなさるし、受け答えもしっかりしてらっしゃった。彼女自身は勿論しっかりしていて、幾分か達観したようなところもあり、身の周りでは、この間けっこう狼狽えたり、気弱になった人も多かった中で最も変わらなかった人である。震災に関しても、「若い子が被災地で自分たちを必要としている人がいるということを実感できたのはとてもよかったんじゃないかなあ。彼らは今までそれをなかなか実感できなくて苦しんでたわけだから」と実に前向きなとらえ方をしている。原発に関しては「原爆でやられたのも日本だけ、今度のような事故を起こしたのも日本だけとなったら、私たちができるのは身をもってこれは本当に恐ろしいものだと世界に訴えることしかないんじゃないの。人間は自分たちで止められないようなもんにやっぱ手を出しちゃいかんのよ」というキッパリした意見だった。
進藤さんを訪問したのはお母様のお見舞いかたがたオフ会の件を報告するためだったが、けさは幻冬舎のヒメから、オフ会の参加申し込み欄に自分は昨日まで全く気づかなかったので心配です!!というメールが来たため、すでに相当数の、オフ会としては十分すぎる申し込みを頂戴しつつも、気づかないままで終わってしまう方が出ないよう、改めてHPの右上にご注目くださいと申しあげておきます。


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コメント (3)


おとといからオフ会参加が出ているのに気付いたので、やっと今日申し込みました。多分抽選になるくらい申し込みがありそうな気がします。
 進藤さんのおっしゃる通り、原爆を平和的に利用しようとした原発には、安全と宣伝されるたびに非常に本当に大丈夫かしらと不安が湧き上がりましたが、今回の地震で利用できるかできないかを見極めるのに、今の政治家では不安が大きいです。お金のことばかりを言うのは、下卑てると思い今までのコメントを恥じていますが、核廃棄物の処理が不法投棄に似たものや管理できない状況であるならば、これ以上の稼動はして欲しくないです。稼動するなら今ある原発の古いものから同時に稼動を止めてほしいす。処理に人の一生分の年月位を必要とするとは知りませんでした。その上、廃棄物がたまり続けて、処理できないなんて・・・!!!
 せめて少しずつでも減らしていくことはできないのでしょうか?。子どもや孫世代の次の世代のために。放射線物質についてよくはわかりませんが、実り豊かな素晴らしい自然が損なわれたのは明白です。そして、人も。
 これから先、ノーモア広島のようにノーモア福島と他人事のように処理されたくないです。 
 
 ふざけるな!!! 
 傍観者たち   《でも私も傍観者でそのうち被害者?》
 
 多分根絶は無理なら、少しずつ減らしなくしたいものです。 
 話は変わりますが、最近新聞を読む気がしません。個人的にうつ状態気味ではありますが、地震関係の記事が美談で埋まっていて、悲しく辛いとともに、人間の汚い状況を全て無かったものかのように感じる全ての記事に尊敬の念と共に反吐が出そうです。私は、つくづく上等に入る人間の部類ではないと思い気分が落ち込みます。 
 正直に言えばもっと現場にいる人に寄り添った記事にして欲しいです。書きにくいのはわかるけれども、はるか昔の士気を高揚する戦時中の美談のような記事やコメントは無いほうがましで、客観的に至急に必要なものと数、これから先に必要なものや今後もとても困っている状況や必要物品などの手配受付リーダーなどの本当に被災地で望まれているものの記事がほしいです。被災地の状況は知りたいですが、お涙頂戴の記事は五年後くらいに今のものをその頃にしてもらえるとありがたいように思います。
 ここに書き込むのも変なのですが、・・・すみません。

投稿者 nao : 2011年04月20日 23:56

今気づきました、と言うかブログに書いていただいて良かったです。毎日拝見しているのにオフ会まだかなと思ってました。
早速申し込みました。抽選になったりしますか?

投稿者 sachi : 2011年04月21日 12:44

原発は危険やからイヤヤけど、他の安全な発電方法はないので、仕方がないというのが、
皆がわかっている暗黙の了解です。
クリーンな風力発電はあれはあれで、風車の低周波が発生するところの騒音被害が住民を悩ましていると、TVで見ました。24時間絶えず耳鳴り音がしているので、眠れなくなり、精神安定剤が手放せなくなり、さりとて新天地に引っ越すのも自腹では出来ないので困っているのだとか。
電力会社はキレイなイメージの宣伝にお金を使い過ぎですね。それよりそんなにお金が余っているのなら、廃棄物処理の実態を公表して処理にお金を使って欲しいと思います。
プルサーマル計画なんて欧州の原子力最先端国でも大変やのに、理想的なCM時々流してからに。
この地震で私初めて知りましたが、原子力安全保安員は原発推進派で集まった天下り先機関(ここは経産省OBのオイシイ場所)なんですが、他にもあと2つぐらいあって、原発反対派グループ、中立派グループという感じで。それらも天下り先にもちろん、なってます。(たぶん経産省以外でしょうな)
OBどもの元役人にすれば、地震がなけりゃ、安穏と給料を貪れたのにとくらいしか思ってないんでしょうな、ああ腹の立つ。

投稿者 毎晩晩酌  : 2011年04月21日 14:30

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