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2011年04月17日

おこわ弁当、蒸し鶏の30品目サラダ

乗馬の帰りに大宮エキュートでゲット。
今日も夕方から1鞍だけ騎乗して、お相手は例のチア君で、なにせお爺さんだから背中が張りやすく、動きだすまでに時間がかかるが、いったん動きだすと今度はテンションがあがり過ぎて制御が難しくなる。今日は背中が硬そうだったが、鐙に立って腰を鞍につけずに乗っていたらだんだんスムースな動きをするようになり、最後は久々に巧く駈歩が出たのでホッとした。自馬でなくても長期間同じ馬に乗り続けていると、お互い気心が知れるようなところがあって、馬はこちらがビビッてるのをまるで見透かしたように駈歩で走らなかったり、またこちらも今日の躰だとあまり無理はさせないでおこうと思ったりして、言わず語らずのコミュニケーションが成立してる?ような気にさせられるところは乗馬の醍醐味といえそうだ。これは乗馬に限らず、生き物と暮らしている人は誰しも言わず語らずのコミュニケーションが成立してる?ような気になるだろうし、そのことは実は人間にとって非常に重要なことではなかろうか、と生き物好きの私は思うのである。なぜなら人間も生き物だから、言わず語らずのコミュニケーションでお互い察し合うこともあながち否定されるべきではないし、そもそも日本人はその点に長けた民族のはずだったのだが、昨今はどうもそんな感じでもなくなってきたような気もする。ひょっとしたら相当優秀なエリートでも、というよりもその手のお受験勝ち抜き組エリートみたいな人ほど他人の気持ちを察するイマジネーション不足なのではなかろうか、と思ってしまうのは、震災・原発事故被災者に向けた政府側の対応が毎度あまりにもお粗末だからである。
たとえば今夜のNHK7時のニュースでようやく原発事故対策のロードマップが提示されたのは、実現の可否は別としても,遅ればせながらの前進であるには違いないのだけれど、収束まで最低半年以上はかかると宣言しておきながら、現在体育館のような場所での避難を余儀なくされている方々に、その間の住居は早急に用意するというようなフォローが全くなかったようであることにはさすがに呆れたのだった。住まいの提供はもちろんするにしても、最初の段階でそれを含めて聞かせられるのと、ただ半年以上かかると宣言されるのとでは、聞く側の精神的なショックはまるで違うはずだということくらい、ふつうに想像がつくはずだし、仮設住宅に関して仮に現段階ではアテがなくても、必ず用意しますというひと言を添えるだけの発想がもはやこの国の役人には無いのだとしたら、それはエリートの出来損ないというよりも作り損ないの教育を根本から改めなくてはならないのではなかろうか。


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コメント (6)


コメント有難うございました。
とても嬉しゅうございました。
小説で描かれたとは言え、明治の御代の国のトップ達の凛とした威厳のある言葉や行いやお顔立ちを見るにつけ、
現在の政治家(与党・野党問わず)には国を想う気概がひとつも感じられず、いわんやきゅうりやいちごを食べてみせるなぞ低能かつ下品の極みしかできない彼等が、日本国の代表かと思うと情けなくて、若き人々に良きお手本をお見せできない事に苛立たしさと恥ずかしさをおぼえます。

役人は一歩踏み出さず仕事終え

投稿者 小山 雅子 : 2011年04月17日 23:06

昨日の朝日新聞に小さく住宅メーカーが政府より割り当てられた仮設住宅を各メーカー不休で製作しているが、被災地の事情や政府の方針により作ったものを被災地で直ぐに建てる事が出来ないで倉庫に保管されていてメーカー側も困っている、といような趣旨の記事がありましたが、神戸と違い高台に建設を予定しながら、山際まで海岸が迫り、平地が少ない地方の災害の難しさがあると思います。

投稿者 お : 2011年04月17日 23:08

おはようございます。
全体への目配りが足りない気がしますね、何をするのでも。

教育はすぐに成果の出るものではない、ということもこの国の人たちは忘れてしまってるんじゃないでしょうか。

投稿者 ぱぐ : 2011年04月18日 07:42

おはようございます。
 今朝のNHKラジオで被災3県の消防団員の死者が200人を大きく超えているとのこと。みな壮年の地元にとってどんなに大切な人々であったことでしょう、切ないです。
 それにつけても義援金や、支援物資の送付と違って、立派な背広を着た方々の動きを見ているしかないだけいらいらが募ります。

投稿者 ROGA : 2011年04月18日 09:00

三陸ワカメ、昔から食べていて当たり前だったのが、当分買えなくなると思うと、勿体なくて、手持ち分を大切に味わっています。被災した妹の地元では、中学に入るとワカメの種付けから養殖を実践、収穫後の包装まで自分達で手がけ、修学旅行の際に東京で販売する総合学習を続けており、毎年、美味しいワカメが安く手に入りました。出回り始めた筍、今年の若竹煮は格別な味になりそうです。
「通販生活」と「ほぼ日刊」、被災者が失った製品を無償提供するそうで、愛用していた妹は大喜びです。特にカタログハウスの物は高額で、太っ腹で思いやりある配慮は、日頃の気骨のある主義主張を実践するもので、私もPRしたくなりました。

投稿者 ウサコの母 : 2011年04月18日 13:30

「今日はコメやめとこかな?」と思ってましたが、役人ネタなので参加させて頂きます。
必殺仕事人の中村主水シリーズの南町奉行所内のシーン、風刺が効いてて、よう、でけてましたな。
中でも主水が新人の見習い同心に「休まず遅れず働かずが役人3か条」と教えていたのが印象深いです。
今も昔も役人どもは、3か条を実践してる集合体。
かんばたらきができない人間の最高峰が、役人ワールド。
ですから理想の結婚相手は公務員と新聞に載った時には私ビックリしました。
今の娘っこは表面しか見られないのですね。嘆かわしいこっちゃ。

投稿者 毎晩晩酌 : 2011年04月18日 16:54

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