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2011年04月14日
西日本からのお客様
今日の午後はお茶の阪本先生と星野先生ご姉妹が初めて拙宅をお訪ねくださった。阪本先生は以前から新居を見たいと仰言りながら、そのチャンスがないまま年が明けて、そうこうするうち先月は震災が起きてお茶のお稽古がお休みになり、今月はお稽古をなさるというので、それなら花見がてら大宮にもいらっしゃいませんかとお誘い申しあげたところ、軽井沢在住のお姉様と駅で待ち合わせてお揃いでお越しになったのだった。新幹線だと大宮は京都と軽井沢の中継地点としても非常にベンリな駅なのである。
近所のイタ飯で遅めのランチをしてから拙宅をお見せして、そのあとは例の如く氷川神社へご案内。
「ほんまに上賀茂神社によう似てるわ~京都にいるのとちっとも変わらへんがな~」と阪本先生。「こういう神社があると、やっぱりなんやしらん、気持ちが落ち着くな~」と星野先生。この神社に案内した京都の人たちは、わが親族含めて、皆さん同様の感想を述べられるのがおかしい。
続いて散った桜の花びらでピンクの絨毯を敷き詰めたような大宮公園に案内したら、「ほんまにここええとこやわ~今朝子ちゃん、この神社のこと、もっと宣伝したげたら~」と言われ、「相当ブログで宣伝してるつもりですけど~」とお答えし、「確かに、確かに(笑)」と納得された。
それにしても、お茶のお稽古の再開が意外にも早かったのでビックリしたと申しあげたら、やはり京都では阪本先生の東上を引き留める方もいらっしゃったようで、それはさもありなんというべきか。「そやけど私はこの目でちゃんと様子を見てきます言うて来たんや。帰ったら、別になんともあらへんて皆に教えたげよ思うて」とのこと。実際問題この間に関東から関西方面に逃れた人も結構いらっしゃったようだし、といって本格移住をしない限り、関西に留まり続けるわけにもいかないから、阪本先生のお知り合いは、皆さんもう東京に戻られたそうである。
「海老蔵が京都のご贔屓すじのところへ逃げたという噂もあったようですけど」と言ったら、「そやねん、いろんな人から電話がかかってきて『そっちに行ってるんでしょう。今は情報がまわるから、隠したってすぐにバレるのよ』とか言われても、ほんまに、ほんまに京都には来たはらへんねん」とのこと。ただし、ゼンゼン別の人がたまたま先生のおうちにお泊まりなさった時に、珍しく「おいと」のおでんを出前で頼んだことがひょっとしたらあらぬ誤解を呼んだのかも?しれないらしいのである。一時は天皇が京都に行っちゃったから東京はもうアブナイとかいう噂をばらまいた人もいたようだし、本当にこんな狭い日本の中で根拠もない噂がぐるぐるまわっているのだから、海外で日本全体がとんでもない状態になっていると思われていても、これはもう仕方がないのであった。
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コメント (2)
氷川神社、氷川と言う響きに字体がステキですね。そんなのに似ているのが松涛、北白川、
浜田山・・・。
たくさんある中には、名前がキレイからどんなんでしょと行ってみたら、名前負けの所もあったりして。
阪本先生のおいとのおでんの出前の件、京都らしくて面白いです。
京都に限らず世間は狭いから隠し通すのは無理がある、遅かれ早かれどっからか漏れるもんですし。
デマって誰が最初に思い付くのでしょうか?
だからか、噂の真相と言う言葉があるんですね。
投稿者 毎晩晩酌 : 2011年04月15日 17:58
海老蔵さん、福岡で何人もの方に逢われてますよ(^◇^)
誰が京都って言われたのかしら?しかし、ほんまに東京から関西に逃げて?来られてる方って居られるんでしょうか?春休みには子供さん連れた方が確かに多かったと思いますが。
投稿者 お : 2011年04月16日 11:40