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2011年04月03日
ちらし寿司、黄緑色野菜のサラダ
乗馬の帰りに大宮エキュートでゲット。サラダがずいぶん値引きされてお買い得だったのは、消費者にしてみれば風評被害サマサマという感じだけれど……。
昨日と打って変わって冷え込んだ今日の馬場で、専用馬チア君は、やはりご老体のせいだろう、こちらを乗せてじっとしていられないほど背中が張っていた。こういう時は、なるべく背中に負担をかけないように乗るしかないので、腰を浮かせるようにして乗っていたら、だんだんお互いの息が合ってきて、最初の駈歩はやけにすんなりと出た。しかし前の馬につかえていったん止まったあとは、キレやすくて前の馬を噛みに行く恐れがあるので、わざと駈歩発進の合図を出さず、ひたすら速歩を続けて、コントロールを心がけていたら、意外にもインストラクターの方から、「松井さん、成長しましたよ~」と賞められたのだった。
乗馬ではいろいろと学ぶところがあるが、自然には絶対安全なんてことはない!!というのもその一つだろう。自然を相手にしたら、舐めてもいけないし、舐められてもいけない、ということもある。とにかく機械相手ではないから、何事もマニュアル通りにはいかないし、そのつど肌で感じることを信じて臨機応変に対処するしかない。そしてそれができることの自信をつければ度胸がすわる。実はこう見えて私は何か事あるごとにすぐビビってしまうとても肝っ玉の小さい人間で、今でも本質はさほど変わってないのだろうが、それでも乗馬をしてから少しは肝が太くなったように思う。地震直後に乗ったのは肝試しのようなところもあって、余震で馬が暴れだしたらどうしよう、という恐れとの闘いだった。こうした克己心が強くなるのは、やはり自然を相手に格闘するに等しいスポーツだからで、自然を馴致させるのはそう簡単にはいかないことを常に身をもって感じられる点こそが、自然から遠ざかった現代人にとっては最大のメリットなのかもしれない。
それにしても、今年は桜の開花が早そうだといわれていたのに、この分だと満開はまだまだ先のようだ。昔から花冷えという言葉があって、春先は意外に寒さがぶり返したりもするのだけれど、この開花の遅れがまたしても夏の異常気象につながることを今から恐れてしまう。
私はもっぱら時代小説を書いているが、バクゼンと江戸時代みたいな書き方はしないので、一代記的なストーリーでは主人公が必ずといっていいほど何らかの天災に遭遇するはめとなり、平和に見える江戸時代でも日本人は絶えず天災の恐怖と闘い続けてきたような印象を持っていて、そのつどそれらを文献で調べた結果、過去において地殻変動と異常気象はどうも連動しやすいことがわかっている。近年海外でそのことを科学的に裏付けた学説も出ているらしい。明治29年の三陸大海嘯の時は、まだ河川の整備が進んでいない時代だったから、秋は西日本が豪雨で大水害に見舞われて、30万人以上が避難したという記録もある。かといって、それがそのまま当てはまるわけでもないのが自然の難しいところで、日本国中どこで一体何が起きるかなんて、長年それらを研究している学者さんたちでさえ、だれもきちんとは予言できないのだから、こちらはこの際度胸をすえて、何があっても臨機応変に対処するという心構えでいるしかないのだろう。
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コメント (1)
いつも拝見しています。今日の朝日新聞にイシハラが知事選で優位にたっているとありました。そおいう人間で世の中はできているんだなあ、とアキレルやら、肝をすえてかからねばと自分を戒めるやらです。
ところで、馬とのつきあいを必死にやっている女性を紹介したいと思います。気がむいたら一度是非。
Θ living at the edge
投稿者 SRX : 2011年04月04日 05:21