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2011年03月23日
干しエビとターサイの炒め物、鯵の干物
巨大な干しエビは前にQPレシピ本のイラストレーター川口澄子さんから頂戴したもので、昨日岡野ご夫妻が活き活きした地元のターサイをご持参になったのでニンニクと一緒に胡麻油で炒め合わせてみた。塩胡椒で調味しただけだが、両方とも素材がいいので美味しく食べられました。
岡野ご夫妻のお住まいは斎藤佑樹投手の日ハム寮入りで話題になった千葉県の鎌ヶ谷市にあって、こちらよりもやや震源地に近いせいか最大震度6弱の揺れで、木造一軒家のご自宅は全く損傷がなかったにもかかわらず、余震でガタガタする度に家を飛びだす用意をしたそうである。「もう大丈夫。震度6弱に耐えたんだから、5とか4とかはへっちゃらよ」と岡野夫人は仰言った。
ふつう本震よりも大きな余震はないはずだけれど、今回は震源が広域にわたるので、余震も地域によっては揺れが大きく感じられるし、堅牢な建物でも高層ビルや高層マンションだったりすると、気持ちの悪い揺れが収まらず、誰しもなかなか気が安まらないのではなかろうか。それにもまさる放射能汚染!! 野菜に検出されるくらいなら、水道水に検出されないほうがおかしい!とは思っていたが、いきなり都内の金町浄水場で検出されたら、乳幼児や胎児を抱える女性のみならず、都民のショックは激しいものと想像される。これまた都内で検出されるくらいなら、近隣の県で検出されないほうがおかしい!という理屈に果たしてなるのかどうか。いずれにしろ、いくら成人の健康を害するほどの量ではないといわれても、またもや天然水の買い占めが大いに懸念されるところである。
前にも書いたが、私個人に関していえば、年齢的にみて、これまでさまざまな形で体内に摂取された農薬類や防腐剤や煙草のニコチンや大気汚染物質等々のほうが放射能よりよっぽど発病率を高くさせているはずなので、今回検出された程度の放射能量なんて全く問題にしていないのだけれど、低年齢者のリスクはなんとか下げたいもので、原子炉冷却装置の遅々たる復旧の間に今後どれほどの放射能洩れが起きるのかを想うと明るい気持ちには毛頭なれない。とはいえ一時は原子炉6機が全部メルトダウンを起こして東日本一円が壊滅することまで想定されていたことを考えると、それより少しはましなほうに事態は推移している。「震度6に耐えたんだから、5とか4とかはへっちゃらよ」というふうに、常に最悪の事態を想定して、それよりはちょっとましなところに落ち着いた事態を歓ぶということが、この未曾有の厄災を乗り切る最良の方法なのかもしれない。
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コメント (1)
他サイトへのリンクを貼ってしまいました。
申し訳ありませんでした。
●youtubeで、管谷昭・松本市長(ベラルーシでチェルノブイリ後5年半にわたり医療活動を行われた医師)の記者会見
●武田邦彦・中部大学教授HPの「特設スタジオ」
●山内正敏・スゥエーデン在住の研究者のHP「放射能漏れに対する個人対策」
お時間ある時にご覧ください。お友だちの外交官ご夫妻にも、ぜひ。
投稿者 waysea : 2011年03月25日 03:31